JPS58219939A - 油状物質の固形化法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、油状物質の固形化法に関するものである。

更に詳しくは、本発明は、冷却剤を用いて、ことを特徴
とする油状物質の固形化法に関するものである。

従来、油状物質を固形化する方法としては、例えば、賦
形剤として、デンプン、乳糖、微結ス 品性セルロー〆、無水ケイ酸、クエン酸カルシウム、合
成ケイ酸アルミニウム、酸化マグネシウム等に液状物を
直接吸着させる方法が行なわれていたが、これらの賦形
剤は吸着能、流動性が不充分であったり、容積が大きく
なり過ぎたり、あるいは液状物との間に相互変化をおこ
したりして実珀上不充分であり（特公昭５５−４９５６
８号）、また油状物質を例えばクロロホルム、クロロセ
ン、メチレンクロライド等の有機溶媒に溶解し、これを
例えば無水ケイ酸、クエン酸カルシウム、合成ケイ酸ア
ルミニウム、酸化マグネシウム等に液状物を吸着させる
方法が行なわれていたが、この方法は、製剤工程中にお
いて、有機溶媒の人体への影響および工程の複雑化等の
難点を・有していた（特公昭４９−４６８９９号）。

一方、油状物質を直接服用する場合、患者が服用しにく
く、また油状物質を容易に服用できる方法として、油状
物質を乳化し、乳剤として服用させる場合、乳剤が長期
間保存により分離したり、また長時間保存すると腐敗す
るため人体に悪影響を及ぼしたり、防腐剤を大量に使用
する等の難点があった。

本発明者グは、これらの難点を解決せんと鋭人体に有害
な有機溶媒を使用することなく、油状物質を固形化する
方法を見出し、本発明を完。

成した。

即ち、本発明は、冷却剤を用いて油状物質をとする油状
物質の固形化法である。

本発明に用いられる油状物質ｉしては、例えば、ビタミ
ンＡ１ビタミンＥ、ビタミンＥアセテート、ダイズ油、
ダイズ柚子けん化物、ヒマシ油、クロフィブラート、ゲ
ファルクート、リノニル酸、オイゲノール、スクワラン
等の天然または合成油状物質である。

また、本発明に用いられる冷却剤としては、例えばドラ
イアイス、ドライアイス・メタノール、液体窒素等の冷
却剤があげ・られる。更に本発明に用いられる吸着剤と
しては、例えば無水ケイ酸、ケイ酸カルシウム、合成ケ
イ酸アルミニウム、クエン酸カルシウム、酸化マグネシ
ウム、軽質無水ケイ酸（商品名アエロジル）等で、好ま
しくは軽質無水ケイ酸である。

本発明で得られる固形油状物質は、そのまま散剤、細粒
剤、顆粒剤、とすることもでき、またこれらの散剤、細
粒剤、顆粒剤を更にカプセル剤、錠剤、丸剤、等に加工
することもできる。

なお、本発明は、本発明における最終製品である散剤、
細粒剤、顆粒剤、カプセル剤、錠剤、丸剤等の品質を高
める目的で、公知の結合剤、崩壊溝、滑沢剤、安、定化
剤、賦形剤、着色剤等を添加することもできる。

実施例 メ°タノール１ｔにドライアイス２００ｇを加え冷却し
、これに大豆柚子けん化物２００ｇを少量ずつ加えた。

冷却固化した大豆柚子けん化物を、取り出し、ミキサー
にて粉砕した。この冷凍粉砕物２００．９と軽質無水ケ
イ酸１００ｇを混合し、これに結晶セルロース２０Ｉ、
カルボキシメチルセルロースカルシウム４０ｇを加え混
合し、ラウリル硫酸ナトリウム１５ｇ、ステアリン酸ポ
リオキシル４０．６．９．アスコルビン酸２ｇおよびク
エン酸４．９の水溶液４０−を加え練合し、更にエタノ
ール５Ｑ＋ｎ／を加え練合し、造粒した。造粒後、ステ
アリン酸マグネシウム７１／ヲ加えマルメライザーにて
球形化した。乾燥後、マクロゴール２９、酢酸ビニル４
１１脂４．ｉ９にてコーティングし、４００ｇの顆粒を
得た。

以上 出願人　山　１）正　敏

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷却剤を用いて、油状物質を固化させ、この油状物質固
   化物と吸着剤を混合して、必要に応じて結合剤、崩壊剤
   、滑沢剤、安定化剤、賦形剤、着色剤等を加えて均一に
   混和することを特徴とする油状物質の固形化法。