JPS5820693B2 - 空気搬送による鋳物砂の急冷方法及び装置 - Google Patents

空気搬送による鋳物砂の急冷方法及び装置

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JPS5820693B2
JPS5820693B2 JP13214479A JP13214479A JPS5820693B2 JP S5820693 B2 JPS5820693 B2 JP S5820693B2 JP 13214479 A JP13214479 A JP 13214479A JP 13214479 A JP13214479 A JP 13214479A JP S5820693 B2 JPS5820693 B2 JP S5820693B2
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vacuum
pipe
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foundry sand
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JP13214479A
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北村勝明
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KITAMURA GOKIN SEISAKUSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、鋳造工程中に反復使用する鋳物砂を短時間
に冷却及び除湿処理を施すと共に、処理後の鋳物砂を次
の型込め位置に連続して空気搬送するようにしたもので
ある。
従来の鋳造工程に於いては反復使用する鋳物砂を急速に
冷却できる方法とか余裕が全くなかったつ従って二回目
以後の型込めに使用される鋳物砂は、鋳物に悪い影響を
与える高目の温度と湿度とが含まれていて極めて条件が
悪く、ひいては不良率を抑制できす光量性向上の大きな
あい路となっていた。
また、粉粒体(セメント、石炭)を空気搬送する装置と
して特公昭52−35436号の第1図(本願図面に追
加の第5図)のものがある。
上記第5図に就いて説明すると、圧送タンク20は上部
の投入口21に開閉弁22及びピンチバルブ23を有し
、その投入口21はコンベヤ24を経てダンパー25に
通じており、との圧送タンク20の下部に設けた送出口
26には輸送管27を接続し、この輸送管27と空気圧
送源28とを管路29により連通させ、圧送タンク20
に投入された粉粒体が予じめ設定したレベルLに達する
と、投入口21及びピンチバルブ23を閉じ送出口26
を開いて粉粒体を間欠的に移送するようにしたものであ
る。
上記のものにあっては、送出口を開放することによって
空気圧送源からの圧力空気が輸送管を経て送出口内に間
欠的に圧入され、圧送タンク内の粉粒体中を通過する間
に粉粒体に流動性を与えながらレベルLから上部の空間
に達して粉粒体に背圧を掛けると同時に、空気圧送源か
らの間欠的な圧力空気の停止と同期して圧送タンク内の
流動的な粉粒体を前記背圧によって送出口から輸送管に
押出す間欠移送のために、移送能力に限界があった。
この発明は、上記の問題を解決し、鋳物砂を反復使用す
る僅かのサイクル時間帯を利用して鋳物砂を急速に冷却
し、かつ除湿することにより次の成型に適した温度に冷
却し、この鋳物砂に圧力空気の混入による流動性及び背
圧を賦与すると共に、その背圧の賦与と吐出口開放を同
期させて鋳物砂を円滑に空気搬送することを目的とする
この発明の基本的な構成は、真空作用タンクに投入した
鋳物砂に、真空作用管による冷却と除湿を施す真空作用
を施し、その処理後の鋳物砂に、真空作用管を利用した
圧力空気混入による充分な流動性を賦与し、その内圧上
限の時点で鋳物砂に背圧を加えるのと吐出口開放とを同
期させて鋳物砂を連続的に空気搬送すると共に、圧力空
気の真空作用管への圧入によって細孔の目詰りを排除す
る作用を空気搬送の都度反復するように配管し、この真
空作用タンクの上下にダンパーを介して通じるホッパー
及び気送管を接続すると共に、前記真空作用室上部に給
気管のエアーノズルを臨ませ、その給気管と真空作用管
とを真空作用タンクの外部でバイパス管により連通ずる
ようにしたものである。
