JPS5819335A - 金属層を有する合成樹脂物品の製造方法 - Google Patents

金属層を有する合成樹脂物品の製造方法

Info

Publication number
JPS5819335A
JPS5819335A JP57121362A JP12136282A JPS5819335A JP S5819335 A JPS5819335 A JP S5819335A JP 57121362 A JP57121362 A JP 57121362A JP 12136282 A JP12136282 A JP 12136282A JP S5819335 A JPS5819335 A JP S5819335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal layer
article
synthetic resin
layer
optical structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP57121362A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0128100B2 (ja
Inventor
ヨハン・ヴイルヘルムス・アントニウス・ネリセン
ヨハネス・ヤコブス・ポンイ−
ペトラス・エジデイウス・ヤコブス・レジエルセ
ヨハネス・フアン・ルレル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
Publication of JPS5819335A publication Critical patent/JPS5819335A/ja
Publication of JPH0128100B2 publication Critical patent/JPH0128100B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C18/00Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating
    • C23C18/16Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating by reduction or substitution, e.g. electroless plating
    • C23C18/18Pretreatment of the material to be coated
    • C23C18/20Pretreatment of the material to be coated of organic surfaces, e.g. resins
    • C23C18/28Sensitising or activating
    • C23C18/285Sensitising or activating with tin based compound or composition
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C18/00Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating
    • C23C18/16Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating by reduction or substitution, e.g. electroless plating
    • C23C18/18Pretreatment of the material to be coated
    • C23C18/20Pretreatment of the material to be coated of organic surfaces, e.g. resins
    • C23C18/2006Pretreatment of the material to be coated of organic surfaces, e.g. resins by other methods than those of C23C18/22 - C23C18/30
    • C23C18/2046Pretreatment of the material to be coated of organic surfaces, e.g. resins by other methods than those of C23C18/22 - C23C18/30 by chemical pretreatment
    • C23C18/2073Multistep pretreatment
    • C23C18/2086Multistep pretreatment with use of organic or inorganic compounds other than metals, first

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Chemically Coating (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は表面の少なくとも一部分に無電解付着法により
被着した金属層を有する合成樹脂物品の製造方法に関す
るものである。
従来の無電解金属化法においては、物品の金属化すべき
表面をアンモニア性銀塩水溶液の如き金属塩水溶液で処
理し、ついでまたは同時に用いた金属塩に関する還元剤
で処理して、金属原子を被覆すべき物品の表面に被着す
る。興味ある無電解金属化法は、金属塩溶液および還元
剤を同時に金属化しようとする物品の表面上に噴霧する
いわゆルエ−a yル金属化である。この方法のなお一
層の詳説に関しては、テクニカルプロシーディング11
111回アニュアルコンベンシ冒ンアメリカンエレクト
ロプレイターズソサイテイ、6月14〜・18日、セン
トルイス、1964,139〜149頁のドナルドジエ
ー、レビイによる「ザテクノロジーオプエーロゾルプレ
イテイング」に照余されている。
この参考文献の第1411[=欄には、合成樹脂を金属
化する際無極性または比較的極性のない表面を最初に化
学的に或いは電気的に処理し、ついで5nat 、の如
き還元剤で増感すべきであることが記載されている。こ
の還元剤により金属原子の被着が始まりかつ促進されて
、被着した金属の最初の単一層が形成される。種々の化
学処理剤は上記参考文献の第140頁の第を表に表示さ
れている。
刊行物では、合成樹脂物品を、金属鏡を得るために一層
適切なものにするための化学的前処理VC関して極めて
留意してきた0例えば、公開されたオランダ国特許出願
第74.IQ、1a5号では、メリアミド樹脂を還元剤
でもある膨潤剤で前処環することが記載されており、7
ラン入国特許第1.818 。
081号明細書においては、例えばメリスチレン合成樹
脂の表面をスルホン化剤またはヒドロキシ化剤で、或−
はポリフェノールまたはアミノフェノールで処理するこ
とが記載されている。また西独国公開峙許第1’16.
