JPS58209600A - 固形描画材 - Google Patents
固形描画材Info
- Publication number
- JPS58209600A JPS58209600A JP9255582A JP9255582A JPS58209600A JP S58209600 A JPS58209600 A JP S58209600A JP 9255582 A JP9255582 A JP 9255582A JP 9255582 A JP9255582 A JP 9255582A JP S58209600 A JPS58209600 A JP S58209600A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- solid drawing
- drawing material
- synthetic resin
- resin film
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、クレヨンtパスアチョークνコンテなどの固
形描画材本体の外周を合成樹脂フィルムで巻回した固形
描画材に関するもので、その目的とするところは、特定
の合成樹脂フィルムにより固形描画材本体の補強と、固
形描画材本体が折れた場合でもフィルムが破けずに折れ
1− た固形描画材本体が保持でき、又、固形描画材の使用に
より固形描画材本体が短くなった時、フィルムを簡単に
破ることができ、更には経時的なフィルムのシワの発生
を防止せんとするにある。
形描画材本体の外周を合成樹脂フィルムで巻回した固形
描画材に関するもので、その目的とするところは、特定
の合成樹脂フィルムにより固形描画材本体の補強と、固
形描画材本体が折れた場合でもフィルムが破けずに折れ
1− た固形描画材本体が保持でき、又、固形描画材の使用に
より固形描画材本体が短くなった時、フィルムを簡単に
破ることができ、更には経時的なフィルムのシワの発生
を防止せんとするにある。
従来より、固形描画材本体の外周を合成樹脂フィルムで
巻回した固形描画材は知られており、この場合のフィル
ムとしては、使用により固形描画材本体が短かくなった
時、フィルムを簡単に破ることが必要となるため、引裂
き易い(引裂抵抗の良い戸フィルムが好ましいものであ
った。
巻回した固形描画材は知られており、この場合のフィル
ムとしては、使用により固形描画材本体が短かくなった
時、フィルムを簡単に破ることが必要となるため、引裂
き易い(引裂抵抗の良い戸フィルムが好ましいものであ
った。
然し乍ら、引裂抵抗の良いフィルムは、特にクレヨン!
パスなどに含まれる油性成分により膨潤を起こし、経時
的にフィルムにシワが発生しフィルム自体の強度が低下
する傾向にある。
パスなどに含まれる油性成分により膨潤を起こし、経時
的にフィルムにシワが発生しフィルム自体の強度が低下
する傾向にある。
そこで、経時的なフィルムのシワの発生やそれによる強
度低下を防止するために、ポリ塩化ビニリデン?ナイロ
ンなどの耐油性に優れたフ2− イルムを使用することが考えられるが、引裂抵抗が大き
すぎ、フィルムが破り難く、又、引裂抵抗を小さくする
ためにフィルムの厚さを薄くするとフィルムを固形描画
材本体に巻き歎いという問題があった。
度低下を防止するために、ポリ塩化ビニリデン?ナイロ
ンなどの耐油性に優れたフ2− イルムを使用することが考えられるが、引裂抵抗が大き
すぎ、フィルムが破り難く、又、引裂抵抗を小さくする
ためにフィルムの厚さを薄くするとフィルムを固形描画
材本体に巻き歎いという問題があった。
本発明者等は、固形描画材にフィルムを巻くためのフィ
ルムの厚さを考慮し、フィルムの破き易さ、フィルムの
シワの発生の防止を解決するために鋭意研究の結果、遂
に本発明を完成したものである。
ルムの厚さを考慮し、フィルムの破き易さ、フィルムの
シワの発生の防止を解決するために鋭意研究の結果、遂
に本発明を完成したものである。
即ち、本発明は、引裂抵抗20g未満のフィルムと耐油
性フィルムとを層状とした厚さ30〜60μmの合成樹
脂フィルムであって、引裂抵抗209未満のフィルムの
厚さに対して耐油性フィルムの厚さが1/6以下である
合成樹脂フィルムを固形描画材本体に巻回したことを特
徴とする固、形描画材を要旨とするものである。
性フィルムとを層状とした厚さ30〜60μmの合成樹
脂フィルムであって、引裂抵抗209未満のフィルムの
厚さに対して耐油性フィルムの厚さが1/6以下である
合成樹脂フィルムを固形描画材本体に巻回したことを特
徴とする固、形描画材を要旨とするものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明でいう引裂抵抗は以下の方法により測3−
引裂抵抗
合成樹脂フィルムを26 +u x 4 Q wryの
長方形に切り取り26門側の中心より長さ25wの切れ
目を入れ、それを試験片とした。
長方形に切り取り26門側の中心より長さ25wの切れ
目を入れ、それを試験片とした。
引張試験機(レオメータ)の上部と下部のくわえ治具に
試験片の切れ目の上部をそれぞれ取り付け、1分間60
±1朋の試験速度で切れ目から引裂く。
試験片の切れ目の上部をそれぞれ取り付け、1分間60
±1朋の試験速度で切れ目から引裂く。
引裂長さは10朋までとし、その時の引裂荷重をいう。
本発明の引裂抵抗20g未満のフィルムとしては・、ポ
リプロピレン)ポリ塩化ビニルシアイオノマー1セロフ
アンなどのフィルムが挙げられる。
リプロピレン)ポリ塩化ビニルシアイオノマー1セロフ
アンなどのフィルムが挙げられる。
耐油性のフィルムとしては、ポリ塩化ビニリデンtナイ
ロン1ポリエステルlポリエチレンなどのフィルムが挙
げられる。
ロン1ポリエステルlポリエチレンなどのフィルムが挙
げられる。
