JPS58219276A - カ−ペツト二次基布用樹脂組成物 - Google Patents
カ−ペツト二次基布用樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS58219276A JPS58219276A JP10077082A JP10077082A JPS58219276A JP S58219276 A JPS58219276 A JP S58219276A JP 10077082 A JP10077082 A JP 10077082A JP 10077082 A JP10077082 A JP 10077082A JP S58219276 A JPS58219276 A JP S58219276A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polypropylene
- polyamide
- resin composition
- modified polyolefin
- originated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Carpets (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は接着性に優れたカーペット二次基布用組成物に
関する。
関する。
従来、敷物、タフテッドカーペットは一次基布定性、こ
しの強さ、量感、クッション性をもたらすことが多い。
しの強さ、量感、クッション性をもたらすことが多い。
二次基布は一般にジュートが使用されているが、ジュー
トは原産地の天候に左右される供給の不安定、価格の高
騰などがあって、近年はポリプロピレンを原料として延
伸による強度を有するフラットヤーン、スプリットヤー
ンなどを基材とする二次基布が母案されている。
トは原産地の天候に左右される供給の不安定、価格の高
騰などがあって、近年はポリプロピレンを原料として延
伸による強度を有するフラットヤーン、スプリットヤー
ンなどを基材とする二次基布が母案されている。
ところがラテックスは親水性のジュートとは良好な接着
性を示すが、疎水性のポリプロピレンを原料とするフラ
ットヤーン、スプリットヤーンなどの基材とは接着性が
不足しており、その改善のためスプリットヤーンの起毛
、二次基布の起毛なども提案されているが起毛機の設置
、起毛工程を要し、コスト高という問題があった。
性を示すが、疎水性のポリプロピレンを原料とするフラ
ットヤーン、スプリットヤーンなどの基材とは接着性が
不足しており、その改善のためスプリットヤーンの起毛
、二次基布の起毛なども提案されているが起毛機の設置
、起毛工程を要し、コスト高という問題があった。
本発明はかかる事情に鑑み種々検討の結果到達したもの
でありその要旨は、ポリプロピレン１００重量部、ポリ
アミド１０〜３０重量部及び変性ポリオレフィン５〜１
０重量部からなるカーペット二次基布用樹脂組成物、で
ある。
でありその要旨は、ポリプロピレン１００重量部、ポリ
アミド１０〜３０重量部及び変性ポリオレフィン５〜１
０重量部からなるカーペット二次基布用樹脂組成物、で
ある。
本発明におけるポリプロピレンは、プロピレンホモポリ
マー、プロピレンと他のα−オレフィンとのブロックコ
ポリマー、ランダムコポリマー、これらの混合物などが
挙げられ、メルトフローレートは１〜１０ ｇ ／ １
０ ｍｍが好ましく Ｉ Ｅｌ／１０ｍ１ｎ未満では二
次基布基材のヤーンの原反成形時に押出ムラからの厚み
ムラによる延伸性の低下を生じ勝ちであり、Ｉ Ｏ、！
；’ ／ １０ ｖｔｉＩを越えると溶融張力が不足し
てインフレーションダイによるフィルム成形ではバブル
不安定によるクルジ、ヒキッリさらには厚みむらなどの
発生による延伸性の低下またＴダイによるフィルム成形
ではネックインの発生による耳ロスの懸念がある。
マー、プロピレンと他のα−オレフィンとのブロックコ
ポリマー、ランダムコポリマー、これらの混合物などが
挙げられ、メルトフローレートは１〜１０ ｇ ／ １
０ ｍｍが好ましく Ｉ Ｅｌ／１０ｍ１ｎ未満では二
次基布基材のヤーンの原反成形時に押出ムラからの厚み
ムラによる延伸性の低下を生じ勝ちであり、Ｉ Ｏ、！
；’ ／ １０ ｖｔｉＩを越えると溶融張力が不足し
てインフレーションダイによるフィルム成形ではバブル
不安定によるクルジ、ヒキッリさらには厚みむらなどの
発生による延伸性の低下またＴダイによるフィルム成形
ではネックインの発生による耳ロスの懸念がある。
ポリアミドは、ナイロン６、ナイロン６６などが挙げら
れ、親水性のためラテックスとの親水性がよく接着性向
」二に害鳥するものと考えられるが、ポリプロピレン１
００重量部に対して１０重量部未満では接着性が不足し
、３０重量部を越えると二次基布基材のヤーンの原反成
形時にポリプロピレンの溶融温度とするためその温度に
おいて溶融張力が不足してインフレーションダイニヨル
フィルム成形ではバブル不安定によるクルジ、ヒキツリ
さらには厚みムラなどの発生またＴダイによるフィルム
成形ではネックインの発生による耳ロスの懸念があり、
また針歯ロールでスプリットする際、硬くてスプリット
