JPS58204849A - 複層ガラス組立体 - Google Patents

複層ガラス組立体

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JPS58204849A
JPS58204849A JP57086587A JP8658782A JPS58204849A JP S58204849 A JPS58204849 A JP S58204849A JP 57086587 A JP57086587 A JP 57086587A JP 8658782 A JP8658782 A JP 8658782A JP S58204849 A JPS58204849 A JP S58204849A
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zeolite
granular
activated carbon
double
adsorbent
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Bunichi Ogino
荻野 文一
Hiroshi Nishino
西野 博
Tetsuo Masuko
増子 哲夫
Kunio Goto
後藤 邦男
Masao Takahashi
正男 高橋
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Mizusawa Industrial Chemicals Ltd
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Mizusawa Industrial Chemicals Ltd
Takeda Chemical Industries Ltd
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複層ガラス組立体に関するもので、より詳細に
は、複層ガラス空間内の水蒸気及び有機剤からの粉塵発
生をも効果的に防止した複層ガラス組立体に関する。
従来、複数枚のガラス板の周囲を、内部に乾燥剤を含有
するスペーサ一部材を介してシーラントにより接合して
成る複層ガラス組立体は断熱及び防音効果に優れた窓ガ
ラスとして、各種建築に使用されている。
との複層ガラスにおいては、複数枚のガラス間の空間の
空気温度が露点以下に低下する時、蒸気の凝縮を生じ、
これにより窓ガラスの視界が損われることが問題となる
。このような蒸気の凝縮は、ガラス間にもともと存在す
る空気中の水蒸気或いはスペーサ一部材とガラスとの間
からリークする空気に含まれる水蒸気の他、シーラント
中に含有され、時間の経過と共に蒸発する有機溶媒の蒸
気□11 によって生ずることが□知られている。
これらの蒸気を吸着させる乾燥剤乃至は吸着剤として、
合成ゼオライト、活性アルミナ、シリカゲル等を使用す
ることが知られているが、これらの吸着剤は水蒸気と有
機溶剤蒸気とが共存する系において、温度の広範囲の変
化にもかかわらず、所謂フオツギングを防止し得るよう
に吸着除去するという目的には未だ十分なものではない
。例えば前述した吸着剤の内、有機溶剤蒸気の吸着には
シリカゲルが適当であると言われているが、シリカゲル
は水分と有機溶剤とが共存する系では、水分を選択的に
優先して吸着する傾向があり、その効果には疑問がある
このような見地から、複層ガラス用吸着剤として、複数
種の吸着剤を組合せ使用することも既に提案されており
、例えば%開昭55−71650号公報には6A型モレ
キユラーシープゼオライトと、炭化水素に対して吸着性
のあるシリカゲル、活性アルミナ、活性炭もしくはこれ
らの混合物とを組合せて使用することが開示されており
、更に活性炭の場合には、その色が通常でないため、ス
ペーサーから活性炭を出さないような注意が必要である
ことが示唆されている。
複層ガラス用吸着剤には、上述した水蒸気と禍根溶媒蒸
気とが共存する系での吸着性能に加えて、吸着剤からの
粉塵の発生の問題がある0即ち、ゼオライトや活性炭等
は、複層ガラスの輸送時、建築時或いは窓ガラスとして
の使用時に加える振動環によって強度の差はあっても粉
塵を発生し得く、これらの粉塵はスペーサ一部材の吸着
用開口からガラス間の空間内に入って、ガラス面に付着
して視界を損ない、或いはフオツギングを促進する核と
なる等の不都合がある。
従来、複層ガラス用吸着剤については幾つかの提案はあ
るが、本発明者等の知る限り、このような粉塵発生の防
止に関する提案は殆んど見当らない0 従って、本発明の目的は、複層ガラス空間内の水蒸気及
び有機溶媒蒸気に対して優れた吸着性能を示すと共に、
苛酷な取扱いを行っても粉塵の発生が有効に防止された
複層ガラス組立体を提供するにある。
本発明の他の目的は蒸気吸着用開口を有するスペーサ一
部材内に吸着剤として被覆粒状ゼオライトと被覆粒状活
性炭との組合せを収容した複層ガラス組立体を提供する
にある。
本発明によれば、複数枚のガラス板の周囲の少なくとも
一辺の内部に吸着剤を含有するスペーサ一部材を位置さ
せ、周縁部をシーラントで密封【7て成る複層ガラス組
立体において、前記吸着剤が、合成ゼオライトを平均含
有量よりも多い量で含有する合成ゼオライト−粘土質バ
インダーの混合物から成るコアと、粘土質バインダーを
平均含有量よりも多い量で含有する合成ゼオライト−粘
土質パイン、グーの混合物から成るシェルとを備えた粒
状ゼオライト、及び活性炭当り1乃至20重量%の合成
樹脂ラテックス被膜剤を表面に有する粒状活性炭の組合
せから成ることを特徴とする複層ガラス組立体が提供さ
れる。
