JPS5821432A - 発泡体の製造方法 - Google Patents
発泡体の製造方法Info
- Publication number
- JPS5821432A JPS5821432A JP56119229A JP11922981A JPS5821432A JP S5821432 A JPS5821432 A JP S5821432A JP 56119229 A JP56119229 A JP 56119229A JP 11922981 A JP11922981 A JP 11922981A JP S5821432 A JPS5821432 A JP S5821432A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- blowing agent
- polyolefin
- low
- foaming agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B29C47/92—
Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は化学発泡剤を用いて発泡倍率が3倍以上のポリ
オレフィン発泡体を製造する方法に関する。
オレフィン発泡体を製造する方法に関する。
従来から熱可塑性樹脂としてのポリオレフィンの発泡体
はプラスチック固有の特性を保持しながら、更に断熱性
、緩衝性、吸音性が付与され得るため、これらの特色を
生かして建材、包装材、断熱材など各種の分野に多量に
使用されている。ポリオレフィン発泡体を製造するため
に、ポリオレフィンに発泡剤を加えることが通常行なわ
れ、発泡剤としてはフロロカーボン系、あるいはペンタ
ン等の液体発泡剤、N2.co2等の気体発泡剤、およ
びアゾジカルボンアミド等の化学発泡剤がある。この中
で液体および気体発泡剤は通常、押出機等の成形機に直
接圧入する方法によりポリオレフィンに加えられるが、
この場合には汎用の成形機の他に新たな発泡剤圧入用設
備を必要とし設備費が割高になると共に、ペンタン等の
溶剤は人体に有害であり、かつ引火爆発の危険があり安
全衛生上、好ましくない。
はプラスチック固有の特性を保持しながら、更に断熱性
、緩衝性、吸音性が付与され得るため、これらの特色を
生かして建材、包装材、断熱材など各種の分野に多量に
使用されている。ポリオレフィン発泡体を製造するため
に、ポリオレフィンに発泡剤を加えることが通常行なわ
れ、発泡剤としてはフロロカーボン系、あるいはペンタ
ン等の液体発泡剤、N2.co2等の気体発泡剤、およ
びアゾジカルボンアミド等の化学発泡剤がある。この中
で液体および気体発泡剤は通常、押出機等の成形機に直
接圧入する方法によりポリオレフィンに加えられるが、
この場合には汎用の成形機の他に新たな発泡剤圧入用設
備を必要とし設備費が割高になると共に、ペンタン等の
溶剤は人体に有害であり、かつ引火爆発の危険があり安
全衛生上、好ましくない。
一方、これに対して化学発泡剤の場合は不活性数、安全
であり、かつ通常の押出機が使用でき何等特殊な設備を
必要としない利点がある。
であり、かつ通常の押出機が使用でき何等特殊な設備を
必要としない利点がある。
しかしながら、従来の化学発泡法では、発泡倍率が3倍
以上で実用に供し得るほど高品質の発泡体を容易に製造
することは不可能であった。
以上で実用に供し得るほど高品質の発泡体を容易に製造
することは不可能であった。
上記の利点をもつ化学発泡剤を使用して発泡倍率が3倍
以上のポリオレフィン発泡体を容易に製造する場合には
、ポリオレフィンの粘度と発泡剤の選択が重要である。
以上のポリオレフィン発泡体を容易に製造する場合には
、ポリオレフィンの粘度と発泡剤の選択が重要である。
すなわち、ポリオレフィンは生成した気泡が崩壊しない
ための粘性を保持する必要があり、例えば低密度ポリエ
チレン(LDPK)、高密度ポリエチレン(HDPE)
、ポリプロピレンの場合には押出温度160〜150℃
が望ましい範囲になる。そしてこのために選択される発
泡剤も130〜150℃の低温の分解温度をもつ発泡剤
、例えばpAp’−オキシビスベンゼンスルボニルヒド
ラジドが適切な発泡剤であるが、このもの単独では気泡
粒度の調整が難かしいので、180〜200℃の高温分
解温度をもつアゾジカルボンアミドを併用する方法が提
案されている(特公昭45−50260号公報)。この
方法では、低温分解発泡剤、オキシビスベンゼンスルホ
ニルヒドラジドの分解温度以上にして、かつ押出直後も
高温分解発泡剤、アゾジカルボンアミドの分解が継続的
に行なわれる温度で導体上へ押出被覆することによって
気泡核の発生を均一かつ安定した形で発生させる。
ための粘性を保持する必要があり、例えば低密度ポリエ
チレン(LDPK)、高密度ポリエチレン(HDPE)
、ポリプロピレンの場合には押出温度160〜150℃
が望ましい範囲になる。そしてこのために選択される発
泡剤も130〜150℃の低温の分解温度をもつ発泡剤
、例えばpAp’−オキシビスベンゼンスルボニルヒド
ラジドが適切な発泡剤であるが、このもの単独では気泡
粒度の調整が難かしいので、180〜200℃の高温分
解温度をもつアゾジカルボンアミドを併用する方法が提
案されている(特公昭45−50260号公報)。この
方法では、低温分解発泡剤、オキシビスベンゼンスルホ
ニルヒドラジドの分解温度以上にして、かつ押出直後も
