JPS58216897A - フオ−クリフトトラツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフォークリフトトラック、詳しくは台枠の前後
部左右にそれぞれ水平方向に回動可能且つ垂直方向に回
転可能に４個の車輪が支持され、ざらに台枠の中央部に
それぞれ互いに反対の前後方向に移動可能にフォークお
よびバッテリ等の重量部材が支持されたフォークリフト
トラックに関する。

従来のフォークリフトトラックは、一般に台枠の後部左
右にそれぞれ操向可能に２個の操向車輪が支持され、台
枠の前部左右にそれぞれ回転駆動可能に２個の駆動車輪
が支持され、台枠の前部に垂直方向に昇降可能にフォー
クが支持され、台枠の後部にカウンターウェイトが固定
的に支持された型式のものであるので、その場旋回がで
きず、通路両側のラック間に最小旋回半径に応する直角
積付通路中が必要とされるという問題があり、さらに車
体の安定度が悪く、またカウンターウェイトをもつため
重量が増大し走行抵抗が多くなるという問題があった。

本発明は前述の問題を解消し、その場旋回を可能とし且
つ車体の安定性をよくするために、底板および補強部材
からなる台枠と、前記台枠の左右＃後部にそれぞれ水平
方向に回動可能に支持された４個の車輪支持枠と、前記
車輪支持枠を回動させるため前記台枠と一体の車輪支持
枠支持部材に載設された操舵用モータと、前記車輪支持
枠にそれぞれ垂直方向に回転可能に支持された４個の車
輪と、前記車輪を回転駆動させるため前記車輪支持枠に
載設された走行用モータと、前記台枠の中央前部に前後
方向に移動可能に載設されフォーク支持部材が昇降可能
に装着された昇降マストと、前記フォーク支持部材に支
持されたフォークと、バッテリ等の機能部品全平衡重量
部材として有効に利用するだめの前後移動装置とを有す
るフォークリフトトラックを提供しようとするものであ
り、それによって、最小旋回半径が小になって通路両側
のラック間にフォークリフトトラックが通過し得る幅が
あればラックへの品物の積卸しが可能になり、またカウ
ンターウェイトの装着が不要となるようにしたものであ
る。

以下本発明によるフォークリフトトラックの実施例につ
いて図面を参照して説明する。

第１図〜第６図において、１は台枠であってほぼ円板状
の底板２の上面の左右両…りにそれぞれ補強部材６が固
着さｈ、その補強部材６には前後方向に全長に亘って案
内みぞ４が設けられている。

５は車輪支持枠であって、台枠１の左右両側の補強部材
５０前後部にそれぞれ固着された車輪支持枠支持部材６
に水平方向に回動可能に支持さり、でいる。７は操舵用
モータであって、台枠１と一体の車輪支持枠支持部材６
に載設され、その操舵用モータ７の下端に取付けられた
ピニオン８と車輪支持枠５に取付けられたギヤ９とが噛
合しており、車輪支持枠５を回動させることができるよ
うになっている。

１０は車輪であって、車輪支持枠５に車輪軸１１を介し
てそれぞれ垂直方向に回転可能に支持されている。１２
は走行用モータであって、車輪支持枠５に載設され、そ
のモータ１２の前端に取付けられたチェーンホイール１
３と車輪軸１１の一端部に取付けられたチェーンホイー
ル１４とがチェーン１５を介して直結されており、車輪
１０を回転駆動することができるようになっている。

第４図〜第６図において、１６はハンドルレバー１６ａ
および握り１６ｂを有する操舵用ハンドルであって、「
直進」　「旋回」用の切換ノツチ１７が取付けられてお
り、運転座席１９の前方に配設されている。切換ノツチ
１７は押込むと「直進」に、引抜くと「旋回」に切換え
られるようになっている。また、１８は走行用モータの
操作レバーであって、運転座席１９０近くに配設されて
いる。操作レバー１８は前に倒すと前進、後に倒すと後
退に切換えられるようになっている。

上述の操舵用モータ７は、例えば特願昭５６−１６７９
２８号「７を行車両」り明細書に記載のように、操舵用
ハンドル１６の操作によって前後部左右の４個の車輪支
持枠５をそれぞれに、後方向の軸線に関して所望の角度
だけ左右いずれかの方向に回動させることができるが、
つぎに本実施例の操舵用ハンドルの操作による車輪支持
枠の同動について第７図を参照して説明する。

前後部左右の各車輪支持枠５を第７図に示すようにＡ、
Ｂ−Ｃ，Ｄとし、各車輪支持枠は円周方向に等間隔に配
置されているものとする。操舵用ハンドル１６のハンド
ルレバ−１６ａＵ第５図のＹＹ方向からこれに直角のＸ
Ｘ方向まで９０°の間任意の角度に旋回できる。

