JPS5820547B2 - 起動回路 - Google Patents

起動回路

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JPS5820547B2
JPS5820547B2 JP53013169A JP1316978A JPS5820547B2 JP S5820547 B2 JPS5820547 B2 JP S5820547B2 JP 53013169 A JP53013169 A JP 53013169A JP 1316978 A JP1316978 A JP 1316978A JP S5820547 B2 JPS5820547 B2 JP S5820547B2
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JP
Japan
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voltage
transistor
starting
circuit
resistor
Prior art date
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JP53013169A
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English (en)
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JPS54105722A (en
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石川裕一
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Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主にスイッチングレギュレータに用いる起動回
路に関する。
一般に、第1図に示すような従来のスイッチングレギュ
レータは入力電源E1電力変換トランスTの1次巻線L
L 、スイッチングトランジスタQsのコレクタ・エ
ミッタを直列に接続して閉回路を形成しており、入力電
圧Viを導通、遮断するスイッチングトランジスタQs
のデユーティ・サイクルを変化させて出力電圧Voの安
定化を図っている。
スイッチングトランジスタQsの駆動は、ベーヌ電流を
断続することにより行なうが、最初に入力電源Eを投入
したとき、スイッチングトランジスタQsを駆動するた
めの電力をいかにして得るかが問題となる。
そこで従来、スイッチングトランジスタQsを駆動する
電力を得るためには、入力電源Eから供給される入力電
圧Viを起動抵抗Rsにより低電圧とし、これをスイッ
チングトランジスタQsの駆動回路1に供給する方法、
または入力電源Eとは別系統の電源から前記駆動回路1
に電力を供給する方法があった。
後者の方法は別系統の電源をわざわざ用意しなければな
らず回路構成が複雑であった。
これtこ対し入力電源Eの入力電圧Viが数十ボルト以
下の場合には前者の方法が使用されることが多かった。
しかし、この方法も入力電源Eの入力電圧Viが100
ボルト以上の高電圧である場合には、スイッチングトラ
ンジスタQsを動作させるのに必要な起動電流を駆動回
路1に供給すると、起動抵抗Rsでの電圧降下が大きく
、電力損失が数ワットにも達してしまうという欠点があ
った。
このため、スイッチングレギュレータが動作開始した後
、駆動回路1を動作させるための低電圧源がスイッチン
グレギュレータの回路内部に形成されるようにしておけ
ば、入力電源Eが投入され、最初は起動抵抗Rsを通し
て駆動回路1に起動電流が供給されると同時に、予め設
けておいた切換え回路により起動抵抗Rsを駆動回路1
から分離させることもできる。
しかしながら、この方法もスイッチングレギュレータが
動作するのに十分なまで入力電圧Viが上昇せず、中間
電位で放置されると、起動抵抗Rsには引き続き電流が
流れるため、前記切換え回路を設けたにもかかわらず起
動抵抗Rsには大電力用の抵抗器を使用しなければなら
ないという欠点もあった。
本発明は、上述の数々の欠点を除き、改良された起動回
路を提供することを目的としている。
すなわち本発明は、入力電圧を分圧する分圧抵抗と、接
地点から電位を得る定電圧素子と、該定電圧素子の端子
電圧と前記分圧抵抗の分圧点の電位を比較し動作する第
1のトランジスタと、第1のトランジスタで駆動される
