JPS58204058A - 水分散型塗料組成物 - Google Patents

水分散型塗料組成物

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JPS58204058A
JPS58204058A JP8773282A JP8773282A JPS58204058A JP S58204058 A JPS58204058 A JP S58204058A JP 8773282 A JP8773282 A JP 8773282A JP 8773282 A JP8773282 A JP 8773282A JP S58204058 A JPS58204058 A JP S58204058A
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JP
Japan
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water
paint
glycol
coating
dispersed
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JP8773282A
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Inventor
Naoki Shibata
柴田 直紀
Hiroyuki Kishi
博之 岸
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、熱硬化性アクリル粉体塗料、特に未塗着の
ために8色以上の混合物となり回収された熱硬化性アク
リル粉体塗料を分数体とする水分散型塗料組成物に関す
る。
従来の水分散型塗料組成物としては、熱硬化性アクリル
粉体塗料(ム)、例えば平均粒径5θ声の熱硬化性アク
リル系赤色粉体塗料(日本ペイント株式会社製、商品名
バウダツクスA)や、塗装後に未塗着のために赤色、白
色、および黄色の8橿アクリル系粉体の混合物となり回
収されたものなどと、水溶性ポリブタジェン樹脂系およ
び水溶性アクリル樹脂系よりなる群から選ばれた少くと
も1檀の樹11に¥(B)、例えば平均分子1i120
 G OS#R価8o (s9KOH/g)のマレイン
化ポリブタジェン樹脂(日本石油化学株式会社製、商品
名LP]3−ngooo−go)を必須成分とし、Aと
Bの配合割合が固形分電数比(A/B )で0.1〜1
00の軸回でかつ、これらAとBが水中に50〜aO@
!優官まれるように水に混合分散し、スプレー法、ある
いは浸漬法などに通した塗装作業性を有する粘稠度を持
つ水分成型塗料が知られている。そしてこの水分散型植
材は脱1im シた鋼板などに前記塗装法により塗装し
、/に温で5〜15分間程変乾燥させたのち180℃で
80分間焼付硬化し造喚させていた(特開昭513−8
57号)0しかしながら、このような従来の水分散型塗
料組成物にあっては、那点が低く、蒸発速度が遅い水の
本質的な特性のため、焼付硬化時に、塗面の発泡状帖で
ある[ワキCBoiling ) 」を発生するため、
得られる塗面が薄膜のものであれば問題tよないが、こ
れをjし状に比較的凹凸を存する被塗物や、ねじ切り&
l)を持つit物、例えば小型トラックのシャシフレー
ムやリアアクスルケースなどの自動車ド廻わり部品にス
プレーあるいは浸漬法により塗装した場合には、凹部や
ねじ切り部の谷に溜まった厚・4部などは着しく多くの
「ワキ」が発生するという問題があった。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、この「ワキ」現象が塗膜中に含まnでいる水
の突沸により生ずるものと考え鋭意研究の結果、tm配
合させることにより、焼付硬化時の水の蒸発速度の緩和
な上昇をもたらせることにより、上記問題点を解決する
ことを目的としている。
本発明において水分散型塗料gi成物の調製に使用され
る熱硬化性アクリル粉体塗料とは、耐候性、保色性、透
明性、耐汚染性、密着性等の4!嘆性能が憂れているこ
とから外部擬装用の分野、例えば自動単卓体ノドツブコ
ート、ダ庭用電気−品、カラートタン廊の用途に広く使
用されているものであり、熱硬化性アクリル樹脂は非官
能性単量体と官能性単緻体との共重合体に架橋剤e配合
してなるもので、これらの琳菫体の組合わせおよび架橋
剤の種類により多1多嘩のものが得られている。
非官り[性軟宵単1体としては、エチルアクリレート、
イソプロピル了クリレート、n−ブチルアクリt’ −
ト、2!−エチルへキシルアクリレート、フウリルアク
