JPS58209990A - アデノシン一リン酸のアデノシン三リン酸への変換方法 - Google Patents
アデノシン一リン酸のアデノシン三リン酸への変換方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アデノシン−リン酸(以下AMPという)を
アデノシンニリン酸(以下ATPという)へ変換する方
法に関するものである。
アデノシンニリン酸(以下ATPという)へ変換する方
法に関するものである。
生体内において、生命を維持するだめに数多くの生合成
反応が酵素を触媒として営まれている。
反応が酵素を触媒として営まれている。
それらのうち、特に重要な結合反応を行うに当ってはA
TPがエネルギー源又は補助因子として必要である。こ
の際、ATPはエネルギー源または補助因子として働い
たのち、アデノシンニリン酸(以下ADPという)又は
AMPに分解され、消費されてしまうことになる。一方
、最近、生体内の反応を工業的に工場内の反応器中で再
現しようとする試みが盛んに行われるようになってきて
いる。これは近代化学工業の見直しから生体内反応の省
エネルギー性、無公害性などが注目されるようになった
ものであり、特にファインケミカルの分野において必須
の技術になろうとしており、加水分解反応、異性化反応
などの技術分野においてはすでに実用化が成功している
。しかし、結合反応においては上述のようIcATPと
いう高価な物質をエネルギー源または補助因子として消
費するだめに少なくとも経済的には成り立ち得ないとい
う問題点が実用化を妨げている。すなわち、 ATPが
消費された産物であるADP、AMP、特に最低のエネ
ルギーレベルに消費されつくしたAMPをATPに再生
変換することがこの問題点を打開する重要な技術となる
のである。
TPがエネルギー源又は補助因子として必要である。こ
の際、ATPはエネルギー源または補助因子として働い
たのち、アデノシンニリン酸(以下ADPという)又は
AMPに分解され、消費されてしまうことになる。一方
、最近、生体内の反応を工業的に工場内の反応器中で再
現しようとする試みが盛んに行われるようになってきて
いる。これは近代化学工業の見直しから生体内反応の省
エネルギー性、無公害性などが注目されるようになった
ものであり、特にファインケミカルの分野において必須
の技術になろうとしており、加水分解反応、異性化反応
などの技術分野においてはすでに実用化が成功している
。しかし、結合反応においては上述のようIcATPと
いう高価な物質をエネルギー源または補助因子として消
費するだめに少なくとも経済的には成り立ち得ないとい
う問題点が実用化を妨げている。すなわち、 ATPが
消費された産物であるADP、AMP、特に最低のエネ
ルギーレベルに消費されつくしたAMPをATPに再生
変換することがこの問題点を打開する重要な技術となる
のである。
このような観点から、ATPの再生変換に関する研究が
種々行われている。たとえば、生体内では解糖系の反応
などによりATPの生産が行われているので、これを利
用した試みが知られている。
種々行われている。たとえば、生体内では解糖系の反応
などによりATPの生産が行われているので、これを利
用した試みが知られている。
すなわち、微生物菌体を用いて消費されたATPの再生
補給を行うというものなどがある。しかし。
補給を行うというものなどがある。しかし。
これは副反応の併発、変換効率の悪さなどの点で実用の
レベルには達していない。
レベルには達していない。
一方、耐熱性の酵素ではないが、ATP変換酵素の利用
も試みられている。たとえば、ホワイトサイズらはアデ
ノシンを酵素的に変換して得たAMPを大大腸菌のアデ
ニル酸キナーゼおよび酢酸キナーゼでATPに変換して
いる(ジャーナル・オプ・アメリカン・ケミカル・ソサ
エティ、 io。
も試みられている。たとえば、ホワイトサイズらはアデ
ノシンを酵素的に変換して得たAMPを大大腸菌のアデ
ニル酸キナーゼおよび酢酸キナーゼでATPに変換して
いる(ジャーナル・オプ・アメリカン・ケミカル・ソサ
エティ、 io。
巻、1号、304頁、 1978年)。さらに、ホワイ
トサイズらは大腸菌の上記両酵素をブロムシアンで固定
化し、AMPからATPへの連続変換を試みているが、
安定化剤非存在下では活性残存率は数パーセント以下に
すぎず、また長期安定性もすこぶる悪かつたことを報告
している(エンザイム・エンジニアリング、2巻、21
7頁、 1974年、イー・ケー・パイら編、プレナム
プレス)。しかも。
トサイズらは大腸菌の上記両酵素をブロムシアンで固定
化し、AMPからATPへの連続変換を試みているが、
安定化剤非存在下では活性残存率は数パーセント以下に
すぎず、また長期安定性もすこぶる悪かつたことを報告
している(エンザイム・エンジニアリング、2巻、21
