JPS58220660A - 釜めし - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、即席釜めしに関する。

従来における即席食品は調理に際し清浄な水を必要とす
る。従って、非常食として用意してあっても実際には水
がないために使用できない場合が多い。また、従来の即
席食品では一旦完全に炊き上げた御飯を再び火にかけて
温め厚して食べるやり方であるため、御飯本来の風味が
乏しく姑いしくなかった。特に、釜めしは通常の場合で
も水かげんが難しく、また完全に炊きあがるまでｋは相
当の時間を要すると共に調理方法に相当詳しい人でもお
いしく炊き上げるのが困難であった。□ 本発明は上記の事態に鑑みてなされたもので、調理に際
し新たな水を必要とせず、素人でも簡単に調理すること
ができ、しかも極めて短時間のうちに炊きあが□り更に
は長期間保存がきくため日常の即席食品としては勿論ピ
クニック等の携帯用、災害等の非常食として便利・で、
更に一旦完全に炊き上げたものを放冷後再度温めて食べ
るものと異なり、最初に炊いた御飯と同様の風味のある
即席釜めしを提供することを目−的とする。

すなわち、本発明による即席釜めしは、真空パックした
前処理済みの御飯と、真空パックし。

た前処理済みのかやく付のスープとより成ることを特徴
とする特 真空パックした前処理済みの御飯（以下単に御飯という
）は次のようにして調製する。

先ず１．所定量の米（無洗米を使用）を水洗い、した後
、２時間以上水に浸す。次いで、水切りした状態で約３
０分保持した後、−成分の釜めし用として所定量の米（
約１６０ｇ程）をポリエチレン等のプラスチック製の袋
に入れて常法により真空パックする。この真空パックし
たものを加熱、殺菌する。加熱、殺菌は３０分ないし１
時間７０〜８０℃に保持して行う。

一方、真空パックした前処理済みのかやく付のスープ（
以下単Ｋかやく付スープという）は次の如く調製する。

先ず、かやく材料として、しめじ、にんじん、ゴボウ、
椎茸、竹のこ、鶏肉、タマゴ（うづらの卵）その他の具
を所望の大きさに切り、煮付け等の方法で調理した後−
“これらを以下に示す種々の調味料、水などよりなるス
ープと共にその１人分用をポリエチレン等のプラスチッ
ク製の袋に入れて真空パックする。次いで、この真空パ
ックしたものを３０〜６０分、７０〜８０℃に保持して
加熱殺菌処理を行う。

スープの成分例（１人分、単位９） 醤　　　　　　　　油　　　　　　　　　４．０エキス
トラ０．９ 砂　　　　　　　糖　　　　　　　　　２．６４塩　　
　　　　　　　　　　　２．８５カ　　　ル　　　メ　
　　ラ　　　　　　　　　　　　　　０．１３３水　　
　　　　　　　　　１６．に のようにして調製した御飯とス、−プ付かや（は、各々
一対ずつ組合せて素焼きり釜に容れて、或いは一対ずつ
を別途に包装し°て、また数組組合せた所望の形態とす
ることができる。

次に調理方法について説明する。

先ず、真空パックを破り、中の米をほぐしんから釜（又
は別の容器）にあける。次いで、スープとかやくを釜の
中へあけ、蓋をして火にかける。強火で５分程度炊き込
み、吹きこぼれ【。

くると同時に蓋を取り、そのまへ吹きこぼれない程度の
弱火で３分程度炊き込めば、おいしい風味のある釜めし
ができ上る。なお、最後の炊き込み後、蓋をして５分程
蒸らすことにより、更に全体がふっくらとした出来上り
となる。

本発明は上記したようになるから、調理に際し新たな水
を要せず、また面倒な水加減も要せず、火さえあれば素
人でも極めて簡単にしかも短時間のうちに最初の炊き上
げ御飯と同様の風味を有する釜めしを作ることができる
。また、御飯とかやく付スープは予め前処理され、真空
パックされ【いるから長期間の保存に適し、日゛常の即
席食品としては勿論、ピクモツク等の携帯用や災害時の
非常食とし極めて便利な即席釜めしを提供することがで
きる。

特許出願人 株式全社　塚越食菌研究所 代　　理　　人

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 米を所定時間水に浸し、水切りした状態に、保持した後
   ポリエチレン等のグラスチック製の袋に入れて真空パッ
   クし、加熱殺菌処理し【なる真空パックした前処理済み
   の御飯と、所望の調味料、水等よりなるスープと調理済
   みのかやくとをポリエチレン等のプラスチック製の袋に
   入れて真空パックし、加熱殺菌処理してなる真空パック
   した前処理済みのかやく付スープとより成ることを特徴
   とする釜めし。