JPS5819646B2 - カイスイケイフチヤクドウブツボウジヨザイ - Google Patents
カイスイケイフチヤクドウブツボウジヨザイInfo
- Publication number
- JPS5819646B2 JPS5819646B2 JP50051164A JP5116475A JPS5819646B2 JP S5819646 B2 JPS5819646 B2 JP S5819646B2 JP 50051164 A JP50051164 A JP 50051164A JP 5116475 A JP5116475 A JP 5116475A JP S5819646 B2 JPS5819646 B2 JP S5819646B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seawater
- group
- fuchiyakudo
- buttsubojiyozai
- kaisui
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は海水路における付着動物殊に幼生の付着防止
に有用な薬剤を提供するものである。
に有用な薬剤を提供するものである。
更に詳しくは、この発明は
一般式 Ｒ，−Ｎ＝Ｃ＝Ｎ−Ｒ２
（式中Ｒ１とＲ２は同一あるいは異なっていてモヨく低
級アルキル基シクロヘキシル基フェニル基、または塩素
原子もしくは炭素数２迄のアルキル基あるいはアルコキ
シ基で置換されたフェニル基を示す。
級アルキル基シクロヘキシル基フェニル基、または塩素
原子もしくは炭素数２迄のアルキル基あるいはアルコキ
シ基で置換されたフェニル基を示す。
ただしＲ１とＲ２が共に低級アルキル基の場合を除く。
）で示されるカルボジイミド類を主成分として含有する
海水路における海水系付着動物防除剤に関する。
海水路における海水系付着動物防除剤に関する。
近年海水利用は著しく増加している傾向にあり、たとえ
ば火力発電所・製鉄所・石油化学工場などで一過式に多
量用い、又船舶ではボイラの復水器の冷却に使用されて
いる。
ば火力発電所・製鉄所・石油化学工場などで一過式に多
量用い、又船舶ではボイラの復水器の冷却に使用されて
いる。
しかしかような海水の利用にあたって、そこに生息する
ムラサキイガイ・フジッボ・コケムシ・ヒドロムシ等に
よる障害は無視出来ないものがある。
ムラサキイガイ・フジッボ・コケムシ・ヒドロムシ等に
よる障害は無視出来ないものがある。
これらの付着動物は、水路に付着し、成長して水路を狭
めたシ、またそれが脱落して復水器や熱交換器に流入す
ると冷却効率を低下させたりコンデンサーチューブに詰
ると海水の乱流を生じ、機械的に金属の腐食を増進させ
たシする障害をきたす。
めたシ、またそれが脱落して復水器や熱交換器に流入す
ると冷却効率を低下させたりコンデンサーチューブに詰
ると海水の乱流を生じ、機械的に金属の腐食を増進させ
たシする障害をきたす。
この発明はこの様な問題を解決する為種々研究した結果
なされたもので前記一般式のカルボジイミド類が海水系
付着動物のことにムラサキイガイ・フジッボ等の幼生に
対し強い忌避作用を有し海水路への付着を著しく抑制す
ることを見い出しだ。
なされたもので前記一般式のカルボジイミド類が海水系
付着動物のことにムラサキイガイ・フジッボ等の幼生に
対し強い忌避作用を有し海水路への付着を著しく抑制す
ることを見い出しだ。
この発明の一般式中に入る化合物のあるものは殺菌剤と
して公知である（ベルギー特許第６１０２８０号）が、
我々の知る限）細菌類とは生活機能が著しく異なるムラ
サキイガイ・フジッボ等の海水系付着動物に対するカル
ボジイミド類の生理作用は全く知られていない。
して公知である（ベルギー特許第６１０２８０号）が、
我々の知る限）細菌類とは生活機能が著しく異なるムラ
サキイガイ・フジッボ等の海水系付着動物に対するカル
ボジイミド類の生理作用は全く知られていない。
この発明の有効成分であるカルボジイミド類は、公知の
方法によって製造することが出来る。
方法によって製造することが出来る。
例えばＴ化誌９２ （１１）ｐ、１００５〜７、Ｊ、０
．Ｃ，３２ｐ、１３６０〜２（ゝ６７）、Ｊ、０．Ｃ，
３２ｐ、２８９５〜（ゝ６７）。
．Ｃ，３２ｐ、１３６０〜２（ゝ６７）、Ｊ、０．Ｃ，
３２ｐ、２８９５〜（ゝ６７）。
この発明によるカルボジイミド類の使用量は、極く少な
くてよく例えば海水の流量に対し０．０１〜１ ｐｐｍ
を１日１〜２４時間注入すればよい。
くてよく例えば海水の流量に対し０．０１〜１ ｐｐｍ
を１日１〜２４時間注入すればよい。
この添加時間は化合物の種類により付着動物に対する生
理活性の強弱があるのでその化合物に適した注入時間を
選定する必要がある。
理活性の強弱があるのでその化合物に適した注入時間を
選定する必要がある。
またムラサキイガイ及びフジッボ等の発生量が特別多い
時期には添加量の増量が望まれる。
時期には添加量の増量が望まれる。
海水への添加に当っては、海水に均一に分散するように
適当な溶剤、例えばアルコール、アセトン、キシレン、
ジメチルホルムアミド等の有機溶剤または水及びそれら
の混合溶剤に溶解、乳化もしくは懸濁して製剤化して使
用することができる。
適当な溶剤、例えばアルコール、アセトン、キシレン、
ジメチルホルムアミド等の有機溶剤または水及びそれら
の混合溶剤に溶解、乳化もしくは懸濁して製剤化して使
用することができる。
この際界面活性剤を添加し製剤化したものが好ましい。
使用しうる界面活性剤としては、エチレンオキサイドプ
ロピレンオキサイド共重合物・アルキルフェノールエチ
レンオキサイド付加物・ホリエチレンクリコールアルキ
ルフェニルエーテル・ポリエチレングリコール脂肪酸エ
ステル等の各種非イオン界面活性剤等があげられる。
ロピレンオキサイド共重合物・アルキルフェノールエチ
レンオキサイド付加物・ホリエチレンクリコールアルキ
ルフェニルエーテル・ポリエチレングリコール脂肪酸エ
ステル等の各種非イオン界面活性剤等があげられる。
