JPS5819444Y2 - 曲管の内径測定装置 - Google Patents

曲管の内径測定装置

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Publication number
JPS5819444Y2
JPS5819444Y2 JP1817078U JP1817078U JPS5819444Y2 JP S5819444 Y2 JPS5819444 Y2 JP S5819444Y2 JP 1817078 U JP1817078 U JP 1817078U JP 1817078 U JP1817078 U JP 1817078U JP S5819444 Y2 JPS5819444 Y2 JP S5819444Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
inner diameter
tube
curved pipe
leaf spring
detectors
Prior art date
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Expired
Application number
JP1817078U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54123761U (ja
Inventor
育治 花尾
良夫 江頭
武男 神村
茂紀 服部
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、管の屈曲部分の内径(最短径および、または
最長径)を測定しこの部分における偏平率を求める測定
装置に関する。
管を曲げた時、この屈曲部分(以下、曲管部あるいは曲
管部分と称す)において断面形状が楕円形の変形を生ず
る。
この変形率(いわゆる偏平率)が大きいと割れが生じた
りして使用に適さないことがあるので偏平率を測定し、
一定の範囲内にあることを確認しなければならない。
特に、U字管形熱交換器のU字管のようなものは重要で
ある。
この偏平率を測定する方法として、曲管部の外径をノギ
スなどで測定することが考えられるが、曲管部分の全域
にわたって長軸(最長径)と短軸(最短径)を測定し偏
平率を算出しなければならないのでこの偏平率が一定の
範囲内にあることを確認することは非常な労力と時間と
を必要とする。
曲管部分を多数有するU字管形熱交換器においてはこの
ような方法で偏平率を求めることは極めて困難である。
このことから、是非とも偏平率を測定する必要があるU
字管形熱交換器のU字管を電気的に迅速に測定し得る検
出装置の開発が望まれていた。
管内部に検出子を挿入し電気的に管01の内径を測定す
る方法はすでに公知であるが、単に検出子を挿入する場
合には、第6図に示すように検出子02の向きが特定で
きないために曲管部における偏平率を測定することはで
きながったのである。
本考案は上述の要望に応えるもので、ただ単に管内に検
出子を挿入するだけで曲管部分の偏平率を電気的に連続
的に測定することができる曲管の内径測定装置を提供す
ることを目的とする。
斯がる目的を遠戚する本考案の構成は、曲管内に挿入さ
れる板ばねに鉄板ばねの面に対し垂直な面内における外
形が略円形をなす支持体を取付け、相反する方向に向け
られ曲管の内径を測定する少なくとも一対の検出子を前
記支持体におけるその中心を通り且つ前記板ばねの板厚
方向あるいは幅方向に対し平行な直線上に取付けたこと
を特徴とする。
以下において、本考案の構成を図面に示す一実施例に基
づいて詳細に説明する。
被測定管1の内径を測定する検出子2a、2b。
2Cおよび2dは、電磁気あるいは超音波を利用して対
向する管内壁との間隔を測定しこの値(距離)を電気信
号に変換してリード線9を介して外部の測定機器10に
送るもので、相反する方向に向かう二つの検出子2aと
2C若しくは2bと2dで一対を威す。
この検出子2a〜2dは、被測定管1の内径よりも小さ
い支持球体3に二対それぞれ一対を或す検出子2aと2
Cおよび2bと2dを結ぶ二軸が直交するように埋設さ
れている。
そして、この検出子2a〜2dを埋設した支持球体3は
、板ばね4に鉄板ばね4の屈曲方向すなわち板厚方向に
二軸の一方の軸が合致するように取付けられている。
つまり、第5図に示すように、支持球体3の中心を通る
板ばね4の板厚方向(Y軸)に被測定管1の短軸測定用
検出子2aと2Cが、幅方向(X軸)に長軸測定用検出
子2bと2dが夫々位置するように取付けられている。
もつとも、長軸と短軸は相関関係にあるために長軸か短
軸のいずれか一方を測定することによっても偏平率を測
定することは可能であるので検出子は一対だけでも良い
また、この支持球体3の前後には、ガイド球体5が多数
取付けられている。
このガイド球体5は、被測定管1内への支持球体3の導
入を容易にすると共に、支持球体3を被測定管1の中心
近傍に案内するためのもので、被測定管1の内壁面を傷
付けないような材料で前述の支持球体3と同じ大きさか
あるいは若干太き目の球体に形成されている。
このガイド球体5は、板ばね4の全域を管心近傍に位置
させるのに有効ではあるが、必らずしも必要とはしない
ガイド球体5がない場合には、曲管部における板ばね4
に生じているばね力(板ばね4が直線状に戻ろうとする
復元力)により支持球体3が曲管部の短軸方向量も内径
の大きい所に来るので、支持球体3の中心がほぼ短軸(
Y軸)上に来ることになり、この中心を通り且つ板ばね
4の厚さ方向に平行な直線上に配置されている検出子2
a、2Cにより短軸方向の内径測定が行なえるのである
この場合、支持球体3の中心は長軸(X軸)上からはず
れるが、長軸方向の内径は短軸方向の内径との相関関係
から求めることができるので問題はない。
これらガイド球体5や支持球体3の板ばね4への取付け
は、これら球体3,5の中心を貫通するようにして支持
されており、その先端は最前のガイド球体5に埋め込ま
れ被測定管1の内壁面を傷付けないようにしである。
そして、この板ばね4の基端部が連結金具6の一方の金
具に固定され、押込用チューブ7と回転自在に連結され
ている。
前記連結金具6は、板ばね4と押込用チューブ7とを押
込み力や引抜き力は伝達するが回転は伝えないように繋
げるもので、外部から押込用チューブ7に加えられる捻
回力の板ばね4への伝達を断つと共に、板ばね4が曲管
