JP2003531266A - 顔料調製物およびこの調製物から調製される水系効果ベースコート - Google Patents

顔料調製物およびこの調製物から調製される水系効果ベースコート

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JP2003531266A JP2001578560A JP2001578560A JP2003531266A JP 2003531266 A JP2003531266 A JP 2003531266A JP 2001578560 A JP2001578560 A JP 2001578560A JP 2001578560 A JP2001578560 A JP 2001578560A JP 2003531266 A JP2003531266 A JP 2003531266A
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アントニオ カデミ ゲオルグ
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EI Du Pont de Nemours and Co
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    • C01P2004/82Particles consisting of a mixture of two or more inorganic phases two phases having the same anion, e.g. both oxidic phases
    • C01P2004/84Particles consisting of a mixture of two or more inorganic phases two phases having the same anion, e.g. both oxidic phases one phase coated with the other

Abstract

(57)【要約】 固形分が10から60wt−%であり、少なくとも1種の水混和性有機溶剤の存在下において、ケイ素−酸素−マトリックスでコーティングされた顔料と、10から100mgKOH/gの酸価の樹脂を提供するのに十分なカルボキシル基を有し、数平均分子質量が500から5000である少なくとも1種の樹脂と、ここで、顔料と樹脂との比が1:0.3から1:10の範囲内である、を一緒に混合することによって得られる顔料調製物を用いて、剪断定性のある水系効果ベースコートを調製することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、水系効果ベースコート(water−borne effect
base coats)(すなわち、単に色を呈するだけであることとの対比で
被塗物に所望の効果をもたらすベースコート)の調製に適した顔料調製物と、こ
の顔料調製物を調製するための方法と、この調製物から調製される水系効果ベー
スコートと、に関する。
【0002】 車両塗装の製造ラインでは、スプレー塗装機の供給塗料が塗料タンクからこの
タンクに接続された循環配管へと圧送される。液体塗料が循環配管内を流動する
際、この液体塗料には大きな剪断歪みが加わる。このような剪断歪みが原因で、
水系効果ベースコートなどの塗料の効果や色合いが変わってしまう場合がある。
しかしながら、良好な効果と色合いの不変性は適切な製造ライン作業の鍵になる
特性である。
【0003】 WO99/57204とA. KiehlおよびK. Greiwe、「En
capsulated aluminum pigments」、Progre
ss in Organic Coatings 37 (1999)、第17
9から183頁とにおいて、ケイ素−酸素−マトリックスでコーティングされた
顔料が剪断安定性のよい水系効果ベースコートを調製するのに特に適しているこ
とが知られている。
【0004】 本発明の目的は、効果および色合い安定性に関して剪断安定性に優れる水系効
果ベースコートを調製するのに使用可能な顔料調製物を提供することにある。
【0005】 (発明の開示) 本発明は、固形分が10から60wt−%であり、水混和性有機溶剤の存在下
