JPS58200623A - 可変減衰回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、オーディオアンプ等に用いられる、電子制御
化された可変減衰器に関するものである。

従来のオーディオアンプ等の可変減衰器としては、主と
して可変抵抗器が用いられて来たが、最近は、リモート
コントロールの必要性や、マイコンを用いたディジタル
制御の必要性から、可変減衰器も電子制御のできるもの
が求められてきた。

電子制御化された可変減衰器の構成としては、従来より
、第１図および第２図に示すものがすでに提案されてい
る。

第１図の従来例は、入力端１とグランド間に抵抗Ｒ１〜
Ｒ４０の直列接続回路を接続し、各抵抗の接続点と出力
端２との間に、スイッチ８１〜Ｓ４ｏを接続し、スイッ
チ８１〜Ｓ４０のうちの１個を閉じることで、必要な減
衰量を得るようにしたもので、基本的には、従来の可変
抵抗器と同様の構成である。

ここで、例えば、減衰量の可変範囲をｏｄＢ〜−７ｓｄ
Ｂ、１ステップ当りの可変量を２ｄＢ（１゜たがって必
要ステップ数４０）の可変減衰器が必要であるとすると
（これは、オーディオアンプで通常要求される仕様に近
い）、第１図の構成では、第１図に示すように、スイッ
チが４０個も必要となり、非常にコスト高になってしま
う。

そこで、より少いスイｉツテ数で、同様の可変特性を実
現した他の従来例を第２図に示す。

第２図の従来例は、１ｏｄＢ　ステップで変化する可変
減衰ブロックＲ１０１〜Ｒ１０Ｂ、８１０１輌８１０８
と、２ｄＢ　ステップで変化する可変減衰ブロックＲ２
０１〜Ｒ２０６，８２０１〜５２０６　とを、バッファ
増幅器３を介して縦続接続して構成し、スイッチ８１０
１〜５１ｏ８のうちの１個と、スイッチ８２０１〜５２
０５のうちの１個とを組合わぜて閉じることにより必要
な減衰量を得るようにしたものである。

第２図の従来例では、必要なスイッチ数は、第１図の従
来例よりも大幅に少くなっているが、まだ、１３個のス
イッチが必要である。

本発明は、第２図の従来例よりも、さらにスイッチの個
数を減少させた可変減衰器を提供するものである。

す々わち本発明は、第２図に示す従来例の２ｄＢステツ
プで変化する可変減衰ブロックを、信号系に直列に接続
された抵抗と、その抵抗の出力側とグランド間に接続さ
れた複数個の抵抗とスイッチの直列接続回路とで構成し
たものに置換え、上記複数個のスイッチを種々の組合せ
で閉じることにより、第２図の場合よりも少い個数のス
イッチで、より広い可変範囲を実現し、さらに、２　ｄ
Ｂステップで変化する可変減衰ブロックの可変範囲が広
がった分だけ、もう一方の可変減衰ブロックの１ステッ
プ当りの減衰量を増加させ、そのスイッチ数も減少させ
ることができるようにしたものである。

第３図に本発明の一実施例を示す。なお、この実施例も
、従来例と同様に、可変範囲ｏｄＢ〜−７８ｄＢ、１ス
テップ当りの可変量２　ｄＢ　　として説明する。

第３図において、抵抗Ｒ３０１〜Ｒｓｏｓ、およびスイ
ッチ５３ｏ１〜５３０６は、１６ｄＢ／ステツプの可変
減衰ブロック、抵抗Ｒ４００〜Ｒ４０４および第１〜第
４のスイッチ８４０１〜５４０４は、２ｄＢ／ステツプ
の可変減衰ブロックであり、スインｆＳ３０１〜５３０
６．５４０１〜５４０４は各ステップに対し、第１表に
示すような動作を行うように制御される。ここで、第１
表の○印は、スイッチが閉じていることを表わしている
。

第１表に示すように、第１〜第４のスイッチ５４０１〜
５４０４は、８ステツプごとに同じパターンをくり返し
ている。そこで、例えば、抵抗Ｒ４ｏｏ〜Ｒ４０４の値
をそれぞれ、１０にΩ。

３９にΩ、１５にΩ、ｓ、ａＫΩ、３．３ＫＱに設定す
れば、ステップ０〜７における減衰量および誤差は第２
表に示すようになる。なお、この誤差のパターンは、ス
テップ８以降も同様にくり返される。

第２表 第２表に示す誤差の量については、一応十ｈステップ以
内に納まっており、オーディオアンプの可変減衰量等の
用途に対しては、普通は許容範囲内である。

この実施例は、第３図かられかるように、第２図と同様
の仕様を得るための必要スイッチ数が９個で済み、第２
図と比べて、かなりスイッチの数が節約できるという効
果がある。

なお、本発明は、第２図に示す各可変減衰ブロックの接
続順序を逆にしたものについても有効である。その実施
例を第４図に示す。

第４図の実施例は、各可変減衰ブロックを、バッファ増
幅器を介さずに直接縦続接続し、入力側にバッファ増幅
器３を設けたものであるが、入力インピーダンスが十分
低い場合は、バッファ増幅器３を省略してもかまわない
。

以上のように、本発明によれば、非常に少いスイッチ数
で多ステップの電子制御化された可変減衰回路を実現で
きると毀うすぐれた効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は従来の可変減衰回路の回路図、第
３図および第４図は本発明の第１および第２の実施例の
回路図である。 １・・・・・・入力端、２・・・・・・出力端、３・・
・・・・ノくツフ了増幅器、Ｒ４ｏ〜Ｒ４０４，５３０
１〜５３０５・・・・・第２の可変減衰ブロック、Ｒ４
１ｏ〜Ｒ４０４゜５４０１〜５４０４・・・・・・第１
の可変減衰ブロック。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ｗ、
１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　信号径路に直列に接続された第１の抵抗およ
   び第１の抵抗の出力側とグランド間に並列に接続された
   複数個の抵抗とスイッチの直列接続回路とで構成された
   第１の可変減衰ブロックと、信号径路とグランド間に直
   列に接続された複数個の抵抗およびその各接点に一端が
   接続され、他端が共通に接続された複数個のスイッチと
   で構成された第２の可変減衰ブロックとが、直接または
   、ノ（ソファ増幅器を介して縦続接続されて成る可変減
   衰回路。 （２、特許請求の範囲第１項において、第１の可変減衰
   ブロックが、４個の抵抗と第１〜第４の４個のスイッチ
   の直列接続回路で構成され、上記第１〜第４のスイッチ
   が、８ステップ周期で、下記のパターンに従って動作す
   るようにしたことを特徴とする可変減衰回路。 ステップ０・・・・・・すべて開く。 ステップト・・・・・第１のスイッチのみ閉じる。 ステップ２・・・・・・第２のスイッチのみ閉じる。 ステップ３・・・・・：第１．第２のスイッチのみ閉じ
   る。 ステップ４・・・・・・第３のスイッチのみ閉じる。 ステップ６・・・・・・第２．第３のスイッチのみ閉じ
   る。 ステップ６・・・・・・第４のスイッチのみ閉じる。 ステップ７・・・・・・第１．第２．第４のスイッチの
   み閉じる。