JPS58213276A - 磁性体または導電物質の検出器 - Google Patents

磁性体または導電物質の検出器

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JPS58213276A
JPS58213276A JP58092272A JP9227283A JPS58213276A JP S58213276 A JPS58213276 A JP S58213276A JP 58092272 A JP58092272 A JP 58092272A JP 9227283 A JP9227283 A JP 9227283A JP S58213276 A JPS58213276 A JP S58213276A
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正生 堀田
Michihiro Mese
目瀬 道弘
Takeshi Karasuno
烏野 武
Fumiyuki Inose
猪瀬 文之
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    • G01V3/00Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation
    • G01V3/08Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation operating with magnetic or electric fields produced or modified by objects or geological structures or by detecting devices
    • G01V3/10Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation operating with magnetic or electric fields produced or modified by objects or geological structures or by detecting devices using induction coils
    • G01V3/101Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation operating with magnetic or electric fields produced or modified by objects or geological structures or by detecting devices using induction coils by measuring the impedance of the search coil; by measuring features of a resonant circuit comprising the search coil

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、磁気抵抗に変化をおよぼす物質、たとえば、
磁性体や金属を高度感で検出する磁性体または導電物質
の検出器に関する。
ここでは1紙幣の印刷インク中に含まれる微量磁性体を
検出する場合を例にとり、以下に説明する0 〔発明の背景〕 従来1紙幣鑑別用磁性体検出器として、第1図に示す差
動形磁気検出器が知られでいるす、・同図において、l
はエアーギツプ101および102’E−作るH形磁心
、21および22は磁心lに巻回された励磁巻線、23
および24は磁心lに巻回された検出巻線、6は交流電
源、7は増幅器、5は紙幣である。
この検出器の動作は1次のとおりである。励磁巻線21
と22は直列接続してなる巻線の端子210と220間
には、1!源6により交流電圧が印加されている。検出
巻線23と24が差動結線してなる巻線の端子230と
240間の電圧は紙幣5がない場合、はとんど零である
。ところが。
紙幣5が磁心lのエアーギャップ102の下を通遇する
と1紙幣5に菖まれでいる微量磁性体によって、エアー
ギャップ102の磁気抵抗は減少する。すると、エアー
ギャップ102%通過する磁束かエアーギャップ101
4通過する磁束に比べ増加し9巻線24に誘起される電
圧が巻線23に誘起される電圧に比べ大きくなり、端子
230と240間には、この電圧差信号、すなわち9紙
幣5に含まれる磁性体に応じた信号か現われる。
この検出器は、エアーギャップ101と102の磁気抵
抗の差を利用しているので、高感度の検出ができるが1
反面、その検出出力が磁心1と紙幣5との距11ffl
yに大きく依存する欠点がある。例えば、エアーギャッ