7頁、 1974年、イー・ケー・パイら編、プレナム
プレス)。しかも。
固定化酵素を用い、安定化剤を添加しても1反応に長時
間を要し、変換効率もあまり高く々い上に。
間を要し、変換効率もあまり高く々い上に。
化学工業的なレベルでの長期間の運転には利用できない
ものである。
ものである。
本発明者らは、特に最低のエネルギーレベルに分解した
産物であるAMPをATPに変換再生することにつき鋭
意研究した結果、最適生育温度が50℃ないし85℃で
ある微生物の産生ずる変換酵素を使用すると、短時間、
高収率で長期間安定してAMPをATPに変換できるこ
とを見い出し。
産物であるAMPをATPに変換再生することにつき鋭
意研究した結果、最適生育温度が50℃ないし85℃で
ある微生物の産生ずる変換酵素を使用すると、短時間、
高収率で長期間安定してAMPをATPに変換できるこ
とを見い出し。
先に特許出願した(特願昭57−10337号)。しか
しながら、この方法では、AMPとATPの濃度比を1
:1の付近で実施しており、そのため。
しながら、この方法では、AMPとATPの濃度比を1
:1の付近で実施しており、そのため。
高価なATPを多数に使用しなければならず、化学工業
的レベルでのATPO連続変換は経済的に好ましくない
。しかも、ときにはATPへの変換率が変動する現象も
みられた。
的レベルでのATPO連続変換は経済的に好ましくない
。しかも、ときにはATPへの変換率が変動する現象も
みられた。
そこで本発明者らは、この点を改良するためKさらに鋭
意研究した結果、AMPとATPの混合比を特定の条件
に制御すると、安価で、かつ操作性良く長期間安定して
A M Pを実質−Fはとんど100% A T Pに
変換できることを見い出し1本発明を完成した。
意研究した結果、AMPとATPの混合比を特定の条件
に制御すると、安価で、かつ操作性良く長期間安定して
A M Pを実質−Fはとんど100% A T Pに
変換できることを見い出し1本発明を完成した。
すなわち1本発明は最適生育温度が50’Cないし85
℃である微生物の産生ずるアデノシン−リン酸をアデノ
シンニリン酸に変換する酵素又はアデノシンニリン酸を
アデノシンニリン酸に変換する酵素を固定化し、得られ
たアデノシン−リン酸をアデノシンニリン酸に変換する
固定化酵素及びアデノシンニリン酸をアデノシンニリン
酸に変換する固定化酵素を組み合わせてアデノシン−リ
ン酸をアデノシンニリン酸に変換させるに際し、アデノ
シンニリン酸の濃度を下記(イ)式を満足する条件に制
御することを特徴とするアデノシン−リン酸のアデノシ
ンニリン酸への変換方法である。
℃である微生物の産生ずるアデノシン−リン酸をアデノ
シンニリン酸に変換する酵素又はアデノシンニリン酸を
アデノシンニリン酸に変換する酵素を固定化し、得られ
たアデノシン−リン酸をアデノシンニリン酸に変換する
固定化酵素及びアデノシンニリン酸をアデノシンニリン
酸に変換する固定化酵素を組み合わせてアデノシン−リ
ン酸をアデノシンニリン酸に変換させるに際し、アデノ
シンニリン酸の濃度を下記(イ)式を満足する条件に制
御することを特徴とするアデノシン−リン酸のアデノシ
ンニリン酸への変換方法である。
(但し、AMPはアデノシン−リン酸の濃度(mM)。
ATPはアデノシンニリン酸の濃度(mM )を表し。
γはアデノシンニリン酸をアデノシンニリン酸に変換す
る酵素の固定化酵素活性とアデノシン−リン酸をアデノ
シンニリン酸に変換する酵素の固定化酵素活性との比で
、1以上り正数を表わす。)本発明は、AMPをADP
に変換することと。
る酵素の固定化酵素活性とアデノシン−リン酸をアデノ
シンニリン酸に変換する酵素の固定化酵素活性との比で
、1以上り正数を表わす。)本発明は、AMPをADP
に変換することと。
ここで生成したADPをATPに変換することから成り
、AMPをADPに変換する酵素としては。
、AMPをADPに変換する酵素としては。
例えば、アデニル酸キナーゼが使用され、この際A M
l)へのリン酸供与体としてATPが使用される。次
いでADPをATPに変換する酵素としては1例えば、
酢酸キナーゼ、カルバミン酸キナーゼ、クレアチンキナ
ーゼ、3−ホスホグリセリン酸キナーゼ、ピルビン酸キ
ナーゼ、ポリリン酸キナーゼなど多くのものが使用でき
るが、リン酸供与体の価格、ATPへの変換活性、酵素
の入手の容易さなどを勘案すると酢酸キナーゼを使用す
るのが最も有利であり、この際リン酸供与体としてはア
セチルリン酸が使用される。このように、アデニル酸キ
ナーゼと酢酸キナーゼを使用するに際して各酵素のリン
酸供与体としてはATPとアセチルリン酸を使用するこ
とになるが、リン酸供与体としてのATPは最終変換物
であるATPを循環使用することができるので、結局リ
ン酸供与体としてはアセチルリン酸だけを供給ずhばよ
