JPS58217442A - 高強度光フアイバの製造方法 - Google Patents
高強度光フアイバの製造方法Info
- Publication number
- JPS58217442A JPS58217442A JP9912482A JP9912482A JPS58217442A JP S58217442 A JPS58217442 A JP S58217442A JP 9912482 A JP9912482 A JP 9912482A JP 9912482 A JP9912482 A JP 9912482A JP S58217442 A JPS58217442 A JP S58217442A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base material
- optical fiber
- fiber
- hydrofluoric acid
- strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C25/00—Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
- C03C25/66—Chemical treatment, e.g. leaching, acid or alkali treatment
- C03C25/68—Chemical treatment, e.g. leaching, acid or alkali treatment by etching
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C15/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by etching
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光伝送に用いられるガラスファイバの母材表面
処理方法に関するものである。
処理方法に関するものである。
現在、光通信用として実用化の検討が行なわれている光
ファイバとしては、一般にコア、ブラッドとも・石英ガ
ラスあるいは多成分ガラスからなるガラスファイバが伝
送特性、機械特性においてすぐれているが、本発明はこ
の光伝送用ガラスファイバの機械的強度の改善に関する
ものである。
ファイバとしては、一般にコア、ブラッドとも・石英ガ
ラスあるいは多成分ガラスからなるガラスファイバが伝
送特性、機械特性においてすぐれているが、本発明はこ
の光伝送用ガラスファイバの機械的強度の改善に関する
ものである。
光ファイバの強度に影響を与える要因は製造の各工程に
分散し、高強度ファイバを得るためには（１）ファイバ
の最外層を形成する石英管の品質、例えば気泡、表面傷
の有無、合成品と天然品の差など、（２）線引き前のフ
ァイバ母材の表面状態、（３）線引き炉の雰囲気および
線引温度、（４）ファイバコーティングの材料およびそ
の方法、など全ての要因を最適化する必要がある。中で
も線引き前のファイバ母材（以下、ファイバ母材と称す
る）の表面状態１ｄ、ファイバ強度に最も大きな影響を
与える要因のひとつである。
分散し、高強度ファイバを得るためには（１）ファイバ
の最外層を形成する石英管の品質、例えば気泡、表面傷
の有無、合成品と天然品の差など、（２）線引き前のフ
ァイバ母材の表面状態、（３）線引き炉の雰囲気および
線引温度、（４）ファイバコーティングの材料およびそ
の方法、など全ての要因を最適化する必要がある。中で
も線引き前のファイバ母材（以下、ファイバ母材と称す
る）の表面状態１ｄ、ファイバ強度に最も大きな影響を
与える要因のひとつである。
ファイバ母材の表面処理方法は、これまでに数多く提案
されている。
されている。
例えば特開昭５３−７０４５０号公報には、紡糸前のプ
レフォームロッドをフッ酸系の溶液に浸漬した後、紡糸
することにより高強度なファイバが得られることが記載
されている。しかしながら、本発明者等の検討によれば
、こうして得られた光ファイバは、ファイバ強度の表面
処理を何ら行なわないものと比較するとかなシ高いレベ
ルの強度を有してはいるが、５ＫＩ［＋の実用長尺ファ
イバを考えた場合、依然、・低強度部分を含んでいる。
レフォームロッドをフッ酸系の溶液に浸漬した後、紡糸
することにより高強度なファイバが得られることが記載
されている。しかしながら、本発明者等の検討によれば
、こうして得られた光ファイバは、ファイバ強度の表面
処理を何ら行なわないものと比較するとかなシ高いレベ
ルの強度を有してはいるが、５ＫＩ［＋の実用長尺ファ
イバを考えた場合、依然、・低強度部分を含んでいる。
この理由について本発゛′明者等が検討を重ねたところ
、フッ酸等の表面処理によりファイバ母材の表面に存在
する傷あるいば不均質な部分が浸食されて若干、滑らか
になるが、完全に均一な表面とはならず、いわゆるエッ
チピットが残ることが原因と推定された。高強度ファイ
バを得るためにはこのエッチピットを取シ除くことが必
須である。
、フッ酸等の表面処理によりファイバ母材の表面に存在
する傷あるいば不均質な部分が浸食されて若干、滑らか
になるが、完全に均一な表面とはならず、いわゆるエッ
チピットが残ることが原因と推定された。高強度ファイ
バを得るためにはこのエッチピットを取シ除くことが必
須である。
一方１、母材表面処理の別の方法として、酸水素炎等に
よる火炎研磨も知られているが、火炎研磨だけでは表面
層に存在する不純物が逆に母材表面内に溶融してしまい
強度低下をもたらすことがあど。火炎研磨が効果をもた
らすのは母材表面が充分に清浄である時のみである。
よる火炎研磨も知られているが、火炎研磨だけでは表面
層に存在する不純物が逆に母材表面内に溶融してしまい
強度低下をもたらすことがあど。火炎研磨が効果をもた
らすのは母材表面が充分に清浄である時のみである。
本発明者等はこれら従来のファイバ母材表面を除いて高
強度ファイバを得る方法を提供すべく重ねた結果、フッ
酸等の表面処理の後に酸水素炎による火炎研磨を行なう
ことによシ光ファイバ母材表面上の傷あるいは不均質部
分の除去が達成でき、このような表面処理を施したファ
イバ母材からは長尺にわたって高強度の光ファイバが得
