JPS5822122B2 - ウンカ・ヨコバイ類の防除方法 - Google Patents

ウンカ・ヨコバイ類の防除方法

Info

Publication number
JPS5822122B2
JPS5822122B2 JP4692779A JP4692779A JPS5822122B2 JP S5822122 B2 JPS5822122 B2 JP S5822122B2 JP 4692779 A JP4692779 A JP 4692779A JP 4692779 A JP4692779 A JP 4692779A JP S5822122 B2 JPS5822122 B2 JP S5822122B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
leafhoppers
active ingredient
water
planthoppers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4692779A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55139308A (en
Inventor
三村徳衛
山根藤壽
山本隆司
深田稔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Nohyaku Co Ltd
Original Assignee
Nihon Nohyaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Nohyaku Co Ltd filed Critical Nihon Nohyaku Co Ltd
Priority to JP4692779A priority Critical patent/JPS5822122B2/ja
Publication of JPS55139308A publication Critical patent/JPS55139308A/ja
Publication of JPS5822122B2 publication Critical patent/JPS5822122B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はウンカ・ヨコバイ類の防除方法に関する0 2−イミノ−テトラヒドロ−1,3,5−チアジアジン
−4−オン類 (式中、Rls R2s R3は置換基を表わす)のう
ちには、ワン力(例えばヒメトビウンカ、トビイロウン
カ、セジロウンカ)及びヨコバイ(例えばツマグ爾ヨコ
バイ)等の水田の重要害虫に著効を示すものがあること
か判明した(特願昭53−127194号参照)が、一
方この種化合物は一般に水溶解性に乏しく反面、土壌吸
着性が犬であるという性質を有することが判明した。
この性質は、製剤上は好ましいものではなく、例えば、
土壌を介して地上害虫を防除するいわゆる粒剤処理とす
る場合、有効成分薬量の損失を考慮する必要があるばか
りでなく、有効成分の田水への溶解性を確保する上で困
難を伴うことが予想される。
゛一般に、粉剤は使用上の簡便さもあって広く普及して
おり、一方上記チアジアジン類の優れたワン力・ヨコバ
イ類に対する殺虫活性を思うとき、それを粒剤の形で使
用することを可能とすることは極めて意義のあることさ
いうべきで、本発明者等はこのような立場から種々検討
した結果、意外にも、水浮遊性で粒状に組成した形で水
田水面に処理することによりウンカ・ヨコバイ類に対す
るチアジアジン類の殺虫活性か充分に発現されうろこと
を知った。
本発明において、ウンカ・ヨコバイ類に対シて殺虫活性
を有する2−イミノ−テトラヒドロ−1゜3.5−チア
ジアジン−4−オン類は次の化合物であり、1種又は2
種使用される。
(1)2−t−ブチルイミノ−3−イソプロピル−5−
フェニル−テトラヒドロ−1,3,5−チアジアジン−
4−オン;融点104〜106℃(2)2−1−ブチル
イミノ−3−イソプロビル−5−(p−メチルフェニル
)−テトラヒドロ−1,3,5−チアジアジン−4−オ
ン;融点118〜120°に れらの化合物は下記の試験方法によれば良好なワン力・
ヨコバイ殺虫活性を示す。
試験方法 ポット植え7〜8葉期イネの葉身先端部を切り落したの
ち、供試化合物の所定濃度の希釈液100m1をターン
テーブル上で散布する(圧力2ky/i’)。
風乾後、葉身2〜3CIrLをつけた葉鞘を長ざ15鑵
に切り取り水1mlを入れた直径1.8CTLX長さ1
8儒の試験管の中に入れ、その中へ供試昆虫を5頭接種
し、和紙でふたをしたのち25℃、60〜70%R,H
,の恒温恒湿室において5日後に生死を調査する。
1区4連制。供試昆虫 トビイロウンカ3令幼虫 ツマ
グロヨコバイ3令幼虫 ヒメトビウンカ3令幼虫上記試
験方法によって下記表−1に示す結果が得られる。
本発明の方法を行なう場合、上記ウンカ・ヨコバイ類に
殺虫活性を有するチアジアジン類は、仮比重が1以下の
鉱物質若しくは植物質の粒状若しくは破砕物に、例えば
油状物と共に混合して付着させるとか、または水溶性結
合剤で接着させるさかの方法により担持させて、全体さ
して、浮遊性粒状物に組成する。
ここに、水に浮く粒基材さしては、軽石、パーライト、
バーミキュライト等鉱物質のもの、ソバカス、モミガラ
、トウモロコシ芯破砕物等の植物質のもの及びポリエチ
レン、ポリプロピレン、発泡ポリスチレン等の合成樹脂
由来のものを挙げるこさができる。
このような粒基材は、形状は問わないで少なくきも65
メツシユ篩(タイラー標準篩)上に残るような大きさを
有することが必要である。
本発明において粒径を65メツシユ篩上に残るような大
きざと限定した理由は、65メツシユ篩通過の粒即ち微
粒剤F(粒径250〜65メツシユ)等に製剤すると有
効成分及び補助剤等からなる均一な粒剤になりにくく、
ひいては安定した効果が得られない結果となるからであ
る。
粒基材の粒度分布は9〜65メツシュ好ましくは104
8メツシユの範囲から適宜に選ぶことができる。
尚、有効成分の担持の仕方によっては粒度分布が粒基材
のそれより多少大きくなる場合があるので、このような
場合には粒基材は上記粒度分布よりその分だけ小さくさ
もよい。
油状物さしては例えば鉱物油、動植物油、有機溶剤、油
状農薬、グリコール類等を示すこさかできる。
水溶性結合剤としては例えばアラビアゴム、繊維素誘導
体、カゼイン、デンプン糊、ポリビニルアルコール、リ
グニンスルホン酸塩等を示すこさができる。
2−イミノ−テトラヒドロ−1,、3、5−チアジアジ
ン−4−オン類の使用量は製品中1〜10%゛位の範囲