いことになる。このようなシステム化により効率的な設
計がはかれるのもこれら両酵素の利点である。
l)へのリン酸供与体としてATPが使用される。次
いでADPをATPに変換する酵素としては1例えば、
酢酸キナーゼ、カルバミン酸キナーゼ、クレアチンキナ
ーゼ、3−ホスホグリセリン酸キナーゼ、ピルビン酸キ
ナーゼ、ポリリン酸キナーゼなど多くのものが使用でき
るが、リン酸供与体の価格、ATPへの変換活性、酵素
の入手の容易さなどを勘案すると酢酸キナーゼを使用す
るのが最も有利であり、この際リン酸供与体としてはア
セチルリン酸が使用される。このように、アデニル酸キ
ナーゼと酢酸キナーゼを使用するに際して各酵素のリン
酸供与体としてはATPとアセチルリン酸を使用するこ
とになるが、リン酸供与体としてのATPは最終変換物
であるATPを循環使用することができるので、結局リ
ン酸供与体としてはアセチルリン酸だけを供給ずhばよ
いことになる。このようなシステム化により効率的な設
計がはかれるのもこれら両酵素の利点である。
以上のように、二種類の変換酵素を使用することにより
A、MPをATPに変換することが可能になるが、これ
ら酵素は最適生育温度が50℃ないし85℃である微生
物の産生ずる酵素であることが必要である。このような
微生物としては、バチルス・ステアロサーモフィルス、
バチルス・プレビス。
A、MPをATPに変換することが可能になるが、これ
ら酵素は最適生育温度が50℃ないし85℃である微生
物の産生ずる酵素であることが必要である。このような
微生物としては、バチルス・ステアロサーモフィルス、
バチルス・プレビス。
バチルス・コアギユランス、バチルス・サーモプロテオ
リティクス、バチルス・アシドカルダリウスなどのバチ
ルス属の微生物、クロストリジウム属の微生物、サーモ
アクチノマイセス属の微生物。
リティクス、バチルス・アシドカルダリウスなどのバチ
ルス属の微生物、クロストリジウム属の微生物、サーモ
アクチノマイセス属の微生物。
アクロモバクタ−属の微生物、ストレプトマイセス属の
微生物、ミクロポリスボラ属の微生物、サーマス・アク
アティクス、サーマス・ザーモフィルス、サーマス・フ
ジブスなどのサーマス属の微生物、ザーモミクロビウム
属の微生物、カルブリア属の微生物などがあげられる。
微生物、ミクロポリスボラ属の微生物、サーマス・アク
アティクス、サーマス・ザーモフィルス、サーマス・フ
ジブスなどのサーマス属の微生物、ザーモミクロビウム
属の微生物、カルブリア属の微生物などがあげられる。
また、これら微生物の遺伝子を導入した常温生育微生物
も含まれる。なお、これら微生物の中でもアデル酸キナ
ーゼ、酢酸キナーゼの両酵素の産生に特に適したものは
バチルス・ステアロサーモフィルスである。
も含まれる。なお、これら微生物の中でもアデル酸キナ
ーゼ、酢酸キナーゼの両酵素の産生に特に適したものは
バチルス・ステアロサーモフィルスである。
この微生物から得られる両酵素は精製が容易であり、比
活性が高い。
活性が高い。
本発明において、上記酵素を固定化して使用する。その
ためには、酵素を適当な担体、たとえばセルロース、デ
キストラン、アガロースなどのような多糖類の誘導体、
ポリスチレン、エチレン−マレイン酸共重合体、架橋ポ
リアクリルアミドなどのようなどニルポリマーの誘導体
、L−アラニン−し−グルタミン酸共重合体、ポリアス
パラギン酸などのようなポリアミノ酸またはポリアミド
の誘導体、ガラス、アルミナ、ヒドロキシアパタイトな
どのような無機物の誘導体などに結合、包括あるいは吸
着せしめればよく、これをカラムなどの反応器に充填し
て使用すればよい。
ためには、酵素を適当な担体、たとえばセルロース、デ
キストラン、アガロースなどのような多糖類の誘導体、
ポリスチレン、エチレン−マレイン酸共重合体、架橋ポ
リアクリルアミドなどのようなどニルポリマーの誘導体
、L−アラニン−し−グルタミン酸共重合体、ポリアス
パラギン酸などのようなポリアミノ酸またはポリアミド
の誘導体、ガラス、アルミナ、ヒドロキシアパタイトな
どのような無機物の誘導体などに結合、包括あるいは吸
着せしめればよく、これをカラムなどの反応器に充填し
て使用すればよい。
本発明の実施にあたって、AMPをATPに変換すると
きの温度としては、常温伺近ないし酵素産生微生物の最
適生育温度の5℃以下に設定するのが好ましい。まだ、
AMPをATPに変換するときのPHとしては、中性付
近、すなわち6.5〜11、好ましくは6.5〜9.0
.さらに好ましくは7〜8の範囲が使用される。緩衝液
としては、これらのP Hに適した通常のものを使用す
ることができる。たとえば7付近では、リン酸塩、イミ
ダゾール塩、トリス塩酸塩、コリジン塩、バルビタール
塩酸塩などをあげることができる。また、アデニル酸キ
ナーゼと酢酸キナーゼの反応をより効果的に進行させる