874号では、合成樹脂表面に親水性樹脂との混合物か
らなる特別な被着層または上部層を設けることが記載さ
れてかり、公開されたオランダ国特許出願第68.16
,061号においては、金属化される合成樹脂、例えば
ABS(テクリロニトリルーでタジエンーるチレン)合
成樹脂は塩基性窒素含有重合体特にぎりビニルピリジン
を含でいなければならないことが記載されている。最後
に米国特許第3.094,4δO号では、アクリル系合
成樹脂を銀めっきする際表面をタンニン酸で前処理する
ことが記載されてお抄、この方法では8nOj、での増
感処理は用いられない。
然し乍ら、無極性または殆んど無極性である合成樹脂上
へ無電解金属化した金属層の被着は相変らず困atまま
である。最初に記載した参考文献「ffmジーオプエー
ロゾルプレイテイング」第141頁左欄には、金属層と
合成樹脂表面との間の化学力が極めて弱く、合成樹脂表
面を粗面化した場合に被着の著しい改善がなされること
が記載されている。
本発明の目的は、無電解金属化した金属層を有する合成
樹脂物品を製造するに当り、金属層が物品の表面に並は
ずれて良く被着し、かつ上記表面を浸食せず、特に上記
表面を粗面化することなく上記物品を製造する方法を提
供せんとするにある。
本発明においてこの目的は、単量体アクリレート並びに
重合性N−置置換ビリリドン化合物ら成る重合性単量体
組成物を重合し、生成した合成樹脂物品を、核において
1個または2個以上の水酸基および/またはアミ7基で
置換された芳香族カルボン酸或いはその誘導体で処理し
、かつ処理した物品に無電解金属化により金属層を被着
し、所要に応じてこの上に更に金属層を被着することを
特徴とする前記した合成樹脂物品の製造方法で達成され
る。
この合成樹脂物品への金属層の被着は優れたものである
といえる。この驚くべき良い被着は、実験シよび分析研
究から確証された如く、使用するピロリドン化合物およ
びカルボン酸またはその誘導体間の安定でかつ強力な複
合体の形成に起因する。この複合体は、ピロリドン化合
物のケト基およびカルボン酸またはその誘導体間の水素
結合の形成に基ずくものである。
重合の後得られた合成樹脂物品の表面またはむしろ表面
層は、重合についでカルボン酸またはその誘導体で処理
しこの後金属・化する間エツチングされない。このよう
に表面の構造または組織が完全に維持されるだけでなく
、また合成樹脂物品の光学特性の変化即ち劣化をも生じ
ない、透明なアクリレート物局の表面層に曇りが生じな
いということが特に一層維持される。
舅−置換ピロリドン化合物の例としてはN−アクリルピ
ロリドンがあり、極めて適当でかつ加えて安価なものに
N−ビニルビ田すドンがある。重合性単量体組成物にお
けるビHIJトン化合物の重畳は狭く限定されず、1〜
80重量−1特に10〜SO重量−が好ましい。
本発明の方法で用いるアクリレートは重合の後にいわゆ
るアクリル樹脂を提供する、通常市場で入手し得る単量
体である。アクリレート単量体の例としてはエチルへキ
シルアクリレートの如きアルカリアクリレート、ヘキサ
ンジオールジアクリレートの如きアルカンジオールジア
クリレート、トリプルピレングリコールジアクリレート
の如きアルケングリコールジアクリレート、およびエト
キシル化したまたはエトキシル化しないトリメチ田−ル
ブワパントリアクリレートおよびペンタエリスリトール
プロパントリアクリレートの如きトリアクリレートがあ
る。
アクリレートとピロリドン化合物との混合物の重合は、
熱エネルギー(熱硬化)を用いるかまたはty、v、光
(U、V、硬化)の如き光を用いることにより普通の方
法で行われる。光硬化では、例えばケタール、ベンジル
ジメチルケタールの如き光増感触媒が必要である。重合
性混合物中の触媒の量は約1〜8重量−である。
本発明の方法の好適例においては、合成樹脂物品をジま
