JPS58203327A - 空気調和機のエアフイルタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、空気調和機のエアフィルタ装置に関するもの
で、エアフィルタの固定状態を良好にして品質の安定性
をはかることを目的の一つとするものである。

一般に、空気調和機のエアフィルタは、第８図〜第１１
図に示す如く、合成樹脂製の前面グリルａの裏面に設け
られた案内レールｂへ前面より挿入して空気調和機本体
内部に取付けられ、その固定はエアフィルタＣの前面に
設けた突起ｄと前向グリルａに設けた四部ｅとの１侵合
により行うようにしている。

ところが、この構造であると、前面グリルａかその表面
加工としてホットスタンプと称する印刷加工処理を行っ
ている関係上温風の熱影響を受けて特に中央部が前方へ
わん開度形してしまい、突起ｄと凹部ｅとの嵌合が不確
実となってエアフィルタＣが空気調和機本体から落丁す
るなど品質的に不安定である欠点を有していた。

かかる問題を解消するには、エアフィルタＣの突起ｄを
比較的両端に形成し、また凹部ｅも前面グリル乙の比較
的変形度合いが少ない両端に形成すればよい。すなわち
、かかる構造とすることにより前面グリルａが熱によっ
てわん開度形しても両端はさほどわん開度形しないため
、凹部ｅと突起ｄの嵌合が継続して行われ、エアフィル
タの支持固定か行える。

しかしながら、従来のような突起ｄの形成では、３・。

前面グリルａのわん曲度合を考慮した寸法とすると、わ
ん曲変形する前の状態においてエアフィルタＣの挿入が
困難となり、エアフィルタＣの破損あるいけ前面グリル
ａの損傷といった問題が発生し、また逆にその点を考慮
すれば、前面グリルａのわん開状態のときに確実な係合
が得られず、何らかの対策が必要となる。

本発明は、かかる点に鑑み、突起に弾性をもたせて出没
可能とし、この突起をエアフィルタの両側端寄りに形成
可能として上記従来の問題点を解消するものである。

以丁、本発明の一実施例を添付図面の第１図〜第６図を
参考に説明する。

同図において、１はセパレート形空気調和機の室内側ユ
ニット本体で、表面にホットスタンプと称する表面加工
処理が施されかつ前面に吸込口２ａと吹出口２ｂを有す
る前面グリル２が取付けられ、また内部には周知の如く
熱交換通風回路が構成されている。前記前面グリル２の
背面には、フィルタ挿入口３から挿入されたエアフィル
タ４を支持案内する案内レール６が一体に設けられ、ま
たフィルタ挿入口３の」二部には凹部６が比較的側端寄
りに形成されている。前記エアフィルタ４は周知の合成
樹脂材からなる枠部４ａと、この枠部４ａに一体化して
貼付けられた不織布などのフィルタ部４ｂからなり、ま
た丁端には出入れ用のつまみ４Ｃおよびエアフィルタ４
の定位置挿入状態に右いて前記凹部６と嵌合する突起４
ｄがそれぞれ一体に設けられている。７は前記エアフィ
ルタ４の枠部４ａにおいて前記突起４ｄをはさむ如く両
側に形成された一対の空間で、この空間７の存在により
前記突起４ｄの出没動作を可能にしている。

」二記構成において、エアフィルタ４の挿入、引出し操
作は周知の如くフィルタ挿入口３より行う。

そして突起４ｄはその弾性により任意に出没しながら定
位置で前面グリル２の凹部６へ嵌合し、エアフィルタ４
の支持固定を行う。

したがって、暖房運転時などのように、温風の熱を受け
て前面グリル２が前方へわん曲しても、前面グリル２の
両端はさほどわん曲変形しないた６　・′ め、突起４ｄは凹部６との係合を確実に行い、エアフィ
ルタ４の落丁を防止する。また前面グリル２がわん曲変
形する前は、エアフィルタ４の挿入、引出し操作に応じ
て、突起４ｄが出没するたぬ、エアフィルタ４の破損、
前面グリル２の破損といった問題点が解消できる。

なお、本実施例においては、突起４ｄに弾性をもたせる
構成古して両側に空間７を形成したか、第７図に示す如
く、枠部４ａの一部を押出し成形して突起４ｄを形成し
、その裏面に空間７を形成して突起４ｄに弾性をもたせ
てもよい。

上記実施例より明らかなように、本発明における空気調
和機のエアフィルタ装置は、表面に印刷加工処理が行わ
れた前面グリルに、エアフィルタ挿入口およびエアフィ
ルタ案内レールを設け、さらに前記表面グリルに取付け
られるエアフィルタの前面両側に、出没可能な如く弾性
を有した係止突起を設け、また前記前面グリルの裏面に
、前記エアフィルタの定位置で前記係止突起が嵌合する
凹部を設けたもので、前面グリルが熱影響を受け６１″
　゛ てたわみを生じても、比較的たわみ度合いが小さい両側
端にて係止突起と凹部を嵌合しているため、確実なエア
フィルタの落丁防止が行え、品質の安定化がはかれ、ま
た係止突起は弾性を有しているため、前面グリルを無理
にたわませてエアフィルタの挿入、引出しを行うことが
なく、エアフィルタあるいは前面グリルの破損といった
こともなく、使い勝手が向上するなど種々の利点を有す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における空気調和機の正面図
、第２図は同空気調和機の側面図、′Ｓ３図は同空気調
和機における前面グリルの背面図、第４図は第３図のＡ
−ム線による断面図、第５図は第勲図の矢印Ｂ方向から
の平面図、第６図は第５図の要部拡大断面図、第７図ａ
、ｂけそれぞれ本発明の他の実施例を示す第６図相当図
およびその斜視図、第８図は従来例を示す前面グリルの
背面図、第９図は第８図のＣ−Ｃ線による断面図、第１
０図は第８図の矢印り方向からの平面図、第７　・ １１図は第１０図の要部拡大断面図である。 １・・・・・・室内側ユニット本体、２・・・・・・前
面グリル、３・・・・・・フィルタ挿入口、４・・・・
・・エアフィルタ、４ｄ・・・・・・突起、５・・・・
・・案内レール、６・・・川口部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名：： 第３図　　　　　　＠４図 第５図 第６図 ｃ 第７図　。 （αン　　　　　　　　　　　　（ｂ）！ 第１０図 色 第１１図 ６走」

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 表面に印刷加工処理か行われた前面クリルに、エアフィ
   ルタ挿入口およびエアフィルタ案内レールを設け、さら
   に前記前面グリルに取付けられるエアフィルタの前面両
   側に、出没可能な如く弾性を有した係止突起を設け、ま
   た前記前面グリルの裏面に、前記エアフィルタの定位置
   で前記係止突起が嵌合する凹部を設けた空気調和機のエ
   アフィルタ装置。