ために2種々の2価金属イオンを使用することができる
が、2価金属イオンとしては、たとえば、マグネシウム
イオン、マンガンイオンが特に推奨される。
きの温度としては、常温伺近ないし酵素産生微生物の最
適生育温度の5℃以下に設定するのが好ましい。まだ、
AMPをATPに変換するときのPHとしては、中性付
近、すなわち6.5〜11、好ましくは6.5〜9.0
.さらに好ましくは7〜8の範囲が使用される。緩衝液
としては、これらのP Hに適した通常のものを使用す
ることができる。たとえば7付近では、リン酸塩、イミ
ダゾール塩、トリス塩酸塩、コリジン塩、バルビタール
塩酸塩などをあげることができる。また、アデニル酸キ
ナーゼと酢酸キナーゼの反応をより効果的に進行させる
ために2種々の2価金属イオンを使用することができる
が、2価金属イオンとしては、たとえば、マグネシウム
イオン、マンガンイオンが特に推奨される。
本発明でAMPをATPに変換するには1例えば、AM
Pを0.1μM〜4M、好ま1シクけ1μM〜2M、さ
らに好ましくは10μM〜500mM、アセチルリン酸
をo、iμR4〜500mM 、好捷しくは1μM〜4
o。
Pを0.1μM〜4M、好ま1シクけ1μM〜2M、さ
らに好ましくは10μM〜500mM、アセチルリン酸
をo、iμR4〜500mM 、好捷しくは1μM〜4
o。
mM、さらに好ましくは10μM〜300nsM、およ
びATPを(イ)式を満足する眠を充填層型反応器の一
端から供給し9反応器内でAMP−+ADP−)ATP
の変換を行わしめることができる。そのときに反応器か
ら溶出した反応液を適当な分析システムで分析し、AM
P、ADP、ATPの各濃度およびATPへの変換率を
求めることができる。このとき、流速としては1反応器
の大きさにより異なるが、たとえば、0.3μt/時間
からlXl0t/時間の間の適当な流速を選定すること
ができる。また。
びATPを(イ)式を満足する眠を充填層型反応器の一
端から供給し9反応器内でAMP−+ADP−)ATP
の変換を行わしめることができる。そのときに反応器か
ら溶出した反応液を適当な分析システムで分析し、AM
P、ADP、ATPの各濃度およびATPへの変換率を
求めることができる。このとき、流速としては1反応器
の大きさにより異なるが、たとえば、0.3μt/時間
からlXl0t/時間の間の適当な流速を選定すること
ができる。また。
反応器へのAMP、ATPおよびアセチルリン酸の供給
装置としては、外部から制御信号によシ送液流量を変え
ることのできるものなら特に限定されないが、たとえば
、パルスモータ−で駆動される定量ポンプなどが利用で
きる(以下、これを可変量送液装置という)。さらに、
各基質溶液槽と可変量送液装置の間に自動調節弁を設け
、外部信号によシ自Rつ1調節弁の開閉を制御すること
により各基質溶液の流量や濃度を変えることができる。
装置としては、外部から制御信号によシ送液流量を変え
ることのできるものなら特に限定されないが、たとえば
、パルスモータ−で駆動される定量ポンプなどが利用で
きる(以下、これを可変量送液装置という)。さらに、
各基質溶液槽と可変量送液装置の間に自動調節弁を設け
、外部信号によシ自Rつ1調節弁の開閉を制御すること
により各基質溶液の流量や濃度を変えることができる。
自動ル4節弁としては、たとえば、電磁弁を用いること
ができる。また1反応器は勿論室温で使用してもよいが
、温度を維持する手段を付加する方が好ましい。また9
反応器からの反応液の分析システムとしては、AMP、
ADP、ATPを検出する方法であれば特に限定されな
いが、たとえば。
ができる。また1反応器は勿論室温で使用してもよいが
、温度を維持する手段を付加する方が好ましい。また9
反応器からの反応液の分析システムとしては、AMP、
ADP、ATPを検出する方法であれば特に限定されな
いが、たとえば。
高速液体クロマトグラフ装置を用いるのが好ましい。
本発明で化学工業上、長期にわた多安定で経済的にAM
Pを実質上100チATPに変換するためには(イ)式
を満足するように制御することが必要で。
Pを実質上100チATPに変換するためには(イ)式
を満足するように制御することが必要で。
特にATP濃度を(イ)式に加えて、 o、osx−、
−xγ2 AMP以下に制御することが好・ましい。 (イ)式を
満足するように制御するには、以下の方法を用いること
ができる。すなわち、(イ)式および演算に必要なデー
タを演算制御装置にあらかじめ入力し、これらと分析シ
ステムからの分析データから、AMPのATPへの変換
率を演算処理し、上記可変量送液装置および自動調節弁
の少なくとも1つに演算制御装置から信号を送信し、流
量あるいは濃度を変え、(イ)式を満足するように制御
すればよい。そのときの演算に必要なデータとは、AM