たはトリヒドロキシ安息香酸またはその誘導体で処理す
る。
容易に使用し得る化合物の例としては、没食子酸、ジ没
食子酸またはジガロイル没食子酸がある。
また、タンニン酸、ペンタジガロールグルコールー゛化
合物と呼ばれるタンニン物質を用いて4良い結果が得ら
れる。
生成物は、酸性度が使用する物質およびこの濃縮度に従
い約1.5〜6に変化する水溶液の形態で使用する。こ
の酸性度は塩基または酸を添加することにより種々の値
に調整できるが、好ましくは7より低くなければならな
い。水溶液中の物質の濃度は広い範囲で変化でき、例え
ば0.O1〜109力である。溶液1!当り0.001
すの極少量のタンニンを用いるタンニン水溶液を使用す
るのが好ましい。この極少量のタンニンを使用する場合
、なお優れた結果が得られる。
単量体組成物を重合した後得られる合成樹脂物品の上記
水溶液での処理を、種々の既知の方法例えば物品を溶液
中に浸漬することによるか、或い・は金属化すべき表面
に上記水溶液を吹き付けまたは噴霧することにより実施
できる。この処理時間は数秒からせいぜい数分程度であ
る。
上記水溶液で処理した合成樹脂物品に既知電気化学的方
法により金属層、例えばムク一層を被着する。このため
に、金属化すべきすべての表面を増感溶液で処理する。
A9一層を被着する場合には、酸と反応する5nOj 
、水溶液を基にした増感溶液を使用する。この5nOl
、溶液中に金属化すべき表面を浸漬するか、または表面
にこの5nC71溶液を噴霧する。処理時間は数秒から
せいぜい1公租度である。本発明の方法においては、0
.0019/lの極少量のSSn0jを含む5nOz 
、溶液を用いることができることを見出した。過剰量の
5nat 、溶液は、水洗することにより除去する。つ
いで、金属化しようとする表面を実際の金属化溶液、即
ちアンモニア性硝酸銀および還元剤水溶液の如き金属塩
水溶液で処理する。適当な還元剤としては例えばホルム
アルデヒドがあり、所要に応じてナトリウムグルコネー
トの如き糖と組み合わせて用いる。他の、有用な還元剤
の例としては、硫酸ヒドラジン、とドpキシエチルヒド
テジン、グリオキサールおよびトリエタノールアミンが
ある。金属化溶液は、金属化すべき表面上に金属塩溶液
および還元剤溶液を同時に噴霧する前記ニールゾルめっ
き法により供給するのが好ましい。金属塩溶液および還
元剤溶液全体の酸性度は10未満であることが好ましく
、この理由は]>H>10では金属層の良い被着を得る
のに欠くことのできないピロリドン化合物とカルボン酸
によ抄形成される複合体が破壊される危険があるからで
ある。
無電解により被着したム2層の如き金属層に電着法、即
ち電解によりなお一層の金属層を被着することができる
0例えば、銀層の上に更に銀層または所要に応じて鋼の
如き別の金属層を被着することによp無電解により被着
した銀層の厚みを増し、かつこれにより層を増強できる
例えば鋼層の如き第2番目の層では、電解または電着法
により、例としては例えば酸性硫酸調水溶液から成る電
解浴内で陰極として働く、無電解。
により被着した銀層上にOuを被着することにより上記
第8番目の層を被着する仁とができる。また、酸性硫酸
鋼溶液および還元剤水例えばZn末の水性分散液を同時
に銀層上に噴霧する前記エーロゾル金属化法に従って、
無電解金属化することにより鋼を銀層上に被着すること
もできる。
また、銅鏡を次に示す如く極めて容易に設けることがで
きる:先ず、カルボン酸またはその誘導体(タンニン)
で処理した前記合成樹脂物品を酸性反応8nO,溶液で
増感する。この増感した表面1をアンモニア性銀塩水溶
液で処理し、 sn+iム9−2五g +sn” の反応に従ってムりが生成するの−に対応して物品表面
に存在するBn m+イオンが8n←に転換する。
