JPS581955Y2 - 張力保持装置 - Google Patents
張力保持装置Info
- Publication number
- JPS581955Y2 JPS581955Y2 JP12628376U JP12628376U JPS581955Y2 JP S581955 Y2 JPS581955 Y2 JP S581955Y2 JP 12628376 U JP12628376 U JP 12628376U JP 12628376 U JP12628376 U JP 12628376U JP S581955 Y2 JPS581955 Y2 JP S581955Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- frames
- tension
- thin plate
- outer surfaces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ブラウン管用シャドウマスクのような金属の
薄板を一定の張力のもとに保持する張力保持装置に関す
る。
薄板を一定の張力のもとに保持する張力保持装置に関す
る。
たとえば、ブラウン管用シャドウマスクを平坦状にして
用いると、熱サイクルや昇温などによって平面度にひず
みを呈する。
用いると、熱サイクルや昇温などによって平面度にひず
みを呈する。
そして、従来、このようなひずみを防止して金属の薄板
を保持する適切な装置がないため、シャドウマスクなど
では、ひずみを防止する手段等として全体を球面状に形
成している。
を保持する適切な装置がないため、シャドウマスクなど
では、ひずみを防止する手段等として全体を球面状に形
成している。
しかし、このように曲面を成形するのは、製作工程が複
雑化するとともに、精度の高い金型が要求され、さらに
成形作業とその後の脱脂作業を必要とするという問題が
ある。
雑化するとともに、精度の高い金型が要求され、さらに
成形作業とその後の脱脂作業を必要とするという問題が
ある。
本考案は、このような点を解決しようとするもので、金
属の薄板に適切な張力を与えつつ精度よく保持できるよ
うにすることを目的とするものである。
属の薄板に適切な張力を与えつつ精度よく保持できるよ
うにすることを目的とするものである。
そして、本考案は、外面長手方向に突条を有するととも
に外面両端部に凹部を有し互いに離間対設された二対の
フレームと、この一対のフレームの外面に端部が上記長
手方向の突条に当接してかつ一対のフレーム方向に一定
の張力が与えられた状態で固着された金属の薄板と、上
記一対のフレームの両端間に上記凹部との嵌合を介して
固着され上記薄板の張力を保持する一対のテンションバ
ーとを備えたことを特徴とするものである。
に外面両端部に凹部を有し互いに離間対設された二対の
フレームと、この一対のフレームの外面に端部が上記長
手方向の突条に当接してかつ一対のフレーム方向に一定
の張力が与えられた状態で固着された金属の薄板と、上
記一対のフレームの両端間に上記凹部との嵌合を介して
固着され上記薄板の張力を保持する一対のテンションバ
ーとを備えたことを特徴とするものである。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
図示の装置1は、ブラウン管用シャドウマスクを保持す
る場合を示している。
る場合を示している。
2は断面はぼコ字形をなす上下一対のフレームで、この
フレーム2の外面長手方向に突条4を形成するとともに
、フレーム2の外面両端部に凹部5を形成する。
フレーム2の外面長手方向に突条4を形成するとともに
、フレーム2の外面両端部に凹部5を形成する。
3は断面はぼL字形をなす左右一対のテンションバーで
、このテンションバー3の内面長手方向に上記フレーム
2の凹部5に対応する凸部6を形成する。
、このテンションバー3の内面長手方向に上記フレーム
2の凹部5に対応する凸部6を形成する。
7はシャドウマスク板としての金属の薄板である○
そして、上記一対のフレーム2をその開口面を内側にし
て互いに離間対設するとともに、一対のフレーム2の外
面に上記薄板Iの上下端部を長手方向の突条4に当接し
た状態で溶接などより固着する。
て互いに離間対設するとともに、一対のフレーム2の外
面に上記薄板Iの上下端部を長手方向の突条4に当接し
た状態で溶接などより固着する。
また、上記一対のフレーム2の両端の外面間に上記一対
のテンションバー3を凹部5と凸部6との嵌合を介して
溶接などにより固着する。
のテンションバー3を凹部5と凸部6との嵌合を介して
溶接などにより固着する。
この上回のテンションバー3の固着時には薄板7に対し
一対のフレーム2方向(矢印方向)に一定の張力を与え
つつ溶接などにより固着する。
一対のフレーム2方向(矢印方向)に一定の張力を与え
つつ溶接などにより固着する。
この固着手段が溶接である場合には、溶接点の温度が下
る1で薄板7に対する張力の付加を継続させる。
る1で薄板7に対する張力の付加を継続させる。
この薄板7に対する張力の付加は、薄板Iを一対のフレ
ーム2の方向から機械的に引張るようにすればよいが、
一対のテンションバー3を冷却状態の11一対のフレー
ム2に固着し、その後の温度上昇によるテンションバー
3の材料の伸びで張力を与えるようにしてもよい。
