JPS58209024A - ガスしや断器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はしゃ断部と操作機構の支持構造を改良したガス
しゃ断器に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

従来におけるガスしゃ断器のしゃ断部と操作機構の支持
構造としてはたとえば第１図に示すようなものが知られ
ている。すなわち図中１は絶縁ガス（例えばＳＦａ　ガ
スなど）を充填した金属製の容器で、２は固定接触子側
部材で接続導体３および絶縁支持体４を介して容器Ｊに
固定支持される。５は可動接触子側部材である。

６は可動側摺動接触子で、固定されたバッファピストン
７とともに、可動側の接続導体３ｂおよび絶縁支持体４
ｂを介して容器１の蓋板２９に固定支持される。８は操
作ロッドで可動接触子側部材５とバッファシリンダ９を
連結するさともに絶縁操作ロッド１０に結合している。

また１ノは操作機構を収納した収容箱で上記容器１の外
部に設けられる。Ｊ２は、操作機構で可動ピストン１３
と固定シリンダー１４などからなり、図示しない支持装
置で上記収容箱１１に固定される。操作機構１２の可動
ロッド１５と絶縁操作ロッド１０との結合は容器１内と
連通した他の容器１６の壁に外部の収容箱１１内と気密
に保った回転軸１７を介したリンク機構１８と１９によ
り行なわれ、しゃ断部の動作軸２０（！：操作機構の動
作軸２１とはほぼ直角に配置される。２２は導体でブッ
シング２３の中を通り、容器の外部としゃ断部を電気的
に接続している。

しかしながら、従来においてはしゃ断部の可動接触子側
部材５は蓋板２９に取付けられるが、操作機構１２は収
容箱１）に支持固定されるため、しゃ断部と操作機構１
２を一体的に組立ることができず可動部の調整が面倒で
あるとともに操作機構１２としゃ断部における可動部と
の接続がリンク機構１８．１９を介して行なうため、力
の伝達時に損失が大きく、また連結個所が多くなること
からしゃ断の指令が入ってからしゃ断部が動き始めるま
でに時間がかかりしゃ断時間を短かくすることが難しい
うえ容器１と連通した他の容器１６はリンク機構１８．
１９の連結部を収容する必要があるとともにリンク１７
．１８の回転を行なわせるために大きな容積を必要とす
るために全体的に大きくなり、また、収容箱Ｊ１は操作
機構Ｊ２を固定するため強度の大きい従って重量の大き
いものとなる欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、操作力の損
失を小さくシ、操作機構を収納する箱を小さくするさと
もにしゃ断時間が短縮されかつ小形で経済的なガスしゃ
断器を提供することを目的としている。

〔発明の概要〕

容器一端の蓋体の内面側にしゃ断部の可動接触子側部材
を取付け、上記蓋体の外面側に上記しゃ断部の可動接触
子側部材を駆動させる操作機構を取付け、この操作機構
を収容箱内に収容し、上記操作機構の動作軸と上記しゃ
断部の動作軸をほぼ一直線上に配置したものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を第２図に示す一実施例を参朋して説明す
る。なお、第１図に示した部分と同一部分については同
一記号を符してその説明を省略する。図中１は容器で、
この容器ｌ内にはしゃ断部Ａが設けられている。才た、
上記容器１の一端部には蓋体２９が取付けられ、この蓋
体２９の内面側には可動側絶縁支持体４ｂを介して上記
しゃ断部Ａが取付けられている。また、上記蓋体２９の
外面側にはシリンダ１４およびピストン１３などからな
る操作機構１２が取付けられている。また、可動接触子
側部材５、操作ロッド８、絶縁操作ロッド１０の動作軸
２０と操作機構１２の動作軸２１はほぼ一直線上に配置
されている。また、可動ロッド２６と容器１との気密は
容器１（！：連通した他の容器Ｊ６に設けたシール部３
０により行ない、可動ロッド２６の直線摺動に対して気
密を保つ構造とする。

３３は、投入あるいはしゃ断秋態を保持するため、バネ
などから構成される装置 また固定饅触子側部材２を複数の絶縁物ないし絶縁筒あ
るいは複数のインピーダンス体ないし円筒状インピーダ
ンス体２７で可動接触子側の固定部材２８に機械的に支
持結合する。固定側導体２２は端板３ノに取り付けられ
た接続体３２を介して固定側接触子に通電されるように
なっている。