本発明を以下に詳細に説明:)′:する。
本発明の複層ガラス組立体の構造を示す第1及び2図に
おいて、一対のガラス板ja、jbは、その周囲の4辺
に配置されたスペーサ一部材2を介して重ね合わされる
。このスペーサ一部材2の側面とガラス内面との間には
、両面粘着テープ6が配置されており、スペーサー2と
ガラス内面とは接着され、2枚のガラス板1α、1bの
間には、スペーサー2で規定される一定の巾の空間4が
形成されることにカる。
このガラス−スペーサー組立体の周縁部、即ちスペーサ
ー2の外周側にはシーリング剤(シーラント)5が施さ
れ、これにより一対のガラス板1a、1b間の空間4は
シーラント5により密封される。
スペーサー2は中空の、即ち筒状の形状をしており、ガ
ラス板ia、jbの周囲に配置された4辺のスペーサー
2の内部なくとも1辺にはその中空内部に吸着剤6が収
容される。吸着剤6が収容されイいるスペーサー2には
、前記空間4に連通ずる蒸気吸着用の、Jぐさい開ロア
が設けられている。
・′・・[ 本発明によれば、この吸着剤6として、以下に詳述する
被覆粒状ゼオライトと被覆粒状活性炭とを組合せ使用す
ることにより、複層ガラス空間4内の水蒸気やシーリン
グ剤に由来する有機溶媒蒸気を完全に吸着することによ
り、低温時の内部蒸気の凝縮結露による僑りを防止し、
しかも苛酷な取扱いを行った場合でさえ、粉塵発生やそ
れに伴なう種々のトラブルを有効に解消できる0被覆粒
状ゼオライトと被覆粒状活性炭とは、任意の割合いで複
層ガラス組立体内に存在させ得るが、これらを95:5
乃至30ニア0、特に90:10乃至40 : 60の
重量比で存在させた場合に結露防止の点で良好な結果が
得られる。
粒状ゼオライト 本発明に用いる粒状ゼオライトの断面構造を示す第3図
において、この粒状ゼオライト11はコア12とシェル
16とから成る断面構造を有している。この粒状ゼオラ
イ)においては、このコア12が平均含有量よりも多い
量比で合成ゼオライトを含有し且つシェル13が平均含
有量よりも多い量比で粘土質バインダーを含有すること
が顕著な特徴である。即ち、断面全体にわたって合成ゼ
オライトと粘土質バインダーとが均−且つ一様な組成比
で存在する従来の粒状ゼオライトに比して、シェル中の
粘土質バインダーの量比を平均含有蓋よりも多くしたこ
とにより、この粒状ゼオライトは顕著に改善された耐粉
化性(耐摩耗性)及び耐圧強度を示し、更にコア中の合
成ゼオライトの量比を平均含有量よりも多くしたことK
より、この粒状ゼオライトは二層優れた吸着速度と吸着
容1との組合せのようなゼオライト的特性を示す。この
ように、粒状ゼオライトの機械的特性とゼオライト的特
性の組合せ特性の改善は、シェルの厚みが極めて小さ゛
い場合にも達成される。
この粒状ゼオライトにおいては、シェルが粘土質バイン
ダーと合成ゼオライトとの混合物から形成されているこ
とも、吸着速度の見地から重要であり、実際にシェルが
粘土質バインダー単独から成る粒状ゼオライトに比して
、本発明に用いる粒状ゼオライトはかな9向上した吸着
速度を示すことが認められる。これは、シェル中に存在
する合成ゼオライトが吸着すべき物質に対して通路の役
目をするためと思われる。また、コアが合成ゼオライト
と粘土質バインダーとの混合物から成ることも、粒状ゼ
オライト全体の強度を高める上で重要である。しかしな
がら、本発明に用いる粒状ゼオライトにおいては、耐粉
化性(耐摩耗性)や耐圧強度が同じレベルの従来の粒状
ゼオライトに比して、全体としての粘土質バインダー含
有値を顕著に減少させ、史に吸着速度や吸着各省等を顕
著に向上させ得ること、逆に吸着’61kが同レベルの
従来の粒状ゼオライトに比して、耐粉化性(耐摩耗性)
や耐圧強度を顕著に向上させ得ることが理解されるべき
である。
本発明に用いる粒状ゼオライトにおいて、コアとシェル
との比率は、粒状ゼオライトの粒子サイズや粒径によっ
ても若干相違するが、一般的に舊って、99:1乃至8
0 : 20の範囲にあるのがよく、98:2乃至85
:15の重1比の範囲内にあるのが特によい。シェルの
量比が少ない時には、耐粉化性婢の機械的性質がイ^(
下する傾向が出るし、多い場合には吸着性等のゼオライ
ト的特性が低下する傾向がある。粒状ゼオライトの全体
の粒径が大きい場合には、シェルの量比は比剪的小さい
範囲とすることができ、粒径が小さい場合にはより大き
い範囲とすることができる。
本発明において、コア12を構成する混合物は、合成ゼ
オライトと粘土質バインダーとf 90 : 10乃至
60:40.特に88:12乃至70:30のat比で
含有し、一方シエル6を構成する混合物は、粘・土質バ
インダーと合成ゼオライトとi95:5乃至30 : 
70、特に70:30乃至50:50の重蓄比で含有し
、しかも前記シェルは粘土質バインダーを前記コア組成
よりも少なくとも10重祉チ多い量、特に少なくとも1
51it%多い薫で含有することが、機械的強度とゼオ
ライト的特性との組合せの上より望ましい。
本発明において、合成ゼオライトとしては、ゼオライト
A1ゼオライトx1ゼオライトY或いは合成モルディナ
イト等を単独或いは組合せで使用することができ、これ
らのゼオライトのカチオンは、ナトリウム型、カリウム
型、カルシウム帰の任意の形で存今し得る。合成ゼオラ
イト粉末の粒度は、一般に0.01乃至100ミクロン
、特に0.1乃至50ミクロンの範囲のものを用いるこ
とができる。
粘土質バインダーとしては、カオリンのようなカオリン
族粘土鉱物;アタパルガイドのようなパリゴルスカイト
族粘土鉱・物;酸性白土、モンモリと ロナイト、ベントナイトのようなスメクタイト型粘土鉱