ついでムりの単一層から成る得られた物品に、 ・アン
モニア性鋼塩溶液および酸を用いることにより鋼層を被
着する。この方法は不均化法として知られて>Ol特に
前記参考文献テクニカルプロシーデインダス第51回ア
ニエアルコンペンションアメリカンエレクトロプレイタ
ーズソサイテイの第14?頁右欄シよび西独−公開特許
第B6.@’I’。
096号に明記されている。
本発明の方法は特に高品質の鏡を製造するのに適してお
り、この鏡に特に要求されることは長期間の反射特性で
ある0本発明の方法の極めて重要な適用分野は、合成樹
脂と金属層との界面に特別な構造または組織が存在する
、金属化した合成樹脂物品の製造にある。これは轡に光
学読み取り情イスクの製造に適用される。これらのディ
スクは合成樹脂から製造し、かつディスクの片側または
両側に高レベルおよび低レベルで交互に存在する情報領
域の光学構造を備える。この領域は極めて小さな寸法を
有し、高領域と低領域のレベルの差は0.1〜0.2声
mであり、かつ縦寸法が記憶した情報に従って約0.8
〜8μmに変化する。この光学構造な金属層例えばムク
一層で被覆し、ここにレーず一層な反射させることによ
り読み取りを行う。
レーザー光は、レーザー光が透過できるよう透明・でな
ければならない合成樹脂のディスク形状本体を介して光
学構造に焦点を合わせることが好ましい。金属層は極め
て正確に光学構造型彫りに従い、かつ何年もの間合成樹
脂の下層に堅固に被着していなければならない。金属層
を被着する場合に、0.1〜o、spaの前記レベル差
は絶対的に変化せず、この理由はこのレベル差はディス
ク読み取り中に生ずる入射および反射レーザー光ビーム
間の位相の差を決定し、この差は良い読み取り、例えば
記憶した情報の呼び戻しに欠くことのできないものであ
るからである。更に、金属層を被着する際に、合成樹脂
金属境界領域が曇らないことである。これらの要求は本
発明の方法を用いる場合に満たされる。更に特に、本発
明は金属化した光学読み取り情報ディスクを製造するに
当り、片側に高レベルおよび低レベルで交互に配置した
情報領域の光学構造を有する母型の光学構造側に単量体
アクリレート並びに重合性N−置換ビHIJトンから成
る液体重合性単量体組成物を供給し、光学構造を写した
重合゛した物品な母型から散り去り、物品の光学構造側
を核で1個または2個以上の水酸基および/またはアセ
ノ基で置換された芳香族カルボン酸或いはその誘導体で
処理し、処理した物品に無電解金属化により金属層を設
けこの金属層上に所要に応じて他の金属層を被着するこ
とを特徴とする上記金属化した光学読み取り情報ディス
クの製造方法に関するものである。単量体組成物を、例
えば紫外線に爆露するかまたは熱処理することにより硬
化(重合)する。
本方法の好適例は、母型に重合性単量体組成物を供給し
た後に上記単量体組成物層上に透明な担体板を設け、単
量体組成物の層を硬化し、担体板を連結した状態で光学
構造を写した硬化した層を母型から敗り去り、ついで得
られた物品を前記した如く処理してこれに金属層を設け
ることを特徴とするものである。透明な担体板とは、例
えばlリメチルメタクリレート、ポリプロピレン、ブリ
カルボネート、ポリ塩化ビニルの如き透明な合成樹脂、
或いは例えばガラスである。単量体組成物層を、例えば
透明な担体板を介して紫外光を照射することにより硬化
する。
次に本発明を実施例につき詳細に説明する。
実施例 金属化した光学読み取り情報ディスクの製造。
U、V、光硬化性ラッカーの、厚さiIO声mの薄い液
体層を螺旋状の光学読み取り情報トラックを有するニッ
ケル母型の表面に供給し、ただしこのトラックは例えば
吹き付けまたは噴霧法により高レベルおよび低レベルで
交互に設けた情報領域の刻み付けた輪郭を有する。情報
領域は小寸法を有し、領域間の高さの差は0.1〜0.