において、 a)ケイ素−酸素−マトリックスでコーティングされた顔料と、 b)10から100mgKOH/gの酸価の樹脂を精製するのに十分なカルボ
キシル基を有し、数平均分子質量が500から5000である少なくとも1種の
樹脂と、 c)ここで、前記顔料と前記樹脂との重量比が1:0.3から1:10の範囲
内である、を一緒に混合することによって得られることを特徴とする顔料調製物
を提供するものである。
【0006】 (実施形態の詳細な説明) 本発明による顔料調製物は、1種またはそれ以上の顔料を含有し、その表面に
はケイ素−酸素−マトリックスがコーティングされている。ケイ素−酸素−マト
リックスは、共有結合によって顔料の表面に結合させることが可能なものである
。このような顔料およびその調製物については、たとえば、WO99/5720
4、米国特許第5,332,767号、A. KiehlおよびK. Grei
we、「Encapsulated aluminum pigments」、
Progress in Organic Coatings 37 (199
9)、第179から183頁において周知である。
【0007】 ケイ素−酸素−マトリックスでコーティングされた顔料は、加水分解可能な基
を少なくとも2個有するモノシランを、顔料の存在下で加水分解および縮合して
調製することが可能である。加水分解可能な基を少なくとも2個有するモノシラ
ンは、特に、ビスアルコキシモノシラン、トリスアルコキシモノシラン、テトラ
アルコキシモノシランである。好ましいアルコキシ置換基は、C1〜C4アルコ
キシ基、特にメトキシおよびエトキシ基である。加水分解可能な基を少なくとも
2個有するモノシランは、加水分解可能な基の他に、加水分解できない有機ラジ
カルをケイ素原子上に有することが可能なものである。たとえば、アルキル基ま
たは好ましくは反応性官能基を有するラジカル、あるいは、たとえばビニル、ア
ミノ、イソシアネート、エポキシまたは特に(メタ)アクリロイル基などの反応
性官能基が存在していてもよい。
【0008】 顔料の存在下で加水分解されるモノシランの一例としては、ビニルトリメトキ
シシラン、アミノプロピルトリエトキシシラン、イソシアナトプロピルトリエト
キシシラン、3−グリシジルオキシプロピルトリメトキシシラン、3−(メタ)
アクリルオキシプロピルトリメトキシシラン、3−(メタ)アクリルオキシプロ
ピルトリエトキシシランがあげられる。
【0009】 その存在下でモノシランを加水分解することが可能な顔料の一例としては、ア
ルミニウム、銅またはその他の金属などのメタリック顔料;二酸化チタン被覆ア
ルミニウムまたは酸化鉄被覆アルミニウムなどの金属酸化物被覆メタリック顔料
などの干渉顔料、二酸化チタン被覆マイカなどの被覆マイカ、グラファイトのよ
うな効果が得られる顔料、酸化鉄フレークまたは酸化ケイ素フレークなどの金属
酸化物フレークまたは非金属酸化物フレークがあげられる。好ましいのはメタリ
ック顔料、特にアルミニウムのメタリック顔料である。これらの顔料には不動態
化などの前処理が施されていない場合もある。
【0010】 モノシランを顔料の存在下で加水分解する。これについては、米国特許第5,
332,767号において周知のように、加水分解に必要な水を少量添加しなが
ら水不混和性の有機溶剤の存在下で行うことが可能である。しかしながら、ケイ
素−酸素−マトリックスでコーティングされた好ましい顔料は、WO99/57
204とA. KiehlおよびK. Greiwe、「Encapsulat
ed aluminum pigments」、Progress in Or
ganic Coatings 37 (1999)、第179から183頁と
において周知のようにアミンなどの水およびアルカリ触媒を添加しながら水混和
性溶剤の存在下で加水分解を行うと得られるものである。加水分解後、ケイ素−
酸素−マトリックスでコーティングされた顔料を濾別して乾燥させ、分離するこ
とができる。モノシランの加水分解可能な基の加水分解時にはシラノール基が形
成され、このシラノール基が縮合してケイ素−酸素−マトリックスを形成しなが
らシロキサン架橋になる。たとえば、加水分解可能な基を4個有するシラン、特
にテトラアルコキシシランだけを用いると、考え得る中で最も密なケイ素−酸素