られることを見出して本発明に到達したものである。
強度ファイバを得る方法を提供すべく重ねた結果、フッ
酸等の表面処理の後に酸水素炎による火炎研磨を行なう
ことによシ光ファイバ母材表面上の傷あるいは不均質部
分の除去が達成でき、このような表面処理を施したファ
イバ母材からは長尺にわたって高強度の光ファイバが得
られることを見出して本発明に到達したものである。
すなわち、本発明は線引き前のファイバ母材を５重量％
から３０重量％の濃度範囲のフッ酸系溶液に０．５時間
から５時間浸漬し、しかる後、酸水素炎にてファイバ母
材の表面温度、６ｉ１ｓｏ。
から３０重量％の濃度範囲のフッ酸系溶液に０．５時間
から５時間浸漬し、しかる後、酸水素炎にてファイバ母
材の表面温度、６ｉ１ｓｏ。
℃から２３００℃になるような火炎研磨を少なくとも１
回行ない、その後、線引きすることを特徴とする光伝送
用ガラスファイバの製造方法に関するものである。
回行ない、その後、線引きすることを特徴とする光伝送
用ガラスファイバの製造方法に関するものである。
本発明におけるフッ酸系溶液としては、フッ化水素（Ｈ
Ｆ）、フッ硫酸（ＨＦ −Ｈ２ＳＯ４）、 フン硝酸（
ＨＦ−ＨＮＯ３）などが挙けられる。フッ酸処理と酸水
素火炎研磨、酸水素火炎研磨と線引、各々の間の時間を
短かくすると、゛本発明の効果を最大限に発揮すること
ができ、上記各工程の面の時間は０．５時間程度が好ま
しい。
Ｆ）、フッ硫酸（ＨＦ −Ｈ２ＳＯ４）、 フン硝酸（
ＨＦ−ＨＮＯ３）などが挙けられる。フッ酸処理と酸水
素火炎研磨、酸水素火炎研磨と線引、各々の間の時間を
短かくすると、゛本発明の効果を最大限に発揮すること
ができ、上記各工程の面の時間は０．５時間程度が好ま
しい。
第１図に、同一のファイバ母材を３分割し、各々イ、ア
ルコールによシ表面の汚れを鹸去、口、１５重量％のフ
ッ酸系溶液に２．５時間浸漬したもの、ハ、アルコール
で表面を洗浄した後、表面温度２０００℃で母材を酸水
素火炎研磨したもの、二、口を更にファイバ母材の表面
温度２０００℃になるように酸水素火炎研磨したもの、
の処理を施した後、カーボン抵抗炉で約２３００℃で線
引したファイバの引張強度を示す。試料長は２０ｍ１歪
速度は０．０５／分、ｎ＝５００回である。
ルコールによシ表面の汚れを鹸去、口、１５重量％のフ
ッ酸系溶液に２．５時間浸漬したもの、ハ、アルコール
で表面を洗浄した後、表面温度２０００℃で母材を酸水
素火炎研磨したもの、二、口を更にファイバ母材の表面
温度２０００℃になるように酸水素火炎研磨したもの、
の処理を施した後、カーボン抵抗炉で約２３００℃で線
引したファイバの引張強度を示す。試料長は２０ｍ１歪
速度は０．０５／分、ｎ＝５００回である。
第１図から判るようにフッ酸処理のみのファイバ口は処
理なしイに比較してはるかに改善されているが、２０ｍ
Ｘ５００＝１０Ｋｍでの最低強度は６０ Ｋｇ／ｒａｎ
２とまだ小さい。それに対し１、二の本発明のファイバ
は１０Ｋｍでの最低強度が１５０ Ｋｇ、ｙ’ｒａｎ２
と非常に高いレベルにある。又ハの火炎研磨処理の
みのファイバに比しても本発明による二のファイバは強
くなっている。
理なしイに比較してはるかに改善されているが、２０ｍ
Ｘ５００＝１０Ｋｍでの最低強度は６０ Ｋｇ／ｒａｎ
２とまだ小さい。それに対し１、二の本発明のファイバ
は１０Ｋｍでの最低強度が１５０ Ｋｇ、ｙ’ｒａｎ２
と非常に高いレベルにある。又ハの火炎研磨処理の
みのファイバに比しても本発明による二のファイバは強
くなっている。
以上の様に本発明は、母材をフッ酸系溶液で表面処理す
ることにより不純物を除去し、かつ大部分の表面傷を減
少させ、その過程で年じた強度に悪影響をもたらすエッ
チピットを火炎研磨により除去することにより単独の表
面処理では実現出来ないファイバ強度を得ることを可能
にしたものである。
ることにより不純物を除去し、かつ大部分の表面傷を減
少させ、その過程で年じた強度に悪影響をもたらすエッ
チピットを火炎研磨により除去することにより単独の表
面処理では実現出来ないファイバ強度を得ることを可能
にしたものである。
添付の図面は、本発明の光ファイバと比較例の強雇を比
較したグラフである。 代理人 内 １） 明 代理人 萩 原 亮 −
較したグラフである。 代理人 内 １） 明 代理人 萩 原 亮 −
Claims (1)
- １、線引き前の光フアイバ母材を５重量嘔から３０重量
％のフッ酸系溶液に０．５時間から５時間浸漬し、しか
る後、酸水素炎にて該ファイバ母材の表面温度が１５０
０℃から２３００℃となるような火炎研磨を少なくとも
１回行
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9912482A JPS58217442A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 高強度光フアイバの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9912482A JPS58217442A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 高強度光フアイバの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58217442A true JPS58217442A (ja) | 1983-12-17 |
| JPS6158407B2 JPS6158407B2 (ja) | 1986-12-11 |
Family
ID=14239011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9912482A Granted JPS58217442A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 高強度光フアイバの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58217442A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62100436A (ja) * | 1985-10-29 | 1987-05-09 | Asahi Glass Co Ltd | 高純度石英ガラスの製造方法 |