ーム2の方向から機械的に引張るようにすればよいが、
一対のテンションバー3を冷却状態の11一対のフレー
ム2に固着し、その後の温度上昇によるテンションバー
3の材料の伸びで張力を与えるようにしてもよい。
なか、一対のフレーム2は断面コ字形とすることにより
歪みを小さくできるとともに、開口面を内側にして配置
することによりフレーム2の垂直面への電子の衝突反射
を防止することができる。
歪みを小さくできるとともに、開口面を内側にして配置
することによりフレーム2の垂直面への電子の衝突反射
を防止することができる。
また、一対のテンションバー3は断面り字形とすること
により、薄板7の面内に対する歪みに対して強度を増す
ことができる。
により、薄板7の面内に対する歪みに対して強度を増す
ことができる。
本考案によれば、一対のフレーム間に突条を介して金属
の薄板を取付けるとともに、一対のテンションバーで薄
板を張力付加状態に支持することにより、薄板に常に張
力が働くので、薄板を平面で精度よく保持することがで
き、また、一対のフレームと一対のテンションバーとを
フレームの凹部との嵌合を介して結合することにより位
置決め釦よび交差の結合強度を太きくし、安定して支持
することができ、さらに、薄板の曲面加工などを必要と
しないため、成形工程訃よびその設備を省略することが
でき、たとえば、シャドウマスクに用いることにより高
精度で安価なブラウン管を実現することができる。
の薄板を取付けるとともに、一対のテンションバーで薄
板を張力付加状態に支持することにより、薄板に常に張
力が働くので、薄板を平面で精度よく保持することがで
き、また、一対のフレームと一対のテンションバーとを
フレームの凹部との嵌合を介して結合することにより位
置決め釦よび交差の結合強度を太きくし、安定して支持
することができ、さらに、薄板の曲面加工などを必要と
しないため、成形工程訃よびその設備を省略することが
でき、たとえば、シャドウマスクに用いることにより高
精度で安価なブラウン管を実現することができる。
第1図は本考案の装置の一実施例を示す二部を切り欠い
た正面図、第2図は第1図■−■断面図、第3図は第1
図皿−細断面図である。 2・・・・・・フレーム、3・・・・・・テンションバ
ー、4・・・・・・突条、5・・・・・・凹部、7・・
・・・・薄板。
た正面図、第2図は第1図■−■断面図、第3図は第1
図皿−細断面図である。 2・・・・・・フレーム、3・・・・・・テンションバ
ー、4・・・・・・突条、5・・・・・・凹部、7・・
・・・・薄板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 外面長手方向に突条を有するとともに外面両端部に凹部
を有し互い・に離間対設された二対のフレームと、 この一対のフレームの外面に端部が上記長手方向の突条
に当接してかつ一対のフレーム方向に一定の張力が与え
られた状態で固着された金属の薄板と、 上記一対のフレームの両端間に上記凹部との嵌合を介し
て固着され上記薄板の張力を保持する一対のテンション
バーとを備えたことを特徴とする張力保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12628376U JPS581955Y2 (ja) | 1976-09-20 | 1976-09-20 | 張力保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12628376U JPS581955Y2 (ja) | 1976-09-20 | 1976-09-20 | 張力保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5344463U JPS5344463U (ja) | 1978-04-15 |
JPS581955Y2 true JPS581955Y2 (ja) | 1983-01-13 |
Family
ID=28735674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12628376U Expired JPS581955Y2 (ja) | 1976-09-20 | 1976-09-20 | 張力保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581955Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS628431A (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-16 | Mitsubishi Electric Corp | アパーチャマスクの製造方法 |
JPH07118277B2 (ja) * | 1987-04-08 | 1995-12-18 | 三菱電機株式会社 | 架張形シヤドウマスク |
-
1976
- 1976-09-20 JP JP12628376U patent/JPS581955Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5344463U (ja) | 1978-04-15 |
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