JPS58201016A - 電子式コ−ス誘導装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子式コース誘導装置、特に方向センサとスピ
ード・センサとにもとづいて走行軌跡をプロット表示す
ると共に、地図パターンを重畳させて表示する例えば自
動車に搭載する電子式コース誘導装置において、上記地
図パターンの画像情報をビデオ録音再生器（ＶＴＲ）を
含むビデオ信号出力装置を用いて出力せしめ、走行軌跡
の映像信号と重畳せしめるようにした電子式コース誘導
装置に関するものである。

本願出願人らは１本願出願に先立って第１図に示す如き
車載用コース誘導装置を開発した。車載用コース誘導装
置は例えば運転席前面に配置され。

第１図図示の如＜、ＣＲＴディスプレイｌをそなえて、
別に搭載している方向センサ（図示せず）とスピード・
センサ（図示せず）とからの出力にもとづいて得られる
走行軌跡２を上記ディスプレイ画面上にプロットするよ
う構成され、一方例えば透明なフィルム上に描いた地図
シート３をディスプレイ画面前面に装着・取はずし可能
に構成し。

地図固定手段４によって装着した地図シート３を固定せ
しめ、上記走行軌跡２が地図上の所望の道路に沿って延
長されてゆくようにしている。

上記車載用コース誘導装置は、ディスプレイ画面と地図
とを重ね合わせて、地図上の道路に沿うように走行軌跡
を延長してゆく点に、１つの大きい特徴と利点とをもつ
ものであって、車載用コース誘導装置の１つの方向とし
て期待できるものでおる。しかし、第１図図示の装置の
場合、ディスプレイ画面に対応するよう装着される地図
が地図シートの形で存在し１手動で装着され手動で取り
はずされるよう構成されている。このために２例えば１
つの地図シート３を装着して運転中に、地図の端辺に走
行軌跡が進んで１次に新しい地図を差し替える必要が生
じた場合１手動によって差し替えを行なう必要がある。

またこの差し替えに当って１次に差し替えるべき新しい
地図シートを。

数多くの地図シートの中からいちいち選び出す必要があ
り、このための手数が比較的煩雑である。

他に本願出願人は、カセット・テープ等の外部メモリに
地図を記憶し、フィールドメモリにその地図情報をロー
ドしてＣＲＴ等の表示素子に走行軌跡とともに表示する
方式も提案している。この方式によれば、地図および走
行軌跡が同一面上で表示され見易くなるばかりでなく、
地図の自動更新が可能となり、地図交換の煩雑さが解消
される。

しかし、この方式では、詳細な地図情報を表示可能とす
る場合に大量のメモリを必要とし、また地図パターンの
データ圧縮等の作業が必要となるため、ユーザが自分自
身で地図編集をすることができない。即ち、既存の道路
地図等をもとに、ディスプレイに表示する地図を作成す
ることができなｌ、／）。

本発明は上記問題点の解決を図り、地図交換の煩雑さを
なくシ、また地図編集をユーザが簡単に自由に行うこと
ができるようにすることを目的としている。さらに１本
発明は走行軌跡を表示するディスプレイに、スイッチ等
によって切換えることにより１例えば後方視界などの映
像を表示できるようにし、バック・ミラーなどだけでは
不十分な外界の状況を映し出すことができるようにする
ことを目的としている。

そのため２本発明の電子式コース誘導装置は。

ビデオ録音再生器（ＶＴＲ）を含むビデオ信号出力装置
を接続可能としたインタフェースを設けて。

該ＶＴＲによる地図情報の静止画像と、方向センサおよ
びスピード・センサの出力によって得られる走行軌跡情
報のプロットとを重畳させてディスプレイに表示させ、
またビデオ・カメラによって撮影した像を再生できるよ
うにしたものである◇以下図面を、参、照しつつ実施例
にもとづいて説明する。

第２図は本発明の一実施例構成、第３図は地図情報の一
例を示す。

図中、１１はビデオ−カメラ、１２はビデオ再生器、１
３は入カキ−１１４は地図自動更新器。

１５は方向センサ、１６は走行距離センサ、１７は軌跡
演算装置、１日は軌跡表示メモＩＪ、１９は合成器、２
０はＣＲＴを表わす。なお、上記図示１１と１２とは本
発明にいうビデオ信号出力装置に対応している。

電子式コース誘導装置を例えば乗用車に搭載する場合、
ビデオ・カメラ１１は例えば後部座席の近傍に着脱自在
に設置される。そして、後退する場合や１例えば高速道
路において先行車を追越したのち追越車線から走行車線
に復帰する場合等のように後方視界を監視する必要があ
るときに、後方視界をＣＲＴ２ｏに映し出すために用い
られる。

なお、ビデオ・カメラ１１の方向を自由に変えられるよ
うにして、後方視界監視だけでなく１例えば狭い道路上
で対向車とすれちがうような場合に。

該対向車を撮影することによって安全にすれちがうよう
圧することも容易にできる。また、ビデオ・カメラ１１
は予め走行軌跡に対応させられる地図情報の鍮画にも用
いられる。

ビデオ再生器１２は、最近一般家庭にも普及してきたＶ
ＴＲとほぼ同様な構成をもつものである。

運転席に設けられた入カキ−１３からの指示によリ、予
め録画された地図情報の１つを選択して。

映像信号として出力する。地図は例えば第３図図示の如
く一定の規則に従って職別番号が付されて。

ビデオ・カメラ１１により、または他のカメラによって
、ユーザ自身が編集して記憶しておくことができるよう
にされ、ビデオ再生器１２の出力する映像信号は１合成
器１９に入力される。