リレート、2−エチルへキシルメタクリレート、ビニル
プロピオネート等があり、非官能性単量体に体としては
、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、イソ
プロピルメタクリレ)、n−ブチルメタクリレート、イ
ンブチルメタクリレート、スチレン、アクリレートル等
がある。また、′ぼ)1目性琳一体としては、アクリル
酸、メタクリル酸、2−ヒドロキシエチルアクリレート
、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドギシ
プロビルメタクリレート、グリシジルメタクリレート等
がある。
このような、JjiL一体の組合わせにより合成される
共重合体の架橋形式については、故多くの提案かなされ
ているが、壱本的には、共重合体の有する目′能基のr
m頬により架橋形式および架+a刑が決まる。共這合体
゛目′11ピ域がヒドロキシル着の場合の架橋剤として
は、メラミン慟!1¥t(特公昭48−88tllS号
)、酸無水物(特開昭48−311484g号)、ブロ
ックイソシアネート(特開昭47−4086号)、アル
コキシメチルイソシアネート(特−昭46−1088号
)、カルボキシル基含有アクリル樹脂(特公昭47−1
0820号)等があり、カルボキシル基の場合の架橋剤
としては、ジェポキシ化合物(特公昭48−87748
号)、多価オキサゾリン(特開昭48−11428G1
号)、多価オキサジン(特開昭48−6Sl!81a号
)等があり、またグリシジル基の場合の架橋剤としては
、多価カルボン酸(特公昭48−881317%)、酸
無水物(M公昭48−a8fl17号)、多価フェノー
ル(特開昭47−899号)、多価アミン(特開昭47
−899号)等がある◎ 本発明において水分散型塗料組成物の調製に特に有用な
熱硬化性アクリル粉体塗料とは、自勧卓ボ体、カラート
タン、電気冷M、崖、電気洗濯機等の谷壇工業製品なら
びに家誕醸気製品に粉体塗料を塗装する際に発生する未
塗着塗料で水により捕集されたもの、あるいは、乾式捕
集されたものであって、熱硬化性アクリル樹脂、顔料等
を主成分とするものである。例えば、自動車車体を例と
して説明−Cると、破偵物である車体はイ着塗装により
下塗り塗装され、ぎらにスプレー塗装により中塗り塗々
され、1酎チツピング性堕伎やli!シーリングを施し
たのちトップコート用の静電塗装法により粉体塗料が噛
装される。この結果、通線、仕4IR色が数多いため、
例えば白、赤、黄、背等の混色状態で回収される。また
、この自動車車体トップコート用に供給される熱硬化性
アク+lル扮体塗料は・グリシジル基を有するアクリル
@鞠旨を多価カルボン酸で硬化させる付加長患により架
橋される0 本+b明において使用される水分散型殖料組成物製造用
水溶性ポリブタジェンは、ポリブタジェン中の二重結合
にエン付加反応を利用して無水マレイン酸を付加して変
性し、このようにして変性された明1)旨をアルコール
、水等で開環し、ついでアンモニア、アミンbの埴h(
性@Iλで中和することにrり水11)性にしたもので
ある。また、変性前のポリブタジェンは次の一般式を有
するものが市販されていて利用OT能である。
R1−GHz+CH2−0H=CH−CjHz’j”i
0H2−OHrm R2H ■ H2 一般に市販されている水溶性ポリブタジェン樹脂は固形
分が約フ8電鎗チである。
また、水浴化にI走用されるアミンとして、例えばメチ
ルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチル
アミン、ジエチルアミン、トリメチルアミン、イソプロ
ピルアミン、ジインプロピルアミン、ブチルアミン、ジ
ブチルアミン、エタールアミン、ジェタノールアミン、
トリエタノールアミン、イソプロパツールアミン、ジイ
ソプロパツールアミン、エチVンジアミン、ジエチレン
トリアミン、ト11メチレンジアミン、ビIlジン等が
ある。
本つ6明において便用される水分散型塗料徂或物[4用
水溶性アクリル舗脂とは、アクリル1.’l! 、メタ
クリル酸、イタコン酸、無水マレイン「1ゼ等の不画和
酸とアク11ル酸エステル、メタクリル酸エステル、ス
チレン等のごとき池の共1合性虞酸体、必要により7史
用される2−ヒドロキノエチルメタクリレート、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、2−とドロをジプロピル
メタクリレート等のヒドロキシル基含有不飽和琳殻体と
を共dL合して得られるアク11ル+@ 11mを、ア
ンモニア、アミン等の塩基性物質で中4口することによ
