JPS5821727Y2 - 絵具用スタンプ台 - Google Patents

絵具用スタンプ台

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JPS5821727Y2
JPS5821727Y2 JP16920976U JP16920976U JPS5821727Y2 JP S5821727 Y2 JPS5821727 Y2 JP S5821727Y2 JP 16920976 U JP16920976 U JP 16920976U JP 16920976 U JP16920976 U JP 16920976U JP S5821727 Y2 JPS5821727 Y2 JP S5821727Y2
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JP
Japan
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paint
stamp
silk screen
liquid
plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP16920976U
Other languages
English (en)
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JPS5388203U (ja
Inventor
繁留 鈴村
Original Assignee
「かねだい」大東亜窯業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 「かねだい」大東亜窯業株式会社 filed Critical 「かねだい」大東亜窯業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、適当な大きさならびに形状のものになって
いて、常時もしくは適時水平に可動しうるようになって
いる印盤と、この印盤に液状絵具を供給する絵具供給装
置とを具えた絵具用スタンプ台の構造に関する。
尚、この考案における絵具用スタンプ台は、主として陶
磁器に絵付けをする場合に使用されるものであるが、陶
磁器以外のものに絵付けをする場合にも有効に使用され
るものである。
従来、工業的に使用されている上記した構造の絵具用ス
タンプ台にはその代表的なものとして次のようなものが
ある。
即ち、上記従来のものは、ベルトを布製のものとする横
長い小形のベルトコンベヤが、上面を開放面とする筐体
に内装されていて、このコンベヤの上行ベルト面が印盤
として使用できるようになっており、更に同しく下行ベ
ルトの走路上に液状絵具の入れである絵具槽が設けられ
ていて、この絵具槽のなかを上記下行ベルトが通過する
という構造のものになっている。
ところが、このような従前のものには次のような大きな
欠点が生じている。
(1)ベルト面が粗荒面であるばかりでなく、絵具槽通
過の際における絵具の含浸時に、含浸むらが生じやすく
、更に含浸後における走行中、含浸絵具が常にベルト内
で上から下に向って移動するなどといったことに基因し
て、印盤として使用する上行ベルト面上層部における絵
具の量がすくなくなりやすいと・もに、むらがあったり
、上層部が乾燥してしまったりしやすく、このため、ゴ
ム印に対し絵具のつきが悪くなってしまいやすい。
尚、使用中にゴム印の肌が汚損されやすいは゛かりでな
く前記した欠点は、絵具の粘度が小さくなれは゛なるほ
どはなはだしくなる。
(2)コンベヤベルトは、走行中該ベルトにたるみを生
じないようにするために常に緊張されているものである
が、このため、ベルトに含浸される絵具の量が常に制限
され、ゴム印に適正且つ充分な量の絵具を付けることが
できない。
(3)コンベヤベルトの速度調整が、絵具の種類、粘度
、ゴム印の形状、大きさなどにより頗る至難で、高度の
熟練を要する。
そこで、この考案は従前の絵具用スタンプ台に関し生じ
ている上記した欠点を、きわめて簡易且つ有効に改良す
ることを目的として完成したものであり、この考案を先
ずその要旨について説明すると次のとおりである。
即ち、この考案は、網目の小さい複数枚のシルクスクリ
ーンを互いに僅かな間隙を保って積層して枠板内に張設
した略水平な印盤と、液状絵具を前記印盤の上面に供給
するポンプと、前記印盤の最上層のシルクスクリーンの
上面に接触して相対的移動により絵具を均一に広げるな