プ102の大きさx 7i−0,4mmとすると、検出
出力と距離yは、第2図の特性、すなわち、距離yが大
きくなると検出出力が急激に低下する特性を示す。
普通、この悪影響を避けるため9紙幣ヲ磁心に押し付け
る機構を設けているが1紙幣の「しわ」等のため、押し
付けは完全にできない。また、押し付ける力を強くしす
ぎると1紙幣の破損等が起こる。
従来、第3図に示す検出器も知られている。
lOはエアーギャップ100を作るコの字形磁心。
20は磁心lに巻回された巻線、5は紙幣である。
紙幣5がエアーギャップ100の部分に挿入されると1
紙幣5に含まれる微量磁性体により、エアーギャップの
磁気抵抗が減少し1巻線20のインダクタンスが増加す
る。このインタフタンス変化をブリッジ回路等を用いて
検出すれば1紙幣5に含まれる磁性体に応じた信号が得
られる。
この第3図の検出器の出力は、&l磁心0と紙幣5との
距離yによる変動は受けにくいが9反面。
紙幣5の中央部分に含まれる微量磁性体を検出できるよ
うにするためには、磁心lOの腕の長さ1を長くしなけ
ればならず、その結果、検出器自体が大きくなる欠点が
ある。また、長さ!を大きくすると、もれ磁束も大きく
なり、磁性体の検出感度も悪くなる。
従来、第4図に示す検出器も知られている。
11は励磁用コの字形磁心、21は磁心11に巻回され
た励磁巻線、6は巻線21に交流電圧を印加する電源、
12は磁心11に距離y。をへだてて対向する検出用コ
の字形磁心、23は磁心12に巻回された検出巻線であ
る。励、缶用磁心11から発生する磁束は、検出用研石
12に入る磁束151と、もれ磁束152となる。この
検出器では、励磁が磁心11だけになぐれているため、
磁心11から発生する磁束は拡がりやすく、もれ磁束1
52は磁束151に比べ無視できるほど小さくはない。
このため、検出巻線に誘起される電圧は」エアーギャッ
プ110および120内の紙幣5の微4#磁性体だけで
なく、もれ磁束152の通路にある紙幣5の微量磁性体
にも影響されることになる。したがって、この検出器で
は、エアーギャップ110および120内にある紙幣5
の微量磁性体の検出が精度良くできない。また、もれ磁
束152は、エアーギャップiioと120との間で不
均一に分布している。このことは、磁束152が距離y
によって変動することを意味する。
磁束152は、磁心11から出ており、磁束152の変
動は、同じ磁心11から出る磁束110に影IIIをお
よぼす。したがって、a束110によって誘起される検
出器@23の出力は、距離yの変動を受け1紙幣鑑別上
杆ましくない。
〔発明の目的〕
本願の第1の発明および第2の発明は、上述の従来技術
の欠点を解決するためになされたものであり、実装上、
大きな場所をとらず、しかも、磁性体や導電物質からな
る試料と検出器の磁心との距離が変化しても、検出出力
が変化しにくい磁性体または導電物質の検出器を提供す
るものである。
〔発明の概要〕
このため−9本願の第1および第2の発明は、磁心を2
つの磁心に分け、この2つの磁心間に試料を挿入できる
ようにし、磁心の腕の長さを長くしなくても、試料の中
央部分の検出ができるようにして、磁心の大型化をさけ
、実装上、′大きな場所をとらないようにした。さらに
、2つの磁心にそれぞれ巻線を巻回し、この両巻線に穎
、流を流すことによって1山田化間の磁束の均一化をは
かり。
試料と検出器との距離が変化しても、検出出力が変化し
にくいようにした。また、この両巻線に電流を流かすこ
とによって、併せて、試料の検出部に磁束の年中をはか
り、検出部にある試料の磁性体や導電物質を精度良く検
出できるようにした。
本願第1の発明は、検出出力をインダクタンス変化とし
て増り出せるようにしたものである。一方1本願第2の
発明は、磁心にさらに検出巻線を2次巻線として巻回ず
こと(こよって、検出出力をトランス構成で取り出せる
ようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下1本発明を実施例にもとづき、詳細に説明する。
第5図は1本願第1の発明の第1の実施例図である。1
1.12は、大きさが同じで形状が同じコの字形磁心で
あり、距離yをへだてて互に2つの面81(!:82,
83と84で対向し、同図に点線で示した閉磁路nl’
)作っている。21.22は磁心11,12にそれぞれ
巻回された巻線、5は紙幣、600はインダクタンス検
出回路である。
巻線21と22は、同図に示すように、直列接続され、
端子210と220に結線されている。また端子210
と220には9巻線21および22に交流電流を供給し
1巻線21および22のインダクタンスし およびL2
の和Li検出するイシダクタンス検出回路が接続されて
いる。
微xi性体を含むインキで印刷された紙幣5を磁心11
と12間に挿入すると、エアーギャップ110および1