P、ATPの原料濃度及びアゾンシンニリン酸をアデノ
シン三す、ン酸に変換する酵素の固定化酵素活性と、ア
デノシン−リン酸をアデノシンニリン酸に変換する酵素
の固定化酵素活性の比であり9分析データとは9反応器
からの反応液中のAMP 、 ADP 、 ATPの各
濃度である。また、演算制御装置とは、演算機能と外部
装置へ制御信号を出せる機能を備えたもので、たとえば
、マイクロコンピー−ターが使用できる。さらに固定化
酵素活性とは固定化された酵素の活性を表わし1例えば
アデニル酸キナーゼの場合はAMP+ATP→2・AD
Pなる方向の活性を示し、酢酸キナーゼの場合はADP
+アセチ)vI)ン酸→ATP十酢酸なる方向の活性を
示す。
−xγ2 AMP以下に制御することが好・ましい。 (イ)式を
満足するように制御するには、以下の方法を用いること
ができる。すなわち、(イ)式および演算に必要なデー
タを演算制御装置にあらかじめ入力し、これらと分析シ
ステムからの分析データから、AMPのATPへの変換
率を演算処理し、上記可変量送液装置および自動調節弁
の少なくとも1つに演算制御装置から信号を送信し、流
量あるいは濃度を変え、(イ)式を満足するように制御
すればよい。そのときの演算に必要なデータとは、AM
P、ATPの原料濃度及びアゾンシンニリン酸をアデノ
シン三す、ン酸に変換する酵素の固定化酵素活性と、ア
デノシン−リン酸をアデノシンニリン酸に変換する酵素
の固定化酵素活性の比であり9分析データとは9反応器
からの反応液中のAMP 、 ADP 、 ATPの各
濃度である。また、演算制御装置とは、演算機能と外部
装置へ制御信号を出せる機能を備えたもので、たとえば
、マイクロコンピー−ターが使用できる。さらに固定化
酵素活性とは固定化された酵素の活性を表わし1例えば
アデニル酸キナーゼの場合はAMP+ATP→2・AD
Pなる方向の活性を示し、酢酸キナーゼの場合はADP
+アセチ)vI)ン酸→ATP十酢酸なる方向の活性を
示す。
この活性を測定するには、所定量の固定化酵素。
たとえば、活性の度合に応じて5〜10μLを、活性測
定用溶液に加え、遊離の酵素と同様にして分光光度計で
吸光度変化として追跡して測定した。
定用溶液に加え、遊離の酵素と同様にして分光光度計で
吸光度変化として追跡して測定した。
酵素活性1単位とは、30℃でアデニル酸キナーゼの場
合、1分間に1マイクロモルのADPを生成する量を、
酢酸キナーゼの場合、1分間に1マイクロモルのATP
を生成する量である。
合、1分間に1マイクロモルのADPを生成する量を、
酢酸キナーゼの場合、1分間に1マイクロモルのATP
を生成する量である。
本発明に用いられるATPとしては、上記反応による最
終変換物であるATPを循環使用しても勿論よい。この
場合には、結局、リン酸供与体としては、アセチルリン
酸だけを供給すればよいことになる。
終変換物であるATPを循環使用しても勿論よい。この
場合には、結局、リン酸供与体としては、アセチルリン
酸だけを供給すればよいことになる。
本発明によれば、AMPからATPへの変換において、
従来与られた変換率の変動を克服でき。
従来与られた変換率の変動を克服でき。
しかも長期間にわたり効率的、連続的ならびに経済的に
実質上100チの変換率でATPに変換できる。しかも
操作性がよいため、ATP変換率を長期にわたり安定に
維持できる。また9本発明でリン酸供与体としてのAT
Pは、充填層型反応器でAMPからATPに変換された
ものでもよいことは利点の1つである。さらに、出発原
料としては純粋なAMPである必要はなく、(イ)式を
満足するように制御すれば、AMPにADP、ATPの
加わりた混合物でもよく、この点も化学工業上採用する
場合、非常に有利な点である。
実質上100チの変換率でATPに変換できる。しかも
操作性がよいため、ATP変換率を長期にわたり安定に
維持できる。また9本発明でリン酸供与体としてのAT
Pは、充填層型反応器でAMPからATPに変換された
ものでもよいことは利点の1つである。さらに、出発原
料としては純粋なAMPである必要はなく、(イ)式を
満足するように制御すれば、AMPにADP、ATPの
加わりた混合物でもよく、この点も化学工業上採用する
場合、非常に有利な点である。
また、最初に述べたような生体内で行われている。結合
反応を筆体外の化学工業的な反応として行う、いわゆる
バイオリアクターの稼動が可能になる。たとえば、生体
内の最も重要な反応であるアミノ酸活性化酵素によるタ
ンパク質合成反応やペグチド合成反応などは、ATPを
エネルギー源として必要とし、その際、使用される高価
なATPはAMPに消費分解されるため、生体外でこの
反応を行う場合、AMPをATPに変換再生することが
実用上不可欠なことであった。本発明によれば、このよ
うな反応の実用化が可能になり、この価値は工業上計り