らし具と、からなることを特徴とする絵具用スタンプ台
であって、次に列挙する効果を奏する。
(1)元来、シルクスクリーンは適度の弾性を具えた薄
肉の多孔体であるばかりでなく、表面がスベスベしたな
めらかな肌面になっており、この表面に液体を注ぐと急
速且つ均等に液体が拡散し、更にシルクスクリーンその
ものが薄肉で゛あること・、多数の透孔による表面張力
で液体が支持されることなどにより、シルクスクリーン
表面が濃淡などむらのない液面となる。
尚、粘度の大きい液状絵具を注いだ場合でも、シルクス
クリーン表面の絵具をならし具などで軽くならすだけで
、急速に拡散しむらのない液状絵具面となると・もに、
ゴム印の肌面を汚損する虞もすくなくなる。
(2)シルクスクリーンを互に上下適当な間隙を保って
重ね合わせ、その最上部のもの・表面にや・多量の液状
絵具を注下してならし具などでならすと、最上部のシル
クスクリーン表面は前項記載のとおりのむらのない液状
絵具面になると・もに、上下に重ね合せられている各シ
ルクスクリーン間に液状絵具が夫々安定して保留され、
最上部のシルクスクリーン表面をその上方から下方に向
けて軽く押圧すると、各シルクスクリーン間に保留され
ている液状絵具が均等且つ適量ずつ上方に滲出するよう
になる。
従って、液状絵具の持ちがよくなると・もに、ゴム印に
適正且つ充分な液状絵具をつけることができるようにな
る。
上記したこの考案の要旨を更に明白にすると・もに、こ
の考案の構成と効果を具体的に説明するため、この考案
による絵具用スタンプ台の実施例をあげ、図面を利用し
てこれを詳述すると次のとおりである。
尚、この考案は下記実施例のものに限定されるもので゛
ないことは申すまで゛もない。
即ち、第1図に示すものは、この考案による絵具用スタ
ンプ台に用いる円板状の印盤Pを上方から見たものであ
って、この印盤Pは網目の小さい計三枚のシルクスクリ
ーン1,1 a、1 bと円い枠状の輪板2とからなり
、輪板2内に計三枚のシルクスクリーン1,1 a、1
bが上下互に僅かな間隙を保有して重ね合わせ輪板と
一体にして張設されていると・もに、印盤Pの中心にあ
たる位置に後述する回転軸に着脱自在に取付けるための
取付具3が各シルクスクリーンと一体にして取付けられ
ている。
又、4は基台で、5はこの基台上に設置されている上面
開放の絵具槽であり、この槽内に液状の絵具(図示せず
)が入れである。
そして、6はモータ(図示せず)が内装されている作動
波であって、この作動波6は絵具槽5の上方にあたる外
側寄りの位置に、支持台7を介して固定して設置されて
いると)もに、8は作動波6の外底面に下方に向は垂設
されている回転軸であって、この回転軸8の下部に、印
盤Pがその取付具3を介し着脱自在且つ水平に取付けら
れていて、該回転軸8と・もに印盤Pがゆっくりと水平
に回転することができるようになっている。
尚、回転軸8は作動波6内のモータで回転するようにな
っていると・もに、9は印盤Pにおけるシルクスクリー
ン1の上面と接触して首振り運動をする絵具ならし用の
刷毛であって、この刷毛9は作動波6内のモータと作動
杆10、そして作動筐内の連動機構(図示せず)を介し
その首振り運動が賦与されるようになっている。
尚又、印盤Pはすくなくともその上面の半分が絵具槽5
の上面にあるようにして取付けられていると・もに、上
記した刷毛9の接触位置も、絵具槽5上面の上方にあた
る印盤上面に定められている。
そして又、11は印盤Pの最下位にあたるシルクスクリ
ーン1b下面と接触して、該下面に滲出する絵具を下方
の絵具槽5内に落下させる刷毛であり、この刷毛11は
その下縁部が絵具槽5の上部内側縁部に固定して取付け
られている。
更に、12はポンプで、13は絵具槽5内の絵具を上記
ポンプ12を介してこれを吸上げる絵具吸上げパイプで
あり、14はポンプ12で吸上げた絵具を印盤Pのシル
クスクリーン1上面にこれを供給するための供給パイプ
であって、上記したポンプ12は基台4上に基部を固定
して突設されている支持枠15に固定して取付けられて
いる。
尚、図面に示す16は絵具槽5内の絵具を攪拌するため
の撹拌棒を、同じり17は上記撹拌棒16に攪拌運動を
賦与する作動機構を、18は作動機構17用のモータを
内装する作動筐を、19,19 aはいずれも電線を、
20はポンプ用空気吸排出用のパイプを、そしてQはゴ
ム印の使用位置を夫々表わしたものである。
上記実施例の効果を列挙すると次の通りである。
(1)印盤Pがいずれも網目の小さい三枚のシルクスク
