JPS5820113B2 - カイテンデンキノ シユウデンヨウサツシ - Google Patents

カイテンデンキノ シユウデンヨウサツシ

Info

Publication number
JPS5820113B2
JPS5820113B2 JP12251574A JP12251574A JPS5820113B2 JP S5820113 B2 JPS5820113 B2 JP S5820113B2 JP 12251574 A JP12251574 A JP 12251574A JP 12251574 A JP12251574 A JP 12251574A JP S5820113 B2 JPS5820113 B2 JP S5820113B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
backing plate
pressure
plate
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12251574A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5149407A (en
Inventor
岡部寛文
佐藤正司
中村敏夫
道上俊夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP12251574A priority Critical patent/JPS5820113B2/ja
Publication of JPS5149407A publication Critical patent/JPS5149407A/ja
Publication of JPS5820113B2 publication Critical patent/JPS5820113B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転電機の集電用刷子の改良に関するもので、
特に刷子の頂面に配される当板に係わるものである。
一般に此種の通電用刷子は、第1図の如く刷子1の頂部
に当板2を設け、刷子1の割損防止としていることが通
常用いられてきた。
この場合当板2は刷子1にリベット3で固定される場合
が多い。
また、刷子1は、刷子保持器のポケットに挿入して用い
るため、リベット3頭部は、刷子1厚さW寸法内になけ
ればならない。
このため、刷子1の側面に当板2厚さt + IJベッ
ト頭高さく11の溝を設け、この溝に2当板を密着させ
固定しなければならない。
また当板は、1.0〜2.0を程度の曲げ半径Rを設け
る必要があるので、刷子側面から、有効はね受面までの
寸法t2はt、+Rであられされ、有効受圧面の巾t3
は、W−(t2+A4)で表わされる(ここでt4は0
.5 m、程度の余裕とする)。
この構造においてはばね受面の面積は35〜25%程度
減少することになり、それたけ、はね圧力による面圧が
増大しばね受面の摩耗の原因となっている。
一方ばね4からの圧力および回転中の振動等に対しては
、梁長さく第1図)4の片持ち梁とみなすことができ、
その強度が問題視されてきた。
ことに刷子1が2分割構造のものにおいては、刷子の振
動により、当板の屈曲部においてしばしば折損事故が生
じた。
また片持ち梁としての強度を上げるため板厚tを大きく
することは、屈曲部の曲げRが大きくなり、有効受圧面
が少なくなると同時に、自重が大きくなって振動に対す
る抵抗力が低下することにつながる。
さらに本刷子では当板屈曲部の曲げRが一方向にのみつ
く構造であり、刷子保持器に挿入する際に第3図に示す
ようにばね側に屈曲部がくる場合と、第4図に示すよう
に反ばね側に屈曲部がくる場合があるため、この相違に
より当板にだいするばね圧力の着力点が、異なり、刷子
の挿圧状態が違ったり、刷子押圧力が異なったりした半
転機の整流を悪くしたり、刷子の摩耗量が一様でなくな
るなど、性能、保守両面に悪影響を及ぼす要因となって
いる。
又この構造で二分割刷子の場合には作業者による左右勝
手違いがまぬがれない等、刷子製作過程でも、不便が生
じている。
とくに近年、刷子交換などの保守の省力化を目的に長尺
の刷子を採用しようとする傾向にあり、消耗品としての
刷子も、従来以上に使用期間も長くなってきた。
したがって当板の強度も、従来より長期の寿命、耐久性
が要求されるようになってきた。
しかし、これまでのL字形当板では、モーメントも大き
く、十分な耐久性が保証できないという難点があった。
本発明の目的は、前述した従来技術の欠点をなくし、受
圧面の摩耗量が少なく、折損事故のないしかも勝手違い
をなくし、いかなる取付でも、良好な押圧状態となるよ
うな刷子を提供することにある。
刷子当板に要求される主な特性は、刷子の割損を防ぐこ
とは、もちろん、ばねからの圧力を常に良好な状態で、
刷子に伝えなければならない。
このために、ばねからの面圧力を小さくし受圧面の摩耗
を少なくしなければならない。
しかも当板の自重が刷子の押圧力に影響しないよう極力
軽いものが望ましいし、折損等のない、十分な強度を有
するものでなければならない。
本発明は、刷子にT字型の当板を採用し、当板の固定部
分を刷子の内面に構成させたことを特徴とするものであ
る。
すなわち前述の目的のため下記の解決策をとったもので
ある。
I T字型の当板を採用し、その固定部分を刷子の内面
に構成させたためこれに伴うザグリ溝も外面にはでない
ので、刷子厚さ分を有効受圧面とすることができ、従来
の刷子では必要であった外面に設けたザグリ溝深さと曲
げR分をなくすることができた。
従ってはね圧により面圧力を少なくでき、受圧面の摩耗
を減らすことができる。
2 T字型の当板を採用し、その固定を刷子の中央部に
構成させたため当板を片持ち梁とみなした場合梁長さは
刷子厚さの約1/2となり、従来の刷子に対しても約1
/2となる。
このことは、当板のモーメントも半減し強度が向上した
ことになり、折損事故がない刷子当板を提供することに
つながる。
また一方では、従来品よりも薄い厚さを採用することが
可能となり当板の自重が軽ろくなり、振動に対しても抵
抗力が増し耐久性も向上する。
3 T字型としたため、当板の端部はばね側、反ばね側
とも直角となり、どのように刷子保持器に挿入しても、
ばね圧力の着力点は、同一となり常に良好な挿圧状態が
得られる。
以下実施例を第5図により説明する。
図において1は刷子、2は本発明によるT字型当板、3
は当板2を刷子1に固定するリベット、4はばね、5は
ばね4の先端に固定されている加圧子を示す。
第5図及び第6図は当板を斜視図で示したもので、一体
と、組合せ形の例を示したものである。
第7図において、中央部に溝が生じるが、片持ち梁とし
ての梁長さが短かくなったので従来品に比較し当板厚み
を薄くすることができ、さらにばね押圧機構から考えて
この溝は性能上なんら支障をきたすものではない。
第8図、第9図に2分割構造の刷子に当板を採用した例
を示す。
第8図には、片方の分割刷子にのみ当板を取付けた場合
、第9図には各分割刷子に逆り字型当板を固定し、刷子
保持器に挿入した状態においてT字型の当板となる場合
を示したがその回転機にみあった効果的な方法を採用す
れば良い。
以上種々説明した様に本発明の回転電機の集電用刷子に
よれば下記の効果が生ずる。
1 有効受圧面積が大きくなり、ばね圧による面圧力を
少なくでき、受圧面の摩耗を減らし、常に表面を平滑に
保持することができる。
2 当板を片持ち梁とみなした時の梁長さが、従来品に
対し約1/2となり、モーメントも半減するため強度上
有利となる。
従って長尺刷子を採用した場合にも、耐久性のすぐれた
折損事故のない当板を提供することにつながる。
また梁長さが短かくなることにより、従来品に比較し薄
い当板を採用することが可能となり、当板の自重が軽ろ
くなり、振動に対しても抵抗力が増すことになる。
3 当板は端部が直角な、左右対称となり、どのように
刷子保持器に挿入しても、従来品のように端部に曲げR
がないため、着力点は常に一定であり、良好な抑圧状態
を維持することができる。
4 二分割構造の刷子において、従来品は、各分割刷子
は作業者により左右勝手違いとならざるを得なかったが
、本発明によれば、各分割刷子とも左右同一品とするこ
とが可能であり、刷子製作工程の能率向上にもつながる
4 当板の固定部分を刷子の中央部に構成したため、二
分割刷子では、各分割刷子の勝手違いをなくすことが、
可能であり、刷子製作工程においても大巾な効果が期待
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転電子の集電用刷子を示す一部縦断面
図、第2図は当板を示す斜視図、第3図及び第4図は従
来の集電用刷子の異なる取付位置を示す説明図、第5図
は本発明の回転電機の集電用刷子を示す一部縦断面図、
第6図及び第7図は本発明の要部に使用される当板の異
なる実施例を示す斜視図、第8図及び第9図は夫々本発
明の回転電機の集電用刷子の異なる実施例を示す一部縦
断面図である。 符号の説明、1・・・・・・刷子、2・・・・・・当板
、3・・・・・・ベット、4・・・・・・ばね、5・・
・・・・加圧子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 立方体をなし、その頂面部にバネ圧を受ける当板を
    配した集電用刷子において、前記当板をT字状になし、
    且該丁字状の当板により、前記刷子の頂面に密接した平
    板状の受圧部と、刷子に固着する取付部とを形成したこ
    とを特徴とする回転電機の集電用刷子。
JP12251574A 1974-10-25 1974-10-25 カイテンデンキノ シユウデンヨウサツシ Expired JPS5820113B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12251574A JPS5820113B2 (ja) 1974-10-25 1974-10-25 カイテンデンキノ シユウデンヨウサツシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12251574A JPS5820113B2 (ja) 1974-10-25 1974-10-25 カイテンデンキノ シユウデンヨウサツシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5149407A JPS5149407A (en) 1976-04-28
JPS5820113B2 true JPS5820113B2 (ja) 1983-04-21