−マトリックス(SiO2)が生成される。ケイ素−酸素−マトリックスの密度
は、たとえばモノシラン混合物など加水分解対象となる個々のモノシランの種類
と量とをどのように選択するかに左右される。モノシランの加水分解可能な基の
平均数が小さくなればなるほど、密度の低いケイ素−酸素−マトリックスが得ら
れる。好ましくは、ビスアルコキシモノシランおよび/またはトリスアルコキシ
モノシランを、任意にテトラアルコキシシランとの組み合わせで、顔料の存在下
にて加水分解する。これによって、反応性官能基を有するビスアルコキシモノシ
ランおよび/またはトリスアルコキシモノシランを使用することが特に好ましく
なる。
【0011】 モノシランは、1またはそれ以上の工程で添加および加水分解可能なものであ
る。加水分解および縮合の後の工程で、ケイ素−酸素−マトリックスに導入した
反応性官能価を、たとえば三次元架橋ポリマーなどのポリマーを構成するのに利
用できると好ましい。このようなポリマーは、樹脂コーティングの要領で顔料表
面のケイ素−酸素−マトリックスに結合させることができるものである。また、
低分子量の適当な官能化有機化合物を、重縮合、付加重合またはラジカル重合に
よって、たとえばケイ素−酸素−マトリックスに反応性基のあるポリマーに転化
することが可能である。ケイ素−酸素−マトリックスのエポキシ基は、たとえば
、エチレンジアミンおよびトリエチレンテトラアミンなどのポリアミン用いて三
次元ポリマーに転化させることが可能なものである。ケイ素−酸素−マトリック
スの反応性官能基として(メタ)アクリロイル基があり、これらの基を、たとえ
ばヘキサンジオールジアクリレートおよびトリメチロールプロパントリ(メタ)
アクリレートなどのラジカル的に重合可能な、特にポリオレフィン性不飽和(m
ultiply olefinically unsaturated)化合物
でラジカル的に共重合すると好ましい。
【0012】 ケイ素−酸素−マトリックスでコーティングされた市販アルミニウム顔料の一
例に、Eckart−Werkeという企業が同社の製品ファミリーのひとつに
属するものとして商品名「STAPA IL Hydrolan」で特色を打ち
出し、販売しているアルミニウム顔料がある。
【0013】 本発明による顔料調製物は、上述したようなケイ素−酸素−マトリックスでコ
ーティングされた顔料以外に、カルボキシル官能性樹脂および水混和性有機溶剤
を含有する。
【0014】 このカルボキシル官能性樹脂は、10から100mgKOH/g、好ましくは
20から50mgKOH/gの酸価の樹脂を提供するのに十分なカルボキシル基
を有し、数平均分子質量が500から5000、好ましくは1000から500
0である。カルボキシル基は中和されていない。このポリマーはカルボキシル基
以外に酸基を持たない。一例にカルボキシル官能性(メタ)アクリル共ポリマー
やポリウレタンがあり、好ましくはポリエステル樹脂があげられる。このカルボ
キシル官能性ポリマーは樹脂固体分1gあたり最大で100mgKOH/gのヒ
ドロキシル価となり得る。
【0015】 上記の顔料調製物に含まれる水混和性有機溶剤の一例として、N−メチルピロ
リドン、C1〜C4アルコール、特に、たとえば、イソプロピルグリコール、ブ
チルグリコール、メチルジグリコール、エチルジグリコール、ブチルジグリコー
ル、エチルトリグリコール、ブチルトリグリコール、メトキシプロパノール、エ
トキシプロパノール、プロポキシプロパノール、ブトキシプロパノール、メトキ
シブタノール、プロピレングリコールジメチルエーテル、ジプロピレングリコー
ルジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジプロピレング
リコールモノメチルエーテルなどのグリコールエーテルがあげられる。
【0016】 ケイ素−酸素−マトリックスでコーティングされた顔料、特にケイ素−酸素−
マトリックスでコーティングされたアルミニウム顔料は、そのままで使用するこ
とが可能であり、顔料調製物の調製用の有機溶剤を用いたペースト状で使用する
ことも可能である。この顔料調製物は、ケイ素−酸素−マトリックスでコーティ
ングされた顔料1重量部と、1種またはそれ以上のカルボキシル官能性樹脂0.