これらのフィルムを層状とした合成樹脂フイ4−
ルムの厚さは、固形描画材本体の巻き易さを考慮すると
30μm未満では薄すぎて巻き難く、又、60μmより
大きいと厚すぎて巻き難く、本発明者等の各種の実験に
よっては3o〜60μmの範囲で好適な結果が得られた
。
30μm未満では薄すぎて巻き難く、又、60μmより
大きいと厚すぎて巻き難く、本発明者等の各種の実験に
よっては3o〜60μmの範囲で好適な結果が得られた
。
又、上記したフィルムを層状とした合成樹脂フィルムの
形態としては、二層)三層などの積層にしたり、耐油性
フィルムで引裂抵抗20 g未満のフィルムをコーティ
ングしたりしたものが採用される。
形態としては、二層)三層などの積層にしたり、耐油性
フィルムで引裂抵抗20 g未満のフィルムをコーティ
ングしたりしたものが採用される。
本発明においては、特に引裂抵抗20g未満のフィルム
の厚さに対して耐油性フィルムの厚さを1/6以下より
好ましくは115以下にしたことが重要であって、これ
によって、引裂易さと、経時的な合成樹脂フィルムのシ
ワの発生を同時に解決したものである。
の厚さに対して耐油性フィルムの厚さを1/6以下より
好ましくは115以下にしたことが重要であって、これ
によって、引裂易さと、経時的な合成樹脂フィルムのシ
ワの発生を同時に解決したものである。
本発明に使用される合成樹脂フィルムは、1上述した条
件を満足する合成樹脂フィルムであればよく、市販され
ているものや、市販されてい5− るものでなくても上記条件を満足するような合成樹脂フ
ィルムを製造したものなどが採用できる。
件を満足する合成樹脂フィルムであればよく、市販され
ているものや、市販されてい5− るものでなくても上記条件を満足するような合成樹脂フ
ィルムを製造したものなどが採用できる。
固形描画材本体は、クレヨンtパスクチヨーク?コンテ
などの描画材であり、棒状、角柱状など各種の形状のも
のが採用できる。
などの描画材であり、棒状、角柱状など各種の形状のも
のが採用できる。
次に合成樹脂フィルムを巻回する方法としては、合成樹
脂フィルムに接着剤などを塗布して固形描画材本体に巻
く方法や、合成樹脂フィルムを固形描画材本体に巻回し
て重合した部分に糊づけする方法や、あらかじめ粘着剤
のついた合成樹脂フィルムのシートを使用するなど各種
の方法が採用できる。この場合、耐油性フィルムの層を
固形描画材本体に接するように巻回することが好ましい
が、逆の場合であっても効果があり、適宜選択されるも
のである。
脂フィルムに接着剤などを塗布して固形描画材本体に巻
く方法や、合成樹脂フィルムを固形描画材本体に巻回し
て重合した部分に糊づけする方法や、あらかじめ粘着剤
のついた合成樹脂フィルムのシートを使用するなど各種
の方法が採用できる。この場合、耐油性フィルムの層を
固形描画材本体に接するように巻回することが好ましい
が、逆の場合であっても効果があり、適宜選択されるも
のである。
上述して得られた固形描画材は、折れ難く、又、固形描
画材本体が折れた場合でも、フィルムが破けずに折れた
固形描画材本体が保持でき、6− 更には固形描画材の使用により固形描画材本体が短くな
った時、フィルムを簡単に破ることができ、更に、経時
的なフィルムのシワの発生も防止できるものである。
画材本体が折れた場合でも、フィルムが破けずに折れた
固形描画材本体が保持でき、6− 更には固形描画材の使用により固形描画材本体が短くな
った時、フィルムを簡単に破ることができ、更に、経時
的なフィルムのシワの発生も防止できるものである。
尚、固形描画材本体が短くなった場合、フィルムが破け
ない程度に手や指により破き易くするために切れ目やつ
まみ部を設けてもよいものである。
ない程度に手や指により破き易くするために切れ目やつ
まみ部を設けてもよいものである。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
表−1に示す合成樹脂フィルムを使用して、以下の方法
により実施例ν比較例の固形描画材を得た。
により実施例ν比較例の固形描画材を得た。
59闘×46關にした表−1の合成樹脂フィルムを46
關側を横にして市販のパス(GH3゜ぺんてる銖製)に
巻回し、その重合部先端3朋を全長に亘ってフリーとし
、他の重合部を接着剤にて重合した。
關側を横にして市販のパス(GH3゜ぺんてる銖製)に
巻回し、その重合部先端3朋を全長に亘ってフリーとし
、他の重合部を接着剤にて重合した。
このフリ一部を長さ方向に5闘巾で切れ口を入れてつま
み部とした。
み部とした。
7−
表−1
8−
上述の方法で得られた実施例1〜5、比較例1〜4の固
形描画材の引裂性、フィルムの破れ、経時安定性につい
て以下の試験結果を行ない、試験結果を表−2に示した
。
形描画材の引裂性、フィルムの破れ、経時安定性につい
て以下の試験結果を行ない、試験結果を表−2に示した
。
表−2
※1 引裂性
実施例1〜5I比較例1〜4の固形描画材の切れ目を指
でつまみ、引裂やすさについて9− 30人にアンケートを求め、以下の基準で判断した。
でつまみ、引裂やすさについて9− 30人にアンケートを求め、以下の基準で判断した。
引裂やずいと感じた人 25Å以上 020〜24人
0 10〜19人 △ 〜 9人 × ※2 実施例1〜5ν比校例1〜4の固形描画材をJI
S 56026 に準じて測定し、固形描画材本体が
折れ、フィルムが破けるまでの荷重を図り、6 K9以
下でフfルムまで破けたものを×、6 KPでもフィル
ムが破けなかったものを○とした。
0 10〜19人 △ 〜 9人 × ※2 実施例1〜5ν比校例1〜4の固形描画材をJI
S 56026 に準じて測定し、固形描画材本体が
折れ、フィルムが破けるまでの荷重を図り、6 K9以
下でフfルムまで破けたものを×、6 KPでもフィル
