JPS5821929Y2 - エンジンのクランクシヤフトスラスト受け装置 - Google Patents
エンジンのクランクシヤフトスラスト受け装置Info
- Publication number
- JPS5821929Y2 JPS5821929Y2 JP894580U JP894580U JPS5821929Y2 JP S5821929 Y2 JPS5821929 Y2 JP S5821929Y2 JP 894580 U JP894580 U JP 894580U JP 894580 U JP894580 U JP 894580U JP S5821929 Y2 JPS5821929 Y2 JP S5821929Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal ring
- crankshaft
- crankcase
- engine crankshaft
- crankshaft thrust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はエンジンのクランクシャフトスラスト受は装
置の改良に関する。
置の改良に関する。
2気筒2サイクルエンジンの場合、クランクシャフトが
長くなり、通常、両端と中央でベアリングによってクラ
ンクケースに回転自在に軸着する。
長くなり、通常、両端と中央でベアリングによってクラ
ンクケースに回転自在に軸着する。
クランクシャフトの軸方向即ちスラスト方向の規制は、
通常、両端のベアリング間で行い、ベアリングを支持す
るクランクケースの両端間寸法も長くなるので公差が大
きくなるため、ベアリングを取付けたクランクシャフト
をクランクケースに当ててみて、一端のクランクケース
とベアリングの間の隙間にシムを挿入して調節している
。
通常、両端のベアリング間で行い、ベアリングを支持す
るクランクケースの両端間寸法も長くなるので公差が大
きくなるため、ベアリングを取付けたクランクシャフト
をクランクケースに当ててみて、一端のクランクケース
とベアリングの間の隙間にシムを挿入して調節している
。
このように隙間に合せてシムを入れるのは、測定を要し
、組付けの手間がかかつて面倒である。
、組付けの手間がかかつて面倒である。
この考案はかかる点に鑑み改善したもので、以下図面に
示す本考案の実施例について説明する。
示す本考案の実施例について説明する。
クランクシャフト1はクランクピン2を左右に持つ2気
筒型のものである。
筒型のものである。
そしてクランクシャフト1は圧入によって組立である。
クランクシャフト1を圧入で組立てるとき、中間に、シ
ールリング3と中間ベアリング4を挿入する。
ールリング3と中間ベアリング4を挿入する。
クランクシャフト1は上端ベアリング5、中間ベアリン
グ4、下端ベアリング6でクランクケース7に回転自在
に軸着する。
グ4、下端ベアリング6でクランクケース7に回転自在
に軸着する。
通常、上端ベアリング5及び下端ベアリング6の外側に
もシールリングを装着するが、図では省略しである。
もシールリングを装着するが、図では省略しである。
簡して本考案は、シールリング3の外周に半円周又は全
周の鍔8を設け、この鍔8をクランクケース7に設げた
溝9に挿入する。
周の鍔8を設け、この鍔8をクランクケース7に設げた
溝9に挿入する。
作用について説明する。
下端ベアリング6はクランクケース7の段孔で下方への
位置が定る。
位置が定る。
又、中間ベアリング4はアウタレースの端面をシールリ
ング3の一側に当て、シールリング3は鍔8をクランク
ケース1の溝9に嵌込むので、中間ベアリング4の上方
への位置が定る。
ング3の一側に当て、シールリング3は鍔8をクランク
ケース1の溝9に嵌込むので、中間ベアリング4の上方
への位置が定る。
こうして、下端ベアリング6と中間ベアリング4でクラ
ンクシャフト1のスラスト方向の位置決めができる。
ンクシャフト1のスラスト方向の位置決めができる。
クランクケース7は図にA寸法で示した長さを正確に作
ることによって精度が保て、この長さはクランクケース
7の金山に較べて短いので、寸法管理が容易で、精度高
く作り易い。
ることによって精度が保て、この長さはクランクケース
7の金山に較べて短いので、寸法管理が容易で、精度高
く作り易い。
こうして、シムを用いる必要がなくなり組付は手数が省
ける。
ける。
尚、シールリング3はラビリンスを設けたメカニカルタ
イプのものであるが、弾性リップのオイルシールタイプ
のものでもよい。
イプのものであるが、弾性リップのオイルシールタイプ
のものでもよい。
以上説明したように、この考案は、クランクシャフトの
中間にシールリングを装着するものに於て、該シールリ
ングの外周に鍔を設けてクランクケースに設けた溝に嵌
入し、シールリングの一側に中間ベアリングを当てるよ
うにしたので、下端ベアリングと、中間ベアリングによ
って、クランクシャフトのスラスト受は及び寸法規制が
できる。
中間にシールリングを装着するものに於て、該シールリ
ングの外周に鍔を設けてクランクケースに設けた溝に嵌
入し、シールリングの一側に中間ベアリングを当てるよ
うにしたので、下端ベアリングと、中間ベアリングによ
って、クランクシャフトのスラスト受は及び寸法規制が
できる。
従って、クランクケースの短い距離間でスラスト規制が
でき、クランクケースの加工精度を高めることができて
、寸法管理が容易になる。
でき、クランクケースの加工精度を高めることができて
、寸法管理が容易になる。
又、/ムを使用しなくても済むので、部品点数が減って
安価になり、組付は作業も簡単になってコストダウンが
できる。
安価になり、組付は作業も簡単になってコストダウンが
できる。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は全体の縦断面図
、第2図はシールリングの拡大縦断面図、第3図は同正
面図である。 1・・・・・・クランクシャフト、3・・・・・・シー
ルリング、4・・・・・・中間ベアリング、7・・・・
・・クランクケース、8・・・・・・鍔、9・・・・・
・溝。
、第2図はシールリングの拡大縦断面図、第3図は同正
面図である。 1・・・・・・クランクシャフト、3・・・・・・シー
ルリング、4・・・・・・中間ベアリング、7・・・・
・・クランクケース、8・・・・・・鍔、9・・・・・
・溝。
Claims (1)
- クランクシャフトの中間にシールリングを装着するもの
に於て、該シールリングの外周に鍔を設けてクランクケ
ースに設けた溝に嵌入し、シールリングの一側に中間ベ
アリングを当てるようにしたことを特徴とするエンジン
のクランクシャフトスラスト受は装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP894580U JPS5821929Y2 (ja) | 1980-01-30 | 1980-01-30 | エンジンのクランクシヤフトスラスト受け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP894580U JPS5821929Y2 (ja) | 1980-01-30 | 1980-01-30 | エンジンのクランクシヤフトスラスト受け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56111312U JPS56111312U (ja) | 1981-08-28 |
JPS5821929Y2 true JPS5821929Y2 (ja) | 1983-05-10 |
Family
ID=29605601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP894580U Expired JPS5821929Y2 (ja) | 1980-01-30 | 1980-01-30 | エンジンのクランクシヤフトスラスト受け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821929Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014233935A (ja) * | 2013-06-04 | 2014-12-15 | ニチアス株式会社 | 断熱材および断熱材の製造方法 |
-
1980
- 1980-01-30 JP JP894580U patent/JPS5821929Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014233935A (ja) * | 2013-06-04 | 2014-12-15 | ニチアス株式会社 | 断熱材および断熱材の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56111312U (ja) | 1981-08-28 |
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