JPS58220355A - 酸化銀電池の製造法 - Google Patents
酸化銀電池の製造法Info
- Publication number
- JPS58220355A JPS58220355A JP10323782A JP10323782A JPS58220355A JP S58220355 A JPS58220355 A JP S58220355A JP 10323782 A JP10323782 A JP 10323782A JP 10323782 A JP10323782 A JP 10323782A JP S58220355 A JPS58220355 A JP S58220355A
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- Japan
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- positive electrode
- pellet
- silver oxide
- conductive material
- battery
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/06—Electrodes for primary cells
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、酸化銀(I)(Acr20) を用いる酸
化銀電池の正極の製造法に関するものである。
化銀電池の正極の製造法に関するものである。
2ページ
酸化但電池は、時計、カメラ、電卓などのポータプル電
子機器の電源として広く一般的に用いられている。これ
らの電子機器は、エレクトロニクス技術の著しい発展に
伴い小型化、薄型化が進められている。このため、それ
らの電源としての酸化銀電池も、小型化、薄型化が要求
されている。
子機器の電源として広く一般的に用いられている。これ
らの電子機器は、エレクトロニクス技術の著しい発展に
伴い小型化、薄型化が進められている。このため、それ
らの電源としての酸化銀電池も、小型化、薄型化が要求
されている。
一般に、酸化銀電池では、正極活コとしての酸ハ
化銀(I)に導電材として黒鉛等を5〜10重量嘱混合
したものを用いている。この導電材の量は、重量係で表
すと少なくみえるが、体積係で表すと非常に多いことが
わかる。たとえば、酸化銀(I)90重量係に対し10
重量饅の黒鉛を配合した合剤の場合、黒鉛は体積係で約
28%でがなりの部分を占める。電池の放電容量は、電
池容積中にいかに多くの活物質を詰めるかで決まり、導
電材は少ない処方がよい。しかし、少なすぎると電池の
内部抵抗が高くなる。
したものを用いている。この導電材の量は、重量係で表
すと少なくみえるが、体積係で表すと非常に多いことが
わかる。たとえば、酸化銀(I)90重量係に対し10
重量饅の黒鉛を配合した合剤の場合、黒鉛は体積係で約
28%でがなりの部分を占める。電池の放電容量は、電
池容積中にいかに多くの活物質を詰めるかで決まり、導
電材は少ない処方がよい。しかし、少なすぎると電池の
内部抵抗が高くなる。
従来、酸化銀電池の容量を向上する策として、正極活物
質である酸化銀に導電材を混合せずに一次成形をし、一
つは還元剤による処理で銀層を作3ページ り集電効果を得る方法、他方はそのまま本成形して電池
を作り、予備放電により正極表面に銀層を作り集電効果
を得る方法がとられた。しかし、これらの方法は、工程
数を増すことや、集電体が高価な銀を用いることから、
コスト高を招いた。
質である酸化銀に導電材を混合せずに一次成形をし、一
つは還元剤による処理で銀層を作3ページ り集電効果を得る方法、他方はそのまま本成形して電池
を作り、予備放電により正極表面に銀層を作り集電効果
を得る方法がとられた。しかし、これらの方法は、工程
数を増すことや、集電体が高価な銀を用いることから、
コスト高を招いた。
また、電池容器材料の厚みを薄くし、内容積を増す方法
もあったが、容器の強度が弱くなり、封口部のかしめ状
態が悪く、it漏液性などに問題があった。
もあったが、容器の強度が弱くなり、封口部のかしめ状
態が悪く、it漏液性などに問題があった。
本発明は、酸化銀を用いた電池の場合、放電土成物が銀
で、それ自身集電効果をもち、放電の初期に正極表面上
にのみ導電材が存在す扛ばよいことに着目し、上記従来
例の欠点をなくし、高容量の酸化銀電池を得る方法を提
供するものである。
で、それ自身集電効果をもち、放電の初期に正極表面上
にのみ導電材が存在す扛ばよいことに着目し、上記従来
例の欠点をなくし、高容量の酸化銀電池を得る方法を提
供するものである。
本発明は、第1図に示すように、−まず、酸化銀と結着
剤を混合した合剤を一次圧縮成形して、負極に対向させ
る側の面を粗面化した正極ベレット1□1 1を作成する(−)。この場合、ベレットに粗面2を形
成するような金型を用いるのがよい。
剤を混合した合剤を一次圧縮成形して、負極に対向させ
る側の面を粗面化した正極ベレット1□1 1を作成する(−)。この場合、ベレットに粗面2を形
成するような金型を用いるのがよい。