高温分解発泡剤、アゾジカルボンアミドの分解が継続的
に行なわれる温度で導体上へ押出被覆することによって
気泡核の発生を均一かつ安定した形で発生させる。
しかしながらこの方法においてはアゾジカルボンアミド
の分解を継続させるために、例えば押出温度185℃と
高温が要求されるために、完全にp、p’−オキシビス
ベンゼンスルホニルヒドラジドが分解す金と共にポリオ
レフィンの粘性が低下して、気泡が崩壊し適度の気泡径
の、発泡倍率3倍以上の良好な窩発泡体を得るには、や
はり高度の技術を必要とすることが判明した。
の分解を継続させるために、例えば押出温度185℃と
高温が要求されるために、完全にp、p’−オキシビス
ベンゼンスルホニルヒドラジドが分解す金と共にポリオ
レフィンの粘性が低下して、気泡が崩壊し適度の気泡径
の、発泡倍率3倍以上の良好な窩発泡体を得るには、や
はり高度の技術を必要とすることが判明した。
これに対し本発明者等は、例えば押出温度130〜15
0℃の範囲内で1重量係以上の割合で添加した低温分解
性発泡剤、例えばp+1”−オキシビスベンゼンスルホ
ニルヒドラジドの分解を継続させつつ、この温度では分
解しない高温分解性発泡剤、例えばアゾジカルボンアミ
ドを添加することにより、気泡を微細化する気泡核を存
在せしめることができ、均一微細な気泡の発泡体を得る
ことができることを見出した。
0℃の範囲内で1重量係以上の割合で添加した低温分解
性発泡剤、例えばp+1”−オキシビスベンゼンスルホ
ニルヒドラジドの分解を継続させつつ、この温度では分
解しない高温分解性発泡剤、例えばアゾジカルボンアミ
ドを添加することにより、気泡を微細化する気泡核を存
在せしめることができ、均一微細な気泡の発泡体を得る
ことができることを見出した。
高温分解発泡剤、例えばアゾジカルボンアミドの配合量
は、低温分解発泡剤、例えばp、p’−オキシビスベン
ゼンスルホニルヒドラジッド1重量部に対し0,05〜
1重量′部の範囲が好ましい。これは、アゾジカルボン
アミドの量が0.05重量部以下では核効果が発生しな
いし、また1重量部以上配合しても核効果は増加せず、
むしろ未分解の発泡剤が押出機等の成型機に付着して生
産性を阻害し、かつ栃泡体の外観を損ない、また発泡体
の着色を引き起こす欠点があられれるためである。
は、低温分解発泡剤、例えばp、p’−オキシビスベン
ゼンスルホニルヒドラジッド1重量部に対し0,05〜
1重量′部の範囲が好ましい。これは、アゾジカルボン
アミドの量が0.05重量部以下では核効果が発生しな
いし、また1重量部以上配合しても核効果は増加せず、
むしろ未分解の発泡剤が押出機等の成型機に付着して生
産性を阻害し、かつ栃泡体の外観を損ない、また発泡体
の着色を引き起こす欠点があられれるためである。
ところで発泡倍率6倍以上の発泡体を得るには、上記低
温分解性発泡剤を1.0重量%以上、好ましくは2.0
重量%以上と、多量に用いろことが必要になってくる。
温分解性発泡剤を1.0重量%以上、好ましくは2.0
重量%以上と、多量に用いろことが必要になってくる。
一般に発泡剤のポリオレフィンへの添加法としては、発
泡剤粉末を直接、ポリオレフィンベレットに添加するト
ライブレンド方式と、発泡剤とポリオレフィンペレット
・を加熱混合して発泡剤をポリオレフィンに練り込む方
式の2種類がある。
泡剤粉末を直接、ポリオレフィンベレットに添加するト
ライブレンド方式と、発泡剤とポリオレフィンペレット
・を加熱混合して発泡剤をポリオレフィンに練り込む方
式の2種類がある。
粉末トライブレンド方式は練り込み工程不要の点で練り
込み方式に比しコストが低くなるメリットがあるものの
、粉末をペレット等の固形のポリオレフィン中に直接添
加するため発泡剤の均一分散が難かしく、また押出機等
の成形機のスクリューへのかみこみが悪く押出量が不安
定になり均一な品質の発泡体が得られないため、練り込
み方式が一般に採用されている。
込み方式に比しコストが低くなるメリットがあるものの
、粉末をペレット等の固形のポリオレフィン中に直接添
加するため発泡剤の均一分散が難かしく、また押出機等
の成形機のスクリューへのかみこみが悪く押出量が不安
定になり均一な品質の発泡体が得られないため、練り込
み方式が一般に採用されている。
しかしながら高温分解性発泡剤アゾジカルボンアミドは
容易にポリオレフィンへ練り込めるが、低温分解性発泡
剤p、p’−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジッ
ドの場合、殊に今回のように1.0重量係以上と多量に
使用する場合には、ポリプロピレン、高密度ポリエチレ
ンのような融点の高いポリオレフィンでは、加熱混合時
に樹脂発熱のために発泡剤が分解してしまい、練り込み
が非常に困難である。
容易にポリオレフィンへ練り込めるが、低温分解性発泡
剤p、p’−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジッ
ドの場合、殊に今回のように1.0重量係以上と多量に
使用する場合には、ポリプロピレン、高密度ポリエチレ
ンのような融点の高いポリオレフィンでは、加熱混合時
に樹脂発熱のために発泡剤が分解してしまい、練り込み
が非常に困難である。
そこで本発明では、低温分解性発泡剤、例えハp+T”
−オキシベンゼンスルホニルヒドラジドはトライブレン
ド方式をとることで上記欠点を解消した。なお高温分解