3から10重量部、好ましくは0.5から3重量部とを、水混和性有機溶剤の存
在下にて混合することによって得られる。水は、水混和性溶剤の量に対してたと
えば最大10wt−%の量で任意に添加できるものである。しかしながら、水を
添加せずに作業をする方が好ましい。
【0017】 ケイ素−酸素−マトリックスでコーティングされた顔料と、カルボキシル官能
性樹脂と、水混和性有機溶剤とを、固形分が10から60wt%、好ましくは2
0から50wt−%の顔料調製物が得られるような重量比で混合する。この場合
、たとえば、ケイ素−酸素−マトリックスでコーティングされた顔料を最初に提
供し、1種またはそれ以上の水混和性有機溶剤と均質に混合する。任意に、分散
添加剤または搾出剤(emulgator)などの添加剤を、ケイ素−酸素−マ
トリックスでコーティングされた顔料の重量に対して最大20wt−%の量で添
加することが可能である。このようにして得られた、ケイ素−酸素−マトリック
スでコーティングされた顔料と有機溶剤との均質な混合物に、たとえば水混和性
有機溶剤に入れた20から80wt−%の溶液としてカルボキシル官能性樹脂を
添加して十分に混合することも可能である。
【0018】 また、この顔料調製物は、たとえば最大10wt−%など少量含有するもので
あってもよい。
【0019】 顔料調製物を得るために、ケイ素−酸素−マトリックスでコーティングされた
顔料、特にアルミニウム顔料などのメタリック顔料と中和されていないカルボキ
シル官能性ポリマーとを水混和性有機溶剤の存在下にて混合することならびに、
さらに他の成分と混合して当該顔料調製物から水系効果ベースコートを配合する
ことについては、従来は知られていなかった。驚くべきことに、本発明による顔
料調製物を用いると、効果と色合いの不変性の点で優れた剪断安定性を有する水
系効果ベースコートを調製できることが明らかになった。換言すれば、本発明に
よる顔料調製物を用いて調製された水系効果ベースコートは、循環配管などで生
じる剪断応力が加わった後に並外れた不変性を示し、その効果と色合いが維持さ
れる。
【0020】 水系効果ベースコートを調製するには、本発明による顔料調製物を水性バイン
ダーと混合し、任意に、従来から塗料で用いられている架橋剤、着色用顔料ペー
スト、水、有機溶剤および/または添加剤と混合する。ケイ素−酸素−マトリッ
クスでコーティングされた顔料とは異なる別の効果を生む顔料も当然ながら水系
効果ベースコートの調製物において除外されるものではない。
【0021】 この水系効果ベースコートは、陰イオン的および/または非イオン的に安定し
たバインダー系を含有する。陰イオン的な安定は、バインダー中の少なくとも部
分中和されたカルボキシル基によって達成されるものであると好ましく、一方、
非イオン的安定はバインダー中の側基(lateral)および/または末端基
のポリエチレンオキシド単位によって達成されるものであると好ましい。カルボ
キシル基は、たとえば酸価5から40mgKOH/gに相当する量でバインダー
中に含有される。水系効果ベースコートは、物理的に乾燥する性質であってもよ
いし、共有結合を形成することによって架橋させることも可能である。共有結合
を形成することによって架橋する意匠性ベースコートは自己架橋系または外部架
橋系が考えられる。外部架橋系は一液型の水系効果ベースコートであっても多液
型の水系効果ベースコートであってもよい。
【0022】 水系効果ベースコート中のバインダー成分ならびに任意に含有される架橋成分
は、特に限定されるものではない。従来から水系効果ベースコートで用いられ、
当業者間で周知の水溶性または水希釈型の塗膜形成樹脂を塗膜形成用のバインダ
ーとして使用することが可能である。その一例としては、ポリエステル樹脂、(
メタ)アクリル酸共ポリマー樹脂、ポリウレタン樹脂、(メタ)アクリレートポ
リエステル樹脂および/または(メタ)アクリレートポリウレタン樹脂があげら
れる。(メタ)アクリレートポリエステル樹脂または(メタ)アクリレートポリ
ウレタン樹脂は、(メタ)アクリル酸共ポリマーとポリエステル樹脂あるいは(
