JPS5821624A - 慢性関節リウマチの治療剤 - Google Patents
慢性関節リウマチの治療剤Info
- Publication number
- JPS5821624A JPS5821624A JP57057875A JP5787582A JPS5821624A JP S5821624 A JPS5821624 A JP S5821624A JP 57057875 A JP57057875 A JP 57057875A JP 5787582 A JP5787582 A JP 5787582A JP S5821624 A JPS5821624 A JP S5821624A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gamma globulin
- remedy
- globulin
- rheumatoid arthritis
- chemically modified
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明はFC部分を有する酵素処理或いは化学修飾さn
’eガンマ・グロブリンを有効成分とする慢性関節リウ
マチの新規治療剤に関する。 ガンマ・グロブリン製剤は既に原発性免疫不全の補充療
法、ウィルス感染予防、重症感染における抗生物質との
併用療法を目的とした受動免疫療法剤として市販されて
いるが、今般本発明者等はFC部分を有する酵素処理或
いは化学修飾されたガンマ・グロブリンが抗原抗体複合
体の組織への沈着を主原因とする慢性関節11ウマチに
極めて有効であることを見い出し、本発明を完成し九。 即ち、慢性関節リウマチでは抗原である変性■gGとそ
れに対する抗体(+1ウマトイド因子)との結合、更に
そf′LK伴って補体の活性化が引金となp%多形核白
血球の当該結合物(変性夏gGとその抗体との結合物)
の喰食およびそれに引き続く同細胞よりの蛋白分解酵素
の遊出′、それによる組織破壊が誘因となって発症する
とされている。現在この疾患の治療には副腎皮質ホルモ
ンや免疫抑制剤、非ステロイド性抗炎症剤、金塩製剤、
D−ベニ多ラミン製剤が用いられているが、こnらは根
治的治療剤とはいえず、むしろ長期連用による重篤な副
作用の原因ともなり、より有効な治療剤の開発が望まれ
ていた。 この抗原抗体結合物の関節内への沈着が原因となり発症
する慢性関節リウマチ疾患においてFC部分を有する酵
素処理或いは化学修飾さnたガンマ・グロブリンを患者
の静脈内に投与する゛ことにより、この結合体の溶解又
は顕著な消失が起り、この疾患の原因を取り除くことに
よる根治的療法を見い出したものである。 FC部分を有する酵素処理ガンマ・グロブリンとはガン
マ・グロブ11ンをその16部分の全ては破壊しない方
法において酵素処理を施して静注可能としたガンマ・グ
ロブリンを意味し、FC部分を有する化学修飾さfl、
fcガンマ・グロブリンとはそのF部分の全ては破壊し
ない方法において化学的に修飾さtt7’(静注可能の
ガンマ・グロブリンを意味する。 従ってヴエノグロプリンの商標名で市販されているプラ
スミン処理注射用ガンマ脅グロブリン製剤、スルホ化注
射用ガンマ・グロブ11ン製剤(生物学的製剤基準収載
名:乾燥スルホ化人免疫グロブリン)が本発明製剤とし
て好適に用いられる。 本発明製剤はこれらの市販製剤に限定されるものですく
、ガンマ・グロブ11ンをそのFC部分の全ては破壊す
ることなく酵氷処理或いは化学処理をし、こnを公知の
注射剤の製造法に従い必要に応じてグリシン、メチルチ
オレート等の安定化剤、防腐剤を添加し製造した製剤を
用いることもできる。 本発明製剤は免疫学的理論に基づくこれら難治性疾患の
病因の解析からその有効性が理論づけらnる゛とともに
実施例にて本発明の効果が証明されたものであり、抗原
抗体複合体沈着を原因とする慢性−節+1ウマ千に適用
できる画期的な治療剤である。 本発明製剤の投与経路は通常静脈内投与であるが、筋肉
内又は患部局所への注入も可能である。 慢性関節Ilウマチに対する用法・用量は体重1館当り
ガンマ・グロノ゛りンとして20〜loog1g又は成
人1回1000〜5000■を1日1回、1〜数週間連
日頚静脈内投与が標準的である。症状に応じ投与量の増
減ならびに免疫抑制剤等の併用を行ってもよい。 以下に本発明製剤の臨床効果について述べる。 実施例−1 34才女性。 関節痛、早朝の手のこわばりを発症した。主訴の他に手
関節の変形を認め、アメリカ11ウマ手協会診断基準に
より慢性リウマチと診断された・発症後約6ケ月後に市
販のプラスミン処理注射用ガンマ・グロブリン製剤を1
日1回2500■を2週間に亘9連日静脈内寝与
’eガンマ・グロブリンを有効成分とする慢性関節リウ
マチの新規治療剤に関する。 ガンマ・グロブリン製剤は既に原発性免疫不全の補充療
法、ウィルス感染予防、重症感染における抗生物質との
併用療法を目的とした受動免疫療法剤として市販されて
いるが、今般本発明者等はFC部分を有する酵素処理或
いは化学修飾されたガンマ・グロブリンが抗原抗体複合
体の組織への沈着を主原因とする慢性関節11ウマチに
極めて有効であることを見い出し、本発明を完成し九。 即ち、慢性関節リウマチでは抗原である変性■gGとそ
