JPS5821571Y2 - 発泡性合成樹脂原料の飛散防止体 - Google Patents

発泡性合成樹脂原料の飛散防止体

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JPS5821571Y2
JPS5821571Y2 JP1975168442U JP16844275U JPS5821571Y2 JP S5821571 Y2 JPS5821571 Y2 JP S5821571Y2 JP 1975168442 U JP1975168442 U JP 1975168442U JP 16844275 U JP16844275 U JP 16844275U JP S5821571 Y2 JPS5821571 Y2 JP S5821571Y2
Authority
JP
Japan
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raw material
synthetic resin
preventer
scattering prevention
prevention body
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Expired
Application number
JP1975168442U
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English (en)
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JPS5281476U (ja
Inventor
滝口英喜
Original Assignee
カブシキガイシヤ アイジ−ギジユツケンキユウシヨ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は発泡性合成樹脂原料(以下、単に原料という)
、例えば二液反応型の発泡性ポリウレタン樹脂のように
化学反応と同時に自己接着性を示すような流体原料の落
下被積層領域外への飛散を防止するための飛散防止体(
以下、単に防止体という)の改善に関する。
従来、合成樹脂、例えば上記したポリウレタン樹脂を用
いてフオーム、あるいはそれを芯材とした複合板を製造
する場合は、上記原料が被着してほしい領域の周囲に単
なる金属板体を正方形、円状の中空体に形成したパイプ
状の防止体を設けて上記原料の領域外への飛散を防止す
る方策をとっていた。
しかしながら、この種防止体の構造ではポリウレタン樹
脂のように混合と同時に化学反応が起り、体積が膨9根
すると共に、自己接着性を発揮する原料を用いた場合、
種々の欠点があった。
すなわち、■反応成分が混合された未発泡のポリウレタ
ン樹脂は防止体の中空部を通って被着面に堆積されるが
、上記防止体の中空部を通過する際に混合飛散物がその
内壁に付着し、かつ、発泡膨張するので前記混合物の防
止体内の通過空間を狭め、混合物の分散パターンを不均
一にすると共に、所定の被着面に堆積する量、および位
置が変化し、被着体上に混合物がない個所、所謂欠肉部
が発生する。
■混合物が防止体の空間を通過中に混合物の飛散物がそ
の内壁に付着するため原料の無駄使いとなる。
■混合物の飛散物が作業環境に浮遊し、安全衛生によく
ない。
■連続稼動時には防止体に付着した原料を排除する人と
原料を吐出するための機械操作者の2人が必要である。
等の不利があった。
本考案はこのような欠点を除去するため鋭意研究して、
この種原料が防止体の内壁に付着し難く、かつ、反応、
発泡が進まず、しかも付着しても直ちに剥離し、防止体
の中空部の空間の容積も小さくすることがなく、その上
、所定被着面に無駄なく堆積するように機能する防止体
を提供する。
以下に図面を用いて本考案に係る原料の防止体・の一実
施例について詳細に説明する。
第1図a。bは上記防止体を示す斜視図であり、a図に
おいて1は防止体で低温壁2を熱伝導のよい銅板、鉄板
からなる中空板体3を組み合わせて上下端オープン状の
角筒状、図示しないが丸筒状などの任意横断面に構成し
、その内壁面2a、所謂原料と接触する面に原料が付着
しないように、あるいは付着しても容易に剥離するよう
な離型層4を設け、中空板体3の上下端部に注入孔5、
排出孔6を穿設し、その外側に必要によりカバー8を接
着したものである。
ここで、さらに説明すると、上記中空板体3は低温壁2
と化するものであり、その構造は第1図aに政略的に示
すように中空板体3の中空部7にマイナス10〜10℃
の冷気、約O〜10℃の冷水などを循環させるものであ
る。
また、b図は単なるカバー8′を前記したように組み合
せて上下オープン端の角筒状、図示しないが丸筒状など
に構成し、その内壁8 a’にサーモモジュール9を多
