JPS5819383Y2 - 流体作動摩擦クラッチ - Google Patents

流体作動摩擦クラッチ

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Publication number
JPS5819383Y2
JPS5819383Y2 JP1977178727U JP17872777U JPS5819383Y2 JP S5819383 Y2 JPS5819383 Y2 JP S5819383Y2 JP 1977178727 U JP1977178727 U JP 1977178727U JP 17872777 U JP17872777 U JP 17872777U JP S5819383 Y2 JPS5819383 Y2 JP S5819383Y2
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JP
Japan
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clutch
fluid
drive
drive shaft
friction clutch
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Expired
Application number
JP1977178727U
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English (en)
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JPS54101244U (ja
Inventor
渡部泉
Original Assignee
いすゞ自動車株式会社
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Publication date
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は流体作動摩擦クラッチの改良に関するものであ
る。
この種クラッチは駆動管と被動輪との間に配設されたク
ラッチ摩擦板を、流体によって作動するピストンにより
押圧するように構成されている。
しかしながら、この種従来のものにおいてはクラッチを
切った時に前記ピストンを戻すためのリターン機構が必
要であり、このため装置全体の軸方向の長さが増大する
とともに、部品点数が多いという不具合がある。
本考案は上記の点に鑑み案出されたものであって、装置
全体の軸方向の長さを小さくすることができ、かつ、構
造簡単にして部品点数を極力少なくすることができるこ
の種摩擦クラッチを提供し。
ようとするものである。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて具体的に説明す
る。
図において、1は駆動軸、2は該駆動軸1に圧入固定さ
れ一体的に回転する駆動管、8は前記駆動軸上1に回転
自在に配設された被動歯車輪、4は該被動歯車輪3と前
記駆動管2との間に配設された複数のクラッチ摩擦板で
ある。
5は前記駆動源2内においてクラッチ摩擦板4と対向し
て配設されたダイアフラム型ピストンで、バネ鋼等の弾
性を有する薄板からなる環状部材によって形成されてお
り、その内周部51は前記駆動管2と軸1の段部との間
に挾持固定されている。
また、その外周部52にはオイルシール52aが装着さ
れており、駆動管2の円筒内周2aに沿って軸方向に摺
動可能に構成されている。
Aは該ダイヤフラム型ピストン5と駆動管2との間に形
成された流体圧力室で、通路2bを通じて前記駆動軸1
に設けられた流体通路1aと連通している。
本考案は以上のように構成されており、以下そノ作用に
ついて述べる。
今、第1図に示されたクラッチが切られている状態から
、流体通路1aおよび通路2bを通して流体圧力室Aに
流体を供給すると、ダイアフラム型ピストン5は弾性部
材によって構成されており、その内周部51が固定され
外周部が軸方向に摺動可能に構成されているので、該ピ
ストン5は第2図に示するよう弾性変形しつつ図におい
て右方に摺動し、クラッチ摩擦板4を押圧してクラッチ
を接続することができる。
次に、クラッチを切るために流体圧力室A内の流体を流
出し、該室内の圧力を低下させると、前記のように弾性
変形していたダイアフラム型ピストン5は、それ自身の
弾性復元力によって第1図に示された状態に戻る。
即ち、その外周部52が第2図の状態から図において左
方に摺動するので、クラッチ摩擦板4の押圧を解除する
ので、クラッチを切ることができる。
以上のように本考案によれば、クラッチ摩擦板4を押圧
するダイヤフラム型ピストン5は、弾性部材によって構
成され、流体圧作動時には弾性変形し、流体圧を解放し
たときにはそれ自身の弾性復元力によって元の状態に戻
るようになっているので、ピストンを戻すためのリター
ン機構が不要となる。
従って、部品点数を少なくすることができるとともに、
リターン機構に要する軸方向長さを短縮でき、装置全体
を小型化することができる。
また、本考案によるダイヤフラム型ピストン5は薄板に
よって構成されているので、更に軸方向の短縮化を計る
ことができるとともに、該ピストン5はその摺動部が外
周のみであるため、作動の確実性が増し信頼性を向上す
ることができる。
以上、本考案を図示の実施例について述べたが、本考案
は実施例に示されたもののみに限定されるものではなく
、例えば、ダイヤフラム型ピストン5は実施例において
は一体構造のものを示したが、内周部51および外周部
52を別部材によって形成し、これを一体的に構成して
もよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による摩擦クラッチの要部断面図、第2
図は同作動状態を示す断面図である。 1・・・・・・駆動軸、2・・・・・・駆動源、3・・
・・・・被動歯車輪、4・・・・・・クラッチ摩擦板、
5・・・・・・ダイアフラム型ピストン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動軸、該駆動軸と一体的に回転する駆動管、前記駆動
    軸上に回転自在に配設された被動歯車輪、および該被動
    歯車輪と前記駆動管との間に配設されたクラッチ摩擦板
    とを備え、該クラッチ摩擦板を流体圧によって押圧する
    ようにした流体作動摩擦クラッチにおいて、弾性を有す
    る環状部材からなるダイヤフラム型ピストンを、前記駆
    動源内に前記クラッチ摩擦板と対向して配設し、その内
    周部を固定し外周部が駆動管の軸方向に摺動可能に構成
    するとともに、該ダイアフラム型ピストンと駆動管との
    間に前記駆動軸に設けられた流体通路と連通ずる流体圧
    力室を形成したことを特徴とする流体作動摩擦クラッチ
JP1977178727U 1977-12-28 1977-12-28 流体作動摩擦クラッチ Expired JPS5819383Y2 (ja)

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JPS54101244U JPS54101244U (ja) 1979-07-17
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