2μmであり、かつ縦寸法が記憶した情報に従って約0
.8〜8声mに変化する。
供給したラッカーは次の組成を有する:10重量−のト
リプロピレングリコールジアクリレート 71重量1gのトリメチロールプ四パントリアクリレー
ト l器重量−のN−ビニルビ胃すドン 4重量−のベンジルジメチルクータル(光開始剤)。
lリメチルメタクリレートの厚さIJ■の担体板をラッ
カ一層上に配置し、ついでこのラッカ一層に、電力40
0Wの高圧水銀灯(フィリップスHPM 1 all 
)から発した紫外光を上記透明な担体板を介して数秒間
照射した。
ラッカ一層を硬化した後、母型の情報トラックを写した
硬化したラッカ一層およびこれに連結した担体板を$9
去った。
ついで得られた情報ディスクを0.8−のタンニン水溶
液で処理した。このため、硬化したラッカ一層に上記タ
ンニン水溶液を10秒間噴霧した。
或いはまた情報ディスクをタンニン水溶液中に10参間
浸漬することができる。、ディスクを水洗した後の硬化
したラッカ一層の表面は、8nO1,水溶液で増感する
のに適したものとなった。この増感を行うために、硬化
したラッカ一層の表面に141す0,1 flの8nO
J、および0.1−の濃[07を含有するBnOt、水
溶液を噴霧するか、或いは上記表面をこの溶液中に浸漬
した。処理時間は11秒とした。
ついで硬化したラッカ一層の表面を、普通の方法、好ま
しくはム9N08およびNH4OH水溶液の如く銀塩゛
 。
水溶液、並びにホルマリンおよび所要に応じてナトリウ
ムグルコネート水の如き還元剤水溶液を同時に上記表面
上に噴霧するニールゾル(噴霧)法により銀板化した。
金属化溶液および還元剤溶液を用いる本方法と同様の方
法は、例えば前記参考文献「ザテクノロジーオプエーロ
ゾルプレイテイング」に記載されている。種々の金属化
用化学1に品はメツサーズ、エルマクス、Wンドンラボ
ラトトリーズ社またはメルクから市販されてお9人手し
得る。
このようにして下層のラッカ一層上に無電解法により設
けた銀層の被着を、いわゆるダイヤモンド引掻き試験(
DIN5811S1 )により試験した。この標準的な
試験法に従って、11個の引掻ききすを金属層のすべて
の厚さに菫って金属表面上につけた。引掻ききすの形は
、l■間隔で平行に6本のきすを付け、またこれと直角
に11111m間隔で平行に6本のきすをつけて1区分
1−がart区分から成るものとした。接着剤細条(セ
ロテープ)を・・上記形の引掻ききす上に圧着し、つい
でこれを表゛面から引き剥がした。被着の程fは次の0
〜6の数で表示した。
〇−最も良い被着;剥−した区分O 1−曳い被着  ;剥離した区分1〜2I2−はど良い
被着;剥離した区分6〜108−不十分な被着;剥離し
た区分11〜154−極めて不十分な積着;剥離した区
分16〜206−被着無し  ;剥離した区分!1−8
5゜ダイヤモンド引掻き試験を先に示した銀層に適用し
た結果、最も良い被着を示した冨接着テープによって取
り去られた区分はなかった。
前記ラッカーの代りに第1表に示す種々の組成を有する
ラッカーにおいて上記実施例の操作を繰り返し行った。
他の処理変数は上記実施例に記載したものと同様のもの
とした。得られた金属化した情報ディスクをダイヤモン
ド引掻き試験に従って試験したところ、すべての場合に
おいて硬化したラッカ一層上の銀層において最も曳い被
着(数値O)を得ることが確証された。
表中の略号は次の通りである: ?MP?ムートリメチp−ルプロパントリアクリレーF
?PGDムードリプ田ピレングリコールジアクリレート
HDDム−ヘキサンジオールジアクリレートPPT−ペ
ンタエリスリトール−プリビルエーテルトリアクリレー
ト ムムーアミノアクリレート 舅−マレイン酸 ムーアクリル酸 Vムー酢酸ビニル Uム−ウレタンアクリレート 鳶ムーエボキシアクリレート HPム−ヒド四キシプツビルアク’JレーFMDム−メ
チルジェタノールアミン MVP−M−ビニルビーリドン BDK−ベンジルジメチルケタール(触fl )他の金
属化した情報ディスクを前記実施例に記載した方法と同
様の方法で製造した。ただしラッカ一層を硬化した後得
られた情報ディスクをタンニン水没食子酸、ジヒドロキ
シ安息香酸およびモノヒドロキシ安息香酸の0.81水
溶液で処理した。硬化ラッカ一層への銀層の被着はダイ
ヤモンド引掻き試験により決定した。その結果、没食子
酸を用いた場合の被着力はタンニンを用いた場合と同程
度であることが実証された。この平均被着は引掻き試験
の0〜1の値を有した。ジヒドロキシ安息香酸での処理
では引掻き試験の0〜2の平均被着値を得たが、モノヒ
ドロキシ安息香酸を用いた場合には被着はわずかに劣り
、平均で約2もしくはこれを越える値を示した。本発明
において規定した如くカルボン酸またはその誘導体で処
理をしない場合には、被着無しくダイヤモンド引掻き試
験の数値が6)を示した。−ビルリドン化合物を含有し
ないラッカーを用いた場合にも同様のことが言えた。
硬化したラッカ一層への銀層の被着に対し、タンニン水
溶液中のタンニン濃度の影響を第8表に示す。ラッカー
の組成は先に実施例で示したものと同一である。第2表
の第1欄にはタンニン濃度を溶液11当りのグラム数と
して記載し、第2欄には溶液pHI[奢記載した。第8
欄に記載した被着はダイヤモンド引掻き試験により決定
し、ここに示した数値は先に記載した意味を有する。
被着を情報ディスクの8個所、即ちディスク中心部(0
)、ディスクの情報含有部(I)およびディスク端部で
測定した(R)。
銀層を有する前記情報ディスクに、次に示す液体を6気
圧の噴霧圧で、かつ1分間同時に噴霧することにより鋼
層を被着した: 液体1:水  ptot 亜鉛片509 1jll剤101(:Cルマツクスサスペンズコンセン