20の磁気抵抗が小さくなり、上述のインダクタンスL
が増加する。このインダクタンスLの増加をインダクタ
ンス検出回路600で検出することにより1紙幣5の微
量磁性体を検出できる。
この実施例では、磁心を2つのコの字形磁心11と12
で構成したためl心の腕の長さを長くしなくても1紙幣
5の中央部分の検出ができる。
すなわち、この実施例は、磁心の小型化がはかれるので
、検出器自体が大きくならず、自動現金受は払い装置等
に実装することが容易になる。
また、この実施例では、インダクタンス検出回路′60
0がインダクタンス検出回路するときに。
巻線21および22に電流を供給する。このため。
&)心11と12がともに励磁され、第6図に示す・ 
ce路m’)同方向すわりにまわる。fiB束151お
よび152が発生する。磁束151および152は。
研石11しか励磁されない場合に比べ、エアーギャップ
110と120内でより均一となる。この理由を詳しく
述べれば次のようになる。すなわち。
磁心11だけを励磁すると、VBBi12対向面Slお
よびS3付近の磁束密度は、磁心12の対向面82およ
びS4付近の一束密度と比べ大きくなる。これとは反対
に、磁心12だけを励磁すると。
磁心12の対向面S2およびS4付近の磁束密度は、磁
心11の対向面81およびS3付近の磁束密度に比べ大
きくなる。したがって、磁心11と磁心12がともに励
磁されれば、エアーギャップ110および120内の磁
束密度が、磁心11だけが励磁される場合に比べ、均一
化されることがわかる。したがって、この均一化により
1紙幣5と磁心11との距離yが変化しても、インダク
タンスLは変化しにくくなり、インダクタンス検出回路
600の検出出力も変化しにくくなる。
また、この戻施例では9巻、線21および22ば。
磁心11および12が作る閉磁路をともに同方向まわり
に磁化する構成となっているため、エアーギャップ11
0と120に磁束を集中でき、エアーギャップ110と
120内にある紙幣5の微着磁性体を精度よく検出でき
る。なお、磁心11と12から発生ずるもれ磁束161
と162の向きは、第6図に示すように、互に逆向きに
なるので。
エアーギャップ110と120間にある紙幣5の微量磁
性体が一方向に磁化されにくくなり、この部分の磁性体
がインダクタンスしに影j11を・与えにくいという効
果もあ−る。
上述の第1の実施例では1巻線21と22を端子210
と220との間lこ直列接続したが、並列接続してもよ
い。このように接続した場合9巻線21と224−直列
接続したと同等の効果が肖られる。
第7図は9本願紀lの発明の第2の実施例図である。第
5図番こ示した本願箱1の発明の第1の実施例と異なる
ところは1巻@24が巻線22の巻き方と逆巻源−に巻
かれていることである。すなわち、この第2の実尤例で
は1巻線21と24が。
磁心11と12とが作る磁路mを互に逆方向まわりに磁
化するように直列接続されている。このため、第8図に
示すように、磁心11と12が発生する磁束は、磁束1
53と154が主となり、エアーギャップ110および
120内にある紙幣5の微量磁性体の影響はほとんどう
けず、エアーギャップ110と120との間にある紙幣
5の微量磁性体の影響だけを主として受けることになる
いいかえれば、この実施例では、エアーギャップ110
と120との間に、磁束の集中がはかれるということ下
ある。したかって、端子2]0および220から見たイ
ンダクタンスL(巻線21および°24のそれぞれのイ
ンダクタンスL1およびI・2の和)をインダクタンス
検出回路で検出することによって、エアーギャップ11
0および120内にある紙幣5の微量磁性体に影響され
ることなく、エアーギャップ110と120との間にあ
る紙幣5の微量磁性体を検出できる。
また、磁心11と紙幣5との距離yによる変動を検出出
力が受けにくいとこは次のとおりである。
第8図に示すように、磁心11と12との間の距離そy
。とすると1巻線21のインダクタンスL1は距離yに
対して第9図の曲線aに示すように変化する。巻線24
のインダクタンスL2は同図の曲線すに示すようになる
。したがって、端子210および220から見たインダ
クタンスLは。
L、+L2であるから1曲線aとbとの和の曲線Cとな
る。この曲線Cかられかるよ゛うに9紙幣5が距離o−
yoの範囲内を通過する限り、この第2の実施例の検出
出力は、距離yにあまり依存しないことがわかる。すな
わち、距離yの影響を受けにくいことがわかる。
また、この第2の実施例では1巻線21と24を端子2
10と220に対して直列に接続したが。
rh心11と12とが作る閉磁路を互いに逆まわりに磁
化するように1巻線21と24を並列接続しても良い。
このように接続した場合1巻線21と24を直列に接続
したのと同等の効果が得られる。