以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明する。
この実施例は、第1図、第3図及び第4図イ、口に示す
ように真空作用タンク1は、上部にホッパー15と通じ
る鋳物砂16の投入口2と、下部に後記の気送管12に
通じて鋳物砂16を空気搬送する吐出口6とを備えた真
空作用室11を設け、その吐出口6及び前記投入口2に
空圧、液圧等の作動シリンダ3に連結したダンパー4及
び同4aを配置し、前記真空作用室11の上部−側に圧
力空気のエアーノズル5を臨ませる。
この真空作用室11の内部に、真空作用と圧力空気注入
により鋳物砂16に流動性を賦与する場合とに使い分け
るフレキシブル管、焼結管又は通常のパイプを螺旋状に
巻回して無数の細孔7を有する真空作用管8を内装し、
該真空作用管8と外部で通じる導管8aの始端を外部の
通常の真空タンクを有する真空機構(何れも図示省略)
に接続していて真空作用タンク1内に真空作用を施すよ
うに連繋している。
バイパス管9は前記エアーノズル5に通じる給気管10
と前記真空作用管8とを繋ぐように真空作用タンク1の
外部で接続されており、真空作用室11内の真空作用中
はバイパス管9のパルプv2の操作により給気管10側
を遮断し、鋳物砂16の堆積中に圧力空気による流動性
を賦与する場合は、パルプV及び導管8aのパルプV1
を閉じて置き、他方のバイパス管9のバルブ■2を開放
して鋳物砂16に背圧を加えながら鋳物砂16の空気搬
送を行なう場合には、バルブV2は開いたままの状態で
、バルブVを開放して給気管10と真空作用管8を連通
ずるように連結し、前記気送管12は、前記ダンパー4
aのある吐出口6に始端を接続させ、末端を空気搬送ラ
インを経て次の工程(何れも図示省略)に通じている。
第2図のものは真空作用タンク1の別の実施例で、真空
作用タンク1aは外殻13と内殻13aとの間に狭い容
積の通気室14を有し、内殻13aの内側に真空作用室
11を形成し、その内殻13aには真空作用室11、通
気室14に連通ずる同じく無数の細孔7を設け、その通
気室14に導管8aを接続させである。
いま、反復使用中の鋳物砂16を僅かのサイクル時間を
利用して冷却と除湿を施すには、真空作用タンク1の上
部のホッパー15に投入されている鋳物砂16を自動制
御盤(図示省略)のスイッチONによるダンパー4の開
放によって投入口2から所定量が真空作用タンク1の真
空作用室11に投入され、その定量投入によってダンパ
ー4が閉じると、その投入終了の信号により真空機構が
作動して真空作用管8の細孔1群の周辺に強力な吸引力
が発生し、鋳物砂16の積層中及び真空作用室11の内
部を瞬間的に真空にする。
この真空作用によって鋳物砂16の持つ高い熱気及び湿
気のほとんどが吸い出され、この真空作用の設定時間が
経過した所で、真空作用管8と導管8aとをバルブV1
により遮断したのち、パルプV2を開いてバイパス管9
により真空作用管8と給気管10とを連通させ、この状
態で圧力空気を供給すると、真空作用管8の細孔から密
閉のままの真空作用室11の鋳物砂16の堆積中に万遍
なく圧力空気が注入され、鋳物砂16に充分な流動性を
賦与し、内圧が予じめ設定した数値に達しだ時点でバル
ブVを開放し、エアーノズル5から真空作用室11に圧
力空気を噴出させて鋳物砂16の堆積上面に背圧を加え
、同時にダンパー4aの開放を同期的に行なうので、真
空作用室11内の鋳物砂16は、予じめ賦与された流動
性と背圧とにより、吐出口6を経て気送管12に遂次円
滑に吹込まれそのまま空気搬送ラインに乗り、次の工程
へ連続的に気送される。
この気送作用によって真空作用室11内の鋳物砂16が
全量気送され終るのと同時に、真空作用時に目詰りして
いる細孔7はことごとく開口して、次の真空作用に備え
る。
この間エアーノズル5から所定量の圧力空気の噴出があ
り、その噴出終了の信号によりダンパー4aが閉じられ
て一行程を終り、続いてダンパー4が開放され、次の鋳
物砂16の所定量を投入する工程を連続的に反復する。
尚、別の実施例の場合も上述に準じて作動する。
本発明は以上のように構成したので、次の利点を有する
(1)真空作用タンクの真空作用室に細孔を有する真空
作用管を巻回して設け、又は細孔を有する内殻による通
気室に包囲された真空作用室を設け、これ等真空作用室
の内部に所要時間帯の真空作用を働せるようにしたので
、該タンク内の鋳物砂の熱気及び湿気を瞬間的に、かつ