切換えノツチ１７を押込んで「直進」としハンドルレバ
ー１６８を所望の方向に回すと、車輪支持枠はその角度
だけ回動して第７図（ａ）、（ｂ）、（Ｃ）の如き方向
となる。そしてこのとき走行用モータの操作レバー１８
を前進（または後進）の位置に倒すと、走行用モータが
回転してトラックは車輪支持枠の方向に前進（ｉたは後
進）する。切換えノツチ１７を引抜いて「旋回」とする
と、Ａ−Ｂ・Ｃ，Ｌ）の各車輪支持枠［ＹＹ方向に対し
てそれぞれ時計方向に、Ａは４５°、Ｂは１３５’、Ｃ
は５１５°、Ｄは２２５°の方向まで同勢する。このと
き走行用モータの操作レバー１８を前進（または後進）
の位置に倒すと車体は時計方向（または反時計方向）に
その場旋回する。また無人運転の場合は通路および倉庫
のラックをセンサーで探知して自動操縦とすることがで
きる。

走行用モータ１２は、アクセルペダルの踏込量に応じ、
または自動操作の場合はセンサーからの指令により４個
の車輪１０を所望の速さで回転させることができるよう
になっている。上述の操舵用モータ７および走行用モー
タ１２はともに電動モータとして説明したが、油圧モー
タにすることもできる。

本実施例においては、底板２は円板状であり且つ各車輪
支持枠５は底板の前後部左右に円周方向に等間隔に配置
されたものを例示したが、底板は直方板状など任意の形
状にすることもでき、また車輪支持枠は底板の形状に応
じた適当な配置にすることもできろう 第１図、第２図、第８図および第９図において、２０は
昇降マストであり、支持筒２１、昇降部材２２、フォー
ク支持部材２６、ねじ棒２４およびそのねじ棒の回転駆
動装置２５″ｔ−含むねじジヤツキ式の構造のものであ
る。支持筒２１は台枠１の中央前部に直立状に配設され
、その上端部両側にそれぞれ固着された支持脚２６の下
端部が前後方向に延びて台枠１の上面左右両側に設けら
れた案内みぞ４に係合し、そのみそに沿って前後方向に
移動可能に載設されている。

支持筒２１の内部に上下方向に摺動可能に昇降部材２２
が挿入され、その上端に７−ブ２７が回転自在に支持さ
れ、下端部に雌ねじが設けられている。前記雌ねじにね
じ棒２４が螺合され、七のねじ棒２４は支持筒２１に支
持され、ねじ棒の回転駆動装置２５によって回転可能に
なっている。

その回転駆動装置２５は本実施例においては、ねじ棒２
４の下端に固着されたウオームホイール２８と支持筒２
１に回転駆動可能に支持されウオームホイール２８と噛
合するウオームギヤ２９とから成っており、電動モータ
または油圧モータの駆動によるウオームギヤ２９の回転
によりて昇降部材２２が、支持筒２１の内部で昇降する
ようになっている。なお、昇降部材２２とねじ棒２４の
螺合は摩擦抵抗を少くするためポールを介したボールス
クリューにすることが望ましい。

フォーク支持部材２６は支持筒２１の外側に昇降可能に
装着され、その外側部前方に左右に延びるフォーク支持
板３０が固定されており、一端が支持筒２１の上端部に
固定されたロープ６１が７−プ２７を介して他端がフォ
ーク支持部材２６の上端部に固定されている。従って昇
降部材２２がねじ棒２４の回転によって昇降されるとき
、フォーク支持部材２６に昇降部材２２の昇降の長さの
２倍の長さだけ昇降することになる。

高揚程を必要とする場合は従来のフォークリフトのマス
トの如く支持筒を二重にすることもできる。

本実施例においてはねじジヤツキ式昇降マストを例示し
たが、この昇降マストは普通の７オークリフトトラツク
のように支持枠にフォーク支持部−材を油圧シリンダに
よって昇降可能に取付ける構造のものにする仁ともでき
る。

第２図および第１０図において、仝２はＬ字型に形成さ
れた２本のフォークであって、その垂直部分の上端がそ
れぞれフォーク支持板６０の左右両側に相互の間隔が調
節自在に支持され、その水平部分がトラックの前方に向
って延びており、その水平部分の長さは、昇降マスト２
０が最後退の位置においてはフォークの水平部分の先端
が台枠１の前端より引込んだ状態になるようになってい
る。

第１図、第２図、第１０図、第１１図において、４０は
平衡重量部材であって、台枠１の中央後部に配設され、
左右に例えばバッテリ等の機能部品を主体とする重鉦物
を収答することができる収容箱を有し、左右方向中央部
は後述するｍ１後方向移動装置を収各するための空間と
なっており、上部に蓋板が取付けられてぼる。また、下
端両側に前後方向に延びる突起部４１が設けられ、その
突起部４１が台枠１の補強部材６に形成された案内みぞ
４に係合するようになっており、そのみぞ４に沿って前
後方向に移動可能に載設されている。また有人運転の場
合は蓋板の上面に運転席を設け、運転者の重ｉをも有効
に利用することもできる。