トレート) 液体2:水  201 0uSO,・5H,0509 H,So、(96%) 409 鋼層を有する得られたディスクを5分間洗浄し、乾燥し
た。
41許出願人   工ヌψべ−・フィルツブス・フルー
イランベンファプリケン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表面の少なくとも一部分に無電解金属化により被着
    した金属層な有する合成樹脂物品を製造するに当り、単
    量体アクリレート並びに重合性葺−置換ビロリドン化合
    物から成る重合性単量体組成物を重合し、生成した合成
    樹脂物品を、核において1個または2個以上の水酸基お
    よび/またはアミ7基で置換された芳香族カルざン酸或
    いはこの誘導体で処理し、かつ処理した物品に無電解金
    属化により金属層を被着するかまたはこの金属層より更
    に他の金属層を被着することを特徴とする上記合成樹脂
    物品の製造方法。 急 上記単量体組成物が1〜80重量−のN−ビニルビ
    田すドンを含有する特許請求の範囲第1項記載の製造方
    法。 亀 合成樹脂物品をジーまたはトリヒドロキシ安息香酸
    またはその誘導体で処理する特許請求の範囲第1項記載
    の製造方法。 表1合成樹脂物品を、溶液11当り少なくとも0.00
    19のタンニンを含有するタンニン水溶液で処理する特
    許請求の範囲第8項記載の製造方法。 4 物品が金属化した光学読み取り情報ディスクであり
    、片側に高レベルおよび低レベルで交互に配置した情報
    領域の光学構造を有する母型の光学的構造側に単量体ア
    クリレート並ヒニ重合性N−置換ピロリドンから成る液
    体重合性単量体組成物を供給し、光学構造を写した重合
    した物品を母型から取り去り、物品の光学構造側を、核
    で1個または2個以上の水酸基および/lたはアミノ基
    で置換された芳香族カルボン酸或いはその誘導体で処理
    し、処理した物品に無電解金属化により金属層を被着す
    るかまたはこの金属層上に更に他の金属層な被着するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 1 母型に重合性単量体組成物を供給した後、上記単量
    体組成物層上に透明な担体板を設け、単量体組成物を硬
    化し、担体板を連結した状態で光学構造を写した硬化し
    た層を母型から取り去る轡許請求の範囲第6項記載の製
    造方・法。
JP57121362A 1981-07-16 1982-07-14 金属層を有する合成樹脂物品の製造方法 Granted JPS5819335A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL8103375A NL8103375A (nl) 1981-07-16 1981-07-16 Methode voor de vervaardiging van een kunstsof voorwerp dat voorzien is van een metaallaag.
NL8103375 1981-07-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5819335A true JPS5819335A (ja) 1983-02-04
JPH0128100B2 JPH0128100B2 (ja) 1989-06-01

Family

ID=19837793

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57121362A Granted JPS5819335A (ja) 1981-07-16 1982-07-14 金属層を有する合成樹脂物品の製造方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4420506A (ja)
EP (1) EP0070595B1 (ja)
JP (1) JPS5819335A (ja)
AU (1) AU552894B2 (ja)
CA (1) CA1192098A (ja)
DE (1) DE3271537D1 (ja)
NL (1) NL8103375A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0596176A (ja) * 1991-10-03 1993-04-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 触媒体
JP2017155335A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 ローム アンド ハース エレクトロニック マテリアルズ エルエルシーRohm and Haas Electronic Materials LLC イオン性触媒を用いて基板を無電解金属メッキする水平方法
WO2020129649A1 (ja) * 2018-12-21 2020-06-25 日産化学株式会社 高分子及び金属微粒子を含む無電解めっき下地剤

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL8202842A (nl) * 1982-07-14 1984-02-01 Philips Nv Methode voor het aanbrengen van een metaalspiegel op een oppervlak dat vervaardigd is uit een acrylaatkunststof of een methacrylaatkunststof.
