JPS58216852A - シ−ト搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複写機・印刷機・記録機・その他シートを搬送
する機構を具備する機械等のシート搬送装置に関するも
ので、特にシート搬送の送り出しタイミング送りを耐久
性及び安定性があるものとすることのできるシート搬送
装置に関するものである。

従来、この種のシート搬送装置としてはいくつかの方式
が考えられている−　１つはタイミング送りのだめのレ
ジストレージ１ン機構としてローラ対を用い、そのロー
ラ対の圧接部にツブ部）にシートの先端を突き当て、ロ
ーラ対後方にシートのループを作り、ループによるシー
トの腰の強さを利用してローラ対の再回転と共にシート
を送り出す方式、他の１つはシャッターと称する阻止板
にシートの先端を突き当て、シートを挾んだ搬送ローラ
がスリップ回転し、シャッターの開放と共にシートを送
り出す方式がある。本シート搬送装置は特に後者の場合
の改良に関するものであるが、シャッターを用いたレジ
ストレーション機構の場合、搬送ベルトによってシート
を搬送すればシャッターにシートの先端が突き当った時
にシートはベルトとの間でスリップ回転するのでループ
を形成することはないがシート通過可能な搬送路長の空
間を必要とし、装置が大きくなることは否めない。

そこで、シートがシャッターに到達するまでの搬送を圧
接ローラで行なうことによって上記空間を補なうことが
できる。しかしながら、今度は搬送ローラの搬送力をあ
まシ大きくすることができないことになる。なぜならば
シートの厚さや摩擦力の影響でシャッターとロー２間に
ループを形成してしまいループの大小によってレジスト
、タイミングがくろうことになるからである。従って、
搬送ローラはある一定の負荷に対してスリップ回転可能
なスリップリーラで構成される必要がある。しかしなが
ら、スリップローラにした場合においても、例えばスリ
ップローラ対にはその一方にゴム等の搬送力のあるロー
ラを用いるため、空転時間（スリップ時間）が長いとシ
ート紛の影響により摩擦力が低下し搬送力を著しく下げ
ること及び摩耗が早く進むという耐久性が悪いことがあ
り、もう一つは例えば両面複写の場合には画像面をこす
ることによる搬送ローラへのトナー等の付着が生じ搬送
力の低下及びコピーシートの汚れ等を生ずる場合があシ
、更には画像自体を乱す恐れもあるという欠点を有する
ものである。

そこで、本発明はこれらの欠点を改良した新規なシート
搬送装置を提供することを目的とするものである。

本発明の別の目的はシート搬送のだめのスリップローラ
の摩耗等による影響を小さくできる耐久性を良好にした
シート搬送装置を提供することである。

本発明のさらに付随した別の目的はスリップローラへの
トナー等の付着をも防止できるシート搬送装置を提供す
ることである。

即ち、上記目的を達成できる本発明の主要な構成はシー
トを搬送ローラで搬送した後、その前方に配置したシー
ト先端停止用のシャッタ一部材で停止して再び搬送する
シート搬送装置で、核搬送ローラをシ−ト搬送装置のシ
ートに対して接離可能にし、該搬送ローラにより搬送さ
れたシートの先端が該シャッタ一部材により阻止され丸
後に該搬送ローラを７−ト上から離間し、誼シャッタ一
部材がシートを前進させるためにシート搬送路を開放す
る前にシート上に接触されることを特徴としたシート搬
送装置である。