数個タイル壁状に配列し、サーモモジュール9の内壁9
aに前記した離型層4を設けた防止1’である。
なお、各サーモモジュール9間は絶縁物質(図示せず)
で(例えば、ゴム、合成樹脂:で隔離する。
この構造の冷却温度、すなわち、サーモモジュールの冷
却能は約−15℃まで可能である。
また、前記した離型層4を形成する物質としてはポリス
チレン、フッソ樹脂、シリコン樹脂などである。
この離型層4は上記物質をコーテングして被膜を形成す
るか、フィルム板体となったものを貼着するかである。
次に実施例につき第2図を用いて説明すると、い1第1
図aに示す防止体1を連続して移動するコンベアAの両
側レール13上に一定範囲移動可能に載置し、防止体1
の上下が開端となっており、図の如くポリオールとポリ
イソシアネートをスプレーガンCで混合して防止体1内
に吐出したと仮定する。
その時のパターン幅は、もちろん、防止体1の離型層4
間より狭い。
そこでコンベアAが矢印方向に一定速度で移動し、その
上に例えば凹字状断面の金属板りが載置され、スプレー
ガンCの真下に到来したと仮定する。
するとスプレーガンCからはポリオールとポリイソシア
ネートが混合された液体状態の原料がスプレーされる。
そして、この混合液体がスプレー圧のため吐出量の幾分
は直接離型層4に接触するが、離型層4は約0℃に設定
されているため、温度に敏(惑な混合された原料でも反
応が大幅に遅延され、殆んど液体の11下方に流出する
換言すると、上記のようなポリウレタン樹脂の場合、通
常、ポリオールが22℃、ポリイソシアネートが25℃
位に設定され、スプレーガンC内で約27℃位になり、
その後に急速に反応するものであり、特に、温度はその
化学反応速度、すなわち触媒として大きなファクターと
なっているので、離型層4の表面を0℃に保持した場合
は、まず発熱反応の上記樹脂でも、付置する敬からみて
、はとんど反応せずに、所謂発泡せずに液体状態で離型
層40表面を流れ落ちることになり、飛散した樹脂が離
型層4の表面で付着堆積することがなかった。
もちろん、樹脂内の発泡剤と粘度のタイミングが異なり
、発泡することなどは全くなかった。
それ故、原料の通過する空間を制限、すなわち邪魔する
ような状態になりえなかった。
以上説明したのは本考案の一実施例にすぎず、スプレー
ガンの代りにミキサーを用いた時も、スプレーガン以上
に効果を発揮する。
また図示しないがカバー8の外周に断熱材を設けたり、
第2図に示すように案内輪Eを設けることも可能である
さらに上端を開放しているが、この部分を密閉し、吐出
口、あるいはスプレーガンのみを貫設するようにしても
よい。
上述したように本考案に係る原料の防止体によれば、低
温壁に原料が付着しても反応、発泡せず、しかも液状で
流下するため吐出パターンを変化させることもなく長時
間の稼動ができるようになった特徴がある。
また、防止体には原料が実質的に付着しないこととなる
ため高師な原料を有効に利用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図a、およびbは本考案に係る発泡性合成樹脂原料
の飛散防止体の一実施例を示す斜視図、第2図は上記防
止体を連続的に移動するコンベア上に配し、その上方か
らポリウレタン樹脂を吐出した状態を示す斜視図である
。 1.1’・・飛散防止体、2・・・低温壁、4・・・離
型層、8・・・カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発泡性合成樹脂原料を所定領域に任意パターンでスプレ
    ー、あるいは吐出する装置の出口から被積層面1での周
    囲を低温壁で包囲した発泡性合成樹脂原料の飛散防止体
    において、上記低温壁の内壁にポリエチレン、フッソ樹
    脂、シリコン樹脂などのような離型性のある合成樹脂の
    1種をコーテングした被膜、もしくはこれらのフィルム
    を貼着して離型層を設けたことを特徴とする液状合成樹
    脂原料の飛散防止体。
JP1975168442U 1975-12-13 1975-12-13 発泡性合成樹脂原料の飛散防止体 Expired JPS5821571Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5281476U JPS5281476U (ja) 1977-06-17
JPS5821571Y2 true JPS5821571Y2 (ja) 1983-05-07

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ID=28647034

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