JPS5821675Y2 - 高圧流体を用いた切断機における被加工物吸気保持装置 - Google Patents

高圧流体を用いた切断機における被加工物吸気保持装置

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JPS5821675Y2
JPS5821675Y2 JP11533276U JP11533276U JPS5821675Y2 JP S5821675 Y2 JPS5821675 Y2 JP S5821675Y2 JP 11533276 U JP11533276 U JP 11533276U JP 11533276 U JP11533276 U JP 11533276U JP S5821675 Y2 JPS5821675 Y2 JP S5821675Y2
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JP
Japan
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support
belt
belts
thin metal
honeycomb
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Application number
JP11533276U
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JPS5333085U (ja
Inventor
原聖
高山修一
中沖徹
Original Assignee
武藤工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は超高圧流体例えばウォータージェットを用いた
切断機において、ハニカム状部材から成る被加工物載置
台を無端状ベルトの支持平面上にこれと連動すべく位置
決めし、前記被加工物載置台の支持平面に吸気力を発生
させ、該吸気力によって前記載置台上に布等の被加工物
を固定保持するようにした被加工物吸気保持装置に関す
る。
被加工物載置台の支持平面に吸気力を発生させるに際し
、上記無端状ベルトに、これに対して垂直方向に吸気力
が作用すると無端状ベルトの動きが重くなり、従って、
これと連動する被加工物載置台を軽い力で駆動制御する
ことができなくなる。
そこで本考案は、被加工物載置台の支持平面に発生する
吸気力が上記無端状ベルトに、これに対して垂直方向に
作用しないようにすることを目的とするものである。
以下本考案の構成を添付図面に示す実施例に付き詳細に
説明する。
1は機体、2,3は機体1に設けられたXレールであり
、該Xレール2,3のそれぞれには、連結部材4,5に
よって互いに連結する複数個のXカーソル6.7がコロ
を介して滑動自在に取付けられている。
8は架台に架設されたYレールであり、これにXパルス
モータ付きY軸ギアボックス9の出力軸に連繋するYカ
ーソル10がコロを介して滑動自在に取付けられている
前記Yカーソル10には切断ヘッド11が取付けられ、
該ヘッド11には高圧流体供給手段に連結するノズル1
2が下方に向けて設けられている。
13は枠体であり、これにXY軸金金属ベルトX−Y構
成要素とするハニカム(蜂の巣)状部材14が張設配置
されている。
前記枠体13はXカーソル6.7の上面に載置され、該
枠体13はチャック15によってXカーソル6.7に着
脱可能に固定されている。
前記機体1にはベルトローラ16,17゜18及び19
が床面に対して水平で且つ前記Xレール23に対して直
角な軸を中心として回転自在に軸架され、該ベルトロー
ラ16,17間及びベルトローラ18,19間に、前記
ハニカム状部材14の下面を支持する、幅広の支持ベル
ト20゜21がエンドレス状に掛は渡されている。
前記Xカーソル6.7はベルトチャック22によって前
記ベルト20.21に固定されている。
27は前記枠体13の縦杆部間に所定間隔を存して多数
配置された、ハニカム状部材14のX構成要素たるX細
金属ベルトであり、これらは取付けねじを介して枠体1
3の両縦杆部間に張設されている。
前記X細金属ベルト27の側面27′は支持ベルト20
.21の上位水平面29に対して垂直となるように設定
され、該X細金属ベルト27のそれぞれの上端面は前記
水平面29に対して水平な平面に一致し、各々同一レベ
ルで配列されている。
前記X細金属ベルト27の各側面27′には、ハニカム
状部材14のY構成要素たるY細金属ベルト30の両端
