JPS58212469A - スキ−板の曲げ剛性を高めるための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スキー板の曲げ剛性を高めろための装置であ
って、抗張性でかつ可撓性の部材を有しており、該部材
が同部材の長さの少なくとも一部においてスキー板上側
面から間隔をお（゛ていて、スキー板長手方向に延びて
いて、かつ両端部においてスキー板上側面と結合されて
（・る形式のものに関する。この場合可撓性の部材はス
キー板に堅く固定されているか又は制限された移動を行
なうことができる。またこの場合、スキー板上側面の上
において延びて（・る支持体がスキー板上側面と可撓性
の部材との間に配置されていてもよい。

スキー板の曲げ剛性を高めるための公知の装置では、可
撓性の部材はロープから成って（・て、スキーノζイン
ディングとスキー板トップとの間に延在していて、同部
材の両端部の間で、下方に向かって緩衝作用を有するピ
ストンによって支持されている。し・かじながらこの場
合可撓性の部材としてロープを用いると、ロープが比較
的長い伸張度を有していることに基づ（・て、スキー板
が不都合な下向きの変向をうけやすく、この変向は緩衝
作用を有する支持体の存在によってさらに促進されると
いう欠点が生せしめられる。

本発明の目的はこの欠点を回避することである。この目
的を達成するために本発明の構成では、冒頭に述べた形
式の装置において、可撓性の部材が弾性的に可撓性の部
材であり、スキー板の変向に応じて弾性的に変向せしめ
られろようになっている。

本発明の有利な実施態様では、支持体が、スキー板に漕
って互いに間隔を有している別個の箇所にお（・てのみ
設けられている。

弾性的に可撓性の部材に初応力をかけるため及び初応力
の変化を可能ならしめるために、本発明の別の実施態様
によれば、支持体が高さ調節できるようになっている。

支持体のこのような高さ調節は本発明の別の実施態様の
ように、支持体が調節可能なねじによって保持されてい
ることによって容易に達成される。これに関連して、ね
じが、スキー板の溝において又はスキー板の上において
接近可能な頭なしねじから成っていると、さらに有利で
ある。

また本発明のさらに別の実施態様のように、弾性的に可
撓性の部材がスキー板の長さにわたって延在していて、
スキー板の両端部及び・ζインディング範囲においてス
キー板に固定されていると、スキー板全体の最適な調節
が可能になる。

スキー板の所望の曲げ剛性に応じた、弾性的に可撓性の
部材の初応力の調節を行なうために、本発明の別の実施
態様によれば、弾性的に可撓性の部材の一端が長手方向
において摺動可能であり、長手方向で移動可能なストン
／にを受容するスリットを有している。

この場合、ストンノξがＬ字形のねじ山付ピンから成っ
ていて、該ねじ山付ビンが、スキー板に固定された例え
ば山形材のようなＬ字形の固　　１足部材に長手方向に
おいて摺動可能に取り伺けられていて、該固定部材にね
じ山付ピンがナツトを介して固定されるようになって（
・ると、有利である。

また、外的な影響から保護するために、支持体と弾性的
に可撓性の部材とが、該部材の上方への変形及び横方向
への変形を制限するケーシングによって取り囲まれてい
ると、有利である。

条片へのケーシングの影響を可能な限り僅かにするため
に、本発明の別の実施態様によれば、ケーシングが、縁
部においてスキー板に固定されている可撓性のプラスチ
ック材料薄板から成っている。

本発明の別の実施態様によればこの場合、弾性的に可撓
性の部材にある程度の運動の自由を保証するために、該
部材の長さの少なくとも一部とケーシングとの間に遊隙
が設けられている０ 次に図面につき本発明の実施例。を説明する。