物、或いはアロフェン等を単独または2種以上の組合せ
で使用することが出来る。粘土質バインダーの粒径は0
.1乃至10ミクロン、特に0.5乃至5ミクロンの範
囲で用いることができる。
本発明の粒状ゼオライトラ製造するに当っては、前述し
たコア形成用の組成を有する合成ゼオライト−粘土質バ
インダー混合物を、水浴fト篩分子バインダーの水浴液
を造粒U・表体と(7てコアに造粒子る。合成ゼオライ
トと粘土質バインダーとの混合id、IJポンプレンダ
−、コニカルブレンダ−、ヘンシェルミキサー等の公知
の混合機を用いて乾式ブレンドにより行い得る。この混
合物の造粒は、パi 上記水溶液を造粒媒体としてそれ自体公知の造粒手段。
例えば転動造粒、押出造粒、噴霧造粒、打錠造粒、流動
化造粒等の任意の手段で行い得る。
粒状ゼオライトの機械的強度の点では、転勤造粒法が特
に好ましく、上ハ己合成ゼオライトー粘土質バインダー
混合物の種粒子を調製[7、この種粒子を造粒媒体で湿
らせながら、その上に混合物の粉末を付着させて粒成長
を行わせることに上り造粒を行なう。
水溶性高分子バインダーは、固形分として合成ゼオライ
ト−粘土質バインダーの合計誓当り0.01乃至5重量
饅、特に0.05乃至2重量チの輩で使用でき、一方造
粒媒体としての水溶液は、造粒手段によっても相違する
が、前恥合計量当り20乃至70重量%、特に60乃至
60重量%の量で使用するのがよい。
水溶性高分子バインダーとしては、澱粉、シアノエチル
化澱粉、カルボキシメチル澱粉、カルボキシメチルセル
ロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ポリビニルアルコール、ビニルエーテルマレイン酸
共重合体、アルギン酸ナトリウム、リグニンスルホン酸
ナトリウム、アラビア−ゴム、トラガントガム等を用い
ることができる。
上述した工程で得られるコア粒子を、組成がシェル形成
範註内におる合成ゼオライト及び粘土質バインダーの粉
末混合物とをトライブレンドして、皺粒子表面に粉末混
合物の被覆を形成させる。コア粒子に対して配合する粉
末混合物の量は既に前述した範囲であり、上述した手段
で形成されるコア粒子は未だ内部に造粒媒体としての溶
液を包蔵しており、この溶液によって粉末粒子はコア粒
子の表面に強固に付着して被覆を形成する。コア粒子と
粉末混合物とのトライブレンドは、好適には生成し之コ
ア粒子を含む転勤造粒機内に、粉末混合物を、−回或い
は複数回に分割してチャージ[7、装置を運転させるこ
とにより容易に行い得る。
崗、本発明において、シェルを形成する合成ゼオライト
及び粘土質バインダーは、コアを形成する合成ゼオライ
ト及び粘土質バインダーと同種であっても、異種のもの
であってもよい。
このようにして、コアーシェル構造の粒状物を調製し、
これを風乾し、次いで300乃至650゛Cの温度で1
0乃至600分間焼成し、粒状物を焼しめて最終粒状ゼ
オライトとする○ この粒状ゼオライトは、一般に5乃至32メツシユ(タ
イラー標準)の粒度を有することが望ましい。
粒状活性炭        :・:゛′本発明に用いる
粒状活性炭の一面構造を示す第4図において、この粒状
活性炭14は、粒状活性炭本体15とその表面に形成さ
れた合成樹脂ラテックス被膜16とから成っている。こ
の被膜16は合成樹脂ラテックスから形成されているこ
とに関連して、有機溶媒に対する吸着性を実質上低下さ
せることなく、シかも粉塵発生が顕著に抑制されること
が顕著な特徴であり、この利点は後述する例の結果から
直ちに明確となろう。
本発明に用いる粒状活性炭において、有機溶媒に対する
吸着性の著しい低下なしに、その耐粉化性を向上させ得
る理由は十分には明らかでないが、この被膜16が、合
成樹脂ラテックスに由来するため、無数のボアを有する
被膜乃至はネツチングとなっており、有機溶媒の蒸気は
通すが、活性炭の摩耗を防止するには十分な被膜として
作用すること、及びこの被膜が衝撃等を吸収するクッシ
ョン材として作用することに原因があるものと推定され
る。
本発明に使用する粒状活性炭本体は石炭、石油残渣、木
炭、果実殻表:□1□Eを水蒸気、炭酸ガスなどのガス
賦活法あるいは塩化亜鉛、リン酸などの薬品賦活法のい
ずれによって得られたものでもよく、BET比表面積が
500〜2000tx”/ff、粒子の大きさが4〜6
0メツシユの球状、円筒状、または不整形の粒状活性炭
であれば使用可能であるが、耐粉化性の点で球状のもの
が特に好適に使用される。
合成樹脂ラテックスの被17剤としては、合成樹脂の水
性エマルジョンであり、例えば下記に示すものが単独或
いは2種以上の組合せで使用される。
1)ブタジェン重合体またはブタジェンとスチレン、ス
チレン誘導体、アクリロニトリル、メタクリルニトリル
、イソプレン、インブチレンなどとの共重合体。
2)イソプレンとスチレン、スチレン誘導体との共重合
体。
6)クロロプレン且を合体、またはクロロプレンとスチ
レン、スチレン訴導体、アクリロニトリル、インプレン
との共重合体。
4)アクリル酸エステルとスチレン、スチレン誘導体、
塩化ビニル、酢酸ビニル、アクリロニトリル、メタクリ
ル酸エステルとの共重合体。
5)メタクリルニトリル重合体およびメタクリルニトリ
ルとスチレンなどとの共重合体。
6)酢酸ビニル重合体、塩化ビニル重合体。
これらをカルボキシ変性などの適当な変性処理を行なっ
たものでもよい。
ラテックス使用量は、活性炭本体の重量当りラテックス
固型分として1〜20電量チ、好ましくは2〜5重量%
である。ラテックス使用量が1重量係より少ないと低微
粉化の効果が少なく、また20重量%より多いと、低輌
粉化の効果は大きいがガス吸着性能が低下する。