方向センサ１５は２例えば地磁気を検出して車の進行方
向を検出するものである。走行距離センサ１６は、タイ
ヤの回転をミッションを通して受は取り、その回転に応
じてパルスを発生する。方向センサ１５および走行距離
センサ１６の出力は。

軌跡演算装置′１７に入力される。軌跡演算装置１７は
入力情報にもとづいて当該車の現在位置を算出し、座標
値を決定する。この刻々と計算される座標値による走行
軌跡データは、軌跡表示メモリ１８に書き込まれる。軌
跡表示メモＩＪ　１　Ｂの内容は例えば地図倍率に対応
して読出され、走行軌跡情報のビデオ信号が合成器１９
に入力される。

合成器１９はビデオ再生器１２からの地図情報の映像信
号と、軌跡表示メモリ１８からの出力信号とを同期を取
って合成し、ＣＲＴ２０に合成したビデオ信号を出力す
るものである。なお、入カキ−１３からの指示によって
は、軌跡表示メモリ１８からの出力信号は選択されずに
１例えばビデオ・カメラ１１から入力された画像情報が
単独でＣＲＴ２０にビデオ信号の形で出力される。

地図自動更新器１４は１例えば最初、車が第３図図示の
例えば屋７の地図の範囲内にいて、その後、車が北上し
て、Ａ３の地図の範囲内に入ったときに、軌跡演算装置
１７の求めた現在位置の座標値からそれを検出し、ビデ
オ再生器１２にＡ３の地図への切替えを指示するもので
ある。なお。

第３図に図示した地図は２例えばそれぞれオーバーラツ
プした範囲を有するように連続的にＶＴＲに録画され１
例えば４７の地図と煮３の地図とのオーバーラツプした
範囲の中央に車が到達したときに、Ａ７の地図からＳ３
の地図への切替えが行われるようにされる。ビデオ再生
器１２が新しい地図の映像信号を出力するのに対応して
、走行軌跡のプロットが新しい地図に一致するよう、座
標変換が行われて、軌跡表示メモリ１８の書き換えも行
われる。

この電子式コース誘導装置を使用する場合、ユーザは例
えば次のようにする。まず、車が走行する範囲の地図情
報が録画されたテープをビデオ再生器１２にセットする
。目的地の地図がない場合や、既存の地図が好みに合わ
ない場合等には、予め定められた規則に従って、ビデオ
・カメラ１１によって地図をビデオ信号に変えて録画す
るなどすることによって、所望の地図編集を行っておけ
ばよい。

ビデオ再生器１２に新しい地図をセットしたときには、
現在の車の位置がＣＲ’ｒ２ｏに表示された地図の正し
い位置に合致するよう座標原点の初期設定を入カキ−１
３や位置調整つまみ（図示せず）などによって行う。そ
の後は、車の走行に従ってＣＲＴ２０に地図情報と軌跡
情報とが重畳して表示されることになる。また、隣りの
地図への切替わりも自動的に行われることになる。

特に、走行中に車の後方を確認したいときには。

入力キー１３等により、その旨の指示を行えばよい。ビ
デオ番カメラ１１から入力された後方視界の像が合成器
１９に入力され、地図情報および軌跡情報に代って、Ｃ
ＲＴ２０に表示される。

以上説明した如く本発明によれば、ＶＴＲによる地図情
報やメモリから読み出される軌跡情報を合成して表示す
ることによって９次の効果を有する。

地図編集をユーザが自分で自由、にでき、走行コースに
合った地図の組み合わせができる。特にＶＴＲは一般家
庭にもかなり普及しているため。

操作性も問題となることはない。また、ＶＴＲを用いる
ことにより、大量の地図情報を簡易に記憶することがで
きる。例えば、６０分テープで１０．８００画面を記憶
することができる。また。

ビデオＲＡＭを経由することなしにＣＲＴ等に表示でき
、ｔた２階調を出すことも、カラー化することも自由と
なる。

さらに、地図情報以外のＶＴＲ再生が車の中でできるよ
うになり、特に必要に応じて後方確認等に利用すること
ができる。また、地図交換の煩雑さを解消し、地図の自
動更新が可能となる。例えば、汎用ポータプルＶＴＲを
地図情報の再生に利用すれば、地図表示のための特別な
装置を準備しなくてよく、ローコスト化も可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の前提とされた従来の車載用コース誘導
装置の一例、第２図は本発明の一実施例構成、第３図は
地図情報の一例を示す。 図中、１１はビデオ・カメラ、１２はビデオ再生器、１
３は入カキ−１１４は地図自動更新器。 １５は方向センサ、１６は走行距離センサ、１７は軌跡
演算装置、１日は軌跡表示メモリ、１９は合成器、２０
はＣＲＴを表わす。 特許出願人　　アルプス電気株式会社 代理人弁理士　　　森　１）　　　寛（外３名）才１圓

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 方向センサとスピード・センサとを搭載し、該方向セン
   サとスピード・センナとからの出力に対応して走行軌跡
   をプロットしそれを表示するディスプレイを備えると共
   に、該ディスプレイ上に表示された走行軌跡に地図を重
   ね合わせて表示せしめ、自己の存在位置を表示する電子
   式コース誘導装置において、ビデオ・カメラ情報または
   上記走行軌跡に重ね合わされる地図情報を映像信号の形
   で出力するビデオ信号出力装置と、該ビデオ信号出力装
   置からの出力信号および軌跡表示メモリから出力される
   上記走行軌跡の出力信号を合成する合成器とを備え、上
   記ビデオ・カメラ情報、上記地図情報または上記走行軌
   跡情報が合成されてまたは単独に上記ディスプレイに表
   示されるように構成されたことを特徴とする電子式コー
   ス誘導装置。