JPS58196842A - 非凝集性マイクロカプセルの製法 - Google Patents

非凝集性マイクロカプセルの製法

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JPS58196842A
JPS58196842A JP8102582A JP8102582A JPS58196842A JP S58196842 A JPS58196842 A JP S58196842A JP 8102582 A JP8102582 A JP 8102582A JP 8102582 A JP8102582 A JP 8102582A JP S58196842 A JPS58196842 A JP S58196842A
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ethyl cellulose
microcapsules
phase separation
organic solvent
wall film
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JP8102582A
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Masayoshi Samejima
鮫島 政義
Goichi Hirata
平田 五一
Takashi Ishibashi
隆 石橋
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Tanabe Seiyaku Co Ltd
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Tanabe Seiyaku Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J13/00Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/02Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/06Making microcapsules or microballoons by phase separation
    • B01J13/08Simple coacervation, i.e. addition of highly hydrophilic material

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は非凝集性マイクロカプセルの製法に関する。従
来、エチルセルロースの相分離を利用してマイクロカプ
セルを製造する方法としては9例えばブチルゴム、ポリ
ブタジェン、ポリエチレン、ポリイソブチレン等の炭化
水素系高分子物質を相分離誘起剤として使用する方法(
特公昭42−528号、同44−11399号および同
5〇−30136号)が知られている。このが法lζよ
れば、あらかじめ上記相分離誘起剤を溶解(7た熱シク
ロヘキサン溶液にエチルセルロースの如き?1lik形
成剤を溶解し、これに芯物質を均一に分触させ、ついで
冷却してコアセルベーションを誘起させることにより該
壁膜形成剤をカプセル壁膜とするマイクロカプセルを製
することができるーしかしながらブチルゴム、ポリブタ
ジェン、ポリインブチレン等の炭化水素系高分子物質を
相分離誘起剤として使用する場合、マイクロカプセルが
生成する過程でマイクロカプセル同士が多数付着して凝
集塊を作り充分流動性に富んだ単核状のマイクロカプセ
ルが得られなかったり、あるいは製造装置に付着してマ
イクロカプセルの収蓋が低下する等の難点があるう上記
の現象は特に比較的低分子量の炭化水素系高分子物質を
相分離誘起剤として使用する場合に著しいことが知られ
ている。このようなマイクロカプセル同士の凝集や製造
装置への付着を防ぐ方法として、高分子量の炭化水素系
高分子物質と低分子蓼の炭化水素系高分子物質の併用あ