使用するラテックス水エマルジョンの固型分濃度は10
〜50重量%が適当で、使用液量は活性炭重量に対し0
.2〜1.0となるように使用するのが好ましい。
活性炭表面への被膜はラテックスエマルジョン液を適当
な方法でスプレーするかあるいは活性炭を含浸するか、
いずれの方法でも良く、次いで、100〜150℃で乾
燥して低倣粉化粒状活性員を得る。
組合せ吸着剤 本発明における粒状ゼオライトは、湿度が極端に低い場
合にも水分吸着蓋が著しく大であるという特性を有し、
更に属O比圧(20°Cの飽和水蒸気圧当りの水蒸気分
圧)に殆んど関係なしに水分の吸着量が一定であるとい
う特性を有している。
一方粒状活性炭は、キシレン、メチルエチルケトン衿の
有機溶媒に対する吸着量が他の吸着剤に比して著しく大
であり、回様に有機溶媒蒸気比圧に殆んど関係なし7に
有機溶媒の吸着量が一定であるという特性を有し7てい
る。しかも粒状活性炭は、水蒸気の存在にかかわらず有
機溶媒を選択吸着するという特性を有1.ている。
かくして、本発明に従い、粒状ゼオライトと粒状活性炭
とを組合せて使用することにより、複層ガラス内の蒸気
成分を最も効果的に吸着して、温度の著[7い変化にも
かかわらず、ガラスへの結露やフオツギングを長期間に
わたって安定に防止することができる。
のみならず、本発明に用いる粒状ゼオライト及1 び粒状活性炭は、苛酷な取扱いに対しても夫々優ねた耐
粉化性を有するばかりではなく、これら異質な材料相互
を混合した場合にも耐粉化性に際立って優れており、苛
酷な取扱いに際し7ても粉塵の発生は殆んど認められな
い。
本発明において、粒状ゼオライトと粒状活性炭とは、こ
れらが複層ガラス組立体内に共存するという条件を満た
す限り、任意の状態で存在さセ得る。即ち、粒状ゼオラ
イトと粒状活性炭とはスペーサー内の夫々側の収容空間
内に存在させることができるし、またこれらは混合物の
形でスペーサー内の同一の収容空間内に存在させること
ができろう例えば、前者の場合、複層ガラスの下辺とな
るスペーサーに粒状活状炭を収容させ、また上辺或いは
側辺となるスペーサーに粒状ゼオライトを収容させるこ
とができる。この態様によれば、粒状ゼオライトと粒状
活性炭との間の偏析やそれに伴なう組成の不均質さを防
止でき、また異種材料を混合することによる摩耗や粉化
も完全に防止されることになる。
また、後者の場合には、粒状活性炭と粒状ゼオライトと
を一定の量比で混合しておくことにより複層ガラスの製
造操作が容易となる。
本発明に用いる複層ガラス用吸着剤には、上述した必須
成分に加えて、所望により他の吸着剤を含有させること
ができる。
本発明の一つの態様において、粒状ゼオライトと粒状活
性炭の合計−当り、70重鑑チ以下、特に10乃至60
mtjt%の粒状アルミナ−シリカゲルを配合すると、
高湿条件下における水分吸着性が一層向上し、一層吸着
特性に優れた復層ガラス組立体が得られる。このような
粒状アルミナ−シリカゲルは、それ自体公知のものであ
り、例えば特公昭38−17002号、4G−1634
7号および47−8446号公報に記載のものが好適に
使用される。
本発明において、前述した組合せ吸着剤は、複層ガラス
間の間隔によっても相違するが、一般に複層ガラスの単
位面積(rlL2)当り20乃至6001、特に40乃
至200?の量で用いるのがよい。
シーリング剤としては、従来この種の複層ガラスに使用
されているシーリング剤は全て使用でき、例えば多硫化
物系ゴムを用いた二成分タイプシーラメント、ブチルゴ
ムを用いた一成分タイブ弾性シーラン上、ウレタンゴム
を用いた一成分タイブ弾性シーラント等が何れも使用さ
れ、本発明によればこれらのジ−プントが有機溶媒タイ
プであっても、優れた結露防止能が得られる。
本発明を次の例で説明する。
参考例1゜ 球状ゼオライトのコア部分として4A型合成ゼオライト
150℃乾燥粉末80重量部に対し、カオリン150℃
乾燥粉末20重量w5を混ぜ合わせ、V牢屋混合器(i
キサ−)にて光分に混合し、合成ゼ第2イトとカオリン
の混合粉末t−m4した。
得られた混合粉末の一部約25kllt転勤造粒機に入
れ、スプレーノズルで水を噴霧しながり転勤成型したの
ち篩い分けし、粉末を除去し0.25〜0.5簡の球状
の成温物を得これを核とした。
この核を転勤造粒機にて転動させ、先に鯛整した混合粉
末及びリグニンスル7オノ酸ナトリウムの0.5%水浴
液を漸次加えながら、2時間景し核の表面にゼオライト
層を成長させ湿潤球状ゼオライトコア′t−製造した。
第1表 次に上記方法で製造したコア60に9t−転勤造粒機に
入れ転動させながらシェル部分のコーテング用として第
1表に示した粉末S−13に&添加し、表面コーテング
を行ない球径0.6〜3.0mの球状ゼオライトを得た
。同様の方法で8−2、S−5の粉末でコーテングした
製品を得た。同、コーテングを行なわす球径0.5〜3
.Ogの球状ゼオライトを製造した。これを8−4と、
木る。かくして得られた湿潤状態の球状ゼオライトを風
乾(自然乾燥〕したのち、100〜150℃の雰囲気下
で6時間乾燥後550±60℃で6時間焼成した。この
ように得られた耐摩耗性ゼオフィトの耐圧強度、学耗性
、充填密度、平衡水分吸着量、水分吸着速度、粉化率を
つぎの方法により測定した。結束を第2表に示す。
1、耐圧強度:試料20個を木屋式硬度計(最大測定値
10ゆ)(本屋製作所製)で 圧縮破壊強度を測定し、最大、最小 を除いた18個の平均値で表わした。
2 摩耗率:150mのガラス容器に飽和まで水分′k