| JPS6325239A (ja) * | 1986-07-14 | 1988-02-02 | エヌ・ベ−・フィリップス・フル−イランペンファブリケン | ロッドインチュ−ブ法を適用するガラスのコア及びクラッドを有する光ファイバの製造方法 |
| EP1468970A1 (en) * | 2003-04-16 | 2004-10-20 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for fabricating a glass rod |
| JP2010013352A (ja) * | 2009-09-07 | 2010-01-21 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | ガラス母材の加工方法 |
| JP2011032137A (ja) * | 2009-08-03 | 2011-02-17 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 希土類元素添加光ファイバ母材の製造方法 |
| CN112521019A (zh) * | 2020-11-09 | 2021-03-19 | 武汉长盈通光电技术股份有限公司 | 一种高强度特种光纤的制备方法 |
-
1982
- 1982-06-11 JP JP9912482A patent/JPS58217442A/ja active Granted
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62100436A (ja) * | 1985-10-29 | 1987-05-09 | Asahi Glass Co Ltd | 高純度石英ガラスの製造方法 |
| JPS6325239A (ja) * | 1986-07-14 | 1988-02-02 | エヌ・ベ−・フィリップス・フル−イランペンファブリケン | ロッドインチュ−ブ法を適用するガラスのコア及びクラッドを有する光ファイバの製造方法 |
| EP1468970A1 (en) * | 2003-04-16 | 2004-10-20 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for fabricating a glass rod |
| JP2004315290A (ja) * | 2003-04-16 | 2004-11-11 | Shin Etsu Chem Co Ltd | ガラスロッドの製造方法 |
| JP2011032137A (ja) * | 2009-08-03 | 2011-02-17 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 希土類元素添加光ファイバ母材の製造方法 |
| JP2010013352A (ja) * | 2009-09-07 | 2010-01-21 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | ガラス母材の加工方法 |
| CN112521019A (zh) * | 2020-11-09 | 2021-03-19 | 武汉长盈通光电技术股份有限公司 | 一种高强度特种光纤的制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6158407B2 (ja) | 1986-12-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5852935B2 (ja) | 光伝送用素材の製造方法 | |
| JPS58217442A (ja) | 高強度光フアイバの製造方法 | |
| US3660060A (en) | Process of making glass lasers of increased heat dissipation capability | |
| KR900000754B1 (ko) | 광파이버용모재의 제조방법 | |
| US3546037A (en) | Polishing crystal glass | |
| JP2006030655A (ja) | 光ファイバとその評価方法および製造方法 | |
| JPH0662318B2 (ja) | フッ化物ガラスの表面処理法 | |
| JPS58104034A (ja) | 高強度の光フアイバの製造方法 | |
| US5618326A (en) | Surface treatment of halide glass articles | |
| JP4297320B2 (ja) | 光ファイバ母材の洗浄方法 | |
| EP0606329B1 (en) | Surface treatment of halide glass articles | |
| JP3883819B2 (ja) | エッチング溶液およびエッチング方法 | |
| JPH1171125A (ja) | 光ファイバ用プリフォームの製造方法 | |
| JPS58176138A (ja) | 光フアイバ母材の表面処理方法 | |
| JP2004338992A (ja) | ガラス母材の製造方法 | |
| KR830001241B1 (ko) | 광전송용 소재(光傳送用素材)의 제조방법 | |
| JPS5934139B2 (ja) | 光フアイバの製造方法 | |
| JP2620275B2 (ja) | ガラスの製造方法 | |
| JPS62270432A (ja) | 光フアイバ用ガラス棒の表面処理方法 | |
| JPH0818842B2 (ja) | 光フアイバ用母材の製造方法 | |
| JPS596261B2 (ja) | 光伝送用素材の製造方法 | |
| JPH04327219A (ja) | 炭素繊維の製造方法 | |
| JPH06127979A (ja) | ガラス体の表面処理方法 | |
| JPH0340931A (ja) | 光ファイバ用ガラス母材の製造方法 | |
| JP2003095687A (ja) | 光ファイバ母材の製造方法 |