り水浴性にしたものである。不飽t[1酸の綾とし工は
、得られる共重合制電を水溶化するのに光分な量が必要
であり、一般には朗詣喰1ilIiが約40〜100に
なる1か便用される。ヒドロキンル基含有単曖体は樹脂
の水浴化分助ける効果があるので、通常約5〜25重量
qb便用される。なお、水溶化に使用されるアミンは、
マレイン化ポリブタジェンの水浴化に1更用されるアミ
ンと同様である。また、この110に、アクリル了ミド
を共重合させてメチロール化するか、メチロールアクリ
ル了ミドを共重合させるか、あるいは、1戊級アルコー
ルでエーテル化して水溶化する方法等がある@市販され
ている水浴性アクリル制御性の代表的なものは固形分が
75;1iillである。
水浴化に便用されろ水は、脱イオン水が好ましいが、上
水でも吏用でさることはもちろんであり、その配合癒は
粘度ないし素膜、唾により設定される。
41:発明の塗料組成物を製置するに際して、材料の配
合順序は特に問われないが、カルボキシル含有蓋水浴性
制脂と中和剤と水とを予め混合し、この混合溶液に粉体
塗料を、さらにはまた必要に応じて黒色弄の顔料を加え
るという手1幀をとることが、攪拌および分散の操作上
から好ましい。
水m注爛脂の粉体塗料に対する下限配合媛は−粉体塗料
の分散性からみて粉体塗料IGQjii1部に対して1
電を部であり、水浴性樹脂の配合量がこれより少ない場
合には粉体塗料の分散安定性が不良となる。一方、水浴
性樹脂の上限配合量は塗膜性能、特に耐水性防錆性等か
ら決まり、粉体塗料の特注を生かせるのは粉体塗料の1
0倍量までであり、粉体塗料の配合比がこれより少ない
場合には、耐水性が不良となる。従って、本発明におけ
る水溶性樹脂配合健は粉体塗料を基準とすると、粉体塗
料(A)と水溶性樹脂(B)との比は、固形分広社比で
A/B=(1,1〜10Gの範囲であり、好ましくは]
〜50である。
本発明の水分I!!1.型塗料組成物の製造装置は、デ
ィスパー、ボールミル、サンドグラインドミル、ペイン
トコンディショナー、ロール等でよく、用途に応じて選
択すればよい。
本発明において、「ワキ」数置のために1更用されるグ
リコール墳又はグリコールエーテル類は、−ル、゛シフ
0ヒレングリコール、プロピレングリコールメチルセロ
ソルブ、エチルセロソルブ、ブーチルセロソルブである
。また、添加曖に関しては、本水分t*m塗料100重
量部に対して5〜gsIILtsであり、必要に応じて
、2橿以上の混合物として用いてもよい。5電量部より
少ない場合には、「ワキ」の防止効果がなく、25重蝋
部より多い場合には、光分な塗膜硬度が得られず、密着
性、耐水性、耐食性の問題も生じてくる。また「ワキ」
防止の効果も薄れてくる◇ 史らに、添加させる時期は本水分散型塗料の製造後に後
添加させるのが良い。なぜなら粉体塗料の前線り塗料の
状態でfr&UOし分散すると、本塗料中の熱硬化性ア
クリル粉体塗料を膨潤させ、焼付後に得られる塗面に、
その凝集物が点在し、いわゆる「ブッ」の発生となり美
観を慣なってしまうからである。
また、従来市販されている、水溶性ポリブタジェン樹脂
や水溶性アクリル樹脂には、作業性を考慮してブチルセ
ロソルブ等が含まれている場合があるが、本水分故B1
.塗料において、これは「ワキ」の発生防止には何の@
束も示さない。また各水溶性樹脂に、前記グリコール類
又はグリコールエーテル類を過剰に配合させておけば、
後添加するのと同様に「ワキ」の防止効果が得られると
考えられるが、水浴化のための中和が適切に行なわれず
本塗料の安定化が損なわれる。また、前述したように、
分散時に、熱硬化性アクリル粉体塗料が膨潤されること
により粘度が上昇し、分数不能となったり、また、前述
したように、「ブッ」の発生をもたらしたりして、「ワ
キ」防出のためには、有効な方法ではない。
以下、本発明を一1l!弛例、比較例および試験例によ
り詳細に説明する。
4施例1 平均分子ii2000、酸価80(■KO騎)のマレイ
ン化ポリブタジェン樹脂(成分B1日本石油化学株式会
社製、物品名LPB−MS100O−80)5に9にト
11エチルアミン2に9および水85に9からなる混合
液を添7JOし、ディシルバーで約80分間借(ドして
均イな樹I信水ilイ液とした。この溶液に、平均粒径
50声冑の熱硬化性アクリル系赤色粉体塗料(成分ム、
日本ペイント株式会社製パウダツクスム)SOkgを加
え、再びディシルバーにて約80分間攪拌して前線り塗
料とし、これをサンドグラインドミルに移し、8回の循
環による分散後に取り出し、史らに、トリエチレングリ
コール5’9とエチルセロソルブgkgとを後1’A加
L、P H8,8、粘度86秒(フォードカップ44.