が困難である。なお数平均分子量は２００００〜４００
００が好ましく２００００未満では溶融張力が不足して
やはりバブルが不安定となり４００００を越えると押出
ムラを生ずる。
れ、親水性のためラテックスとの親水性がよく接着性向
」二に害鳥するものと考えられるが、ポリプロピレン１
００重量部に対して１０重量部未満では接着性が不足し
、３０重量部を越えると二次基布基材のヤーンの原反成
形時にポリプロピレンの溶融温度とするためその温度に
おいて溶融張力が不足してインフレーションダイニヨル
フィルム成形ではバブル不安定によるクルジ、ヒキツリ
さらには厚みムラなどの発生またＴダイによるフィルム
成形ではネックインの発生による耳ロスの懸念があり、
また針歯ロールでスプリットする際、硬くてスプリット
が困難である。なお数平均分子量は２００００〜４００
００が好ましく２００００未満では溶融張力が不足して
やはりバブルが不安定となり４００００を越えると押出
ムラを生ずる。
変性ポリオレフィンは、不飽和カルボン酸、この誘導体
などのコモノマー成分を含むオレフィンコポリマーであ
り、コモノマーとしては、アクリル酸、メタアクリル酸
、マレイン酸、フマール酸、それらの無水物、アクリル
酸メチル、メタアクリル酸メチル、アクリル酸エチルな
どが挙げられ、中では無水マレイン酸が好適である。こ
の変性ポリオレインによりポリプロピレンとポリアミド
の相溶性またラテックスとの親和性さらには接着性が改
良されるものと考えられ、ポリプロピレン１００重椴部
に対して５重量部未満では押出ムラからの厚みムラによ
る延伸性の低下を生じ、１０重量部を越えると二次基布
基材のヤーンの原反成形時に溶融張力が高すぎてインフ
レーションダイによるフィルム成形ではバブル不安定に
よるクルジ、ヒキツリさらには厚みムラなどの発生また
Ｔダイによるフィルム成形ではネックインの発生に、よ
る耳ロスの懸念がある上に表面が著るしく粗になり、ま
り針歯ロールでスプリットする際、硬くてスフリットが
困難である。
などのコモノマー成分を含むオレフィンコポリマーであ
り、コモノマーとしては、アクリル酸、メタアクリル酸
、マレイン酸、フマール酸、それらの無水物、アクリル
酸メチル、メタアクリル酸メチル、アクリル酸エチルな
どが挙げられ、中では無水マレイン酸が好適である。こ
の変性ポリオレインによりポリプロピレンとポリアミド
の相溶性またラテックスとの親和性さらには接着性が改
良されるものと考えられ、ポリプロピレン１００重椴部
に対して５重量部未満では押出ムラからの厚みムラによ
る延伸性の低下を生じ、１０重量部を越えると二次基布
基材のヤーンの原反成形時に溶融張力が高すぎてインフ
レーションダイによるフィルム成形ではバブル不安定に
よるクルジ、ヒキツリさらには厚みムラなどの発生また
Ｔダイによるフィルム成形ではネックインの発生に、よ
る耳ロスの懸念がある上に表面が著るしく粗になり、ま
り針歯ロールでスプリットする際、硬くてスフリットが
困難である。
また本発明の樹脂組成物には小量の異樹脂、酸化防止剤
、紫外線吸収剤、滑剤、着色剤、帯電防止剤、粘着付与
剤などを適宜配合してもよい。
、紫外線吸収剤、滑剤、着色剤、帯電防止剤、粘着付与
剤などを適宜配合してもよい。
本発明のカーペット二次基布用樹脂組成物は、従来のジ
ュートの供給不安、価格の高騰を解消し、ポリプロピレ
ンによる強度、耐水性、ポリアミドによるラテックスと
の接着性、風合さらに変性ポリオレフィンによるポリプ
ロピレンとポリアミドの相溶性などの数々の効果をもた
らすものである。
ュートの供給不安、価格の高騰を解消し、ポリプロピレ
ンによる強度、耐水性、ポリアミドによるラテックスと
の接着性、風合さらに変性ポリオレフィンによるポリプ
ロピレンとポリアミドの相溶性などの数々の効果をもた
らすものである。
以下に実施例、比較例を挙げて本発明をさらに詳細に説
明する。
明する。
実施例 ｌ〜３、比較例 １〜４
メルトフローレー）（２３０℃力２ ｇ ／ １０ ｍ
ｉｎのポリグロピレンホモポリマー、Ｍｎ＝３００００
、ηｒｅｌ ＝ ４．２のナイロン６及び無水マレイン
酸３重量係をグラフトした変性ポリプロピレンを第１び
２５０ｍ１＋Ｉ〆サーキユラーダイを用い６０μ厚の原
反フィルムをインフレーション成形し、１８祁巾にスリ
ットした後に最高限度延伸して針歯ロールにより１８０
０デニールのスプリットヤーンの製造を試みた。
ｉｎのポリグロピレンホモポリマー、Ｍｎ＝３００００
、ηｒｅｌ ＝ ４．２のナイロン６及び無水マレイン
酸３重量係をグラフトした変性ポリプロピレンを第１び
２５０ｍ１＋Ｉ〆サーキユラーダイを用い６０μ厚の原
反フィルムをインフレーション成形し、１８祁巾にスリ
ットした後に最高限度延伸して針歯ロールにより１８０
０デニールのスプリットヤーンの製造を試みた。
得られたスプリットヤーンを用いて経糸密度及び緯糸密
度を各々８本／吋としてカラミ織りの織布ｖ製織を試み
、ポリプロピレンフラットヤーンにアクリルパイルを設
けたカーペット−次基布とカーペット用ＳＢＲ系ラテッ
クスコンパウンド（商品名；ＣＬ５００Ｘ−２］Ｚ）を
塗布量１３ｏｏ９７ｍ２ 用いることにより貼合せ、１