るいは界面活性剤や保護コロイドの使用が通常行なわれ
ている。しかしながら、上記方法においては、凝集防止
作用の強弱の調節がきわめて難かしく凝集防止作用が強
すぎる場合には芯物質が壁膜で十分被覆されなかったり
、また被覆されたとしても緻密で均一な壁膜を有するマ
イクロカプセルが得難い。一方凝集防止作用が弱い場合
には流動性に富んだ単核状の、かつ損傷の少ない壁膜で
スムースに被覆されたマイクロカプセルが得難い。この
ため壁膜の製膜性や芯物質の放出性も著しい制約を受け
るという難点もある。
本発明者らは上記の如き難点のないマイクロカプセルの
製造法について種々研究を重ねた結果。
量チルセルロースの相分離によって芯物I上にエチルセ
ルロース壁膜を形成させてマイクロカプセルを製造する
に際し、凝集防止剤としである種の有機溶媒を使用する
ことによって緻密な壁膜を有しかつ凝集のない流動性に
富んだマイクロカプセルを製造しつることを見い出し本
発明を完成するに至った。すなわち2本発明方法は、エ
チルセルロース含有シクロヘキサン溶液に芯物質を分触
させたのち、エチルセルロースの相分離により、&物質
上にエチルセルロース壁膜を形成させてエチルセルロー
スマイクロカプセルを製造するか法において、エチルセ
ルロースの相分離を溶解パラメータの水素結合成分δh
が3.5〜11.0 ((cal/csf)’41であ
りかつシクロヘキサンに溶解ないし部分溶解する有機溶
媒の存在下に実施することを特徴とする非凝集性マイク
ロカプセルの製法である。
本発明方法に用いられる有機溶媒の凝集防止機構と従来
用いられてきた凝集防止剤の凝集防止機構とは下記の点
で全く異質である。すなわち、従来用いられてきた凝集
防止剤の凝集防止機構はマイクロカプセル壁膜上に高分
子物質のような保護コロイドあるいは界面活性剤が吸着
して凝集防止作用を発揮するものであるのに対し9本発
明に係る有機溶媒の凝集防止機構は、有機溶媒分子が水
素結合の如き相互作用によりマイクロカプセル壁膜上に
集まってクラスターを形成してカプセル相互間の付着・
凝集を防止するものである。
本発明において凝集防止剤として用いられる有機溶媒は
、上式 %式%) (但し、 Ehは水素結合エネルギーを表わし、■はモ
ル体積を表わす。) で求められる溶解パラメータの水素結合成分ah〔In
d、Eng、Chem、、 Prod、Res、Dev
、、 8.2 (1989))が概ね3.5〜11.0
 (cal/d)′A、とりわけ3.8〜9、5 (c
al/at )′/4  であり、かツシクOヘ−j 
サンニ溶解もしくは部分溶解する有機溶媒が用いられる
。かかる有機溶媒としては9例えばメタノール。
エタノール、l−プロパツール、2−プロパ/ −ルウ
1−ブタノール、イソブチルアルコール、2−フタノー
ル、2−メチル−2−プロパツール。
1−ペンタノール、3−メチル−1−ブタノール、2−
ペンタノール、3−ペンタノール、2−メチル−2−ブ
タノール、1−ヘキサノール、2−エチル−1−ブタノ
ール、4−メチル−2−ペンタノール、2−エチル−1
−ヘキサノール、シクロヘキサノール、の如き炭素数1
〜8の鞘状あるいは環状アルカノール;乳酸メチル、乳
酸エチル、乳酸n−ブチル、乳酸イソブチル、乳酸n−
アミル、乳酸イソアミルの如き乳酸低級アルキルエステ
ル;2−メトキシエタノール、2〜エトキシエタノール
、2−ブトキシェタノールの如き低級アルコキシ置換低
級アルカノール;2−(2−メトキシエトキシ)エタノ
ール、2−(2−ブトキシエトキシ)エタノールの如き
低級アルコキシ低級アルコキシ置換低級アルカノール:
酢酸2−エトキシエチルエステルの如き酢酸低級アルコ
キシ置換低級アルキルエステル:ギ酸、酢酸、プロピオ
ン酸、醋酸、イソ酪酸の如き低級脂肪酸;テトラヒドロ
7ラン;ジエチレングリコールジメチルエーテルの如き
ジエチレングリコールジ低級アルキルエーテル:トリメ
チルホスフェート、トリエチルホスフェートの如きトリ
低級アルキルホスフェート;ジアセトンアルコールの如