a層させ150℃で6時間乾 燥させた試料40fと水100−を 入れ、ペイントコンディショナー (レッドデビル社製)に取り付け 60分間振と5後、試料に付着した 粉末を除去し、150℃で6時間乾 燥した試料の重量を測定し次式より 摩耗率(%>il、、1.、を求めた。
五 充填密度:試料200tを5001のメスシリンダ
ーにとり容器ごとゴム板上で 軽くたたき、試料の容積が度化しな くなった容積D’(1))を読みとり次式より充填密度
を求めた。
4 平衡水分散7#t:試料0.159′ft石英マイ
クロバランス式水分吸着試験器にとり 200℃で2時間脱気を村ったのち、 20℃関係湿度75%における平倫 水分吸着1を求めた。
5 水分吸着速#:粒径1.5〜1.6關の試料0.1
stt石英マイクロバランス式水分吸 着試験器にとり200℃で2時間脱 気を行ったのち、20℃関係湿度 20%における水分吸着量(IQ) t−1分ごとに測
定し、横軸4c時間(単位 分)縦軸に水分吸着量をプロットし、 水分吸着曲線を描き、吸着時間10 分における水分吸7ftと原点を結ん だ直線の勾配を求め水分吸着速度と 定義した。
水分吸着速度は(f/100F試料 / m4%)の単位で表わした。
& 粉化率測定方法 室温で48時間放置し、十分に吸湿させた試料50ft
m準フルイ(JIS  Z−8801)にとり、これを
振とう機に取りつけ30分間振と5機の回転運動及びハ
ンマの衝撃力を与え、試料の重 □量減を測定し粉化′
4t−求めた。
試料容器:標準フルイ(JIS  Z−8801)(直
径15は)28メツシユ、60メ ツシユ、4メツシユのフルイを順に電 ね試料は28メツシユのフルイの中に 入れる。
試料採取量:吸湿させた試料50? 振とう機:JIS  R6002(1978)&、載の
もの 回転数  290回/分 衝撃数  156回/分 第2表 第2表より比較例で製造した4、4m球状ゼオライ)、
S’−3は水分吸*1及び水分吸′4速W VC’fy
す、同様に比較例S−4は粉化率、に劣るため、本目的
の吸着剤としては不適である。
参考例2 球状ゼオライトのコア部分として、AAfMk成ゼオラ
イト乾燥粉末60重量部に対しカオリン乾燥粉末40重
量部tl−V字型混合器で充分に混合し合成ゼオライト
とカオリンの混合粉末kg造した。
ここで得た混合粉末を転動造粒機によって参考例1と同
様の方法で核を作り成型し、球状上オライドのコアt−
裂造した。
この湿潤粒状ゼオライトコア60〜を転勤造粒機に入れ
、転動させながら、シェル用としてカオリン50重量部
と合成ゼオライト50重量部を光分に混合した粉末6’
Qi’に添加し参考例1と同様の方法でコーテング処理
を行ない球径1.5〜3.0inO造粒品を得た。ここ
で得た襄品ks−5とする。
次に比較例として、球状ゼオライトのコア部分として、
4A型合成ゼオライト乾床粉末50電童部に対しカオリ
ン乾燥粉末5ottsをV字型混合器で光分に混合し合
成ゼオライトとカオリンの混合粉末を製造した。1.こ
こで得た混合粉末を転勤造粒機によって参考例1と同様
の方法で核を作り成型し、球状ゼオライトのコアを製造
した。
この湿114粒状ゼオライトコア60kgI?:転勤造
粒機に入れ、転動させながら、シェル用としてカオリン
60重量部と合成ゼオライト40重を部を光分に混合し
た粉末6kpを院加し参考例1と同様の方法でコーテン
グ処理を行ない球径1,5〜3.0amの造粒品′に得
た。ここで得た製品をS−6とする。
次に、S−5、S−6ともに参考例1と同様に乾燥、焼
成し製品?!:得た。ここで得に、れた球状ゼオライト
について耐圧強度、岸耗性、充填v!fj度、乎衡水分
吸着皺、水分散層速度及び粉化4rcついて測定し第3
表の結果會示した。
第6表 第6表より比較15’Qで装造した4A型球状ゼオライ
)S−6は粉化率VCおいて優れているが水分吸′Mj
Ii及び水分吸7if運直に劣るため、本目的の吸着剤
としては不適である。
参考例& 球状ゼオライトのコア部分として、4Affi合成ゼオ
ライト乾燥粉末90重量部に対しスメクタイト族粘土乾
燥粉末10重量部tV字型混合器で光分に混合し合成ゼ
オライトとカオリンの混合粉末を製造した。ここで得た
混合粉末を転勤造粒機によって参考例1と同様の方法で
核を作り成型し、球状ゼオライトのコアを製造t、C− この湿潤粒状ゼオライトコア60kgを転勤造粒機に入
れ、転勤させながら、シェル用として第4表に示した粉
末S−76kllt−添加し参考例1と同様の方法でコ
ーテング処理を行ない球径1.5〜6.0KlIの球状
ゼオライ)t−得た。
次に、比較例として第4表に示した粉末S−8について
も同様の方法で球状ゼオライ)1−得た。
第4表 次に、比較例として、球状ゼオライトのコア部分さして
、4Am合成ゼオライト乾燥粉末95重旨部に対しスメ
クタイト族粘土乾燥粉末5重量部をV字型混合器で光分
に混合し合成ゼオライトとカオリンの混合粉末を製造し
た。ここで得た混合粉末を転勤造粒機によって参考例1
と同様の方法で核を作り成型し、球状ゼオライトのコア
t−製造した。             ′:″この
湿潤粒状ゼオライトコア60時を転勤造粒機に入れ、転
動させながら、シェル用として第4表に示した粉末S−
96klkti加し参考?1i1と同様の方法でコーテ
ング処理を行ない球径1.5−10mmの球状ゼオライ
トラ得た。ここで得られたS−7、S−8、S−9につ
いて耐圧強度、摩耗性、充填密度、平衡水分吸着量、水
分吸着速度及び粉化率について測定し以下第5表に結果
を示した。
第5表 1) 第4表より比較例で製造、、1.シた4A型球状ゼオラ
イトS−8、S−9は粉化率に劣るため、本目的の吸着
剤としては不適である。
参考例4゜ EET比表面積1080m”/fの粒度1゜68〜0.