れに対する抗体(+1ウマトイド因子)との結合、更に
そf′LK伴って補体の活性化が引金となp%多形核白
血球の当該結合物(変性夏gGとその抗体との結合物)
の喰食およびそれに引き続く同細胞よりの蛋白分解酵素
の遊出′、それによる組織破壊が誘因となって発症する
とされている。現在この疾患の治療には副腎皮質ホルモ
ンや免疫抑制剤、非ステロイド性抗炎症剤、金塩製剤、
D−ベニ多ラミン製剤が用いられているが、こnらは根
治的治療剤とはいえず、むしろ長期連用による重篤な副
作用の原因ともなり、より有効な治療剤の開発が望まれ
ていた。 この抗原抗体結合物の関節内への沈着が原因となり発症
する慢性関節リウマチ疾患においてFC部分を有する酵
素処理或いは化学修飾さnたガンマ・グロブリンを患者
の静脈内に投与する゛ことにより、この結合体の溶解又
は顕著な消失が起り、この疾患の原因を取り除くことに
よる根治的療法を見い出したものである。 FC部分を有する酵素処理ガンマ・グロブリンとはガン
マ・グロブ11ンをその16部分の全ては破壊しない方
法において酵素処理を施して静注可能としたガンマ・グ
ロブリンを意味し、FC部分を有する化学修飾さfl、
fcガンマ・グロブリンとはそのF部分の全ては破壊し
ない方法において化学的に修飾さtt7’(静注可能の
ガンマ・グロブリンを意味する。 従ってヴエノグロプリンの商標名で市販されているプラ
スミン処理注射用ガンマ脅グロブリン製剤、スルホ化注
射用ガンマ・グロブ11ン製剤(生物学的製剤基準収載
名:乾燥スルホ化人免疫グロブリン)が本発明製剤とし
て好適に用いられる。 本発明製剤はこれらの市販製剤に限定されるものですく
、ガンマ・グロブ11ンをそのFC部分の全ては破壊す
ることなく酵氷処理或いは化学処理をし、こnを公知の
注射剤の製造法に従い必要に応じてグリシン、メチルチ
オレート等の安定化剤、防腐剤を添加し製造した製剤を
用いることもできる。 本発明製剤は免疫学的理論に基づくこれら難治性疾患の
病因の解析からその有効性が理論づけらnる゛とともに
実施例にて本発明の効果が証明されたものであり、抗原
抗体複合体沈着を原因とする慢性−節+1ウマ千に適用
できる画期的な治療剤である。 本発明製剤の投与経路は通常静脈内投与であるが、筋肉
内又は患部局所への注入も可能である。 慢性関節Ilウマチに対する用法・用量は体重1館当り
ガンマ・グロノ゛りンとして20〜loog1g又は成
人1回1000〜5000■を1日1回、1〜数週間連
日頚静脈内投与が標準的である。症状に応じ投与量の増
減ならびに免疫抑制剤等の併用を行ってもよい。 以下に本発明製剤の臨床効果について述べる。 実施例−1 34才女性。 関節痛、早朝の手のこわばりを発症した。主訴の他に手
関節の変形を認め、アメリカ11ウマ手協会診断基準に
より慢性リウマチと診断された・発症後約6ケ月後に市
販のプラスミン処理注射用ガンマ・グロブリン製剤を1
日1回2500■を2週間に亘9連日静脈内寝与
【、た
ところ、臨床症状の着用な改善を認めた。 実施例−2 84才女性。 70才時より慢性関節リウマチ(stage■)の診断
をうけ、非ステロイド性抗炎症剤、副腎皮質ホルモ・製
剤の治療を受けていた。その後78才rり高熱が頻発す
る様になり非ステロイド性抗炎症剤の増量(インドメサ
シン150111jlt)の投与により諸症状の改善が
認められていたが薬剤による消化器症状が発現し、薬剤
の減量がやむなきに到ると高熱、関節症状の発現をみて
いた。84才時、プラスミン処理ガンマ・グロフ゛11
ン5P/日を隔日に6回投与したところ、その直後より
リウマトイド因子の陰性化、投与3透口より血中のタレ
アチンホスホキナーゼ 3+がl+、血沈?2/1時間
が54/】時間と改善し、又、諸関節痛が消えると同時
にその後1発熱等全身症状の発籾、をみていない。こn
らの症状の顕著な改善は、従来の副腎皮質ホルモン等の
療法では見られなかった根治的なものである。 実施例−3 62オ男性。 52才時より慢性関節11ウマチ(Stage■)の診
断を受は非ステロイド性抗炎症剤、副腎皮質ホMモン製
剤の投与を受けていた。その後も約9年にわたり同様の
治療を受けていたが、朝のこわばり。 紐間節部の腫張、疼痛、11ウマトイド皮□下結節の改
善を認めなかった。62才時、プラスミン処理ガンマ・
グロブリン5y/m’番隔日[6回投与したところ、骨
破壊像の強い右膝関節痛を除いて疼痛の緩和、朝のこわ
ばりの減少、関節腫張の減少く相関すると云わn且つ治
療困難ヤあったりウマ血沈44496 / 1時間が8
9/1時間、リウマトイド因子2+が1+となった。
ところ、臨床症状の着用な改善を認めた。 実施例−2 84才女性。 70才時より慢性関節リウマチ(stage■)の診断
をうけ、非ステロイド性抗炎症剤、副腎皮質ホルモ・製
剤の治療を受けていた。その後78才rり高熱が頻発す
る様になり非ステロイド性抗炎症剤の増量(インドメサ
シン150111jlt)の投与により諸症状の改善が
認められていたが薬剤による消化器症状が発現し、薬剤
の減量がやむなきに到ると高熱、関節症状の発現をみて
いた。84才時、プラスミン処理ガンマ・グロフ゛11
ン5P/日を隔日に6回投与したところ、その直後より
