JPS58205312A - 光受信回路

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】本発明は、光受信回路に関するものである。−従来用い
られている光受信回路には、第１図に示すものがある。

すなわち、受光素子２とオペアンプ（ＩＣり　１　金柑
いた光受信回路では一般に正負の電源（＋Ｖｃｃ。

−Ｖｔｖｒ　、　１Ｖｃｃｌ　＝ｌＶｇｍｌ　）　ｆ用
い、こノＩＣノ非反転入力端子は接地して用いている。

この場合受光量がゼロのときは受光素子に電流が流れず
したがってオペアンプＩＣの出力もＯ（ｖ）である。受
光素子に光が入射されると該受光素子に電流が流れ、こ
の電流ｆｆ１Ｉｐ（４）とすればオペアンプ【Ｃ出力に
は、Ｖｏ”’　Ｉ　９　Ｘ　Ｒｆ（ｖ）の電圧が現れる
。

（＋Ｕ：帰還抵抗）受光素子の受光量が大きくなった場
合オペアンプの出力電流も上昇するが正の供給電源電圧
＋’Ｊｃｃで飽和する。したがってオペアンプＩＣの出
力のダイナミックレンジはＯ〜４　Ｖｃｃの範囲である
。この様子を第４図に示す。第４図でＤはダイナミック
レンジ金示す。

光の有無にかかわらずオペアンプＩＣの出力は−Ｖｍｍ
側には全く振れない。

即ち、−Ｖｇ＋ｉオペアンプＩＣの駆動源として供給し
ているだけでＩＣ出力のダイナミックレンジに対しては
全く寄与していない。ＩＣの消費電力ｐｃは、Ｉｃ中Ｉ
ｇ、　　ｌＶｃｃｌ＝ｌＶｍｉ＋ｌ　テあルカらＰＣ＝
ＩＣ×（Ｖｃｃ　＋Ｖｍｇ　）　：＝　２　Ｉｃ　Ｖｃ
ｃとなる。

出力ダイナミックレンジと消費電力の比は〉Ｏ本発明は、以上説明したような光受信回路の構成を改良
し、消費′電力が小さく、小型でシンプルな光受信回路
を提供することを目的とする。

本発明の構成を、実施例を示す図面を参照して具体的に
説明する。

第２図にお、いて、１は演算増幅ＩＣであり、この正の
電源端子には正の電位Ｖｃｃが与えられており、負の電
源端子は接地されている。またＩＣの非反転入力端子に
は、絶対値が前記電位Ｖｃｃよシ小さい電位例えばＶｃ
ｃ　／　４が与えられている。

この非反転入力端子に与えられる電位は、小さいほど出
力のダイナミックレンジは大きくなるが、電位がなくな
るとＩＣが動作しないので、０〜Ｖｃｃの間にしなくて
はならない。

反転入力端子と出力端子間には帰還抵抗を接続し、また
、反転入力端子は受光素子を介して接地する。この受光
素子は反転入力端子に逆／くイアスがかかる方向に接続
する。

受光素子に光が入射しない場合には演算増幅ＩＣ出力に
は非反転入力端子と同一の電位がオフセット電位として
現れる。

受光素子に光が入射し、受光量が増加するにつれて受光
素子の光電流も増加し、出力電位ＶＯは上昇するが、電
源端子の供給電位Ｖｃｃで飽和する。

すなわち、この場合の出力のダイナミックレンジはｖＣ
Ｃ−亘＝−ＬｖＣＣテアル。

４この様子を第５図に示す。Ｄはダイナミックレンジであ
る。

一方消費電力ＰｃはＰｃ　＝　Ｉｃ　Ｘ　ＶＣＣとなる
。

したがってダイナミックレンジと消費電力の比これを従
来の光受信回路と比較してみると夕゛イＩｃ３であり、従来に比べ３０％以上小さくなる。

第２図で４，５は分割抵抗である。

第３図は本発明の別の実施例を示し、正の電源端子を接
地し、負の電源端子に負の電位−Ｖｍｍｔ与えたもので
ある。

この場合にも第２図の場合と略同様に第６図に示すよう
なダイナミックレンジとなる。

以上説明したような本発明の光受信回路であれば、次の
ような顕著な効果を奏する。

（１）　　同一消費電力であれば出力のダイナミックレ
ンジが従来より大きくなる。

（２）同一のダイナミックレンジを確保するためには・
消費電力が従来より小さくなる。

（３）単一電源方式であり、電力が小さくてよいので電
源回路が簡単小型になる。

（４）受光素子の逆バイアス印加電圧が小さいため、受
光素子の暗電流が小さくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の光受信回路を示す回路図、第２図及び
第３図は本発明の実施例を示す回路図であり、第４図、
第５図及び第６図はそれぞれ第１図、第２図及び第３図
の回路における出力ダイナミックレンジを示す線図であ
る。１・・・演算増幅ＩＣ！、２・・・受光素子、３・・・
帰還抵抗、４，５・・・分割抵抗。

【特許請求の範囲】