また、上記容器ノの中心軸としゃ断部Ａの動作軸とはほ
ぼ一致され、さらに、上記収容箱Ｊ１は操作機構１２の
動作軸２ノに関してほぼ軸対称の形状とされている。ま
た、上記収容箱１１内には操ｆ［機構Ｊ２とこれを駆動
する空気タンクあるいは油圧ポンプ、アキュームレータ
（図示しない）などの駆動源が収容されるようになって
いる。

上述したように、容器１一端の蓋板２９にしゃ断部Ａと
操作機構１２の可動接触子側部材５を取付けるため、し
ゃ断部Ａと操作機構１２を一体的に組立ることかでき、
また、しゃ断部Ａの可動接触子側部材５と操作機構１２
の動作軸をほぼ一直線上に配置するため、操作力の伝達
時における損失を低下させることができる。また、固定
接触子側部材５を絶縁物あるいはインピータンヌ体を介
して可動接触子側部材２に取付けるためしゃ断器の主要
部品の全てが容品１の一板の蓋体２９に固定されること
になり、組立時の調整が一層容易になる。また、容器ｌ
の中心軸としゃ断部の動作軸２０をほぼ一致させるとと
もに収容箱１１を操作機構１２の動作軸２１に関してほ
ぼ軸対称の形状とするため、前記収容箱１１を最小とす
ることができるうえ、しゃ断器の据付面に対して前記容
器１の中心軸が直角となる、いわゆる縦形しゃ断器を構
成して捩子状ブッシングを省き、ガス絶縁の管路で他の
機器と接続する場合には、据付、連結時において非常に
少ない所要９間とすることができ、才だ第２図の実施例
のような横形しゃ断器でも、前記縦形しゃ断器でも、し
ゃ断器の脚部やブッシングを除いて、容器や操作装置収
容箱１ノを同一として、どちらにも使用可能とすること
ができる。

また操作装置用の空気タンクあるいは油圧ポンプ、アキ
ュムレーター電動バネ機構用モータなどの駆動源と操作
機構を同一の収容箱に収容した場合にも前述と同様の効
果がある。

〔発明の効果〕

本発明は以上説明したように、容器一端の蓋体の内面側
にしゃ断部の可動接触側部材を取付けるとともに外面側
に操作機構を取付けたから、しゃ断部と操作機構を一体
的に組立ることができ、可動部の調整が容易になる。ま
た、しゃ断部と操作機構の動作軸を一直線上に配置した
から、操作力の伝達時における損失が著しく少なくなり
、それがために操作力を低減できるとと　。

もにしゃ断指令が与えられた後にしゃ断部が動き始める
までの時間を短縮でき、かつ絶縁操作ロンドと操作機構
側ロッドを連結する部分を収容する収容箱を小形化でき
るとともに操作機構を収容する収容箱も小形化できると
いう効果を萎する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のガスしゃ断器の開極状態を示す断面図、
第２図は本発明の一実施例であるガスしゃ断器の開極状
態を示す縦断面図である。 Ｊ・・・容器、２・・・固定接触子側部材、４・・絶縁
支持体、５・・・可動接触子１ｉ１１１部材、１１・・
・収容箱、１２・・・操作機構、２０・・・しゃ断部の
動作軸、２ノ・・・操作機構の動作軸、２９・・・蓋板
。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦−１２

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　容器一端の蓋体の内面側にしゃ断部の可動接
   触子側部材を取付け、上記蓋体の外面側に上記しゃ断部
   の可動接触子側部材を動作させる操作機構を取付け、こ
   の操作機構を収容箱内に収容し、上記操作機構の動作軸
   と上記しゃ断部の動作軸をほぼ一直線上に配置したこと
   を特徴とするガスしゃ断器。
2. （２）シゃ断部の固定接触子側の部材を複数の絶縁棒や
   絶縁筒あるいは複数のインピーダンス体や円筒状インピ
   ーダンス体で可動接触子側の部材に保持させたことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載のガスしゃ断器。
3. （３）　　容器の中心軸としゃ断部の動作軸をほぼ一致
   させるとともに収容箱を操作機構の動作軸に関してほぼ
   軸対称の形状としたことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項または第２項記載のガスしゃ断器。
4. （４）　　容器を金属タンクとしたことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項または第２項または第３項記載のガ
   スしゃ断器。
5. （５）　　同一の収容箱内に操作機構とこれを駆動する
   空気タンクあるいは油圧ポンプ、アキュムレータなどの
   駆動蔚を収容したことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項または第２項才たは第３項または第４項記載のガスし
   ゃ断器。