リーン1,1 a、1 bを、上下互に僅かな間隙を保
有して重ね合わせ、これを固い枠状の輪板2内に一体に
張設したものとしたので、この印盤Pの上面に液状の絵
具を供給してならすと、シルクスクリーン1は多数の網
目における表面張力と相俟って、濃淡むらのない均一な
絵具面となると・もに、供給される絵具は順次下方のシ
ルクスクリーンla、lbとの間の間隙内に均等に留保
され、最上位のシルクスクリーン1上面にゴム印(図示
せず)を軽く接触するだけで、該ゴム印に絵具が適正且
つ充分に付くようになる。
(2)絵具槽5の上方において、印盤Pに対する絵具の
上方からの供給と、供給した絵具の刷毛9によるならし
と、同じく最下位のシルクスクリーン1b下面における
滲出絵具の刷毛11による除去とを夫々行ないうるよう
にしたので、絵具に無駄がなく経済的である。
(3)印盤Pが回転軸8に着脱自在に取付けられている
ので、取換えが頗る至便に行ないうるようになると・も
に、これにより絵具の種類や性質、またはゴム印の種類
などに適用した印盤を適宜取換えて使用することができ
るようになる。
(4)ゴム印の軽い接触で、適正且つ充分な絵具がゴム
印面につくようになるので、ゴム印の肌に汚損を生ずる
虞がすくなくなる。
上述の説明によって明白となるように、この考案によれ
ば、従前のものに関し生じていた既述の欠点がきわめて
簡易且つ効果的に改善されるので、この考案は実益があ
ると申さねばならない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による絵具用スタンプ台における印盤
の上視図、第2図は第1図におけるA−A線による垂直
断面の拡大端面図、第3図は同じく絵具用スタンプ台の
全体を表わした正面図である。 尚、図面中の主な符号について説明すると次のとおりで
ある。 P・・・・・・印盤、1,1 a、1 b・・・・・・
シルクスクリーン、2・・・・・・輪板、3・・・・・
・取付具、4・・・・・・基台、5・・・・・・絵具槽
、6・・・・・・作動筐、8・・・・・・回転軸、9.
11・・・・・・刷毛、12・・・・・・ポンプ、13
・・・・・・吸上パイプ、14・・・・・・供給パイプ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 網目の小さい複数枚のシルクスクリーンを互いに僅かな
    間隙を保って積層して枠板内に張設した略水平な印盤と
    、 液状絵具を前記印盤の上面に供給するポンプと、 前記印盤の最上層のシルクスクリーンの上面に接触して
    相対的移動により絵具を均一に広げるならし具と、 からなることを特徴とする絵具用スタンプ台。
JP16920976U 1976-12-16 1976-12-16 絵具用スタンプ台 Expired JPS5821727Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16920976U JPS5821727Y2 (ja) 1976-12-16 1976-12-16 絵具用スタンプ台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16920976U JPS5821727Y2 (ja) 1976-12-16 1976-12-16 絵具用スタンプ台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5388203U JPS5388203U (ja) 1978-07-20
JPS5821727Y2 true JPS5821727Y2 (ja) 1983-05-09

Family

ID=28776813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16920976U Expired JPS5821727Y2 (ja) 1976-12-16 1976-12-16 絵具用スタンプ台

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JP (1) JPS5821727Y2 (ja)

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JPS5388203U (ja) 1978-07-20

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