第2のトランジスタと、第2のトランジスタに流れる電
流を制限する起動抵抗を備えたことを特徴とする起動回
路である。
次に本発明の一実施例を第2図に示し、以下これについ
て説明する。
第2図に示すスイッチングレギュレータは、入力電源E
1電力変換トランヌTの1次巻線L1、スイッチングト
ランジスタQsのコレクタ・エミッタを直列に接続して
閉回路を形成し、スイッチングトランジスタQsのベー
スには駆動回路1が接続されている。
このスイッチングレギュレータの駆動回路1と入力電源
Eとの間には、起動回路2が接続されている。
この起動回路2は、入力電源Eが接続された入力端a+
b間に分圧抵抗R1,R2が接続されるとともに、起動
抵抗R3およびトランジスタQ2のコレクタ・エミッタ
が接続されている。
さらにトランジスタQ1のベースにはツェナーダイオー
ドDzが接続されており、分圧抵抗R1,R2の接続点
とトランジスタQ2のベースの間には前記トランジスタ
Q1のコレクタ・エミッタが接続されている。
トランジスタQ2のエミッタはスイッチングトランジス
タQsの駆動回路1に接続されている。
駆動回路用内部電源3は電力変換トランスTに設けられ
た3次巻線L3の一端がスイッチングトランジスタQs
のエミッタに接続され、接地されており、その他端はダ
イオードD1を介し起動回路2のトランジスタQ2のエ
ミッタに接続されるとともに、コンデンサC1を介し接
地されている。
そしてスイッチングレギュレータが動作すると、駆動回
路用内部電源3が動作して内部電源電圧Vsが生じるよ
うになされている。
以上の構成において、今入力電源Eが投入され入力端a
、b間に入力電圧Viが加わると、分圧抵抗R1,R2
の接続点の電位は、入力電圧Viの分圧比に比例して上
昇するが、前記抵抗R2の両端に生じる電圧Vrの値が
ツェナーダイオードDzのツェナー電圧Vzとトランジ
スタQ1のベース・エミッタの順方向電圧VBEの和に
達するまでは1 トランジスタQ1は遮断されており、
この結果トランジスタQ2も遮断されている。
入力電圧Viがさらに上昇してツェナーダイオードDz
に電流が流れ、トランジスタQ1のベース電流が流れる
と、トランジスタQ1は導通し、この結果トランジスタ
Q2も導通する。
したがってスイッチングトランジスタQsの駆動回路1
には起動電流が供給され、スイッチングレギュレータが
動作を開始する。
さらにスイッチングレギュレータが動作すると同時に内
部電源電圧Vsが発生するように予め駆動回路用内部電
源3を設けておき、しかも該内部電源電圧Vsが前記ツ
ェナーダイオードDzのツェナー電圧Vzよりもわずか
に高くなるように設定しておけば、トランジスタQ2の
ベース・エミッタ間は逆バイアヌ状態となり、起動回路
2は自動的に停止され、駆動回路用内部電源3によって
、スイッチングレギュレータは動作し続けることができ
る。
すなわち本発明は、〜スイッチングトランジスタQsが
動作した後は起動抵抗R3およびトランジスタQ2には
電流が流れず、分圧抵抗R1を通してわずかの電流が流
れるだけであるので、電力損失はほとんど生じない。
また起動回路2が動作しているときは、トランジスタQ
1のコレクタ・エミッタ間は飽和状態にあるため、ツェ
ナーダイオードDzのツェナー電圧Vzがほとんどトラ
ンジスタQ2のベースに加わることになり、トランジス
タQ2のエミッタ出力は入力電圧Viの変動に影響され
ない安定した出力電圧が得られる。
本発明においては、分圧抵抗R1,R2の分圧比を選択
することにより、スイッチングレギュレータを起動させ
るための入力電圧Viの起動点を決定することができる
さらに十分な内部電源電圧Vsか得られるように前記入
力電圧Viの起動点を設定しておけば、起動回路2が動
作できるのは、入力電圧Viが起動回路2を動作させ、
かつ停止できるだけの内部電源電圧Vsを得るのに十分
な電圧値であるときのみである。
したがって入力電圧Viが徐々に上昇した場合でも、入
力電圧Viがその起動点に達しない電位で放置された場
合においても、前記起動点以下の入力電圧v1において
はトランジスタQ1が遮断されているため、起動回路2
は動作せずに停止している。
また、一度スイッチングレギュレータが起動した後、入
力電圧Viが低下した場合には、トランジスタQ2のエ
ミッタ電位は電力変換トランスTの巻数比に比例して内
部電源電圧Vsも低下するとともに、分圧抵抗R,、R
2の分圧比に比例してその分圧点の電位も低下するため
、トランジスタQ2はカット・オフ状態を持続して、起