、好ましくは2〜8%°(共に重量)位の範囲から適宜
に定めることができる。
なお、浮遊性粒状物の組成に際して、E面活性剤、撥水
剤(例えばステアリン酸、またはその塩)等の補助剤を
添加することもよい。
本発明の方法によれば、水田水面上に、粒状物が長期に
亘って浮遊するので、土壌吸着を避けることができるば
かりでなく、風波により吹き寄せられて水稲の株元近く
に集まり、水深の上下変動に伴って粒状物も上下変動し
、絶えず、株元近くでの有効成分の分布を高く維持する
ことかでき、補体下部が有効成分と接触する機会を多く
することができる。
撥水性粉剤とか油剤の形で水面施用した場合と比較した
試験によれば、本発明の方法による場合の方か殺虫効果
に優れた点か得られることが観察できるのであるか、そ
の理由の解析は今後の研究にまたねばならない。
次ぎに、本発明方法の有効性を例証する。
試験例 555分の1アールのプラスチックバットに土壌をつめ
、尿素入り化成20号(9−7−8)肥料20gを施肥
し、これに水稲(全南風5.5葉期)を6本1株として
8株移植し水深3cfrLに湛水した。
各葉剤を10アール当り4kgの割合で手まき散布した
処理後7日及び21日目に供試上(トビイロウンカ、ツ
マグロヨコバイ各抵抗性系統3令幼虫)を接種し5日後
に殺虫率を調査した。
実施例 1 パーライト(14〜32メツシユに整粒したもの)90
.3部にリグニンスルホン酸カルシウム液10部、水6
部を加えて回転配合機で攪拌しつつこれに有効成分の8
0%゛(重量)粉末(ホワイトカーボンさの混合粉砕物
)2.8部を加えて約5分間混合し、更にステアリン酸
カルシウム2部を加えて約3分間混合したのち、約80
°Cで通風乾燥して浮遊性粒剤とする。
実施処方 2 粒径0.5〜1.5mm(はぼ10〜32メツシユに相
当)に整粒したアククチツクポリプロピレン樹脂97部
をリボン型混合機に入れ回転させながらポリエチレング
リコール600を0.2部加え均一に展着させたのち有
効成分の80%(重量)粉末(ホワイトカーボンとの混
合粉砕物)2.8部を添加混合し粒表面を均一に被覆さ
せて浮遊性粒剤さする。
実施処方 3 パーライト(実施処方1に同じ)91.2部に農薬用マ
シン油6部を加えセメントミキサーで攪拌しつつこれに
有効成分の80%粉末(ホワイトカーボンとの混合粉砕
物)2.8部を加えて約10分間混合して浮遊性粒剤と
する。
比較処方 1 7号硅砂90.3部にポリビニルアルコールの20%°
水溶液10部を加えて回転配合機で攪拌しつつ、これに
有効成分の80%(重量)粉末(ホワイトカーボンとの
混合粉砕物)2.8部を加え約10分間混合したのち約
80℃で通風乾燥して粒斉1拮する。
比較処方 2 有効成分2部、ステアリン酸カルシウム1部、クレー9
7部を均一に混合粉砕し、撥水性粒剤とする。
比較処方 3 パーライト(タイラー標準篩により65〜250メツシ
ユに整粒したもの)94部にポリビニルアルコール2部
と水6部を加えて攪拌し有効成分を2部加えて均一に混
合し、更にステアリン酸カルシワム2部を加えて混合し
約80°Cで通風乾燥し撥水性微粒剤Fとする。
比較処方 4 有効成分2部、キシレン45部、シリコンオイル5部、
非イオン系界面活性剤1部及び農薬用マシン油を均一に
溶解し油剤さする。
比較処方 5 パーライト(タイラー標準篩により14〜32メツシユ
に整粒したもの)90.5部にポリビニルアルコール2
部、有効成分原体4.5部、含水硅酸(硅藻土)3部を
均一に混合した粉末を水6部を加えて混合攪拌し流動乾
燥し浮遊性粒剤さする。
比較処方 6 有効成分原体4.5部、リグニンスルホン酸カルシウム
5部、非イオン系界面活性剤0.2部及びクレー90.
3部を均一に混合し水を加えて捏和し押出し造粒し乾燥
後14〜32メツシユ(タイラー標準篩による)に整粒
して沈降性粒剤とする。
比較処方 7 パーライト(タイラー標準篩により14〜32メツシユ
4に整粒したもの)82部に農薬用マシン油8部を加え
て混合し有効成分原体6部及びホワイトカーボン4部を
均一に混合粉砕した粉末を加えて表面を被覆して粒剤さ
する。
比較処方 8 クレー97.8部、ポリビニルアルコール2部及び非イ
オン系弄面活性剤0.2部を適量の水でよく混練し押出
し造粒し乾燥後14〜32メツシユ(タイラー標準篩に
よる)の粒基材を得る。
これに有効成分原体6部とフェニルセロソルブ4部との
溶液を加えて含浸(インプレ)させて粒剤とする0 次ぎに若干の実施例を示すか、本発明はこれのみに限定
されるものではない。
実施例 1 有効成分さして化合物1を選び、実施処方1に従って調
製した浮遊性粒剤を、製品として10アール当り4kg
の割合でウンカ・ヨコパイ類防除の目的に水田水面に施
用する。
実施例 2 有効成分として化合物2を選び、14〜48メツシユの
パーライトを用いて実施例1に従って調製した浮遊性粒
剤を、製品として10アール尚り4kgの割合でワン力
・ヨコパイ類防除の目的に水田水面に施用する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 12−t−ブチルイミノ−3−イソプロピル−5−フェ
    ニル−テトラヒドロ−1j3j5−チアジアジン−4−
    オン及び、又は2−t−ブチルイミノ−3−イソプロピ
    ル−5−(p−メチルフェニル)−テトラヒドロ−1,
    3,5−チアジアジン−4−オンを有効成分きして用い
    、この有効成分を水浮遊性で65メツシユ(タイラー標
    準篩)篩上に残るような大きさを有する粒剤とした形で
    水田水面に処理してウンカ・ヨコバイ類を防除すること
    を特徴とするウンカ・ヨコバイ類の防除方法。
JP4692779A 1979-04-17 1979-04-17 ウンカ・ヨコバイ類の防除方法 Expired JPS5822122B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4692779A JPS5822122B2 (ja) 1979-04-17 1979-04-17 ウンカ・ヨコバイ類の防除方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4692779A JPS5822122B2 (ja) 1979-04-17 1979-04-17 ウンカ・ヨコバイ類の防除方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55139308A JPS55139308A (en) 1980-10-31
JPS5822122B2 true JPS5822122B2 (ja) 1983-05-06