知れないものがある。
反応を筆体外の化学工業的な反応として行う、いわゆる
バイオリアクターの稼動が可能になる。たとえば、生体
内の最も重要な反応であるアミノ酸活性化酵素によるタ
ンパク質合成反応やペグチド合成反応などは、ATPを
エネルギー源として必要とし、その際、使用される高価
なATPはAMPに消費分解されるため、生体外でこの
反応を行う場合、AMPをATPに変換再生することが
実用上不可欠なことであった。本発明によれば、このよ
うな反応の実用化が可能になり、この価値は工業上計り
知れないものがある。
なお、上のように目的とする合成反応とATPの再生反
応とを組み合わせる場合、生成AMPを目的生成物、リ
ン酸供与体の反応生成物(たとえば酢酸など)などから
分離するシステムも必要になる。これはクロマトグラフ
ィーなどの技術により可能となり、目的とする反応系、
ATPの再生系、AMPの分離系の3者を組み合わせた
化学工業上の1つのシステムとして完成させることにな
る。
応とを組み合わせる場合、生成AMPを目的生成物、リ
ン酸供与体の反応生成物(たとえば酢酸など)などから
分離するシステムも必要になる。これはクロマトグラフ
ィーなどの技術により可能となり、目的とする反応系、
ATPの再生系、AMPの分離系の3者を組み合わせた
化学工業上の1つのシステムとして完成させることにな
る。
本発明は、このようにATPの再生利用に極めて有用に
適用できるものであるが、観点をかえて。
適用できるものであるが、観点をかえて。
AMPを原料としたATPの生産法としてとらえること
もできる。すなわち、ATPは医薬品としても重要な物
質であり、工業的レベルで生産されている。しかし、現
行法の発酵法では副産物ができやすいとか、生産性が悪
いなどの問題があり。
もできる。すなわち、ATPは医薬品としても重要な物
質であり、工業的レベルで生産されている。しかし、現
行法の発酵法では副産物ができやすいとか、生産性が悪
いなどの問題があり。
ATPの価格も高いものにならざるをえなかった。
しかし9本発明によればこのような問題を一挙に排除で
き、高純度のATPが生産性よく供給できることも可能
である。本発明にはこのような目的も包含されている。
き、高純度のATPが生産性よく供給できることも可能
である。本発明にはこのような目的も包含されている。
次に本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。
実施例1〜4.比較例1〜3
m 性化CH−セファロース4B(ファルマシア社製)
5yを洗浄膨潤後、バチルス・ステアロサーモフィルス
N CAl3O3株(最適生産温度60℃)より得られ
た酢酸キナーゼ2000単位を加えて反応させて固定化
酢酸キナーゼ1000単位を得た。この操作を酢酸キナ
ーゼのかわりにアデニル酸キナーゼの250単位を用い
て同様に行い100単位の固定化アデニル酸キナーゼを
得た。このときの酢酸キナーゼの同定化酵素活性とアデ
ニル酸キナーゼの固定化酵素活性の比は10であった。
5yを洗浄膨潤後、バチルス・ステアロサーモフィルス
N CAl3O3株(最適生産温度60℃)より得られ
た酢酸キナーゼ2000単位を加えて反応させて固定化
酢酸キナーゼ1000単位を得た。この操作を酢酸キナ
ーゼのかわりにアデニル酸キナーゼの250単位を用い
て同様に行い100単位の固定化アデニル酸キナーゼを
得た。このときの酢酸キナーゼの同定化酵素活性とアデ
ニル酸キナーゼの固定化酵素活性の比は10であった。
これら両固定化酵素を内径1.6crnで長さが10副
のガラス製カラムに充填し、 10??IM塩化マグネ
シウムを含む25mMイミダゾール塩酸緩衝液、 PH
7,5に溶解した各基質を150d/時間の流速でカラ
ムに供給した。このカラムに可変所送液装置、を磁弁及
びマイクロコンピュータ−を設置した。カラム内の温度
を30℃に保った。カラムより溶出された反応液中のA
MP、ADP、ATP濃度を高速液体クロマトグラ装置
で定量した。なお、AMP濃度を1.5mM 、アセチ
ルリン酸濃度を5mMに固定した。
のガラス製カラムに充填し、 10??IM塩化マグネ
シウムを含む25mMイミダゾール塩酸緩衝液、 PH
7,5に溶解した各基質を150d/時間の流速でカラ
ムに供給した。このカラムに可変所送液装置、を磁弁及
びマイクロコンピュータ−を設置した。カラム内の温度
を30℃に保った。カラムより溶出された反応液中のA
MP、ADP、ATP濃度を高速液体クロマトグラ装置
で定量した。なお、AMP濃度を1.5mM 、アセチ
ルリン酸濃度を5mMに固定した。
次にマイクロコンピュータ−で0.063 mM AT
P(ATPとAMPの濃度比は0.042゜実施例1)
。
P(ATPとAMPの濃度比は0.042゜実施例1)
。
0.07mMATP (ATPとAMPの濃度比は0.