リウマトイド因子の陰性化、投与3透口より血中のタレ
アチンホスホキナーゼ 3+がl+、血沈?2/1時間
が54/】時間と改善し、又、諸関節痛が消えると同時
にその後1発熱等全身症状の発籾、をみていない。こn
らの症状の顕著な改善は、従来の副腎皮質ホルモン等の
療法では見られなかった根治的なものである。 実施例−3 62オ男性。 52才時より慢性関節11ウマチ(Stage■)の診
断を受は非ステロイド性抗炎症剤、副腎皮質ホMモン製
剤の投与を受けていた。その後も約9年にわたり同様の
治療を受けていたが、朝のこわばり。 紐間節部の腫張、疼痛、11ウマトイド皮□下結節の改
善を認めなかった。62才時、プラスミン処理ガンマ・
グロブリン5y/m’番隔日[6回投与したところ、骨
破壊像の強い右膝関節痛を除いて疼痛の緩和、朝のこわ
ばりの減少、関節腫張の減少く相関すると云わn且つ治
療困難ヤあったりウマ血沈44496 / 1時間が8
9/1時間、リウマトイド因子2+が1+となった。
Claims (1)
- 26部分を有する酵素処理或いは化学修飾さnたガンマ
Oグロブリンを有効成分とする慢性関節11ウマチの治
療剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57057875A JPS5821624A (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | 慢性関節リウマチの治療剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57057875A JPS5821624A (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | 慢性関節リウマチの治療剤 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56118928A Division JPS5821623A (ja) | 1981-07-28 | 1981-07-28 | 抗原抗体複合体沈着疾患治療剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5821624A true JPS5821624A (ja) | 1983-02-08 |
JPH0251405B2 JPH0251405B2 (ja) | 1990-11-07 |
Family
ID=13068150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57057875A Granted JPS5821624A (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | 慢性関節リウマチの治療剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821624A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60185726A (ja) * | 1983-12-07 | 1985-09-21 | アンステイテユ メリユ− | 免疫調整医薬 |
JPS61155335A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-15 | Green Cross Corp:The | 免疫調節剤 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0490602A (ja) * | 1990-08-03 | 1992-03-24 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 誘電体共振器及び誘電体フィルタ |
JPH04103201A (ja) * | 1990-08-22 | 1992-04-06 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 誘電体帯域阻止フィルタ |
-
1982
- 1982-04-06 JP JP57057875A patent/JPS5821624A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60185726A (ja) * | 1983-12-07 | 1985-09-21 | アンステイテユ メリユ− | 免疫調整医薬 |
JPH0586378B2 (ja) * | 1983-12-07 | 1993-12-10 | Ansuchi Meryuu | |
JPS61155335A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-15 | Green Cross Corp:The | 免疫調節剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0251405B2 (ja) | 1990-11-07 |
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