部に沿って弾性変形しながら捻回するのを自由にするた
めのもので゛ある。
前記押込用チューブ7は、被測定管1の外に設置された
適宜な挿入装置8例えば送りローラなどで送り込まれた
り引き戻されたりする。
検出子2a〜2dのリード線9は、ガイド球体5や連結
金具6を貫通して押込用チューブ7内の中空部を通って
外部の測定機器10に接続されている。
斯様に構成したので次の如く操作すれば管の曲管部分の
偏平率を連続的に測定することができる。
まず、被測定管1の直管部分から最前のガイド球体5を
挿入してから挿入装置8によって押し込む。
この時、検出子2a〜2dの方向は直管部分においては
何等の規制も受けずに自由な方向を示すが、最前のガイ
ド球体5が曲管部分にさしかかると板ばね4の弾性作用
により屈曲方向が規制されるために曲管部の曲率に沿っ
て屈曲することとなる(第3図参照)。
つまり、板ばね4は板厚方向にしか屈曲(弾性変形)し
ないので、曲管部に進入するには板厚方向と曲管部の径
方向とが一致するように位置しなければならない。
したがって、第5図に示すように、長軸測定用検出子2
bと2dは長軸方向(X軸方向)を、短軸測定用検出子
2aと20は短軸方向(Y方向)を夫々向く姿勢となる
この押し込み時に、押込用チューブ7に加えられる押込
み力によって板ばね4を捻回させる力が働くことがある
が、板ばね4と押込用チューブ7は連結金具6によって
回転自在に連結されているので押込用チューブ7だけが
捻回し板ばね4の屈曲方向が変えられることはない。
依って、この板ばね4が曲管部分を通過する間において
各検出子2a〜2dがその測定方向を変えられることは
ない。
このようにして、確実に長軸ないし短軸上に位置決めさ
れた各検出子2a〜2dによって、電磁気あるいは超音
波によって対向する管内壁面との距離を測定し、これを
電気信号に交換してからリード線9を介して外部の測定
機器10に送り込む。
而して、得られた測定値を信号処理装置によって通常の
手段で処理すれば偏平率が連続的に測定できる。
斯様に本考案は、検出子2a〜2dを板ばね4で支持す
るという簡単な構造で、検出子2a〜2dを楕円形に変
形する曲管の長軸および/または短軸上に確実に位置さ
せることができるので、偏平率を正しくかつ連続的に電
気的に測定することが可能となる。
しかも、その取扱いが容易でかつ安価である。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本考案に係る曲管の内径測定装置に関する
もので、第1図は装置の一具体例を示す平面図、第2図
はその正面図、第3図は装置を被測定管内に挿入し測定
を行なっている状態を示す説明図、第4図は検出子と板
ばねおよび゛ガイド球体の概要を示す斜視図、第5図は
第3図のA−A矢視拡大断面図、第6図は本考案によら
ないで検出子を曲管部内に挿入した状態の一例を示す第
5図に相当する横断面図である。 図面中、1は被測定管、2 a 、2 b 、2 C,
2dは検出子、3は支持球体、4は板ばね、5はガイド
球体、6は連結金具、7は押込用チューブ、8は挿入装
置、9はリード線、10は測定機器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 曲管内に挿入される板ばねに鉄板ばねの面に対し垂直な
    面内における外形が略円形をなす支持体を取付け、相反
    する方向に向けられ曲管の内径を測定する少なくとも一
    対の検出子を前記支持体におけるその中心を通り且つ前
    記板ばねの板厚方向あるいは幅方向に対し平行な直線上
    に取付けたことを特徴とする曲管の内径測定装置。
JP1817078U 1978-02-15 1978-02-15 曲管の内径測定装置 Expired JPS5819444Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1817078U JPS5819444Y2 (ja) 1978-02-15 1978-02-15 曲管の内径測定装置

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JP1817078U JPS5819444Y2 (ja) 1978-02-15 1978-02-15 曲管の内径測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54123761U JPS54123761U (ja) 1979-08-29
JPS5819444Y2 true JPS5819444Y2 (ja) 1983-04-21

Family

ID=28844924

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JP1817078U Expired JPS5819444Y2 (ja) 1978-02-15 1978-02-15 曲管の内径測定装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL181302C (nl) * 1981-09-15 1987-07-16 Nucon Eng & Contracting Bv Inrichting voor het in het inwendige van een buisvormig lichaam beweegbaar dragen van inspectiemiddelen.
JPS59157503A (ja) * 1983-02-26 1984-09-06 Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd 間隙測定プロ−ブ
JPS59157502A (ja) * 1983-02-26 1984-09-06 Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd 棒状体間隙測定装置
JP2523202B2 (ja) * 1990-02-22 1996-08-07 新日本製鐵株式会社 コ―クス炉の炉長寸法測定方法

Also Published As

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JPS54123761U (ja) 1979-08-29

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