第１０図、第１１図において、４２は前後移動装置であ
って、台枠１上に載設された前後移動用モータ４６にね
じ棒４４が直結され、そのねじ棒４４ｉｊ、１ｌｉ１１
後方向に延び前半部と後半部が互いに逆の右ねじまたは
左ねじとなっている。一方昇降マスト２０および平衡重
量部材４０にはそれ”それねじ棒４４の左または右ねじ
に螺合する雌ねじを有するナツト４５．４６が固定され
ており、ねじ棒４４の回転によりて昇降マスト２０およ
び平衡重量部材４０を互いに反対の前後方向に移動させ
ることができるようになワている。　　　一つぎに本発
明によるフォークリフトトラックの作用について説明す
る。まずフォークリフトトラツ゛りの約後進、左右操向
、その場旋回については、台枠１に回動可能に支持され
た４個の車輪支持枠５を操舵用モータ７゛によって所望
の方向に回動させるとともに、車輪支持枠５に回転可能
に支持された４個の車輪１０を走行用モータ１２によっ
て所望の速さで回転させることによって、例えば、第７
図（ａ）の如き縦方向前後進、同（ｂ）の如き斜方向前
後進、同（Ｃ）の如き横方向前後進、および同（ｄ）の
如きその場旋回をさせることができる。

つぎにフォーク６２による品物の積卸しについて、本発
明によるフォークリフトトラックは、昇降マスト２０お
よび平衡重量部材４０が前後移動装置４２によりて台枠
１上で互いに反対の前後方向に移動可能に載設されてい
るため、品物の積卸しをするときは昇降マスト２０を前
進させるとともに平衡重量部材４０を昇降マストと逆の
方向に後進させ、従って昇降マス）２０および品物の重
量と平衡重量部材４００重蓋、位置関係を考慮して配設
することにより前後方向の平衡をよくすることができ、
簀矩状態を良好に保つことができ、カウンタウェイトが
不要となる。

また、品物の運搬については、トラックの移動時に昇降
マスト２０および平衡重量部材４０を台枠の中央部に位
置させるのでトラックの安定度が維持される。

本発明によるフォークリフトトラックは、上述のように
構成されているので、通路両側のラック間に本トラック
が通過じ得る幅があればラックへの品物の積卸しが可能
になるとともに本トラックの総重量を軽減することが可
能となり、従って倉庫のスペースを有効に利用すること
ができ、且つ本トラックの製造費を低減することができ
るという効果がある。また重量軽減により走行用モータ
の所要出力、従りてノ；ツテリの容置も小さくすること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるフォークリフトトラックの実施例
の全体側面図、 第２図は第１図の平面図、 第６図は車輪の操向および走行Ｑ）ための車輪支持枠、
支持部材、車輪等を示すザＦ視図、第４図は操舵用ノ・
ンドルの斜視図、 第ら図は操舵用・・ンドルの操作を示す平面図、第６図
は走行用モータの操作レノ（−の斜視図、第７図は本ト
ラックの走行、旋回等の線図的説明図、 第８図は昇降マストの構造を示す部分ｌＩ管面側面図、 第９図は昇降マスト、フォーク等の部分圧山１図、第１
０図は昇降マストおよび平衡重量部材のための前後移動
装置の１１１図、 第１１図は平衡重量部材、前後移動装置等の部分背面図
である。 １　・・・　台枠 ２　・・・　底板 ３　・・・　補強部材 ４　・・・　案内みぞ ５　・・・　車輪支持枠 ６　・・・　車輪支持枠支持部材 ７　・・・　操舵用モータ ８　・・・　ピニオン ９　・・・　ギヤ １０　・・・　車輪 １１　・・・　車輪軸 １２　・・・　走行用モータ １６　・・・　操舵用ハンドル １７　・・・　切換えノツチ １８　・・・　走行用モータの操作レバー１９　・・・
　運転座席 ２０　・・・　昇降マスト ３２　・・・　フォーク ４０　・・・　平衡重量部材 ４２　・・・　前後移動装置 代理人　弁理士　　藤　本　　　　礒 つ 千２回 第３図 牢δ１ 第１０図 中１１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 底板および補強部材からなる台枠と、前記台枠の左右前
   後部にそれぞれ水平方向に回動可能に支持された４個の
   車輪支持枠と、前記車輪支持枠を回動させるため前記台
   枠と一体の車輪支持枠支持部材に載設された操舵用モー
   タと、前記車輪支持枠にそれぞれ垂直方向に回転可能に
   支持された４個の車輪と、前記車輪を回転駆動させるた
   め前記車輪支持枠に載設された走行用モータと、前記台
   枠の中央前部に前後方向に移動可能に載設されフォーク
   支持部材が昇降可能に装着された昇降マストと、前記フ
   ォーク支持部材に支持されたフォークと、前記台枠の中
   央後部に前後方向に移動可能に載設されバッテリ等の機
   能部品を主体とする平衡重量部材と、前記昇降マストお
   よび前記平衡重量部材を互いに反対の前後方向に移動さ
   せるため前記台枠に載設された前後移動装置とを有する
   ことを特徴とするフォークリフトトラック。