5龍の石炭ベースの水蒸気賦活法による球状活性炭10
0tに対し合成ゴムラテックス(S、H,ltスナレン
ーブタジエン共共合合体カルボキシル基変成固型分濃度
47重菫%)を水にて希釈し、固型分#度10重欺%V
C調製した液、各10.25.501t−ハンドスプレ
ーを用いて活性炭を攪拌しながら噴霧したのち100℃
の空気浴乾燥器で乾燥し、ラテックス使用量の異なる低
粉化処理炭s−10、s−I L s−12會侍た。
次に、比較例として1′ojよl′i!i性炭100v
に刈し同上、合成ゴムラテックス希釈液51をE記と同
様操作してラテックス使用量の異なる低粉化処理炭5−
13′t−得た。
このようにして得た低粉化炭VCついてつぎの方法によ
り性能試験を実施し、以下の結果t−得た。
1、耐摩耗性強度 マイクロストレングス法により耐l1lk粍性を測足し
活性DC粒子の粉化率を求め、未処理品(対照品)と比
較した。
マイクロストレングス測定条件 試料容器  φ25mX 305wxH(内容積150
1のステンレス スティール製シリンダー) 試料充填量 5Qiaj 回転数   2ORPM 回転時間  30 min 粉化率の計算法 測定前後の試料とも62メツシユのat用いてロータツ
ブマシンで5分間篩別し篩上に残った試料である。
2 アセトン平衡吸着量 Jl;−に−1474法に準拠して25℃における5 
7.5 t/m”アセトンガスの平衡吸着量を測定した
測定結果 比較告で製造した低粉化処理炭は、アセトン平衡吸着量
で示される有機ガス吸着性能は同様VC優れているが、
粉化率でボされる耐摩耗性強度は小さく、本目的の吸′
M剤としては不適である。
参考例五 BET比am槓1150 mayの粒1m2.38〜1
41inのココナツツヤシ殻ベースの水薔気賦活沃によ
る円柱状成型炭100tに対し合成ゴムラテックスCN
BRCブタジェン・アクリロニトリル共電合体−カルボ
キシル基変成、固型分#度48重量%)を水にて希釈し
、固型分#度20重蓋%に調製した液、各75ゴ、10
0m+7をハンドスプレー全周いて活性炭を攪拌しなが
ら噴霧したのち、100℃の空気浴乾燥器で乾燥し、ラ
テックス使用量の異なる低粉化処理炭S〜14.5−1
5を得た。
次に比較例として同上活性炭100?に対し、同上合成
ゴムラテックスを水にて希釈し、固型分aW60重蒼%
に調製した液83R/を上記と同様操作してラテックス
使用量の異なる低粉化処理炭5−16倉得た。
このようにして得た低粉化炭についてつぎの方法により
性能試験を夾施し、以下の結果を得た。
1、耐摩耗性強度 マイクロストレングス法により耐摩耗性を測定し活性炭
粒子の粉化率を求め、未処理品(対照品)と比較した。
マイクロストレングス測定条件 試料容器  φ25mmX 305mH(内容積150
1のステンレス スアイール裏シリンダー) 試料充填t 501 回転数   2ORPM 回転時間  50m1n 総回転数  600 Round 粉化率の計算法 測定前後の試料とも62メツシユのm音用いてロータツ
ブマシンで5分間面別し篩上に洩った試料である。
2 アセトン平衡吸着量 JIS−に−1474法に準拠して25℃icオける5
 7.5 f/m”アセトンガスの十食吸盾fik測定
した。
測定結果 比較例で製造した低粉化処理炭は粉化率で示される耐摩
耗性強度は同様に優れているがアセトン平衡吸着量で示
される有機ガス吸着性能が小さく、本目的の吸着剤とし
ては不適である。
参考例6 参考例1で製造した4A型球状ゼオライトS−2及び参
考例4で製造した低粉化球状活性炭5−12水分吸着等
温mtP第5図に示した。さらに、関係湿度46%及び
20%に保った状態で複層ガラスのシーリング剤用浴剤
として用いられるMEK(メチルエチルケトン)及び惧
−キシレンの吸着等温線をそれぞれ第6.7図に示す。
同、比較例として国産某社MAA型ゼオライト及び国産
某社製シ11カゲルも同様VC揃寛しも図に示した。
上記性能は下ダニ試一方法により6111足【7た。
6−1 水分吸着等編線 参考t!AJ1の石英マイクロバランス式水分@7*試
験器により各関係湿度における平衡水分吸着1會求めた
参考例6−2゜ MEK(メチルエチルケト/)およびm−キシレンの吸
着等温縁 図8に示したガス循環方式吸着試験装置i1を用いて次
の条件により測定した。
測定操作 q)図8中のガス循環系路をガス流路切換用コックGを
操作してバイパス[F]流路にし、検体カラムのに試料
量22を槓杵、:料て充填し装置にセットする。
■ ダイヤフラムポンプ■を運転し、ガスホルダーc内
の一定湿匿の空気を循環しながら、ガス注入口■より一
定音のMEK、あるいは愼−キシレンを注入し、ガスの
循環を継続しながらガスサンプリング口のよりガスをサ
ンプリングして、ガスクロマトグラフィーによりガス流
IfLを分析する。
■ ガス濃度が安定した時点でガス流路切換用コック0
t−操作してガス流路を検体カラムの側に切換え、一定
時間毎にガスをサンプリングして、ガス濃度の経時変化
を測定する。
■ ガスボルダ−■内のガスIIk度が安定し、平衡に
達したならば、ガス流路切換用コックOを操作してバイ
パス[F]流路にし、■〜■の操作をくりかえして、同
様にガス濃度の平衡点を測定する。
■ 本測足結来より平衡吸!4!ilへの変換は次の手
法により行なう。
ガス流度の経時変化の測足結束において、ガス・Ill
、を 濃Kが安定した時点における濃度を平衡濃度とじてその
濃度に至るまでに注入したMEKあるいは情−キシレン
量、測定後、系内に残存するMEKあるいはm−キシレ
ン量、測定に使用した試料量より次式によって平伽吸層
mを1鼻し、谷対応する平衡濃度でプロットし、平衡吸
層細を侍る。
こ\に Q:平衡吸**<η/?−吸着剤) V:ガス総容積(1) CO:初期ガス濃度<119/l)。