メタ)アクリル酸共ポリマーとポリウレタン樹脂が共有結合によって架橋してい
るおよび/または相互浸透樹脂分子の形のバインダーである。上述したバインダ
ーの調製は当業者には周知であり、文献での説明も十分になされている。水希釈
型のバインダーは、非官能性の場合もあれば、たとえば樹脂固体分1gあたりヒ
ドロキシル価20から140mgKOH/gのヒドロキシル機能(functi
ons)を有する反応性樹脂の場合もある。含有できる架橋剤の一例に、メラミ
ン樹脂などのアミン−ホルムアルデヒド縮合樹脂や遊離ポリイソシアネートまた
はブロックポリイソシアネートがある。架橋剤を用いるのであれば、バインダー
に対する架橋剤の混合比は、いずれの場合も固体分重量に対して好ましくは10
:90から40:60、特に好ましくは20:80から30:70である。
【0023】 水系効果ベースコートに使用できる着色用顔料およびフィラーの一例として、
二酸化チタン、超微細二酸化チタン粉、酸化鉄顔料、カーボンブラック、二酸化
ケイ素、硫酸バリウム、超微細マイカ粉、タルカム、カオリン、チョーク、アゾ
顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドン顔料、ピロロピロール顔料およびペリ
レン顔料があげられる。
【0024】 有色顔料および/またはフィラーを、たとえば水性バインダーの一部として粉
砕してもよい。この粉砕については、水性ペースト樹脂中で行うことができると
好ましく、当業者であれば周知の従来の凝結体で粉砕を行うようにしてもよい。
このようにすれば、水性バインダーまたは水性ペースト樹脂の残りの部分でペー
ストを完全なものとし、着色用顔料ペーストを得ることができる。
【0025】 この水系効果ベースコートはさらに、従来から塗料で用いられている添加剤を
、固形分に対してたとえば最大5wt−%の量で含有することが可能である。こ
のような添加剤の一例として、アルカリ中和剤、消泡剤、湿潤剤、接着促進剤、
触媒、均染剤、抗クレーター剤、光遮蔽剤、架橋したポリマー微粒子または架橋
していないポリマー微粒子、レオロジー影響剤(rheology influ
encing agent)または増粘剤(層状ケイ酸塩、イオン性基を含む合
成ポリマーおよび/またはポリビニルアルコール、ポリ(メタ)アクリルアミド
、ポリ(メタ)アクリル酸、ポリビニルピロリドンおよびポリウレタン系会合性
増粘剤またはポリアクリレート系会合性増粘剤などの会合作用のある基を含む合
成ポリマー)があげられる。
【0026】 水系効果ベースコートの有機溶剤含有量は20wt−%未満であるのが好まし
い。これらの溶剤は従来から塗料で用いられている溶剤であり、たとえばバイン
ダーの調製物から得られるか、あるいは別々に添加することも可能である。この
ような溶剤の一例には、顔料調製物の一成分としてすでに述べた溶剤以外に、ヘ
キサノールなどの水不混和性の一価アルコールまたは多価アルコール、グリコー
ルエステル、エチレングリコールおよび/またはプロピレングリコールなどのグ
リコールおよびそのオリゴマー、メチルエチルケトン、アセトン、シクロヘキサ
ノンなどのケトン、トルエン、キシレン、C6〜C12の脂肪族直鎖炭化水素ま
たは脂肪族分枝炭化水素などの芳香族炭化水素または脂肪族炭化水素がある。
【0027】 この水系効果ベースコートは固形分が10から35wt−%であり、顔料とバ
インダーとの重量比が、それぞれ固形分に対してたとえば0.05:1から0.6
:1である。バインダーに対する顔料の比を計算する場合、エフェクト顔料、有
色顔料、フィラーに使用する顔料の重量割合の合計から、バインダー、本発明に
よる顔料調製物の成分として含まれるカルボキシル官能性樹脂、ペースト樹脂、
架橋剤の固体重量含有率の関係が決まる。
【0028】 本発明による水系効果ベースコートは、ベースコート/クリアコート二層塗膜
、特に自動車産業部門での意匠用および任意に着色用の二層塗膜を形成するのに
適している。この水系効果ベースコートは、循環配管系を従来のように利用でき
ることから車両塗装の製造ラインの分野で特に適している。しかしながら、たと