25℃)の水分散型の赤色塗料組成物を得た。成分ムと
成分Bとの固形分の比率はA/B=5.5である。
この塗料組成物を浸Tf法により脱脂済みの小型トラッ
クのリヤアクスルケースに改装し、常温で5分間の予備
乾燥を経た後、180℃に保温した乾慄炉内に80分聞
入れて焼付硬化させたところ、塗面の平均膜厚が平面部
で45μ隅であり、表面全体には全く「ワキ」がなく、
またね4部の谷からの「ワキ」は外観上および機能上(
ねじを螺合するのに「ワキ」のために不都合を生じない
ことをいう。ン全く問題にならない平滑な塗面が得られ
たQ 実施例2 水1d件アクリルt+J It旨(成分B、三井東圧化
学株式費if: m 、商品名アルマテックスxv−w
x−13)5に9に、トリエチルアミン2119および
水35に9からなる混合液を添すロし、ディシルバーで
約80分間攪拌して均′シな樹脂水浴液とした。この溶
液に、小型トラックの上塗り塗装ブースから未塗着のた
めに赤色、白色および黄色の8橿の混色状の混合物とな
って回収された熱硬化性アクリル粉本塗料(成分A)1
5〜およびカーボンブラック(三捷化成工業株式金社製
、商品名MA。
]o o ) 1.5 kgを混入し、再びディシルバ
ーにて約80分間攪拌して前線り塗料とし、これをサン
ドブラインドミルにiX L、 s回の循環による分散
後に取り出し、史らに、ジエチレングリコール4に9と
ブチルセロソルブ4鞄とをtells加し、適量の水冷
式による粘度1壇を所ませ、P H8,5、粘度84秒
(フオードカソプム4.25℃)の水分散型の黒色1盪
科組IJv、物を得た。成分Aを成分Bとの割合はA7
/ l(=;各、0で1”ト、つた。
この塗料組成物をスプレー法により、脱脂済みの小型ト
ラックのシャシフレームに塗装し、g温で10分間の予
備乾燥を経た後、180℃に保温されている乾燥炉内に
80分間入れて焼付硬化させたところ、塗面の平均膜厚
が平面部で86 、#Imであり、表面全体には全く「
ワキ」がなく、またフレーム端部の若干の「タレ(Sa
gging ) J部においても外観上問題になるよう
な「ワキ」はなく、平滑で美しい塗面が得られた。
実施例3 実施例1においてトリエチレングリコール519とエチ
ルセロンルブikgとを後添加したことに代えで、トリ
プロピレングリコール7kgとメチルセロツル゛ブ1k
gとを後添加して、水分散型の赤色塗料組成物を得た。
この塗料組成物を実施例1と同様な操作により小型トラ
ックのリヤアクスルケースに浸漬法で塗装し焼付硬化さ
せたところ、塗面の平均膜厚が平    □面部で48
μ票であり、表面全体には全く「ワキ」がなく、またね
じ切り部の谷からの「ワキ」は外観Fおよび磯−一ヒ、
全く問題にならない平滑な塗面が?→られた。
%施例4 実施例2において、ジエチレングリコール4119とブ
チルセロソルブ4に9とを後添加したことに代えて、ジ
プロピレングリコール19.!−エチルヒロソルブ8k
gとを後添〃口して、水分散型の赤色塗料組成物を得た
この塗料組成物を実施例2と同様な操作により、小型ト
ラックのシャシフレームにスプレア法で塗装し焼付硬化
させたところ、塗面の平均膜厚が平面部で38μmであ
り、表向全体には全く「ワキ」がなく、またフレーム端
部の若干の「タレ」部においても外観上+o’14にな
るような「ワキ」はなく、平滑で東しい塗面が得られた
実施例5 実施例1において、トリエチレングリコール5りとエチ
ルセロンルプgIc9とを後添加したことに代えて、プ
ロピレングリコール2に9とブチルセロソルブ4神とを
f←iS IJOして、水分散型の黒色塗料mbZ物を
得た。
この塗料組成物を実施例1と同様な操作により、小型ト
ラックのリヤアクスルケースに漬浸法で塗装し焼付硬化
させたところ、塗面の平均膜厚が平面部で47声晴であ
り、表面全体には全く「ワキ」がt、r < 、またね
じ切り部の谷からの「ワキ」は外観上および機能上全く
問題にならない平滑な塗面が得られた。
゛実施例1N実施例5において該当するグリコール頃や
グリコールエーテル類を後添加せずに得た水分散型塗料
を各例毎に全く同様の操作で塗布し、焼付硬化後に得ら
れた各被塗物の塗面を観察したところ、表向全体には、
水の突沸を思わせるピンホールが目立ち、いわゆる「ワ