Family

ID=12760958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4692779A Expired JPS5822122B2 (ja) 1979-04-17 1979-04-17 ウンカ・ヨコバイ類の防除方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5822122B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61174918U (ja) * 1985-03-30 1986-10-31

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5865203A (ja) * 1981-10-12 1983-04-18 Mikasa Kagaku Kogyo Kk 水面浮遊性生物活性物質含有組成物
JPH05155703A (ja) * 1991-12-06 1993-06-22 Nippon Bayeragrochem Kk 水面走行性製剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61174918U (ja) * 1985-03-30 1986-10-31

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55139308A (en) 1980-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0665641B2 (ja) 農薬粒状製剤
JPH0656605A (ja) 粒状農薬組成物及びその製造法
JP2694926B2 (ja) 農園芸用顆粒水和剤およびその製造法
JPS5822122B2 (ja) ウンカ・ヨコバイ類の防除方法
CN1303232B (zh) 防治蜗牛的制剂和方法
JPH08505368A (ja) 粒状の水溶性または吸湿性の農業用配合物およびその製造法
JPH09194302A (ja) 改良された農薬固形製剤
JP2003261401A (ja) 水田用農薬固形剤
JP2870042B2 (ja) 水面浮遊集積性固状農薬製剤
US5019155A (en) Herbicidal granular compositions
JPS58124704A (ja) 農業用防疫用粒状薬剤
JPS5826882B2 (ja) 水面施用用農薬粒剤
JPH0578204A (ja) 水面施用浮遊性農薬製剤
JPS59164705A (ja) 放出制御製剤
JP2602691B2 (ja) 水浮遊性固状農薬製剤
JPS5828841B2 (ja) 水面施用用農薬粒剤
JP4330322B2 (ja) 水面浮遊性除草製剤
JPH07110188B2 (ja) 飼養舎用敷粉
JPH0512321B2 (ja)
JPH01211504A (ja) 固状農薬組成物
JPS637162B2 (ja)
JP2003183106A (ja) 水面浮遊性農薬製剤
JPH06256079A (ja) 肥料及び土壌改良方法
JP2522935B2 (ja) 残効性の改良された殺虫組成物
KR20200119033A (ko) 천연 포졸란을 이용한 페인트 첨가제의 제조 방법