047゜実施例2 ) 、 0.13mM ATP (
ATPとAMPの濃度比は0.087.実施例3 )
、 0.19mM ATP (ATPとAMPの濃度比
は0.127゜実施例4)と(イ)式を満足するように
種々変えてATPへの変換率を求めた。
047゜実施例2 ) 、 0.13mM ATP (
ATPとAMPの濃度比は0.087.実施例3 )
、 0.19mM ATP (ATPとAMPの濃度比
は0.127゜実施例4)と(イ)式を満足するように
種々変えてATPへの変換率を求めた。
その結果、いずれもカラムに供給後、わずかに20分後
に、すてにAMPは検出されず、98.5%のATP、
1.5%のADPが検出された。
に、すてにAMPは検出されず、98.5%のATP、
1.5%のADPが検出された。
別に比較のため、ATP濃度を0.03mMATP(A
TPとAMPの濃度比は0.02゜比較例1)。
TPとAMPの濃度比は0.02゜比較例1)。
0.024mM ATP (ATPとAMPの濃度比は
0.016゜比較例2 ) 、 0.014mM AT
P (ATPとAMPの濃度比は0.009゜比較例3
)に変えて実施例1〜4と同様にして行った。
0.016゜比較例2 ) 、 0.014mM AT
P (ATPとAMPの濃度比は0.009゜比較例3
)に変えて実施例1〜4と同様にして行った。
その結果、比較例1においては、A’i’Pが95%。
ADPが3%、AMPが2チ検出され、比較例2におい
ては、ATPが89%、ADPが8%、AMPが3%検
出され、比較例3においては、ATPが72チ、ADP
が20チ、AMPが8チ検出された。
ては、ATPが89%、ADPが8%、AMPが3%検
出され、比較例3においては、ATPが72チ、ADP
が20チ、AMPが8チ検出された。
実施例5
実施例2と同条件で反応を開始した後、20分後にカラ
ムからの溶出液をATPとAMPの濃度比が0.047
になるようにカラムに循環供給した。
ムからの溶出液をATPとAMPの濃度比が0.047
になるようにカラムに循環供給した。
その結果9反応器からの溶出液をATPの代りに用いて
後、20分以後5時間にわたり、ATPは98チから9
8,5φの間に維持していた。
後、20分以後5時間にわたり、ATPは98チから9
8,5φの間に維持していた。
実施例6
実施例1と同様にして得た固定化酢酸キナーゼ2000
単位、固定化アデニル酸キナーゼ200単位を内径2.
0鋸で長さが12crnのガラス製カラムに充填し、
25mM塩化マグネシウムと0.04好)リウムアジド
を含む50mMイミダゾール−塩酸緩衝液。
単位、固定化アデニル酸キナーゼ200単位を内径2.
0鋸で長さが12crnのガラス製カラムに充填し、
25mM塩化マグネシウムと0.04好)リウムアジド
を含む50mMイミダゾール−塩酸緩衝液。
Pfl 7.5 K溶かした3、0mM AMP 、
0.13mM ATP(ATPとAMPの濃度比は0.
043 ) 、 10mMアセチルリン酸を300rn
v時間の流速でカラムに供給して(イ)式を満足するよ
うにAMPとATPの流量と濃度を保った。
0.13mM ATP(ATPとAMPの濃度比は0.
043 ) 、 10mMアセチルリン酸を300rn
v時間の流速でカラムに供給して(イ)式を満足するよ
うにAMPとATPの流量と濃度を保った。
その結果1反応開始後10日間にわた#)ATPへの変
換率は98.5%から99.0%の間に維持されていた
。
換率は98.5%から99.0%の間に維持されていた
。
実施例7
実施例6と同条件で反応を開始した後、30分後にカラ
ムからの溶出液(98%のATPを含む)を、ATP(
7)代りKATPとAMP(7)濃度比が0.043に
なるようにカラムに循環供給した。
ムからの溶出液(98%のATPを含む)を、ATP(
7)代りKATPとAMP(7)濃度比が0.043に
なるようにカラムに循環供給した。
その結果1反応開始後10日間にわたりATPへの変換
率は98.2〜98.7 %で推移していた。
率は98.2〜98.7 %で推移していた。
代理人 児玉雄三
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11最適生育温度が50℃ないし85℃である微生物
の産生ずるアデノシン−リン酸をアデノシンニリン酸に
変換する酵素又はアデノシンニリン酸をアデノシンニリ
ン酸に変換する酵素を固定化し、得られたアデノシン−
リン酸をアデノシンニリン酸に変換する固定化酵素及び
アデノシンニリン酸をアデノシンニリン酸に変換する固
定化酵素を組み合わせてアデノシン−リン酸をアデノシ
ンニリン酸に変換させるに際し、アデノシンニリン酸の
濃度を下記(イ)式を満足する条件に制御することを特
徴とするアデノシン−リン酸のアデノシンニリン酸への
変換方法。 (但し、AMPはアデノシン−リン酸の濃度(mM)
。 ATPはアデノシンニリン酸の濃度(mM)を表し、γ
はアデノシンニリン酸をアデノシンニリン酸に変換する
酵素の固定化酵素活性とアデノシン−リン酸をアデノシ
ンニリン酸忙変換する酵素の固定化酵素活性との比で、
1以上の正数を表す。) (2) アデノシン−リン酸をアデノシンニリン酸に
変換する酵素が、アデニル酸キナーゼであり。 アデノシンニリン酸をアデノシンニリン酸に変換する酵
素が、酢酸キナーゼである特許請求の範囲第1項記載の
変換方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57090424A JPS58209990A (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | アデノシン一リン酸のアデノシン三リン酸への変換方法 |
DE8383300361T DE3368682D1 (en) | 1982-01-26 | 1983-01-25 | Process for producing physiologically active substance by multienzyme process and apparatus for the same |
EP19830300361 EP0084975B1 (en) | 1982-01-26 | 1983-01-25 | Process for producing physiologically active substance by multienzyme process and apparatus for the same |
DK29683A DK29683A (da) | 1982-01-26 | 1983-01-26 | Fremgangsmaade til fremstilling af fysiologisk aktivt stof ved en multienzymproces og apparat til dens udoevelse |
CA000420264A CA1194825A (en) | 1982-05-27 | 1983-01-26 | Process for producing physiologically active substance by multienzyme process |