第１図及び第２図に示され１て：：：いる実施例におい
てスギ−板１は滑走面に案内溝１６を有している。弾性
的に可撓性の部材でありかつ有利には鋼のような金属か
ら成っている条片２は、スキー板１の長手方向中心軸線
と垂直方向においてほぼ整合しかつ同中心軸線に対して
平行であり、有利にはスキー板後端部がらスギー板トッ
ゾの起部まで延びている。図示の実施例では、条片２は
両端部３ａ、３ｂとスキーパインディングの下のパイン
ディング範囲３ｃとにおいて例えば接着のような剪断力
に対して強い結合形式でスキー板ｌと結合される。端部
３ａとノζインディング範囲３ｃとの間には２つの固定
部月４が、パインディング範囲３ｃと端部３ｂとの間に
は３つの固定部材４が設けられている。これらの固定部
材牛の数は恣意に選択することができる。各固定部材４
は、スキー板ｌに回転可能に取付けられかつ条片２を貫
いて延びている頭なしねじ１７と、該頭なしねじにねじ
込まれた支持体１４とから成っていて、これによって、
′Ｖ。

条片２は支持体１４Ｎ′支持されている。ねじ１７は外
側に、レンチ（図示せず）を受容するための成形開口１
８を有している。レンチを介して支持体１４はその高さ
を調節することができ、これによって条片２の応力及び
スキー板の曲げ剛性を変化させることができる。

条片２は、図示の実施例ではプラスチック材料薄板から
成るケージング１３内を延びており、該ケーシングは条
片２とスキー板の上側面にわたって張設されている。′
頭なしねじ１７の上端部だけがケーシング１３を貫いて
延びている。

第３図に示された変化実施例では頭なしねじ１７はスキ
ー板１を貫いて延びていて、スリン１−１８Ａに差し込
まれたねじ回しを介してスキー板滑走面の側から操作す
ることができる。この場合、ケーシング１３を形成する
プラスチック材料薄板はそのまま残される。

本発明による装置の別の実施例は第４図〜第６図に示さ
れている。この場合第４図〜第６図にはノζインディン
グ範囲から上向きのシャベルまでのスキー板前方部分が
示されている。弾性的に可撓性の部材から成る条片２は
、はぼスキー板トップの起部がら・ζインディング範囲
までのスキー板前方部分にわたってのみ延在してぃて、
その前端部において例えばねじ２３又は接着のような剪
断力に対して強い結合形式でスキー板１と結合されてい
る。条片２の他方の端部、この場合後端部にはスリット
２４が設けられていて、該スリットは、山形材９の一方
の脚８に設けられた孔７を貫いて延びているねじ山付ビ
ン６のＬ字形の端部５を受容している。山形材９の他方
の脚１０はねじ１１を介してスキー板１に固定されてい
る。山形材９の脚８の前及び後ろにおいて各ナツト１５
はねじ山付ビン６のねじ山部分１２に螺合していて、ね
じ山付ビン６をその調節位置に保つために働く。

条片２はスキー板１の上側面から間隔りをおいて延在し
ている。この実施例ではケーシング１３は、プラスチッ
ク材料又は金属のような事実上剛性の材料から成る横断
面で見てＵ字形のレール状部材から形成されている。ケ
ーシング１３は、スキー板１に対して直角な脚の長手方
向縁部において例えば接着によって結合されている。支
持体１４は条片２とスキー板１との間に配設されていて
、例えば発泡プラスチック又は別のプラスチック材料、
木、金属等から成っている。支持体１４はこの実施例で
は、条片２と等しい幅を有しかつその幅において条片２
とスキー板１との間及び条片２のための２つの取付は部
の間を事実上溝たししかも有利な形式でスキー板１に堅
く結合されたウェブである。この場合条片２の上におい
て該条片とケーシング１３との間に少なくとも条片２の
長さの一部に清って少さな遊隙があってもよい。