き低級アルカノイル置換低級アルカノールが挙げられる
。これらのうち、特に好ましい有機溶媒としては、エタ
ノール、1−プロパツール、2−エトキシエタノール、
2−ブトキシェタノール、酢酸2−エトキシエチルエス
テル、酢酸、テトラヒドロフラン等を挙げることができ
る。これら有機溶媒の使用置は壁膜形成剤であるエチル
セルロースの使用量によって若干影響を受けるが通常エ
チルセルロース含有シクロヘキサン溶液に対して上記有
機溶媒を約0.05〜20 V/V%濃度、とリワけ0
.5〜10V/V%濃度となるように使用するのが好ま
しい。
本発明において芯物質をとり囲んでマイクロカプセル壁
膜を形成するエチルセルロースとしてはエトキシ含有率
が約46.5〜55%であり、粘度〔トルエン−エタノ
ール(4:1)11!液にエチルセルロースを5%濃度
となるように溶解。該溶液の25℃における粘度〕が約
3〜500 cPのものを用いるのが好ましい。エチル
セルロースの使用置は芯物質に対して約0.05〜5倍
置用装るのが適当であり、シクロヘキサンに対しては通
常0.5〜IOW/W%、とりわけ約1〜5W/W%使
用するのが好ましい。
更に本発明のマイクロカプセル化法の適用できる芯物質
としては、一般的にはシクロヘキサン。
あるいは凝集防止剤である有機溶媒およびエチルセルロ
ースを含有するシクロヘキサン溶液に溶解しないもので
あればいずれの物質でもよく、これらは固体、液体、ス
ラリーあるいはゲル状のいずれであってもよい。またこ
れらの芯物質を用いるに際しその粒径には特に制限はな
いが、itね約5〜1000pm、とりわけ約50〜5
00#IIの粒径のものを用いるのが好ましい。
本発明において、エチルセルロースマイクロカプセルを
製造するにあたっては、まずシクロヘキサンに凝集防止
剤である有機溶媒、壁膜形成剤であるエチルセルロース
および芯物質を加え、この混合物を80℃に加熱撹拌し
て芯物質の分散液を調製し、この分散液を撹拌しながら
適宜冷却すれば、該芯物質粒子上にエチルセルロースの
壁映カ形成されてエチルセルロースマイクロカプセルが
生成する。分散液の冷却は毎分約0.05〜4℃。
とりわけ0.5〜2℃の速度で行なうのが好ましい。か
くしてまずエチルセルロースの相分離が起こりエチルセ
ルロースが分離し始め、更に冷却を続けることによりエ
チルセルロース壁膜ができ、更に固化し安定な壁膜が形
成する。そして更に室温まで冷却することにより壁膜か
らシクロヘキサンの放出が起って壁膜が完成され、安定
なエチルセルロースマイクロカプセルが生成する。尚、
安定なマイクロカプセルが生成した時点で必要に応じて
シクロヘキサン、石油エーテル、n−ヘキサンなどのよ
うな非溶媒を加えれば上記で生成したマイクロカプセル
はさらに安定化する。
このようにして生成したマイクロカプセルの分離は通常
の分離方法1例えばデカンテーション、口過、遠心分離
等により実施できる。得られたマイクロカプセルは、つ
いで必要に応じてシクロヘキサン、石油エーテル、n−
ヘキサン等で洗浄し。
熱風乾燥、伝熱加熱乾燥等の常法により乾燥することが
できる。かくして#巣の少ない、流動性に富んだマイク
ロカプセルを得ることができる。
また2本発明方法においては、芯物質分散液からのエチ
ルセルロースの相分離は、相分離誘起剤あるいは壁膜形
成助剤の存在下においても実施でき、相分離現象として
はコアセルベーシヲンあるいはフロキュレージ曹ンのい
ずれの相分離現象を利用しても実施することができる。
相分離誘起剤としては1例えばポリエチレン、ブチルゴ
ム、ポリイソブチレン、ポリブタジェン等を用いること
ができる。また壁膜形成助剤としては9例えばジメチル
ポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等を用
いることができる。これら相分離誘起剤あるいは壁膜形
成助剤は、シクロヘキサンに凝集防止剤である有機溶媒
、エチルセルロース。
芯物質を加える際に同時に加えればよく、その添加量は
エチルセルロース含有溶液に対し相分離誘起剤は約0.