重ｋｇ、７ｍ２ の荷重を３０秒かけ１２０℃で１５
ｍｍ乾燥して、ＪＩＳ Ｌ１０２１に基き５０祁巾×
１００ｍｍ長の試験片について１００ ｙｍｍ ７ｍｍ
の速度で５０ｍｍ剥離して剥離強度を測定した。その納
果も第１表に示す。
度を各々８本／吋としてカラミ織りの織布ｖ製織を試み
、ポリプロピレンフラットヤーンにアクリルパイルを設
けたカーペット−次基布とカーペット用ＳＢＲ系ラテッ
クスコンパウンド（商品名；ＣＬ５００Ｘ−２］Ｚ）を
塗布量１３ｏｏ９７ｍ２ 用いることにより貼合せ、１
重ｋｇ、７ｍ２ の荷重を３０秒かけ１２０℃で１５
ｍｍ乾燥して、ＪＩＳ Ｌ１０２１に基き５０祁巾×
１００ｍｍ長の試験片について１００ ｙｍｍ ７ｍｍ
の速度で５０ｍｍ剥離して剥離強度を測定した。その納
果も第１表に示す。
第１表から明らかなように本発明のカーペット二次基布
用樹脂組成物によれば、押出ムラがなく、バブルが安定
で、延伸倍率も高く、優れた接着性が得られ、他方比較
例１のようにポリプロピレン単独では接着性が不足し、
比較例２のように変性ポリオレフィンが少ないと押出ム
ラ、延伸性の低下；配向不足によるスプリットの困難が
起り、比較例３のように変性ポリオレフィンが多いと押
出ムラ、バブルの不安定、硬さによるスプリットの困ｉ
１Ｇ起り、比較例４のようにポリアミドが多いとバブル
の不安定、硬さによるスプリットの困難が起る。
用樹脂組成物によれば、押出ムラがなく、バブルが安定
で、延伸倍率も高く、優れた接着性が得られ、他方比較
例１のようにポリプロピレン単独では接着性が不足し、
比較例２のように変性ポリオレフィンが少ないと押出ム
ラ、延伸性の低下；配向不足によるスプリットの困難が
起り、比較例３のように変性ポリオレフィンが多いと押
出ムラ、バブルの不安定、硬さによるスプリットの困ｉ
１Ｇ起り、比較例４のようにポリアミドが多いとバブル
の不安定、硬さによるスプリットの困難が起る。
特許出願人 大成ポリマー株式会社
代理人 弁理士菊地精−
５９
Claims (1)
- ポリプロピレン１００重量部、ポリアミド１０〜３０重
量部及び変性ポリオレフィン５〜１０重量部からなるカ
ーペット二次基布用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10077082A JPS58219276A (ja) | 1982-06-14 | 1982-06-14 | カ−ペツト二次基布用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10077082A JPS58219276A (ja) | 1982-06-14 | 1982-06-14 | カ−ペツト二次基布用樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58219276A true JPS58219276A (ja) | 1983-12-20 |
Family
ID=14282719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10077082A Pending JPS58219276A (ja) | 1982-06-14 | 1982-06-14 | カ−ペツト二次基布用樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58219276A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59149940A (ja) * | 1983-02-16 | 1984-08-28 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | プロピレン重合体組成物 |
| JPS60110740A (ja) * | 1983-11-21 | 1985-06-17 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | プロピレン重合体組成物 |
-
1982
- 1982-06-14 JP JP10077082A patent/JPS58219276A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59149940A (ja) * | 1983-02-16 | 1984-08-28 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | プロピレン重合体組成物 |
| JPH0242109B2 (ja) * | 1983-02-16 | 1990-09-20 | ||
| JPS60110740A (ja) * | 1983-11-21 | 1985-06-17 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | プロピレン重合体組成物 |
| JPH0242379B2 (ja) * | 1983-11-21 | 1990-09-21 |
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