本発明による装置の作用形式は以下の通りである： 第１図〜第３図に示された実施例においてスキー板１が
シャベルの湾曲に対して逆向きに矢印Ａの方向に変向せ
しめられると、条片２の応力が増大し、この結果スキー
板１の剛性度は累進的に増大せしめられる。こ１れ）に
よっていがなる曲げ振動も除去され、極めて凸凹な斜面
においてもスキー板の正確なコントロールが保証される
３、支持体１４の高さは、条片２の所望の初応力を得る
ために調節可能であってもよい。このようになっている
と、曲げ応力又は該曲げ応力が増大しはじめる時間を調
節することができる。矢印Ａとは逆向きの負荷がスキー
板１にかかると、条片２はケーシング１３によって許さ
れているだけ変形することができる。

第４図〜第６図に示された実施例では装置がその出発位
置にある場合に、ねじ山付ビン６は、そのＬ字形の端部
５がスリット２４の後端部に係合するように又は該後端
部から僅かな間隙をおいて位置するように、調節されて
いる。シャベルの湾曲とは逆向きに矢印Ａの方向にスキ
ー板が変向せしめられると、ねじ山付ビン６のＬ字形の
端部５がスリット２４の端部に係合していることに基づ
いて、条片２の応力が増大せしめられ、ひいてはスキー
板１の曲げ剛性が高められる。条片２のス、ｊ、ット２
４に対するねじ山付ビン６の位置は、曲げ剛性を又は曲
げ剛性が高まりはじめる時間を調整するために調節可能
である。スキー板が矢印Ａとは逆向きにシャベルの湾曲
方向に変向せしめられると、スキー板１は上向きに凹面
状になる傾向があり、条片２のスリット２４を有する端
部はねじ山付ビン６のＬ字形の端部５に対して、該端部
がスリット２４の反対側の端部に係合するまで、相対的
に移動する。スキー板ｌの変向が大きくなるにつれて、
条片２もまた、ケーシング１３によって許されているだ
けかつ（又は）支持体１４が圧縮口Ｊ能な材料から成っ
ている場合には支持体１牛に押込まれ得るだけ、上に向
かって変向せしめられる。

この変向の度合及びスキー板の相応な部分における曲げ
剛性は、スリット２４の長さ、支持体１４の硬度及びケ
ーシング１３の上側壁と支持体１４との間の距離によっ
て決定される。

本発明の枠内において種種様様な実施態様がｉＪ能であ
る。例えば条片の代わりに棒、ワイヤ又はその他の弾性
的に可撓性である伸長性の部材が使用されてもよい。ま
た設計者の判断で、弾性的に可撓性の部材の下にある支
持体１４を省いて、条片２又はこれに類したものをスキ
ー板１に直接載設することもできる。弾性的に可撓性の
部材が、弾性度の異なった長手方向に延びる複数の層か
ら成っていてもよい。例えば、１ルー側に比較的低い曲
げ強さを有しかつ他方の側に比較的高い曲げ強さを有す
る２層の弾性相打が用いられてもよい。ねじ山付ビン６
の代わりに、スキー板長手方向において有利な形式で移
動可能でありかつその調節位置において固定され得るよ
うになっている別の所望のストン・ξを用いることがで
きる。また、ストン・ぐの位置を読み取ることのできる
目盛りが設けられていてもよい。ストン・にの調節は無
段階的に行なわれても又は段階的に行なわれてもよい。