が溶着乃至接着されて、該Y細金属ベルト30のそれぞ
れの上端は前記X細金属ベルト27の上端と同一レベル
に設定され、且つ、該Y細金属ベルト30の側面は支持
ベルト20.21の上位水平面29に対して垂直に設定
されている。
前記金属ベルト30の、枠体13の横杆部に対向する端
部は、取付ねじを介して、該横杆部に固定されている。
前記Y細金属ベルト30の下端は前記金属ベルト21の
下端より上位に位置し、ハニカム状部材14と前記ベル
ト20゜21表面との間に、該ベルト20.21表面の
長手方向に沿って連通し、且つ前記ハニカム状部材14
の上端開口部に連通ずる空気の通路32を複数形成して
いる。
前記連結部材4,5にはラックギアがそれぞれ設けられ
、該ラックギアはX軸ギアボックス33.34の出力ピ
ニオンと噛合している。
前記ギアボックス33.34の入力軸はXモータの出力
軸に連繋している。
前記Xカーソル6.7をXレール2,3に沿って移動す
る機構及びYカーソル10をYレール8に沿って移動す
る機構は通常のX−Y数値制御装置を構成している。
35は、前記ベルトローラ17,18間に配設されたバ
キュームボックスであり、パイプを介して吸気装置に連
通している。
前記バキュームボックス35の上端部に固定された遮蔽
板36 、37は前記ベルトローラ17,1Bの表面に
当接し、且つ前記バキュームボックス35の両端部には
、カバ一部材38が設けられ、該カバ一部材38、遮蔽
板36.37及びその他適宜な遮蔽板(図示省略)によ
ってバキュームボックス35の両端部長ヒハキュームボ
ックスとベルトローラ17゜18との対向部から空気が
多量に流入してバキュームボックス35内の吸気力(真
空度)が低下するのを防止している。
前記バキュームボックス35の底板にはその長手方向の
略全長にわたって長孔39が形成され、該長孔39内に
は前記ノズル12の直下に開口するキャッチャ−40の
管部41が摺動自在に配置され、該管部41に固定され
た板部材42の両端部には遮蔽ベルト43の両端が固定
され、該ベルト43の平担に支持された部分の表面はバ
キュームボックス35の底板に摺動自在に当接し、該ベ
ルト43の表面によって前記長孔39の、前記管部41
が位置する以外の部分を塞いでいる。
前記ベルト43はバキュームボックス35の両端側に回
転自在に軸支された一対のベルトプーリとこれらの中間
に配置された複数個のベルトプーリ55(他のプーリは
図示せず)によってループ状に回動自在に支持されてい
る。
前記キャッチャ−40に連結するパイプ54は架台に架
設されたレール45に滑動自在に取付けられたカーソル
46に支持されている。
前記カーソル46と前記カーソル10は無端状ワイヤロ
ープ(図示省略)によって互いに連動するように連結さ
れ、これによりキャッチャ−40は、前記切断ヘッド1
1のYレール8に沿った移動と連動して同方向に同量レ
ール45に沿って移動するように構成されている。
47は常記ベルトローラ17,1Bの軸に固着されたブ
ーIJ 48 、49間に掛けられた伝達ベルトである
次に本実施例の作用について説明する。
まず、ニハカム状部材14の上に被加工物51例えば布
を載置する。
次に吸気装置を駆動するとバキュームボックス35の開
口部に形成された吸気口50に吸引力が発生し、この吸
引力は、ハニカム状部材14の空気の通路32に伝達さ
れ、該ハニカム状部材14の上面側に載置された被加工
物51に吸引力が作用して被加工物51はハニカム状部
材14の上面側にしっかりと固定される。
この際、通路32内の吸引力は支持ベルト20゜21に
対して、これを下向き垂直方向に引張る方向に作用する
ことがなく、吸気装置の吸気力が支持ベルト20,21
の移動に対して負荷として作用しない。
次に数値制御装置を駆動すると、横カーソル6.7及び
ベルト20,21が回動し、ハニカム状部材14はX座
標軸方向に移動する。
一方Yカーソル10がYレール8に沿って移動し、ノズ
ル12の下端は被加工物51上で所定のパターンに沿っ
て相対的に移動し、このとき、ノズル12から超高圧流
体がビーム状に噴射されると、ノズル12の直下に位置
する被加工物51は所定のパターンに沿って切断される
ヘッド11の移動と連動してキャッチャ−40はバキュ
ームボックス35の長孔39に沿って移動し、被加工物
51及びハニカム状部材14を通過したビーム状流体は
キャッチャ−40内に落下し、該キャッチャ−40から
ホースを通じて適所に送られる。
本考案は上述した如く、ハニカム状部材のY構成要素の