以下、本発明の具体的実施例に基づき詳細に説明する。

第１図は本発明による装置を組み込んだ複写装置の断面
図である。原稿の複写像形成に関して昧公知の技術が適
宜に用いられるのでその記述は省略し、シート搬送に関
する動作についてまずその概略を述べる。シー）Ｐが手
差しガイド部２に沿りて挿入され、シー）Ｐの先端が用
紙検知レバー３に検知され、ると不図示のメインモータ
ーが回転し駆動系が動作し原稿台１が矢印Ａの左方向に
移動を始めると共にコロ４が下降しシートＰをすでに回
転している斜送ロー２４′と挟持搬送し搬送路５をふさ
いでいるシャッター６にシートＰの先端が当たるに充分
な時間後コロ４は上昇する。原稿台１が左方向に移動し
て、原稿台１に固定されたカムがマイクロスイッチを動
作させることにより（不図示）、−担停止し、次に右方
向へ移動する信号によって右方向へ移動を開始すると前
記カムとマイクロスイッチの動作により再びコロ４が下
降し、更に、原稿台１に固定されたレジスト信号用カム
がマイクロスイッチを動作させる（不図示）と前記シャ
ッタ６が上昇し搬送路を開放する。したがってシートＰ
を挾持しスリップ状態にあるコロ４、斜送ロー２４′に
よってシートＰは再び進み搬送ローラフにくわえられ搬
送路８を通りドラム９と接触し、転写帯電器１０によっ
てドラム９上のトナー像を転写され、搬送路１１を通シ
定着器１２によりトナー像を定着され排紙ローラ１３か
ら排紙トレイ１４上に排出される。上昇させられたシャ
ッター６はシートＰの先端が搬送ローラフに挾持された
後に再び下降すると共にコ０４もまた上昇する。この動
作の信号は前述したレジスト用カムとマイクロスイッチ
との間で発生する。

次に、斜送０−−ｊ　４’およびシャッター６部と動作
の信号系を詳述する。第２図に斜送ローラ部からシャッ
タ一部の搬送系の斜視図を示す。

軸受、固定部等は省略しである。第３図に斜送ローラ部
と紙検知センサ一部の断面図を示す。

第４図は移動原稿台の一部であり動作信号系の一部であ
る。

第４図において、原稿台１にカム１０１　、１０２　。

１０３　、１０４が固定されている。（カム１０１〜１
０４は原稿台１と一体成型で作っても良い）このカム１
０１〜１０４が原稿台１の下方の本体に固設のマイクロ
スイッチ１０５　、１０６のレバーを押すことにより動
作信号を発する。

さて、第２図においてシー）Ｐが手で挿入され紙検知レ
バー３を押すと紙検知センサ−２２を遮断していたレバ
ーが逃げ、その信号により不図示のメインモーターが回
転し、歯車２３．２４が回転し歯車２４が固定された搬
送ロー２７が回転し、搬送ローラ７に固定されたプーリ
５が回転し、プーリ２５とタイミングベルト２６、プー
リ２７、斜送ローラ４′も回転する。同じ信号により、
ルノイ、ド２８が励磁されレバー３１．３２の動作によ
りコロ４が下久る。従って挿入されたシートＰは斜送ロ
ーラ４′、コロ４によって矢印り方向挾持搬送されるが
、ガイド３３のａ部に当たシ矢印Ｅ方向に直進すること
になる。直進したシートＰの先端が搬送路５を遮断して
いるレジストシャッタ６に当たると斜送ロー２４′を空
転し、シートはレジストシャッタ６が開放されるまで待
機する。

斜送ローラ４によるシートの直進速度をＶ　（Ｃ−）と
し、紙検知レバー３からシャッター５までの距離をＬ−
とするとソレノイド２８は前記励磁後（Ｌ／ｙ＋０．４
　）ｓｅｃ後に励磁が解かれ、コロ４は引張ばね３４に
よって上昇させられる。これによって斜送ローラ４、コ
ロ４′によって用紙の進行方向、まだ進行方向と直角な
方向にループが作られた場合でも用紙が自由となってル
ープ解消となる。一方前記紙検知レバー３の信号により
原稿台ｌ（第４図）矢印Ｂ方向（これは第１図矢印Ａの
左方向と同じ）に移動開始しており、カム１０１により
マイクロスイッチ１０５．１０６がＯＮされると停止し
、次にタイマーによって矢印Ｃ方向に移動を開始する。

カム１０１のマイクロスイッチ１０５のＯＦＦ信号によ
りコロ４は再び下降し、シートは斜送ロー２４′、コロ
４に挾持され斜送ロー２４′はスリップ状態になる。原
稿台１が更に移動しカム１０２によってマイクロスイッ
チ１０５がＯＮされるとソレノイド３５が励磁されレジ
ストシャッタ６が両端の回転部３６を中心に揺動し搬送
路５を開放すると用紙は進行を始める。