えば車両の補修塗装またはプラスチック部品の塗装に利用してもよい。
【0029】 この水系効果ベースコートは、従来の方法でさまざまな種類の基材に塗布可能
なものである。通常、基材は金属製またはプラスチック製である。また、これら
の基材には下塗が施されていることが多い。すなわち、プラスチック製の基材に
はプラスチックプライマーなどが施され、金属製の基材には電気泳動的に塗布さ
れたプライマーが施されているのが普通であり、任意に、プライマーサーフェサ
ー層などの別の塗料層が1層またはそれ以上設けられている。好ましくは、乾燥
塗膜厚がたとえば6から25μmになるようにスプレーして水系効果ベースコー
トを塗布する。塗布は、ウェットオンウェット法すなわち20℃から80℃など
のフラッシュオフフェーズの後、水系効果ベースコート層の上に好ましくは30
から60μmの乾燥塗膜厚で従来のクリアコートを被覆し、たとえば20℃から
150℃の温度で後者と共に乾燥または架橋させる形で行うのが好ましい。
【0030】 好適なクリアコートは通常、熱的に硬化可能および/またはUV輻射などの高
エネルギ輻射によって硬化される周知のあらゆるクリアコートまたは透明着色塗
料組成物である。ここでは、溶剤を含有する一液型または二液型のクリアコート
、水希釈型の一液型または二液型のクリアコート、粉末クリアコートまたは水性
粉末クリアコート分散系を利用することが可能である。
【0031】 (実施例) (実施例1) 線状ポリエステル(アジピン酸、イソフタル酸およびヘキサンジオールからな
り、ヒドロキシル価102mgKOH/g)1005gを90℃まで加熱し、ト
リメチロールプロパン1.8gとイソホロンジイソシアネート393gとを添加
した。NCO価が3.8になるまで90℃で反応を実施した。60℃まで冷却し
た後、ジメチロールプロピオン酸35.3gと、トリエチルアミン26.1gと、
N−メチルピロリドン250gとの溶液を添加した。80℃まで加熱した後、N
CO価が1.5に達するまで反応温度を維持した。モルNCO含有量に対してモ
ル量の脱イオン水とバッチを混合し、NCOが検出されなくなるまで溶液を80
℃に維持した。次に、脱イオン水を加えることによって、このバッチを固形分3
5wt−%の水性分散系に転化させた。
【0032】 (実施例2) 1.6−ヘキサンジオール1630gと、ヘキサヒドロフタル酸無水物455
gと、セバシン酸608gとを、酸価が8mgKOH/gに達するまで最高温度
220℃でエステル化した。170℃で、無水トリメリット酸757gを添加し
、酸価が33mgKOH/gに達するまで反応を継続した。120℃まで冷却し
た後、n−ブタノールを添加して固形分を60wt−%まで調節した。ポリエス
テルの数平均分子質量は3400であった。
【0033】 (実施例3) 実施例2で得られた60wt−%ポリエステル樹脂溶液1000gをジメチル
エタノールアミンで中和し、脱イオン水を加えることによって40wt−%水性
分散系に転化させた。アミン含有量は固形分100gあたり20ミリ当量であっ
た。
【0034】 (実施例4) ブチルグリコール540gを、Eckart−Werkeという企業から入手
したSTAPA IL Hydrolan Nr.54666/G8154(4
0wt−%のイソプロパノール中、アルミニウム顔料含有量60wt−%のアル
ミニウム顔料ペースト)560gおよびN−メチルピロリドン100gと混合し
た。続いて実施例2の60wt−%ポリエステル樹脂溶液400gを添加し、均
質に混合することによって、顔料調製物を調製した。
【0035】 (実施例5(比較例)) ブチルグリコール340gを、Eckart−Werkeから入手したSTA
PA IL Hydrolan Nr.54666/G8154 560gおよ
びN−メチルピロリドン100gと混合した。続いて実施例3の40wt−%水
性ポリエステル樹脂分散系600gを添加し、均質に混合することによって、顔
料調製物を調製した。
【0036】 (実施例6) 以下の成分を混合することによって、メタリック効果が得られる水性ベースコ