性発泡剤は練り込み方式、トライブレンド方式、いずれ
の方式も可能であ机 但し、ドライブレド方式には前記の均一分散の難かしさ
、押出量の不安定といった欠点があり、特に本発明の如
く発泡剤を多量に配合する場合は問題になることもあり
、この対策手段としてはポリオレフィンの粉末を更に加
えて、粉末状の発泡剤とポリオレフィンベレットの相溶
性をよくする方法が挙げられる。ポリオレフィン粉末の
添加量は、低温分解性発泡剤1重量部に対し0.1〜1
,0重量部が好ましい。
−オキシベンゼンスルホニルヒドラジドはトライブレン
ド方式をとることで上記欠点を解消した。なお高温分解
性発泡剤は練り込み方式、トライブレンド方式、いずれ
の方式も可能であ机 但し、ドライブレド方式には前記の均一分散の難かしさ
、押出量の不安定といった欠点があり、特に本発明の如
く発泡剤を多量に配合する場合は問題になることもあり
、この対策手段としてはポリオレフィンの粉末を更に加
えて、粉末状の発泡剤とポリオレフィンベレットの相溶
性をよくする方法が挙げられる。ポリオレフィン粉末の
添加量は、低温分解性発泡剤1重量部に対し0.1〜1
,0重量部が好ましい。
実施例
低密度ポリエチレン(LDPE、 Mr=2.o 、密
度0.92 p10tn3)のベレットを100重量部
、粉末を0.5重量部(て発泡剤を配合した発泡用樹脂
を押出機を用いて1811sφ銅パイプ上61厚になる
ように、150℃にて押出被覆して発泡体断熱チューブ
を形成した。得られた試作品の特性を第1表に示す。
度0.92 p10tn3)のベレットを100重量部
、粉末を0.5重量部(て発泡剤を配合した発泡用樹脂
を押出機を用いて1811sφ銅パイプ上61厚になる
ように、150℃にて押出被覆して発泡体断熱チューブ
を形成した。得られた試作品の特性を第1表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 化学発泡剤を使用してポリオレフィン発泡体を製
造する方法において、発泡剤として低温分解性発泡剤を
1.0重量%以上配合し、そして上記低温分解性発泡剤
1重量部に対し高温分解性発泡剤を0.05〜1重量部
を配合すると共に、低温分解性発泡剤の粉末は直接、ペ
レット状のポリオレフィンに配合することを特徴とする
、発泡倍率3倍以上の発泡体の製造方法。 2、 低温分解性発泡剤としてp、p’−オキシビスベ
ンゼンスルホニルヒドラジッドを、高温分解性発泡剤と
してアゾジカルボンアミドを用いる、特許請求の範囲1
記載の発泡倍率3倍以上の発泡体の製造方法。 3 低温分解性発泡剤を260重量−以上配合し、かつ
低温分解性発泡剤の分解温度以上、高温分解性発泡剤の
分解温度以下で発泡を行う、特許請求の範囲1または2
記載の発泡倍率3倍以上の発泡体の製造方法。 4、 粉末状ポリオレフィンを更に加える特許請求の範
囲1または2記載の発泡倍率3倍以上の発泡体の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56119229A JPS5821432A (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 発泡体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56119229A JPS5821432A (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 発泡体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5821432A true JPS5821432A (ja) | 1983-02-08 |
Family
ID=14756149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56119229A Pending JPS5821432A (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 発泡体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821432A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58174423A (ja) * | 1982-04-06 | 1983-10-13 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 高発泡性ポリエチレン組成物 |
-
1981
- 1981-07-31 JP JP56119229A patent/JPS5821432A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58174423A (ja) * | 1982-04-06 | 1983-10-13 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 高発泡性ポリエチレン組成物 |
JPH0440379B2 (ja) * | 1982-04-06 | 1992-07-02 | Showa Electric Wire & Cable Co |
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