カム１０２によるマイクロスイッチ１０５のＯＦＦ信号
によりソレノイド３５およびソレノイド２８の励磁が解
かれてレジストシャッタ６は自重で降り、コロ４は引張
ばね３４で上昇する。レジストシャッタ６から搬送ロー
ラ７までの距離を１ｃｍとすると（ｔ／ｙ＋０．３　）
ｓｅｅ分の長さをカム１０２によってマイクロスイッチ
１０５を押しておシ、シャッタ６は寸だ下方にシートが
あるうちに降りるが搬送ロー２７の搬送力が弾く影響が
ない。こうすることによって次のシートＰを第１のシー
トＰの後端に続けて挿入された場合でもシャッタで停止
させることが可能となるからである。

原稿台１はこの後１０４によってマイクロスイッチ１０
６がＯＮされて一担停止し反転信号によって再びＢ方向
に移動しカム１０３によってマイクロスイッチ１０５が
ＯＮされて停止し、タイマーによってシー）Ｐが排出さ
れた後にメインモータが停止する。カム１０３は原稿台
１を装置の略中夫に停止させるためのカムである。なお
、第３図において、搬送ロー２７にはシートを確実に挾
持搬送スるためにゴムロー２２９部が３ケ所あり対向位
置に樹脂ローラ３０が軸３７を回転中心として不図示の
ばねによりた接している。第３図はシー）Ｐによる紙検
知レバー３の動きと紙検知セまた、コロ４はレバー３２
にあけられた長穴３２１とレバー３１に固定されたピン
３８によって、ソレノイド２８が励磁されてレバー３１
が矢印方向に更ている。ばね力によらないこの方向はば
ね力の＋＋ばらつき＋＋による加圧力の変化よりも精度
良く管理可能であり安定した搬送力が得られる。

以上記述した様にコロ４の上下動を繰り返すことにより
簡潔な機構により斜送ローラ４′のシートとのスリップ
時間を極力小さくすることが可能であり、斜送ローラの
耐久向上に著るしい効果があるだけでなく、シャッタ６
や、ガイド板３３の側壁とのループの解消が可能となり
、坪量２０（４％）程度の薄紙から坪量２００（〜）以
上の厚紙まで幅広い通紙可能範囲で誤差の少ないシート
のレジストレーションを得ることが可能となった。

次に信号系の別の実施例を第５図に示す。レジストシャ
ッタ６のシート先端の当る部分に感圧素子５１を用いる
ことによってコロ４の上昇時期を感圧素子から得られ、
より一層のスリップ時間短縮が得られ、シャッタ６の揺
動部の略最大揺動部の動きからフォトインタラプタ５２
等のセンサーを用いてコロ４の再下降を行なうことによ
って同様の効果およびループの極小化が行え更に薄紙か
ら厚紙の通紙可能範囲が広がる。

なお、本発明は斜送ローラに限らず直進ローラに関して
も同様に適用できるものであることは言うまでもない。

・　　以上説明したように、本発明の構成によると、シ
ートのタイミング送シ出しを耐久性良く、まだ安定性良
く行なうことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した複写機の断面図、第２図はシ
ート搬送部を示しだ斜視図、第３図はその部分拡大図、
第４図は原稿台の信号部を示した部分斜視図、第５図は
他の実施例を示した断面図である。 図において、３は用紙検知レバー、４はコロ、４′は斜
送ローラ、６はシャッター、７は搬送ローラ、２２ハ紙
検知センサー、２９はゴムローラ、３０は樹脂ローラで
ある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. シートを搬送ローラで搬送した後、その前方に配置した
   シート先端停止用のシャッタ一部材で停止して再び搬送
   するシート搬送装置において、該搬送ローンをシート搬
   送路上のシートに対して接離可能にし、該搬送ローラに
   よシ搬送されたシートの先端が該シャッタ一部材により
   阻止された後に該搬送ローラをシート上から離間し、該
   シャッタ一部材がシートを前進させるためにシート搬送
   路を開放する前にシート上に接触させることを特徴とし
   たシート搬送装置。