ムが破けなかったものを○とした。
※3 経時安定性
実施例1〜51比較例1〜4の固形描画材を50℃で1
2時間、−10℃で12時間放置するサイクルを10サ
イクル行なった後、固形描画材の外観を目視にて確認し
た。
2時間、−10℃で12時間放置するサイクルを10サ
イクル行なった後、固形描画材の外観を目視にて確認し
た。
以上のように本発明の固形描画材は、特定の合成樹脂フ
ィルムを層状にして固形描画材本体10− を巻回しているので、固形描画材本体の補強と固形描画
材本体が折れた場合でもフィルムが破けず保持でき、使
用により固形描画材本体が短くなった時、フィルムを容
易に破ることができるものであって、経時的にフィルム
にシワが発生することを防止し、透明性のフィルムを使
用すれば、外観状もきれいであり、又、紙巻のように色
表示を行なわなくても色別ができるなどの実用上の効果
もあるものである。
ィルムを層状にして固形描画材本体10− を巻回しているので、固形描画材本体の補強と固形描画
材本体が折れた場合でもフィルムが破けず保持でき、使
用により固形描画材本体が短くなった時、フィルムを容
易に破ることができるものであって、経時的にフィルム
にシワが発生することを防止し、透明性のフィルムを使
用すれば、外観状もきれいであり、又、紙巻のように色
表示を行なわなくても色別ができるなどの実用上の効果
もあるものである。
特許出願人 べんてる株式会社
Claims (1)
- 引裂抵抗20.!9未満のフィルムと、耐油性フィルム
とを層状とした厚さ30〜60μmの合成樹脂フィルム
であって、引裂抵抗20g未満のフィルムの厚さに対し
て耐油性フィルムの厚さが1/3以下である合成樹脂フ
ィルムを固形描画材本体(こ巻回したことを特徴とする
固形描画拐。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9255582A JPS58209600A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 固形描画材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9255582A JPS58209600A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 固形描画材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58209600A true JPS58209600A (ja) | 1983-12-06 |
JPH0459158B2 JPH0459158B2 (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=14057650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9255582A Granted JPS58209600A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 固形描画材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58209600A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012018107A1 (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-09 | 三菱鉛筆株式会社 | 固形描画材及び固形描画具 |
JP2013035166A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 固形描画具 |
-
1982
- 1982-05-31 JP JP9255582A patent/JPS58209600A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012018107A1 (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-09 | 三菱鉛筆株式会社 | 固形描画材及び固形描画具 |
JP2012052109A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-03-15 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 固形描画材及び固形描画具 |
US9090784B2 (en) | 2010-08-05 | 2015-07-28 | Mitsubishi Pencil Company, Limited | Solid drawing material and solid drawing tool |
JP2016138258A (ja) * | 2010-08-05 | 2016-08-04 | 三菱鉛筆株式会社 | 固形描画材及び固形描画具 |
EP2602292B1 (en) * | 2010-08-05 | 2019-11-13 | Mitsubishi Pencil Company, Limited | Solid drawing material and solid drawing tool |
JP2013035166A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 固形描画具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0459158B2 (ja) | 1992-09-21 |
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