金属ベルトの下端面を、X構成要素の金属ベルトの下端
のレベルより上位に設定してハニカム状部材の下側を支
持する一対の支持ベルトの表面上に、該ベルトの長手方
向に沿って空気の通路を形成し、該通路に、前記一対の
支持ベルトの対向部に配置した吸気口を対接し、該通路
に吸弓力を発生せしめ、該吸引加によって、ハニカム状
部材上に被加工物を固定するようにしたので、被加工物
に対する吸引力が支持ベルトに、下向き垂直方向に作用
することがなく、支持ベルトの移動に対して、吸気装置
の吸気力が負荷として作用せず、支持ベルトを円滑に軽
く移動させることができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の好適な実施例を示し、第1図は全体平面図
、第2図はハニカム状部材の側面図、第3図は要部の断
面図、第4図は側面図、第5図は要部の拡大側面図であ
る。 1・・・・・・機体、2,3・・・・・・Xレール、6
,7・・・・・・Xカーソル、8・・・・・・Yレール
、10・・・・・・Yカーソル、11・・・・・・切断
ヘッド、12・・・・・・ノズル、13・・・・・・枠
体、14・・・・・・ハニカム状部材、16〜19・・
・・・・ベルトローラ、20,21・・・・・・ベルト
、27・・・・・・X細金属ベルト、30・・・・・・
Y細金属ベルト、32・・・・・・空気の通路、35・
・・・・・バキュームボックス、39・・・・・・長孔
、41・・・・・・キャッチャ−43・・・・・・遮蔽
ベルト、50・・・・・・吸気口、51・・・・・・被
加工物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 適宜な間隔を存して対向し、所定方向に移動自在な一対
    の幅広な無端状支持ベルト20.21と、該一対の支持
    ベルト20.21の対向部の直上に、該対向部に沿って
    移動自在に配置された、高圧流体供給手段に連通ずるノ
    ズル12とから成る装置において、長手方向を前記支持
    ベル)20 、21の移動方向と平行とし且つ側面を支
    持ベルト20゜21の上面に対して垂直に設定した複数
    のX軸金属ベルト27と、長手方向を前記X細金属ベル
    ト27に対して直角とし且つ側面を前記支持ベルト20
    .21の上面に対して垂直に設定した複数のY細金属ベ
    ルト30とから成るハニカム状部材14を、前記支持ベ
    ル)20.21の上面に位置決めし、前記XY軸金金属
    ベル27.30の上端を前記支持ベルト20,21の上
    面に平行な平面に一致させ、前記X細金属ベルト27の
    下端を前記支持ベルト20,21の上面に一致させ、前
    記Y軸金属ベルト30の下端を前記X細金属ベルト27
    の下端のレベルより上位に設定し、前記一対の支持ベル
    )20.21の対向部にバキュームボックス35を配設
    し、該バキュームボックス35の吸気口50を前記ハニ
    カム状部材14の下面側に対向したことを特徴とする高
    圧流体を用いた切断機における被加工物吸気保持装置。
JP11533276U 1976-08-28 1976-08-28 高圧流体を用いた切断機における被加工物吸気保持装置 Expired JPS5821675Y2 (ja)

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JP11533276U JPS5821675Y2 (ja) 1976-08-28 1976-08-28 高圧流体を用いた切断機における被加工物吸気保持装置

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JPS5333085U JPS5333085U (ja) 1978-03-23
JPS5821675Y2 true JPS5821675Y2 (ja) 1983-05-09

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JPS59138559A (ja) * 1983-01-25 1984-08-09 Fuji Photo Film Co Ltd 感光材料切断移送装置

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JPS5333085U (ja) 1978-03-23

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