次にこのベレットの粗面に、導電材の粉末を付着させる
(b)。3は導電材の層である。
(b)。3は導電材の層である。
次に、このベレットを正極容器4に入れ、常法に従って
二次圧縮成形して容器4へ一体に結合する。
二次圧縮成形して容器4へ一体に結合する。
この方法によれば、正極の負極対向面に導電材が存在す
る層を形成することができ、電池での内部抵抗を低下さ
せることができる。
る層を形成することができ、電池での内部抵抗を低下さ
せることができる。
また、導電材は、正極ベレットの粗面に付着され、二次
成形によりベレット構成材を一部かみ込んだ状態でベレ
ット自体に結合されるので、集電体としての機能を十分
に発揮する。導電材をベレットの平滑な表面に付着した
のみでは、電解液を注入した場合、導電材の層は容易に
正極から剥離し、導電材としての機能を十分に発揮でき
ないのである。
成形によりベレット構成材を一部かみ込んだ状態でベレ
ット自体に結合されるので、集電体としての機能を十分
に発揮する。導電材をベレットの平滑な表面に付着した
のみでは、電解液を注入した場合、導電材の層は容易に
正極から剥離し、導電材としての機能を十分に発揮でき
ないのである。
本発明の一次圧縮成形に用いる合剤粉末には、特に導電
材を混合する必要はないが、若干加えてもよい。
□ また、−次圧縮成形したベレットにこの導電材を付着さ
せる方法としては、その粉末をベレット5ベーニf 上へ散布するなどの方法を採ることもできる。しかし、
次の二次圧縮成形のために、ベレットヲ正極缶内へ移動
させる際、粉末が飛散するなどにより、付着量を一定に
するのが困難であるから、以下のような湿式による付着
方法を採るのがよい。
材を混合する必要はないが、若干加えてもよい。
□ また、−次圧縮成形したベレットにこの導電材を付着さ
せる方法としては、その粉末をベレット5ベーニf 上へ散布するなどの方法を採ることもできる。しかし、
次の二次圧縮成形のために、ベレットヲ正極缶内へ移動
させる際、粉末が飛散するなどにより、付着量を一定に
するのが困難であるから、以下のような湿式による付着
方法を採るのがよい。
すなわち、導電材の粉末を水、有機溶媒などの分散媒に
分散させてペースト状にし、これをベレットの粗面に塗
着する方法である。また、ベレット自体を適当な液でぬ
らした後、導電材の粉末を付着させる方法もある。この
ような湿式法で導電材をベレットに付着させ、次に乾燥
する方法を用いれば、導電材の飛散を防止し、常に一定
の品質をうろことができる。 ゛ 以下、本発明の詳細な説明する。
分散させてペースト状にし、これをベレットの粗面に塗
着する方法である。また、ベレット自体を適当な液でぬ
らした後、導電材の粉末を付着させる方法もある。この
ような湿式法で導電材をベレットに付着させ、次に乾燥
する方法を用いれば、導電材の飛散を防止し、常に一定
の品質をうろことができる。 ゛ 以下、本発明の詳細な説明する。
実施例1
酸化銀(I)98.5重量%、テフロン系結着剤1.6
重量%の割合で混合した正極合剤粉末200 mQ f
、内径8.65mmで、第1図における表面形状寸法a
(正弦波の波長)が0.4 rnrn 、 b (正弦
波の振幅)が0 、15111111となるような金型
に入れ、3トンで一6ページ 次圧縮成形してベレット自体る。次に、4ooメツシユ
のふるいを通過する粒径の黒鉛を非イオン系界面活性剤
で水に分散させたペースト状のもの(黒鉛分10重量%
)を前記ベレットの粗表面に一度塗布し、60℃で1時
間乾燥させる。さらにそれを正極容器に入れ二次圧縮成
形する。
重量%の割合で混合した正極合剤粉末200 mQ f
、内径8.65mmで、第1図における表面形状寸法a
(正弦波の波長)が0.4 rnrn 、 b (正弦
波の振幅)が0 、15111111となるような金型
に入れ、3トンで一6ページ 次圧縮成形してベレット自体る。次に、4ooメツシユ
のふるいを通過する粒径の黒鉛を非イオン系界面活性剤
で水に分散させたペースト状のもの(黒鉛分10重量%
)を前記ベレットの粗表面に一度塗布し、60℃で1時
間乾燥させる。さらにそれを正極容器に入れ二次圧縮成
形する。
実施例2
酸化銀(I)98.5重量係、テフロン系結着剤1.5
重量係の割合で混合した正極合剤粉末200Bを、内径
8 、55mmで、第1図における表面形状寸法aが0
.55mm、l)が0 、20mmとなるような金型ニ
入し、3トンで一次圧縮成形し、ベレットを作る。次に
粉を分散させたブタノールにッケル分20重量%)ヲ、
ベレットの粗表面に二度塗布し、60℃で1時間乾燥さ
せる。さらにそれを正極容器に入れ二次圧縮成形する。
重量係の割合で混合した正極合剤粉末200Bを、内径
8 、55mmで、第1図における表面形状寸法aが0
.55mm、l)が0 、20mmとなるような金型ニ
入し、3トンで一次圧縮成形し、ベレットを作る。次に
粉を分散させたブタノールにッケル分20重量%)ヲ、
ベレットの粗表面に二度塗布し、60℃で1時間乾燥さ
せる。さらにそれを正極容器に入れ二次圧縮成形する。
第2図は上記実施例の正極を用いた5R920(直径9
.5mm、総高2 、0mm )のボタン形酸化銀電池