第10図および第11図は1紙幣5の移動に対する5+
r心の配置と磁心形状の一例を示したもので才、る。
第10図において、111および121は厚さ11の大
きなコの字形磁心である0磁心111および121の厚
さ/1の方向が、ともに紙幣5の送り方向51に対して
垂直になるように磁心111および121が配信されて
いる。
第11図においては、112および122は厚さ12か
小さなコの字形磁心であ−る。r4心112および12
2の厚さりの方向が、ともに紙幣5の送り方向5日と対
して並行になるように、磁心112および122が配置
されている。なお、磁心112および122の2組の対
向面が1紙幣5Q)幅の中心@Mに対して両側に位置す
るようにすれば1紙幣5を裏がえしに入れても、インダ
クタンスの変化は同じCごなることは言う才でもない。
第12図および第13図は、第5図および第7図の第1
の発明の第18よび第2の冥施例のインダクタンス検出
回路600の一例を示すだめの図である。
雷 第12図において、60は、高出力インピーダンスの交
流電源である。ここでは、交流電源6と高インダクタン
ス61を直列接続して構成しである。高インダクタンス
61の値は、たとえば端子210と220に接続された
インダクタンスLと同じインダクタンスの値がとれる。
電源6の一方の端子は、接地されており、端子220と
接続されている。また、他方の端子は、端子210と出
力端子650に接続されている。インダクタンスLが紙
幣の微量磁性体によって増加すると、電源60が高出力
インピーダンスの交流電源であるため、出力端子650
の電圧が増加する。この電圧変化を知ることにより、微
量磁性体を検出することができる。
第13図に示したインダクタンス検出回路600は、ブ
リッジ簡略を利用して、インダクタンスLの変化分のZ
+f検出てきるようにしたものである。
6は一方の端子が接地された交流′電源、210および
220はインダクタンスLが接続された端子、605は
値し。のインダクタンス、606および607はそれぞ
れ値、 R1およびR2の抵抗である。602は、ブリ
ッジ回路の不平衡検出“回路であり、整流回路608お
よび609と、差動増幅器610て構成さ弦“Cいる。
650は出力端子である。インダクタンス回路600の
各エレメントの結線は同図に示すとおりである。
磁心11と12との間に何も挿入しないときのインダク
タンスL−iL。0とすると、電源6.抵抗6071、
J二び607.インダクタンス605.端子2 ] 0
と220に接続されるインダクタンスからなるブリッジ
回路が平衡するための粂件はIt L  = R,Lo
0 てあり、この15&件が満されるように14..11,
2゜LoO値が設宇されている。したがって、磁心11
と12との間に伺も挿みしないときは、出力端子650
の電圧は零となる0ところが、−心22と・12との間
に紙幣5が挿入されると、ブリッジ回路が不平衡となり
、不平衡重圧が整流回路608および609と、差動増
幅器610とによって検出され、出力端子650に電圧
が現われる。
ところで1紙幣5が磁心11と12との間を通過すると
きの出力端子650の電圧を、A/D変換器でデジタル
骨に変換し、そのデータをコンピュータで処理し、パタ
ーン抽出を行なえば9紙幣5の鑑別ができる。
第14図は9本願第2の発明の第1の実施例図である。
第5図に示された第1の発明の門1の実施例では検出出
力をインダクタンス変化として取り出せるようにしてい
たが1本願第2の発明の第1の実施例では、検出出力を
トランス構成で取り出せるように、この第1の発明の第
1の実施例を変形したものである′。60は高出力イン
ピーダンズの交流電源である。11および12はそれぞ
れコの字形磁心であり、第1の発明の第1の実施例と同
じ理由により磁心の小型化がはかれる。21および22
は励磁巻線、23および25は検出巻線である。電源6
0には、磁心11および12にそれぞれ巻回された巻線
21および22が直列に接続されており、VBBi12
よび12からそれぞれ発生する磁束は、第5図の本願第
1の;櫂の第1の実施例と同じになる。ただ、異なるの
は、磁心11および12にそれぞれ新たに巻線23およ
び25が設けられ、この巻線23および25に誘起され
る電圧が同位相で加算されるように巻線23および25
が直列に接続され、この直列接続された巻線の出力が紙
幣5の微量磁性体の検出出力とされている点である。す
なわち、インダクタンス変化としてではなく、検出出力
をトランス構成で取り出せるようにした点である。した
がって。
検出出力は1本願第1の発明の第1の実施例と同様であ
り1紙幣5と磁心11との距離yが変化しても、検出出
力は変化しにくい。
なお、この第2の発明の第1の実施例では1巻脚21と
22が直列接続しであるが1本願第1の発明の第1の実
施例と同様に並列接続しても良い。