キ」現象が発生していた。またリヤアクスルケースにお
いては、ねじ切り部の谷における「ワキ」のため、ねじ
の仲人が困難であり、またシャシフレームにおいては、
フレーム端部の「タレ」部から発生した「ワキ」が極め
て目立ち、外綾上好ましいものではなかつた。
比較例6 実施例1において、トリエチレングリコールを12に9
とエチルセロソルブを5JC9とを後添加した他は全て
同様の操作を行ないリヤアクスルケースに塗布し、焼付
硬化後の塗面を観察したところ、表向全体には特に目立
った「ワキ」はなかったが、伐述のように塗8Qの硬さ
、密着性、耐電性が劣り、慣寧試験、ゴバン目戒験、塩
水噴霧試験の全てにおいて実施例1のものと比べて劣り
、使用不可能であった。
比較例7 実施例2“において、ジエ)レンダリコール1119と
ブチルセロソルブIkgとを添加した後は、全て同様の
操作を行ない、シャシフレームに塗布し、焼付イ濾化僧
の塗面を観察したところ、表面全体には「ワキ」が発生
しており、ま矧、フレーム端部のtj干の[タレ1部か
らも「ワキ」も残っており、厄分礪尾のいく外観は碍ら
れなかった。
試、−例 前述の実施例11実施例2、比較例6および比較例7の
各塗料組成物を脱脂した鉄板上に塗布し、各実施例およ
び比較例と同じ条件で焼付で試料を作61E L、、塗
嘆試峡を行ない、その結果を第1表に示す。
表から明らかなように、本発明の塗料組成物を塗布して
得られる塗嗅は硬度、付着性、耐X1#寧性・耐水性、
耐アルカリ性、耐良性等従来の水分紋型塗料組成物と同
等であり、しかも、ワキの発生が蟻いという優れた性質
を有している。
以上説明してきたように、この発明によれば、特定の水
分歌聖塗料にグリコール類又はグリコールエーテル類を
重水分散型塗料100重置部に対して5−11!重量部
の割合で後務加させたため、焼付硬化後に得られる塗面
は「ワキ」の発生がなく、外観上すぐれたしかも、塗膜
性能の劣らない塗面を得ることができるという効果が得
られる。
特許出願人 日産自動車株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 熱硬化性アクリル粉塗料と、水溶性ポリブタジェ
    ン樹脂および水浴性アクリル樹脂からなる群から選ばれ
    た少なくとも1W1の樹脂とを固形分重量比で熱硬化性
    アクリル粉体塗料lに対して前記樹脂を0.1〜100
    の割合で含む水分散型塗料100重量部に、グリコール
    類およびグリコールエーテルからなる群から選ばれた少
    くともl橿の有機溶剤を5〜25重綾部添加したことを
    特徴とする水分散型塗料組成物。 2 グリコール類がトリエチレングリコール、トリプロ
    ピレングリコール、ジエチレンf 13コール、ジプロ
    ピレングリコール、プロピレングリコールであり、グリ
    コールエーテル類がメチルセロソルブ、エチルセロソル
    ブ、ブチルセロソルブであることを特徴とする特許1清
    求の範囲第1頁記載の水分散型塗料組成物〇& 熱硬化
    性アクリル粉体塗料が廃粉体塗料であることを特徴とす
    る特iW−請求の範囲第1項又は第2項記載の水分散型
    塗料組成物。
JP8773282A 1982-05-24 1982-05-24 水分散型塗料組成物 Pending JPS58204058A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4808443A (en) * 1983-12-28 1989-02-28 Sakata Shokai, Ltd. Aqueous overcoating composition and use of the same in printing method
US6048587A (en) * 1998-10-01 2000-04-11 Ricon Resins, Inc. Water-dispersible, radiation and thermally-curable polymeric compositions

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