を示す。図中6は亜鉛粉をゲル状にした負極。
.5mm、総高2 、0mm )のボタン形酸化銀電池
を示す。図中6は亜鉛粉をゲル状にした負極。
7ベージ
6は封目板である。1は導電材が負極対向面に局在する
ように製造された正極で、水酸化カリウムの30重量係
水溶液を注液している。4は鉄にニッケルメッキした正
極容器、7はエチレンと、ビニルアルコールのグラフト
共重合体よりなるセパレータ、8は樹脂の不織布よりな
る含液材、9はナイロンよりなるガスケットである。
ように製造された正極で、水酸化カリウムの30重量係
水溶液を注液している。4は鉄にニッケルメッキした正
極容器、7はエチレンと、ビニルアルコールのグラフト
共重合体よりなるセパレータ、8は樹脂の不織布よりな
る含液材、9はナイロンよりなるガスケットである。
ここで実施例1の正極を用いた電池をA、 tた盲
実施例2の正極用いた電池iBとし、比較例としハ
て、酸化銀(I)93.5重量%に対し、6重量%の黒
鉛と1.6重量%のテフロン系結着剤を混合した正極合
剤を電池A、Bと同程度の正極体積になるように秤量し
、−次および二次圧縮成形して、構成した電池をCとす
る。
鉛と1.6重量%のテフロン系結着剤を混合した正極合
剤を電池A、Bと同程度の正極体積になるように秤量し
、−次および二次圧縮成形して、構成した電池をCとす
る。
次表に上記各電池の内部抵抗および100μAの定電流
で放電したときの放電容量の比較を示す。
で放電したときの放電容量の比較を示す。
この結果より、導電材に黒鉛、ニッケル粉いずれを用い
ても、本発明のように正極を製造すれば、高容量で、し
かも内部抵抗の低い酸化銀電池かで電池の性能上よいこ
とがわかる。
ても、本発明のように正極を製造すれば、高容量で、し
かも内部抵抗の低い酸化銀電池かで電池の性能上よいこ
とがわかる。
以上のように、本発明によれば、正極合剤中の余分な導
電材を取り除き、その分活物質を多く充填することがで
き、放電容量が大きく、内部抵抗の低い酸化銀電池を得
ることができる。
電材を取り除き、その分活物質を多く充填することがで
き、放電容量が大きく、内部抵抗の低い酸化銀電池を得
ることができる。
第1図は本発明による酸化銀電池の正極の製造工程を示
す図、第2図は酸化銀電池の要部を断面した側面図であ
る。 1・・・・・・ベレット、2・・・・・・粗面、3・・
・・・・導電材付着層、4・・・・・・正極容器。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名11
す図、第2図は酸化銀電池の要部を断面した側面図であ
る。 1・・・・・・ベレット、2・・・・・・粗面、3・・
・・・・導電材付着層、4・・・・・・正極容器。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名11
Claims (4)
- (1)酸化銀を主体とする正極合剤粉末を一次圧縮成形
して、負極に対向させる側の面を粗面化した正極ベレッ
トを形成する工程と、正極ペレットの前記粗面に導電材
を付着させる工程と、次にこの正極ペレソトヲ正極容器
内で二次圧縮成形する工程とを有する酸化銀電池の製造
法。 - (2)導電材を付着させる工程が、湿式で行われ、かつ
乾燥工程を有する特許請求の範囲第1項記載の酸化銀電
池の製造法。 - (3)導電材に黒鉛粉末を用いた特許請求の範囲第1項
記載の酸化銀電池の製造法。 - (4)導電材にニッケル粉末を用いた特許請求の範囲第
1項記載の酸化銀電池の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10323782A JPS58220355A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | 酸化銀電池の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10323782A JPS58220355A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | 酸化銀電池の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58220355A true JPS58220355A (ja) | 1983-12-21 |
Family
ID=14348836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10323782A Pending JPS58220355A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | 酸化銀電池の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58220355A (ja) |
-
1982
- 1982-06-15 JP JP10323782A patent/JPS58220355A/ja active Pending
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