弾性的に圧縮可能な材料が支持体１４のために用いられ
ている場合には、弾性的に可撓性の部材２とケーシング
１３との間の間隙を省（ことができる。

また、弾性的に可撓性の部材と支持体１４との間に遊隙
があってもよい。弾性的に可撓性の部材が両端部におい
て剪断力に対して強い取付け部材によってスキー板に結
合されている場合には、弾性的に可撓性の部材はその出
発位置において変形されていてもよい、すなわち、前記
部材が少なくとも一部において変向又は波形に変形させ
られていてもよく、この変形部分が支持体１４に押し込
まれていても又は、支持体１４が硬い材料から成ってい
る場合には支持体１４に設けられた凹所に挿入されてい
てもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１実施例による本発明の装置を取り付けられ
たスギ−板の縦断面図、第２図は第１図に示されたスキ
ー板の上から見た平面図、第３図は第２図の■−■線に
沿った横断面図であって、第１図及び第２図に示された
支持体とは異なった支持体の変化実施例を示す図、第４
図は第２実施例による本発明の装置を取り付け、１：：
） られたスキー板の縦断面図、第５図は第４図に示された
スキー板の上から見た平面図、第６図は第４図のＩＩＩ
　−ＩＩＩ線に沿った横断面図である。。 １・・；スキー板、２・・・条片、３ａ　、３ｂ・・・
端部、３Ｃ・・、？インディング範囲、牛・・・固定部
拐、５・・・端部、６・・′□ねじ山付ビン、７・・孔
、８，１０・・・脚、９・山形材、１１．２３・・ねじ
、１２・・・ねじ山部分、１３・ケーシング、１４・・
支持体、１５・・・ナツト、１６・・・案内溝、１７・
・・頭なしねじ、１８　成形開口、１８Ａ゛スリツト、
２４・・・スリット、Ａ・・・矢印 （ｙ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　スキー板の曲げ剛性を高めるための装置であって
   、抗張性でかつ可撓性の部材を有しており、該部材が同
   部材の長さの少なくとも一部においてスキー板上側面か
   ら間隔をおいていて、スキー板長手方向に延びていて、
   かつ両端部においてスキー板と結合されている形式のも
   のにおいて、前記可撓性の部材が弾性的に可撓性の部拐
   であり、スキー板の変向に応じて弾性的に変向せしめら
   れるように配置されていることを特徴とする、スキー板
   の曲げ剛性を高めるための装置。 ２、弾性的に可撓性の部材の両端部のうちの少なくとも
   一方が、制限された移動の自由をもってスキー板と結合
   されている特許請求の範囲第１項記載の装置。 ３、　スキー板上側面に対して直角にスキー板上側面と
   弾性的に可撓性の部材との間を延びている支持体が設け
   られている特許請求の範囲第１項記載の製置。 ４、前記支持体が、スキー板上側面に向かって撓まない
   特許請求の範囲第３項記載の装置。 凸。前記支持体が、スキー板長手方向において互いに間
   隔を有している複数の箇所にのみ設られている特許請求
   の範囲第３項記載の装置。 ６、　前記支持体が高さ調節できるように、調節可能な
   ねじに取り付けられている特許請求の範囲第３項記載の
   装置。 ７、　前記ねじが、スキー板の溝において接近可能な頭
   なしねじから成っている特許請求の範囲第６項記載の装
   置。 ８、弾性的に可撓性の部材がスキー板の長さにわたって
   延在していて、スキー板の両端部及びパインディング範
   囲においてスキー板に固定されている特許請求の範囲第
   １項記載の装置。 ９、弾性的に可撓性の部材が、制限された移動の自由を
   得るために一端においてスキー板と固定されていて、長
   手方向で移動可能なストン・ξを受容−ｒるスリットを
   有している特許請求の範囲第１項記載の装置。 １０、　　前記ストン・ξがＬ字形のねじ山伺ビンから
   成っていて、該ねじ山付ビンが長手方向において摺動可
   能に取り付けられていて、スキー板に固定されたＴ１字
   形の固定部材にナンドを介して固定されている特許請求
   の範囲第９項記載の装＠。 １１、弾性的に可撓性の部材並びに支持体が、可撓性の
   プラスチック材料薄板から成るケーシングによって取り
   囲まれていて、該ケーシングがその縁部においてスキー
   板と固定されており、ケーシングと弾性的に可撓性の部
   拐との間の遊隙が、同部材の長さの少なくとも一部に泪
   って設けられてい乞蒔許請求の範囲第１項記載の装置。