Family

ID=14837748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12251574A Expired JPS5820113B2 (ja) 1974-10-25 1974-10-25 カイテンデンキノ シユウデンヨウサツシ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5820113B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5149407A (en) 1976-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4112321A (en) Brush holder and brush assembly for a dynamoelectric machine
US3983432A (en) Brush holder assembly
US3526797A (en) Stabilizing spring assembly for brushholder
US4368398A (en) Small electric motor with reinforced brush holder
JPS5820113B2 (ja) カイテンデンキノ シユウデンヨウサツシ
US2275613A (en) Brush rigging for electric machines
US2814705A (en) Control assembly and contact
US3543068A (en) Commutator brush assembly
US2840733A (en) Brush holder and spring assembly
JPS6135136A (ja) 小型モ−タの板状ブラシ
US3154709A (en) Brush holder for a small electric motor
JPH089448Y2 (ja) 弾性軸受構造
JPS6028075Y2 (ja) モ−タブラシ
JP2633232B2 (ja) 小型直流モータ
JPH0116374Y2 (ja)
CN213839354U (zh) 盘式制动钳
KR860001592Y1 (ko) 직류모우터의 브러쉬호울더
JPS5811031Y2 (ja) サツシホジキ
US1271863A (en) Brush-holder for dynamo-electric machines.
JPS5928631Y2 (ja) 小型回転電機用刷子
JPH0117795Y2 (ja)
JPS622908Y2 (ja)
JPH0214312Y2 (ja)
JPS6044790B2 (ja) モ−タの刷子保持装置
JPS5824310Y2 (ja) ビデオカセツトテ−プ