ートを調製した。 実施例4の顔料調製物1600g 米国特許第4,981,885号の実施例4の40wt−%水性バインダー分
散系2000g 実施例1のポリウレタン分散系1400g 脱イオン水2500g ヘキサメトキシメチルメラミン500g ブチルグリコール700g n−ブタノール300g Allied Colloidsという企業から入手したViscalex(
登録商標) HV 30(ポリアクリル酸増粘剤、ジメチルエタノールアミンを
用いてpH7.5に調整、固形分10wt−%)1000g
【0037】 ジメチルエタノールアミンを用いてpH値を8.5に調整した。
【0038】 Microfluidics International Corpora
tionという企業から入手したHomogenizer HC5000でその
都度完全に材料を2回圧送することによって上記のメタリック効果が得られる水
性ベースコートの半分に剪断歪みを加えた(強制搬送、システム圧力60バール
、狭を選択:直径300μmでZフォーマットの相互作用室)。
【0039】 (実施例7(比較例)) (1)実施例4の顔料調製物の代わりに実施例5の顔料調製物を用いた、(2
)脱イオン水2500gの代わりに脱イオン水2300gを用いた、(3)ブチ
ルグリコール700gの代わりにブチルグリコール900gを用いたこと以外は
実施例6と同様にした。
【0040】 実施例6および7のメタリック効果が得られる水性ベースコートの、剪断を加
えたものと剪断を加えていないものとを、乾燥塗膜厚が12μmになるようにス
プレーすることで、陰極電着塗装によりプライマーサーフェサーを下塗りした従
来のリン酸化車体シートに塗布した。塗料を80℃で5分間予備乾燥させた。次
に、この上に乾燥塗膜厚35μmで従来の二液型ポリウレタンクリアコートを被
覆し、140℃(物体の温度)で20分間焼き付けた。
【0041】 このようにして得られた合計4種類の塗料の明度L*(CIELAB表色系)
を各々光沢角(gloss angle)に対する観察角15°および110°
で測定した。次に、剪断時に条件付きである明度差[(L* 15−L* 110剪断な
−(L* 15−L* 110剪断あり]の変化を測定値から求めた。このようにして
、実施例6のメタリック効果が得られる水性ベースコートの、剪断を加えたもの
と剪断を加えていないものとを用いて二層塗膜を形成し、値を求めたところ、−
2.1であった。比較例7のメタリック効果が得られる水性ベースコートを用い
て二層塗膜を形成し、同じように値を求めたところ、−6.3であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 183/04 C09D 183/04 201/00 201/00 201/08 201/08 (72)発明者 フランク ミュエラー ドイツ 42337 ヴッパータル ガーター レイ 26 Fターム(参考) 4J037 AA01 AA04 AA05 AA15 AA18 AA26 CA09 CC16 CC24 CC26 CC28 CC29 DD04 DD23 EE03 EE28 EE43 4J038 CE022 CG032 CG141 CG142 CG172 CK032 DD001 DD002 DG001 DG002 DL032 EA011 FA241 FA261 FA281 GA06 HA036 HA066 HA156 HA216 HA446 HA546 KA02 KA03 KA04 KA06 KA07 KA08 KA09 KA12 KA15 MA07 MA08 MA10 MA14 PB07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水混和有機溶剤の存在下において、 a)ケイ素−酸素−マトリックスでコーティングされた顔料と、 b)10から100mgKOH/gの酸価の樹脂を生成するのに十分なカルボ
    キシル基を有し、数平均分子質量が500から5000である少なくとも1種の
    樹脂と、 c)ここで、前記顔料と前記樹脂との重量比が1:0.3から1:10の範囲