C8:平衡ガス#度(η/l) W:試料蓋C?) 実施例1゜ 温[25℃、関係湿度50%の室内で第1.2図で示し
た複層ガラス用アルミニウム製スペーサーに吸着剤とし
て参考例1で製造した粒径1.68〜0.84關の4A
型球状ゼオライ)、S−295重に%と参考例4で製造
した粒佳1.68〜0.50關の低粉化球状油性炭S−
125電量%の混合吸虐Mj15Fを充填し、スペーサ
ーのコーナ一部分tコーナーΦ−で接続させ複ノーガラ
ス窓枠を作製した。次に、スペーサーのカラス接層部t
トルエン會しみ込ませた布切れで十分清浄し、乾燥した
のち両面粘着テープを接着させ、その上に厚さ3inの
ガラス板を接着させた。次にガラス板とスペーサーのシ
ーリングを行なうためにシーラントとしてポリサルファ
イド系(チオコール)液体ポリマーと加硫剤を100:
10の割合で十分に混練し、シーリングガンを用いてス
ペーサーとガラスの空間部分に充填しそのま\室内に2
4時間放置してシーラントを硬化させ縦30cn、横6
0(111Ez厚さ12mの複層ガラスを作製した。こ
のように作製した複層ガラスkJIs  R−3209
(1979)8・4に準拠し下記条件により露点t#l
定した。
結果を第6表罠示す。
露点測定条件 ■ 初期31点=20℃の室端で12日間保持後*Am
1足 ■ 耐高t!A南湿恒湿性試験IS  R−32098
・5・20条件で14日間ms後 jlA611j定 実施例2 参考例2で製造した粒径1.68〜0.8414Iの4
A型球状ゼAライトS−570車緒悸0とb為しリ4で
製造した粒径1.65〜0.5iImの低粉化球状活性
炭S−1230電駿%の混合吸着剤7tを複J−ガラス
用スペーサーに光填し実施例1と同様の方法により縦6
01、横50on、厚さ12關の復層ガラスを作製し、
実施例1と同様の方法で露点音測定した。
結果′f、第6表PCボす。
実施例6゜ 参考例1で製造した粒径1,68〜0.84mmの4A
型球状ゼオライトS−260重量%と参Jlj例4で製
造した粒径1.68〜0.50mの低粉化球状活性炭S
−1270重讐%の混合吸着剤10.0?、複層ガラス
用スペーサーに充填し実施例1と同様の方法により縦6
0α、横60α、厚さ12朋の複層ガラスを作成し、実
施例1と同様の方法で露点を測定E7た。結果を嬉6表
に示す。
実施例4゜ 参考例1で製造し7た粒径2.68〜1.41mの4A
型球状ゼオライ)S−270重量%と参考例5で製造し
た粒径2.68〜1.41mmの低粉化粒状活性炭5−
14 50%の混合吸着剤12.Ofを複層ガラス用ス
ペーサーに充填し実施例1と一様の方法により縦50a
n、横50cILz厚さ12止の復層ガラスを作成し、
実施例1と同様の方法で露点を測定した。結果を第6表
に示す。
比較例1゜ 参考例1で製造した粒径1.68〜0.8411の4A
型球状ゼオライトS−215ft、複層ガラス用スペー
サーに充填し実施例1と同様の方法により縦50cm、
横30cm、厚さ12關の複層ガラスを作成し、実施例
1と同様の方法で露点を測定した。結果を第6表に示す
比較例2.″ 参考例4で製造した粒径1.68〜0.50顛の低粉化
球状活性炭5−12 10.Ofを複層ガラス用スペー
サー充填し実施例1と同様の方法により縦50cm5横
60cIL1厚さ12mmの複層ガラスを作成し実施例
1と同様の方法で露点を測定した。
結果を第6表に小−f−。
比較例6 複層ガラス用吸盾剤として市販されている粒径1、<5
8〜0.84111(1) 4 A a!!球状セオラ
イト50WL1%と粒径1.68〜0.84mの球状シ
リカゲル50畝量%の混貧吸着剤15fを実施例1と同
様の方法で複1−ガラス用スペーサーに充填し縦60儂
、横50crn、厚さ12關の泡層ガフス倉作成し1、
実施例1と同様の方法で露点を両足した。結果を第6衣
に示す。
実施例& に1.2図で示した複層ガラス用アルミニウムスペーサ
ーに吸着剤として参考例1で製造した粒径1.68〜0
.84目の4A型球状ゼオライトS−2と参考例4で製
造した粒径1.68〜0.50HIの低粉化球状活性炭
5−12の合計量15Fを80:20の配合比でそれぞ
れ単独に充填し、実施例1と同様の方法で縦60cIL
1横30cwL、厚さ12鵡の複層ガラス管作製し実施
例1と同様の方法で露点t−測測定た。結果を@7表に
示す。
実施例へ 第1.2図で示した複層ガラス用アルミニウムスペーサ
ーに吸着剤として参考例1で製造した粒径1.68〜0
.84mの4A型球状ゼオフィトS−2と参考例4で製
造した粒径1.68〜0.50mの低粉化球状活性炭5
−12の合計量10140:60の配合比でそれぞれ単
独に充填し、実施例1と同様の方法で縦50cyx、横
60clIL1厚さ12冨舅の複層ガラスを作製し実施
例1と同様の方法でW点を測定した。結果を第7表に示
す。
第7表 第1.2図で示した複層ガラス用アルミニウムスペーサ
ーに吸着剤として砂考例6で製造した粒径1.68〜0
.84 mwi(D 4 A微球状ゼ)t’フィトS−
750重量%と特公昭38−17002及び特公昭40
−16547により製造した粒径1.68〜0.84m
のシリカ・アルはナゲル3[1ffili11.:%及
び参考例4で製造した粒径1.68〜0.84u+の低
粉化球状活性炭S〜122o重倉%の混台吸看沖J15
Fを充填し、実施例1と同様の方法で縦30cm5横6
0傭、厚さ12mの複層ガラスを作製し実施例1と同様
の方法で露点t−測測定た。結果を第8表に示す。
−49−
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は実施例1で用いた複層ガラスの立体
図及び断面図であり、図面中の数字はij法(単位、1
1m)を示す。 第3図は本発明に用いる粒状ゼオライトの断面構造を示
す図、第4図は本発明に用いる粒状活性炭の断面構造を