1〜10 W/V%、壁膜形成助剤は0.011 1〜IOW/V%であるのが好ましい。
上記の如き本発明方法によれば、相分離により芯物質上
に沈着したコアセルベートあるいはゲルからなるカプセ
ル壁膜中のエチルセルロース分子にシクロヘキサン中の
有機溶媒分子が主として水素結合のような相互作用によ
って集まり、壁膜上に有機溶媒分子のクラスターを形成
し、このクラスターがマイクロカプセル相互の付着・凝
集に対する障壁となるため、カプセル壁膜の形成ならび
に固化・安定化がスムースに進行する。また該有II溶
媒クラスターの可塑化作用により、相分離したエチルセ
ルロースの粘弾性と粘着性が適度なものとなり、芯物質
粒子上へのエチルセルロースの沈着性並ひに1ぬれ”が
著しく向上し、その結果緻密なる壁膜を有しかつ凝集の
ない、流動性に富んだマイクロカプセルを製造すること
ができる。
更に有機溶媒を凝集防止剤として用いる本発明方法によ
れば、マイクロカプセル製造過程において生成したマイ
クロカプセルの製造装置への付着がほとんど起らない。
従って本発明方法はマイクロカプセルの工業的製法とし
て非常に有利な方法である。
上記本発明のマイクロカプセル化法は医薬、動物薬、農
薬、化粧品9食品、印刷用インキ等種々の物質に広く適
用する仁とが出来る。特に医薬品の場合は、その安定化
、効力の持続化、あるいは味、臭、刺激等を緩和し的確
な改善効果を得ることができる。本発明のマイクロカプ
セル化法を適□用し得る医薬品を列挙すれば9例えばビ
タミン類、アミノ酸、ペプチド、化学療法剤、抗生物質
呼吸促進剤、鎮咳去たん剤、抗悪性腫瘍剤、自律神経用
薬剤、精神神経用薬剤1局所麻酔剤、筋弛緩剤、消化器
官用薬剤、抗ヒスタミン剤、中毒治僚剤、催眠鎮静剤、
抗てんかん剤、解熱鎮痛消炎剤9強心剤、不整脈治療剤
、降圧利尿剤、血管拡張剤、抗脂血剤、滋養強壮変質剤
、抗凝血剤、肝臓用薬剤、血糖降下剤、血圧降下剤など
を広くあげることができる。
以下実験例および実施例をあげて本発明を説明する。
尚9本明細書においては、「低級アルキル」。
「低級アルコキシ」、「低級アルカノール」および「低
級脂肪酸」はそれぞれ炭素数1〜5のアルキル、炭素数
1〜5のアルコキシ、炭素数1〜3のアルカノールおよ
び炭素数1〜5の脂肪酸を意味する。
実験例1 1−メチル−5−メトキシ−3−(クチエン−2−イル
メチレン)ピペリジニウム・臭化水素酸塩(以下主薬〔
I〕と称する)含有マイクロカプセルを下記方法により
一製し、第十改正日本薬局方の細粒剤基*<pt後単に
細粒剤基準と略称する)K適合したマイクロカプセルの
収量、マイクロカプセル中の主薬含量詔よび37℃の0
.2%塩化ナトリウム水溶液中においてマイクロカプセ
ルから上薬が50%溶出するまでの時間(50%溶出時
間)を測定した。結果は第1表に示す通りである(マイ
クロカプセルの調製) (1)芯物質の調製 生薬(1)11.8部、乳糖82.8部、白色デキスト
リン5.4部の混合粉末に40 V/V%エタノール水
溶液7部を加え、常法により練合して造粒した後、乾燥
して粒径105〜350#Iの粒子に整粒し、芯物質と
して用いた。
(2)マイクロカプセルの調製 シクロヘキサン1000517に、第1表に示す量の2
−エトキシエチルアセテート、第四飯食品添加物公定書
の基準に適合したシリコーン樹脂(25℃における粘度
が100〜1100 c8tであるジメチルポリシロキ
サンに対して二酸化ケイ素を3〜15%配合したもの)
30F、エチルセルロース(エトキシ含11:48.2
%、粘度:101cP)28Fおよび(1)で得た芯物
質212Fを加え80℃に加熱撹拌して芯物質の分散液
を調製し、この分散液を40 Orpmで撹拌しながら
室温まで冷却した。かくして生成したマイクロカプセル
を常法により分離し、n−ヘキサンで洗浄したのち乾燥
した。得られたマイクロカプセルのうち目開き500μ
mのJI8標準ふるい、を通過し、目開き105μmの
JI8標準ふるい上に残留するものを集めることにより
、細粒剤基準に適合した主薬〔1〕含有マイクロカプセ
ルを得た。
第   1   表 第1表から1本発明方法により細粒剤基準に適合したマ