US4559112A (en) * 1983-10-07 1985-12-17 Nippon Telegraph & Telephone Electrically conducting polymer film and method of manufacturing the same
FR2555185A1 (fr) * 1983-11-17 1985-05-24 Roehm Gmbh Substrat de matiere synthetique pour l'ancrage de revetements metalliques
NL8304084A (nl) * 1983-11-29 1985-06-17 Philips Nv Methode voor het aanbrengen van een metaalspiegel.
NL8304443A (nl) * 1983-12-27 1985-07-16 Philips Nv Methode voor het aanbrengen van een metaalspiegel.
US7854858B2 (en) * 2006-12-29 2010-12-21 Lg Display Co., Ltd. UV curable liquid pre-polymer, and liquid crystal display device using the same and manufacturing method thereof

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL164688C (nl) * 1973-10-15 1981-01-15 Mca Disco Vision Werkwijze voor de vervaardiging van een videoschijf waarbij uitgaande van een moedermatrijs eerst een vorm wordt vervaardigd.
US3998602A (en) * 1975-02-07 1976-12-21 Carl Horowitz Metal plating of polymeric substrates

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0596176A (ja) * 1991-10-03 1993-04-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 触媒体
JP2017155335A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 ローム アンド ハース エレクトロニック マテリアルズ エルエルシーRohm and Haas Electronic Materials LLC イオン性触媒を用いて基板を無電解金属メッキする水平方法
WO2020129649A1 (ja) * 2018-12-21 2020-06-25 日産化学株式会社 高分子及び金属微粒子を含む無電解めっき下地剤
JPWO2020129649A1 (ja) * 2018-12-21 2021-11-04 日産化学株式会社 高分子及び金属微粒子を含む無電解めっき下地剤

Also Published As

Publication number Publication date
CA1192098A (en) 1985-08-20
US4420506A (en) 1983-12-13
NL8103375A (nl) 1983-02-16
EP0070595B1 (en) 1986-06-04
JPH0128100B2 (ja) 1989-06-01
DE3271537D1 (en) 1986-07-10
EP0070595A1 (en) 1983-01-26
AU552894B2 (en) 1986-06-26
AU8601082A (en) 1983-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE2807605C2 (ja)
US8137496B2 (en) Method of fabricating wire grid polarizer
JPS5819335A (ja) 金属層を有する合成樹脂物品の製造方法
JPH04259381A (ja) 表面改質した合成樹脂材料の製造方法
JPH10310873A (ja) 無電解メッキ方法
US4663199A (en) Wet metallization of acrylic resin articles
JPH03180476A (ja) 光ディスクの原盤作成方法
US4639382A (en) Method of providing a metal mirror on a surface manufactured from an acrylate synthetic resin or a methacrylate synthetic resin
EP0149861B1 (en) Method of providing a metal mirror
JP2001303255A (ja) メッキ触媒及びプラスチックメッキ基板の製造方法
JPS6048591B2 (ja) 金属薄膜を表面に有するプラスチツク成型品及びその製造法
AU641231B2 (en) Electrolessly deposited metal holograms
JPS60159172A (ja) 金属層を設ける方法
JPS6033355A (ja) 活性化処理液
JP2002348672A (ja) パターン形成方法及び反射型光学部品
JPS6220152A (ja) 光デイスク成形用スタンパ−とその製造法
JPS5914104B2 (ja) 金属メッキ体の製造方法
US20020132109A1 (en) Reflective optical element and method of producing the same
JPS60169564A (ja) 金属被膜を固着させるためのプラスチツク支持体および表面の湿式金属化方法
JPH0143025B2 (ja)
JPS58149001A (ja) 反射鏡の製造方法
KR820000601B1 (ko) 내마모성 피복재 조성물
JPS5817033B2 (ja) 透明被覆複合体
JP2014191230A (ja) 太陽光集光用フィルムミラー
JP2991852B2 (ja) 情報記録原盤の複製法