次にこの発明の代表的な化合物とその性質を例示すれば
第１表の通りである。
第１表の通りである。
次にこの発明を実施例によって説明するが、この発明は
これにより限定されるものではない。
これにより限定されるものではない。
実施例 １
各化合物１部をメタノール９４部とポリエチレングリコ
ール脂肪酸エステル５部で製剤化し、海水で希釈して試
験液とした。
ール脂肪酸エステル５部で製剤化し、海水で希釈して試
験液とした。
海水中よりプランクトンネットで採取したムラサキイガ
イの幼生及びフジッボの幼生をＮＸＸ−１０のミュラー
ガーゼで沢過しだ清海水の流水式水槽で飼育しテストピ
ースに付着させ、各幼生の付着後５日以内のものを試験
に供した。
イの幼生及びフジッボの幼生をＮＸＸ−１０のミュラー
ガーゼで沢過しだ清海水の流水式水槽で飼育しテストピ
ースに付着させ、各幼生の付着後５日以内のものを試験
に供した。
即ちテストピースに付着している幼生数を顕微鏡で計測
した後、各化合物の各濃度の試験液中にそのテストピー
スを５時間浸漬し、その後同ミュラーガーゼで沢過した
清海水の流水式水槽内で５日間飼育し、再度生存幼生数
を顕微鏡で計測し、各化合物による５０％致死濃度又は
除去濃度を求めた結果は第２表に示す通りである。
した後、各化合物の各濃度の試験液中にそのテストピー
スを５時間浸漬し、その後同ミュラーガーゼで沢過した
清海水の流水式水槽内で５日間飼育し、再度生存幼生数
を顕微鏡で計測し、各化合物による５０％致死濃度又は
除去濃度を求めた結果は第２表に示す通りである。
テストプラント（各３トン／時）を用いてムラサキイガ
イとフジッボの付着期に３０日間薬剤を添加しその時の
付着個数をブランクと比較した結果は第３表の通りであ
る。
イとフジッボの付着期に３０日間薬剤を添加しその時の
付着個数をブランクと比較した結果は第３表の通りであ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 一般式 Ｒ１−Ｎ＝Ｃ＝Ｎ−Ｒ２ （式中Ｒ１とＲ２は同一あるいは異なっていてもよく、
低級アルキル基、シクロヘキシル基、フェニル基、また
は塩素原子もしくは炭素数２迄のアルキル基あるいはア
ルコキシ基で置換されたフェニル基を示す。 ただし、Ｒｏ、とＲ２が共に低級アルキル基の場合を除
く。 ）で示されるカルボジイミド類を主成分として含有する
海水路における海水系付着動物防除剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50051164A JPS5819646B2 (ja) | 1975-04-25 | 1975-04-25 | カイスイケイフチヤクドウブツボウジヨザイ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50051164A JPS5819646B2 (ja) | 1975-04-25 | 1975-04-25 | カイスイケイフチヤクドウブツボウジヨザイ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51128424A JPS51128424A (en) | 1976-11-09 |
| JPS5819646B2 true JPS5819646B2 (ja) | 1983-04-19 |
Family
ID=12879171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50051164A Expired JPS5819646B2 (ja) | 1975-04-25 | 1975-04-25 | カイスイケイフチヤクドウブツボウジヨザイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5819646B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6222196Y2 (ja) * | 1983-10-06 | 1987-06-05 | ||
| EP0850985A1 (en) * | 1996-12-24 | 1998-07-01 | Nisshinbo Industries, Inc. | Improver for resistance of ester group-containing resin to microbe-caused deterioration, method for improving said resistance and resin composition having resistance to microbe-caused deterioration |
-
1975
- 1975-04-25 JP JP50051164A patent/JPS5819646B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6222196Y2 (ja) * | 1983-10-06 | 1987-06-05 | ||
| EP0850985A1 (en) * | 1996-12-24 | 1998-07-01 | Nisshinbo Industries, Inc. | Improver for resistance of ester group-containing resin to microbe-caused deterioration, method for improving said resistance and resin composition having resistance to microbe-caused deterioration |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51128424A (en) | 1976-11-09 |
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