    内である、 を一緒に混合することによって調製されることを特徴とする顔料調製物。
  2. 【請求項2】 ケイ素−酸素−マトリックスでコーティングされた前記顔料
    が、ケイ素−酸素−マトリックスでコーティングされたアルミニウム顔料である
    ことを特徴とする、請求項1に記載の顔料調製物。
  3. 【請求項3】 前記顔料と前記樹脂との重量比が1:0.5から1:3の範
    囲内であることを特徴とする、請求項1または2に記載の顔料調製物。
  4. 【請求項4】 前記樹脂の酸価が20から50mgKOH/gであることを
    特徴とする、請求項1、2または3のいずれか1項に記載の顔料調製物。
  5. 【請求項5】 前記顔料のケイ素−酸素−マトリックスにポリマーが結合さ
    れていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の顔料調製物。
  6. 【請求項6】 前記調製物の固形分が10から60wt%であることを特徴
    とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の顔料調製物。
  7. 【請求項7】 a)ケイ素−酸素−マトリックスでコーティングされた顔料
    と、 b)少なくとも1種の水混和性有機溶剤と、 c)10から100mg/KOHの酸価の樹脂を提供するのに十分なカルボキ
    シル基を有し、数平均分子質量が500から5000である少なくとも1種の樹
    脂と、ここで前記顔料と前記樹脂との重量比が1:0.3から1:10の範囲内
    である、 を任意の順序において一緒に混合し、均質な混合物を形成する工程を含むことを
    特徴とする顔料調製物の調製方法。
  8. 【請求項8】 a)ケイ素−酸素−マトリックスで表面を被覆された顔料と
    、10から100mgKOH/gの酸価の樹脂を提供するのに十分なカルボキシ
    ル基を有し、数平均分子質量が500から5000である少なくとも1種の樹脂
    と、ここで前記顔料と前記樹脂との重量比が1:0.3から1:10の範囲内で
    ある、を少なくとも1種の有機水混和性溶剤の存在下で混合することによって調
    製される顔料調製物、 b)少なくとも1種の水性バインダー、および c)架橋剤と、着色用顔料ペーストと、水と、有機溶剤と、フィラーと、レオ
    ロジー調節剤と、増粘剤と、アルカリ中和剤と、消泡剤と、湿潤剤と、接着促進
    剤と、触媒と、均染剤と、抗クレーター剤と、光遮蔽剤と、ポリマー微粒子と、
    からなる群から選択される任意含有成分 を有することを特徴とする、水系効果ベースコート。
  9. 【請求項9】 製品に多層塗装を施す方法であって、 (a)(1)ケイ素−酸素−マトリックスで表面を被覆された顔料と、10か
    ら100mgKOH/gの酸価の樹脂を提供するのに十分なカルボキシル基を有
    し、数平均分子質量が500から5000である少なくとも1種の樹脂と、ここ
    で前記顔料と前記樹脂との重量比が1:0.3から1:10の範囲内である、を
    少なくとも1種の有機水混和性溶剤の存在下で混合することによって調製される
    顔料調製物、 (2)少なくとも1種の水性バインダー、および (3)架橋剤と、着色用顔料ペーストと、水と、有機溶剤と、フィラーと、レ
    オロジー調節剤と、増粘剤と、アルカリ中和剤と、消泡剤と、湿潤剤と、接着促
    進剤と、触媒と、均染剤と、抗クレーター剤と、光遮蔽剤と、ポリマー微粒子と
    、からなる群から選択される任意含有成分 を有するベースコートを前記製品に施す工程と、 (b)クリアコート組成物を前記ベースコートの上に施す工程と を有することを特徴とする、製品に多層塗装を施す方法。
  10. 【請求項10】 前記製品が、車体と該車体用部品とからなる群から選択さ
    れることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
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