動回路2は動作しない。
前述のように分圧抵抗R1,R2の分圧比を選んでおけ
ば、起動回路2が動作するのは、入力電圧Viが上昇し
て起動回路2を動作させた後、停止できるだけの内部電
源3の内部電源電圧Vsに達するまでの時間である。
したがってトランジスタQ2に電流が流れる時間は、起
動回路2によりヌイツチングトランジスタQsの駆動回
路1が動作し、駆動回路用内部電源3が動作して内部電
源電圧Vsが得られるまでのわずかな時間(10mSe
c−程度)でよいため、十分な起動電流が流れ、しかも
起動抵抗R3での電圧降下が大きいにもかかわらず、発
熱量は少なく、前記起動抵抗R3は小型、小電力用の抵
抗器で十分実用に耐えられる。
本発明の起動回路において、駆動回路1に電流を供給す
る電圧値、および十分な内部電源電圧Vsが得られるま
で入力電圧Viが上昇したとき、初めて起動電流が流れ
るようにする電圧値(入力電圧Viの起動点)の2つの
動作電圧を設定するのにツェナーダイオードは1個で済
み、回路構成を極めて簡略化できる。
また前記2つの動作電圧は、ツェナーダイオードDzの
ツェナー電圧Vzおよび分圧抵抗R1,R2の分圧比を
選定することにより容易に設定でき、それぞれの目的に
合致した電圧値となるように独立して設定することもで
きる。
また、入力電圧Viが低く分圧する必要のない場合には
、起動回路の抵抗R2は、省略することもできる。
以上の実施例はヌイツチングレギュレータについて説明
したが、本発明の起動回路は、インバータ、サイクロコ
ンバータ等にも適用できることは言うまでもない。
本発明によれば、回路構成が簡単で、かつ入力電圧がど
のような状態においても電力消費が少なく、定電圧化さ
れた起動電圧が容易に得られる実用上大変有効な起動回
路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図:従来のヌイツチングレギュレータを示す回路図
、第2図二本発明の一実施例を示す回路図O E・・・・・・入力電源、T・・・・・・電力変換トラ
ンス(Ll:1次巻線、R2:2次巻線、R3:3次巻
線)、Qs・・・・・・ヌイツチングトランジスタ、R
1,R2・・・・・・分圧抵抗、R3・・・・・・起動
抵抗、Ql、Q2・・・・・・トランジスタ、ZD・・
・・・・ツェナーダイオード、Dl・・・00.ダイオ
ード、C1・・・・・・コンデンサ、1・・・・・駆動
回路、2・・・・・・起動回路、3・・・・・・駆動回
路用電源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力端子を分圧する分圧抵抗と、接地点から電位を
    得る定電圧素子と、該定電圧素子の端子電圧と前記分圧
    抵抗の分圧点の電位を比較し動作する第1のトランジス
    タと、第1のトランジスタで駆動される第2のトランジ
    スタと、第2のトランジスタに流れる電流を制限する起
    動抵抗を備えたことを特徴とする起動回路。
JP53013169A 1978-02-08 1978-02-08 起動回路 Expired JPS5820547B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP53013169A JPS5820547B2 (ja) 1978-02-08 1978-02-08 起動回路

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JP53013169A JPS5820547B2 (ja) 1978-02-08 1978-02-08 起動回路

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JPS54105722A JPS54105722A (en) 1979-08-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59151207U (ja) * 1983-03-29 1984-10-09 キヤノン株式会社 光源装置
JPS61207059U (ja) * 1985-06-18 1986-12-27

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JPH0540710Y2 (ja) * 1987-04-01 1993-10-15

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