才だ1巻@234たは25のうち、一方の巻線しか設け
ず、その一方の巻線に誘起される電圧を検た 出出力としても良い。ti7>、巻線23と25とを並
列結線し1巻線23および25のそれぞれに発生する電
圧の平均値が得られるようにしても良い。
第15図は1本H第2の発明の第2の実施例図である。
第7図に示された菓1の発明の詑2の実施例では検出出
力をインダクタンス変化として取り出せるようにしてい
たが1本願第2の発明の第2の実施例では、検出出力を
トランス構成で取り出せるように、この第1の発明の第
2の実施例を変形したものである。60は高出力インピ
ーダンスの交流市、源である。11および12はそれぞ
れコの字形−心であり、第1の発明の第2の実施例と同
じ理由により、磁心の小型化がはかれる。
21および22は励磁巻線、23および26は検出巻線
である。電源60には、磁心11および12にそれぞれ
巻回された巻線21および22が直列に接続されており
、磁心11および12からそれぞれ発生ずる磁束は、第
7図の本願第1の発明の第2の実施例と同じになる。た
だ、異なるのは、磁心llおよび12にそれぞれ新たに
巻線23および26が設けられ、この巻線23および2
6に訪起される電圧が同位相で加算されるように巻線2
3および26が接続され、この直列接続された巻線の出
力が紙幣5の微量磁性体の検出出力とされている点であ
る。すなわち、インダクタンス変化としてでなく、検出
出力をトランス構成様であり9紙幣5と磁心11との距
離yが変化しても、検出出力は変化しにくい。
なお1巻線21と22を並列接続してもよいのは第7図
に示した本願第1の発明の第2の実施例と同様である。
また9巻線23と26を並列結線し1巻線23と26の
それぞれに発生する電圧の平均値が検出出力として得ら
れるようにしても良い0 以上の説明では1紙幣における微量磁性体の検出を例に
とり説明してきたが1本発明の検出器は一般の磁性体、
導電物質を高感度で検出することができることは言うま
でもない。
〔発明の効果〕
以上のように1本願第1の発明または第2の発明によれ
ば、実装上大きな場所をとらず、しかも磁性体や導電物
質からなる被検査物と、研石との距離が変化しても、検
出出力が変化しに<<、磁性体丈たは導電物質を高感度
で検出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までは従来例の説明図、第5図から第
15図までは本発明の説明図である。 11.12・・・磁心、21,22,23,24゜25
.26・・・巻線、60・・・高出力インピーダンス交
流電源、600・・・インダクタンス検出回路。 第  1  図 万森曵ビ試ヤどθII口眞帆2 % 3 図 藁 4 図 −一人一一一 猶 5 図 2/ 第 /) 図 第7図 ¥IB図 児  9  図 第 10  図      も 11  図v112図 %  73  図 第1頁の続き 0発 明 者 猪瀬文之 −国分寺市東恋ケ窪1丁目280番 地株式会社日立製作所中央研究 所内 462−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一定の距離をへだてて互に少なくとも2つの面で対
    向する第1および第2の磁心と、該第1の磁心に巻回さ
    れた第1の巻線と、上記第2の磁心に巻回され、かつ上
    記第1の巻線と直列または並列に接続され、かつ上記第
    1の巻線と差動力向に結合する第2の巻線と、該直列ま
    たは並列に接続された巻線のインダクタンスを検出する
    回路とからなることを特徴とする磁性体または導電物質
    の検出器。 2、第1項記載の検出器において、上記第1及びたこと
    を特徴とする磁性体重たは導電物質の検出器。
JP58092272A 1983-05-27 1983-05-27 磁性体または導電物質の検出器 Granted JPS58213276A (ja)

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JP58092272A JPS58213276A (ja) 1983-05-27 1983-05-27 磁性体または導電物質の検出器

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JP58092272A JPS58213276A (ja) 1983-05-27 1983-05-27 磁性体または導電物質の検出器

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JPH0427512B2 JPH0427512B2 (ja) 1992-05-12

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