イクロカプセルを数置よく得ることができることがわか
る。
実験例2 実験例1と同じ主薬(1)含有マイクロカプセルを凝集
防止剤である種々の有機溶媒の存在下で調整し、マイク
ロカプセルの収量ならびにマイクロカプセル中の上薬の
含量を測定した。
結果は下記第2表に示す通りである。
(マイクロカプセルの調製) (1)芯物質の調整 上薬〔1部5部、乳糖87部、白色デキストリン8部の
混合粉末に45V/V%エタノール水溶液1゜0部を加
え、常法により練合して造粒した後、乾燥して粒径10
5〜350綿の粒子に整粒し、芯物質として用いた。
(2)マイクロカプセルの調整 シクロヘキサン800dに、第2表に示す有機溶媒24
rnl、シリコーン樹脂(実験例1で使用したものと同
じ>249.エチルセルロース(エトキシ含皺:47.
8%、粘度:80cP)22.49および(1)で得た
芯物質112gを加え80℃に加熱撹拌して芯物質の分
散液を調製し、この分散液を300 rpnoでか(は
んしながら室温まで冷却しn−ヘキサン500dを加え
た。かくして生成したマイクロカプセルを常法により分
離し、n−ヘキサンで洗浄したのち乾燥する。以後実験
例1と同様に処理することにより細粒剤基準に適合した
主薬〔1〕含有マイクロカプセルを得た。
第   2   表 注; Hansen、 Ind+Eng、0heti:
”; Prod、Res、 Dev、。
司、2(1969) 実施例1 シクロヘキサン800a#に、酢酸24m1.xfルセ
ルロース(エトキシ含1:47.8%、粘度:80cP
)20p、ポリイソブチレン(スタウディンガ−(8t
audinger )の粘度平均分子量が9000のも
の)18.7Fおよび粒径105〜177#mの7レイ
ン酸トリメブチン(化学名:2−ジメチルアミノ−2−
フェニルブチル−3,4,5−トリメトキシベンゾエー
トヒドロジエンマレエート)1002を加え80℃に加
熱撹拌して芯物質の分散液を副製し、この分散液を35
 Orpmで撹拌しながら室温まで冷却し、n−へキサ
ン500ajを加えた。かくして生成したマイクロカプ
セルを常法により分離し、n−ヘキサンで洗浄した後乾
燥した。得られたマイクロカプセルを目開き350μm
のJIS標準ふるいで処理することにより第十改正日本
桑局方の散繭゛基#(以後単に散剤基準と略称する)k
適合したマレイン酸トリメブチン含有マイクロカプセル
114Fを得た、 実施例2 実施例1においてポリイソブチレンに代えて。
ポリエチレン(粘度平均分子量; 7000 ) 18
゜7Fを用い、以下実施例1と同様に処理することによ
り、散剤基準に適合したマレイン酸トリメブチン含有マ
イクロカプセル118fを得た。
実施例3 実施例1においてポリイソブチレンに代えて。
ブチルコム〔ムー二粘& : 67 (ML−8/lo
O℃))18.7pを用い、以下実施例1と同様に処理
することにより、散剤基準に適合したマレイン酸トリメ
ブチン含有マイクロカプセル118Nを得た。
実施例4 実施例1においてポリイソブチレンに代えて。
ジメチルポリシロキサン(25℃における粘度:500
.000cSi)24Fを用い、以下゛★施例1と同様
に処理することにより、散剤基準に適合したマレイン酸
トリメブチン含有マイクロカプセル114ノを得た1、 実施例5 実施例IICおいて酢酸に代えて、エタノール16dを
用い、以下実施1例1と同様に処理することにより、散
剤基準に適合したマレイン酸含有マイクロカプセル11
5Fを得た。
実施例6 実施例1においてマレイン酸トリメブチンに代えて9粒
径105〜177μmのビタミンC100ノを用い、以
下実施例1と同様に処理することにより、散剤基準に適
合したビタミンC含有マイクロカプセル116Fを得た
実施例7 実施例IIこおいて酢酸とマレイン酸トリメブチンに代
えて、メタノール16Jljと粒径105〜177μm
のグルタチオン1002とを用い、以下実施例1と同様
に処理することにより、散剤基準に虜合したグルタチオ
ン含有マイクロカプセル112vを得た。
実施例8 実施例1においてエトキン含1147.8%、粘度80
cPのエチルセルロースに代えて、エトキシ含量49.