効率よく脱気することができ、同時に鋳物砂を次の鋳込
みに最適な温度に冷却して鋳造時の不良品の排出を大幅
に減少させることができる。
(2)真空作用管及び通気室に通じる導管と給気管とを
バイパス管により断続するように連通させ、真空作用後
の真空作用室に圧力空気を注入できるようにしたので、
真空作用室内の鋳物砂に圧力空気混入による流動性を賦
与して空気搬送を容易にすると共に、その内圧が設定値
に達した時に、エアーノズルからの圧力空気の注入と吐
出口の開放とを同時に行なって鋳物砂を円滑に、かつ確
実に空気搬送し、併せて次工程への移送の僅かの時間帯
を有効に利用でき、同時に空気搬送による環境衛生を好
ましい状態に維持することができる。
(3)従来の間欠移送による非能率的なものと異なり、
連続的に空気搬送できるために鋳物砂を反復使用するに
もかかわらず、鋳物砂の温度並びに湿度を最適な条件に
整えて連続使用に供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する装置の縦断面図、第2図
は、別の実施例の縦断面図、第3図は、給気管のエアー
ノズル部分の部分拡大説明図、第4図イ、口は、ダンパ
ーの拡大側断面図及び拡大側断面図、第5図は、従来技
術の説明図である。 主要部分の符号の説明 1,1a・・・・・・・・・真
空作用タンク、2・・・・・・・・・投入口、4,4a
・・・・・・・・・ダンパー、5・・・・・・・・・エ
アーノズル、6・・・・・・・・・吐出口、7・・・・
・・・・・細孔、8,8a・・・・・・・・・導管、9
・・・・・・・・・バイパス管、11・・・・・・・・
・真空作用室、12・・・・・・・・・気送管、13a
・・・・・・・・・内殻、14・・・・・・・・・通気
室、15・・・・・・・・・ホッパー、16・・・・・
・・・・鋳物砂。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 反復使用中の所定量の鋳物砂を真空作用タンクの真
    空作用室に投入して密閉したのち、該真空作用室内に所
    要時間帯の真空作用を働かせて鋳物砂の温度の引下げと
    湿気の除去とを行々い、その真空作用終了後の密閉状態
    の真空作用室に、給気管からバイパス管及び真空作用管
    を通る経路により圧力空気を充填すると共に、この圧力
    空気を鋳物砂の積層中に万遍なく混入して鋳物砂に充分
    な流動性を与えた時点で、エアーノズルからの圧力空気
    の噴射と気送管に通じる吐出口の開放とを同期させ、該
    吐出口に通じる気送管を経て鋳物砂を次の工程へ連続的
    に空気搬送し、併せて圧力空気を真空作用管の細孔から
    噴出させることにより、各細孔の目詰りを排除し、この
    目詰りを空気搬送の都度反復排除することを特徴とする
    空気搬送と併用した鋳物砂の急冷方法。 2 空気搬送ラインの気送管、エアーノズル及びホッパ
    ーなどを配置した真空作用タンクを設け、該真空作用タ
    ンク内に表面に無数の細孔を有する真空作用管を内装し
    、該真空作用管及び真空機構を結ぶ導管と、エアーノズ
    ルに給気する給気管とをバイパス管により接続し、真空
    作用タンクの投入口及び気送管に通じる吐出口に、該吐
    出口及び投入口を開閉させるダンパーを配置すると共に
    吐出口側ダンパーの開放時期及び背圧賦与のタイミング
    を、真空作用タンク内への圧力空気充填による鋳物砂の
    流動性賦与完了時と同期するように連繋させた空気搬送
    と併用した鋳物砂の急冷装置。 3 比較的狭あいな間隙による通気室を以って真空作用
    室を包囲するようにした真空作用タンクを形成し、その
    真空作用室の内殻に無数の細孔を設け、その真空作用室
    に気送管、エアーノズル及びホッパーに通じる投入口と
    、鋳物砂の吐出口を接続し、通気室に通じる真空作用管
    と給気管とをバイパス管により連通させた特許請求の範
    囲第2項記載の空気搬送と併用した鋳物砂の急冷装置。
JP13214479A 1979-10-12 1979-10-12 空気搬送による鋳物砂の急冷方法及び装置 Expired JPS5820693B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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