示す図。 第5図は参考例6の水分吸着等温巌、第6図は参考例6
のMEKa着等温線、第7図は参考11111J6の淋
−xyt−九0吸着等温線、 第8図は参考例6で示したガス循環方式散層試験装置を
示す。 側照符号1a、16はガラス板、2はスペーサー、3は
両向粘層テープ、4は空間部、5はシーリング剤、6は
吸着剤、7はスペーサー開口部、11は粒状ゼオライ)
、12はコア、16はシェル、14は粒状活性炭、15
は活性脚本体、16は合成樹脂ラテックス被膜、22は
本発明の低粉化球状活性炭(参考例4S−12)、25
は国産某社製球状シリカゲル、24は国産系社製4A型
球状ゼオライト、Aはガスホルダー、Bはダイヤスラム
ポンプ、Cは流fit、 nは検体カラム(φ67.5
mガラスカラム)、Eはガラス注入孔及びサンプリング
孔、Fはバイパス、Gはガス流路切換用コック、Hは酢
酸カリウム飽4a静液(R,H,20%)あるいは炭酸
カリウム飽和浴液CR,H,43%)を夫々示す。 %粁出願人 武田薬品工業株式会社 水澤化学工業株式会社 第2図 第3図 1 第4図 L 第8図 昭和57年9月22日 特許庁長官  着 杉 相 夫 殿 1 事件の表示 特願昭57−86587号 2 発明の名称 複層ガラス組立体 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所  大阪市東区道修町2丁目27番地名称  (2
95)武田薬品工業株式会社4、代  理  人  1
、。5       (外1名)(1所   東京都港
区愛宕1丁【−]6番7号愛宕山弁護士ビル5、補正命
令の日付 な  し 6 補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 (11明細書第60貞4乃至5行に、[スメクタイト族
粘土]とある全、「アタパルジャイト」と訂正する。 (2)仝第6頁6行に「カオリン」とあるを、「アタパ
ルジャイト」と訂正する。 (3)仝第61頁11行に[スメクタイト族粘土]とあ
るを、rアタパルジャイト」と11正する。 (4)仝第61頁16行に「カオリン」とあるを、「ア
タパルジャイトJと訂正する。 (5)仝第65頁下から4行に[141mmJとあるを
、jt41w+i+Jと訂正する。 (8)仝第48頁の第7表の表の下に「実施例7」を挿
入する。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)複数枚のガラス板の周囲の少なくとも一辺に、内
    部に吸着剤を含有するスペーサ一部材を位置させ、周縁
    部をシーラントにより密封して成る複層ガラス組立体に
    おいて、 前記吸着剤が合成ゼオライトを平均含有量よりも多い量
    で含有する合成ゼオライト−粘土質バインダーの混合物
    から成るコアと、粘土質バインダーを平均含有量よりも
    多い饅で含有する合成ゼオライト−粘土質バインダーの
    混合物から成るシェルとを備えた粒状ゼオライト、及び
    活性炭当り1乃至20重量%の合成樹脂ラテックス被膜
    剤を表面に有する粒状活性炭の組合せから成ることを特
    徴とする複層ガラス組立体。 (2)前記粒状合成ゼオライトと粒状活性炭とは95:
    5乃至30ニア0の重量比で存在する特許請求の範囲第
    1項記載の組立体。 (3)前記粒状ゼオライトと粒状活性炭との合計量当り
    70重量−以下の粒状アルミナ−シリカゲルが吸着剤と
    して更に存在する特許請求の範囲第1項または第2項記
    載の組立体。 (4)前記吸着剤が複層ガラスの面積11当り20乃至
    300?の量で存在する特許請求の範囲第1項記載の組
    立体。 (5)粒状ゼオライトにおける前記コアと前記シェルと
    が、99:1乃至80:20の重量比で存在する特許請
    求の範囲第1項記載の組立・体。 (6)粒状ゼオライトにおける前記コアが合成ゼオライ
    トと粘土質バインダーとを90:10乃至60:40の
    重量比で含有し、前記シェルが粘土質バインダーと合成
    ゼオライトとを95:5乃至30ニア0の重量比で含有
    し、前記シェルが粘土質バインダーを前記コア組成より
    も少なくとも10重量%多い量で含有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の組立体○ (力 粒状ゼオライトにおける合成ゼオライトがX型ゼ
    オライト、X型ゼオライト、Y型ゼオライト或いは合成
    モルデナイトである特許請求の範囲第1項記載の組立体
    。 (8)粒状ゼオライトにおける粘土質バインダーがカオ
    リン型粘土鉱物、パリゴルスカイト族粘土鉱物、スメク
    タイト族粘土虻物、或いはアロフェンである特許請求の
    範囲第1項記載の組立体。 (9)粒状活性炭における活性体本体が500乃至20
    00 m”/ li’のBET比表面積を有するもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の組立体。 傾 粒状活性炭の被膜剤が水性エマルジョンの形で施さ
    れたものである時□許晴求の範囲第1項記載の組立体。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6319212A (ja) * 1986-07-11 1988-01-27 Ube Ind Ltd 芳香族ポリイミドフィルムの製造法

Patent Citations (1)

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JPH0345019B2 (ja) 1991-07-09

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