0%、粘度45 cPのエチルセルロース20ノを用い
、以下実施例1と同様に処理することにより9散剤基準
に適合したマレイン酸トリメブチン含aマイクロカプセ
ル1152を得た。
代理人 弁理士 中 嶋 正 二

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 エチルセルロース含有シクロヘキサン溶液に芯物
    質を分散させたのち、エチルセルロースの相分離により
    芯物質上にエチルセルロース壁膜を形成すせてエチルセ
    ルロースマイクロカプセルを整造スる方法において、エ
    チルセルロースの相分離を溶解パラメータの水素結合成
    分δhか35〜IIO((cal/arF )でありか
    つシクロヘキサンに溶解ないし部分溶解する有機溶媒の
    存在■に実施することを特徴とする非凝集性マイクロカ
    プセルの製法。 2、有機溶媒が炭素数1〜8の輪状あるいは1状アルカ
    /−ル、乳酸低級アルキルエステル、低級アルコキシ置
    換低級アルカノール、低級アルコキシ低級アルコキシ置
    換低級アルカノール、酢酸低級アルコキシ置換低級アル
    キルエステル、低級脂肪酸、テトラヒドロフラン、ジエ
    チレングリコ−ルジ低級アルキルエーテル、トリ低級ア
    ルキルホスフェートまたは低級アルカ/イル置換低級ア
    ルカノールである特許請求の範囲第1項記載の製法。 3、有fi溶媒がエタノール、1−プロパツール。 2−エトキシエタノール、2−ブトキシェタノール、酢
    酸2−エトキシエチルエステル、酢酸またはテトラヒド
    ロフランである特#!l−請求の範囲第1項記載の製法
    。 4 エチルセルロースの相分離を有機溶媒と共に相分離
    誘起剤の存在下に実施する特許請求の範囲第1項、82
    項または第3項記載の製法。 5、 エチルセルロースの相分離を有機溶媒と共に壁膜
    形成助剤の存在下に実施する特許請求の範囲第1項、第
    2項または第3項記載の製法。
JP8102582A 1982-05-13 1982-05-13 非凝集性マイクロカプセルの製法 Granted JPS58196842A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000325776A (ja) * 1999-03-12 2000-11-28 Sakura Color Prod Corp 粉体化マイクロカプセル及びその製造方法
JP2006225397A (ja) * 1996-10-01 2006-08-31 Cima Labs Inc 味隠蔽マイクロカプセル組成物及び製造方法

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JP2006225397A (ja) * 1996-10-01 2006-08-31 Cima Labs Inc 味隠蔽マイクロカプセル組成物及び製造方法
JP2000325776A (ja) * 1999-03-12 2000-11-28 Sakura Color Prod Corp 粉体化マイクロカプセル及びその製造方法

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