US06/461,308 US4882276A (en) | 1982-05-27 | 1983-01-26 | Process for producing physiologically active substance by multienzyme process |
US07/202,606 US4960696A (en) | 1982-05-27 | 1988-06-06 | Process for producing physiololgically active substance by multienzyme process |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57090424A JPS58209990A (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | アデノシン一リン酸のアデノシン三リン酸への変換方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58209990A true JPS58209990A (ja) | 1983-12-07 |
Family
ID=13998219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57090424A Pending JPS58209990A (ja) | 1982-01-26 | 1982-05-27 | アデノシン一リン酸のアデノシン三リン酸への変換方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4882276A (ja) |
JP (1) | JPS58209990A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60203197A (ja) * | 1984-03-29 | 1985-10-14 | Kazutomo Imahori | アデノシン一リン酸のアデノシン三リン酸への変換方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0630599B2 (ja) * | 1989-03-03 | 1994-04-27 | ユニチカ株式会社 | フルクトース―1,6―二リン酸の製造法 |
US5995539A (en) * | 1993-03-17 | 1999-11-30 | Miller; William J. | Method and apparatus for signal transmission and reception |
US5367516A (en) * | 1993-03-17 | 1994-11-22 | Miller William J | Method and apparatus for signal transmission and reception |
CA2233623C (en) * | 1995-10-03 | 2006-08-29 | David A. Barclay | Microwave assisted chemical processes |
JP4199119B2 (ja) * | 2001-11-21 | 2008-12-17 | ユニチカ株式会社 | 目視判定可能なatp測定方法およびその試薬 |
TWI463015B (zh) * | 2010-08-06 | 2014-12-01 | Ind Tech Res Inst | 偵測微生物含量之方法及試劑 |
WO2018228247A1 (zh) * | 2017-06-15 | 2018-12-20 | 安徽古特生物科技有限公司 | 一种利用腺苷代替atp进行酶促反应的生产方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3846239A (en) * | 1972-07-24 | 1974-11-05 | Monsanto Co | Process for the preparation of heat-resistant alpha-galactosidase enzyme |
GB1455993A (en) * | 1973-01-12 | 1976-11-17 | Novo Industri As | Glucose isomerase |
US4011139A (en) * | 1974-11-26 | 1977-03-08 | Standard Brands Incorporated | Process for producing α-1,6 glucosidases using thermophilic microorganisms |
US4164444A (en) * | 1976-03-15 | 1979-08-14 | Massachusetts Institute Of Technology | Method for preparing adenosine triphosphate |
US4220722A (en) * | 1978-02-10 | 1980-09-02 | Syva Company | Method for conjugating to polyamino compounds employing haloacyl groups and compositions prepared thereby |
ZA792410B (en) * | 1978-05-22 | 1980-08-27 | R Sharp | Production of enzymes |
JPS5519239A (en) * | 1978-07-28 | 1980-02-09 | Green Cross Corp:The | Interferon-producing attractant |
US4424278A (en) * | 1981-11-16 | 1984-01-03 | Research Corporation | Cancer detection procedure using an acyl carrier protein |
-
1982
- 1982-05-27 JP JP57090424A patent/JPS58209990A/ja active Pending
-
1983
- 1983-01-26 US US06/461,308 patent/US4882276A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60203197A (ja) * | 1984-03-29 | 1985-10-14 | Kazutomo Imahori | アデノシン一リン酸のアデノシン三リン酸への変換方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4882276A (en) | 1989-11-21 |
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