JPS58193212A - 結束装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、結束腕とテープリールとの間に、結束腕の起
倒ｉｌｌこ関連してテープリールをテープ巻き戻し方向
に回転させるテープ巻き戻し機構が設けられた結束装置
の改良に関するものである。

従来から、結束装置は、結束腕とテープリールとの間に
、結束腕の起倒動に関連（〜てテープリールをテープ巻
き戻【２方向に回転させ、被結束物に巻回される結束ブ
ーツのうち余分の結束テープを巻き戻すためのテープ巻
き戻１−機構が設けられている０従来のこのテープ巻き
戻し機構は、結束腕の起倒動に関連して作動する扇形歯
車と、この扇形歯車に噛合してテープリールと共に一体
回転する従動歯車とから概略構成さね、結束腕の起立時
においては、被結束物を結束テープに当接させて結束テ
ープを引き出すに除して、テープリールの回転がこのテ
ープ巻き戻し機構を介して結束腕に伝達さねないように
するため、扇形歯車と従ｗＪ＃Ｉｉ車との噛合いがはず
れるようにされている。ところがこの構成のものの場合
、被結束物を結束テープに当接させて結束デーゾを引き
出した後、結束腕を一倒動させるに際して、扇形歯車と
従動歯車との噛合がスムーズに行なわれず、テープ巻き
戻し′ｌ＆構が作動しないおそれがある。扇形歯車と従
動歯車とを使用してこの噛合をスムーズに行なわせよう
とする場合、各々の歯の山と谷とを確実に噛合させるた
めの補助機構が必要となり、構成が複雑なものとなる。

本発明はこの点を鑑みてなされたもので〜その目的は、
構成が簡単でかつ確実に作＠するテープ巻き戻し機構を
備えた結束装置を提供することにあり、特徴とするとこ
ろは、テープ巻き戻しａｍを、結束腕とテープリールと
の間に掛は渡された無端部材と、結束腕の頑倒動番こ関
連して無端部材を握持し、かつ、結束腕の起立動に関連
して無端部材を解放する握持部材とで構成したことにあ
る。

以下に本発明の実施例を図面に基いて説明する０ 第１図において、１は基台で、その中火には、フレーム
２が設けられている。このフレーム２には、軸３を支点
にして回動可能に結束腕４が取り付けられている。基台
１の一端部には起立板５が設けられ、基台１の他端部に
は支持板６が設けられている。起立板５には、回転体７
が軸８を支点にして一定方向に回転可能に設けられてい
る。この回転体７は、挾持部材９と協働して後述する結
束テープの切断端部を挾持する檄４能を有するもので、
挾持部材９は軸１０を支点にして、第１図中、矢印入方
向に回動付勢されるものである。第１図においては、結
束腕４の斜面４ａがこの挾持部材９に当接して、挟持部
材９の自由端部は回転体７から離間され、後述する結束
デーゾの切断端部は解放さねている。

支持板６には、その軸１１にテープリール１２が装着さ
れており、このテープリール１２に結束テープ１３が取
り付けられている。軸１１には、揺動アーム１４が遊嵌
さねでおり、揺動アーム１４の一端部と結束腕４の基部
とは連結板１５によって連結されている。揺動アーム１
４の他端部番こは係止軸１６が取り付けられ、この係止
軸１６にはローラ１７が遊嵌されると共に、スプリング
１８の一端部が係止されている。このスプリング１８の
他端部は、結束腕４に係止されており、スプリング１８
は、結束腕４を起立方向に付勢する機能を有する。揺動
アーム１４は、結束腕４の傾倒動に関連して、連結板１
５の作用により反時計方向に回動され、結束腕４の起立
動に関連してスプリング１８の作用により時計方向番こ
回動されるものである。結束テープ１３は、ローラ１７
を経て結束腕４に向かって案内されており、その切断端
部１５ａは、回転体７と挟持部材９とから大略構成され
るテープ保持装置１９に保持されるものである。

第１図は、被結束物Ｂに巻回された結束テープ１３の巻
回端部が圧着された直後の状態を示すものであり、２０
は圧着板、２１は受圧板である。結束腕４とテープリー
ル１２との間には、テープ巻き戻しａ構２２が設けられ
ている。このテープ巻き戻し機！ｓ２２は、第２図、第
３図に拡大して示すように、保合部材２３と無端部材２
４とから概略構成されている。ここでは、無端部材２４
としてチェーンが用いられている、軸１１にはスプロケ
ット２５が装着固定され、基台１には直立板２６が固定
され、この直立板２６の上部には案内板２７が取り付け
られ、無端部材２４はこの案内板２７とスプロケット２
５との間に掛は渡されている。案内板２ンは、スゲロケ
ット２５よりも上方に配置されており、無端部月２４は
スプロケット２５から案内板２７に向かうに伴なって斜
め上方に砥びる構成とさイ１、無端部材２４にはスプロ
ケット２５と案内板２７との間で若干弛みを持たせであ
る。テープリール１２は、この無端部材２４の矢印Ｃ方
向の運動によって、第６図中、矢印１）方向に回転され
るものである。保合部材２３は、保合部材構成要素２Ｂ
、２９とから構成さねている。保合部材構成要素２８は
、その基端部が結束腕４に取り付けられ、軸３０を支点
Ｋ　して揺動可能とされ、その自由端部には、軸３１　
が植立されてこの軸３１に保合部材構成要素２９が揺動
可能に取り付けられている。保合部材構成要素２９の先
端面にはその揺動支点から遠い側に係合爪５２が設けら
れている。この係合爪５２は、チエーン構成要素に保合
する形状とされている。

支持板乙には、保合部材構成要素２９の一側縁と係合す
る板バネ部材６３が固定されており、結束腕４が起立状
態にあるときには、第６図に示すように保合部材構成要
素２９の結合爪３２は、無端部材２４から離間されてい
る。保合部材構成要素２８には、その自由端部に屈曲部
６４と屈曲部３５とが設けられている。屈曲部３４は保
合部材構成要素２９の回動を規制するストッパーとして
機能し一係合部材構成要素２８は、結束腕４が起立状態
にあるときには、保合部材構成要素２９の一側縁がこの
屈曲部５４に当接して間接的に持ち上げられるよう番こ
なっている。

係合部材構成要素２９は、結束腕４の起倒動に伴なって
、スプロケット２５と案内板２７との間を往復動するも
のである。案内板２７の上面は、屈曲部３５と係合する
保合面２７ａとされており、保合部材構成要素２９の自
由端部を、結束腕４の顛倒動終期ｌこおいて上方へ持ち
上げる機能を有している。

次に作用を説明する。

第６図は、結束腕４の起立状態を示すもので、被結束物
Ｂを結束テープ１３の先方部分にあてがって結束テープ
１３を引き出した後、被結束物Ｂを載置台に載置する。

この後、結束腕４を顛倒動させると、連結板１５の作用
によって揺動アーム１４が反時帽方向に回動する。と同
時に、保合部材構成要素２９が板バネ部材３３から離間
１．７て係合部４４構成曹素２９が反時計方向に回動し
、係合爪３２が無端部材２４のチェーン構成要素に保合
する。無端部材２４は、係合爪３２がチェーン構成要素
と係合することにより一第６図中−矢印（゛方向に回動
さね、この矢Ｅｌｌ　Ｃ方向の回動がスブロケ＝、　ｌ
・２５６ど伝達されて、テープリール１２は、第５図中
、矢印１）方向に回転されて、結束チー１１３の巻き戻
しが行なわねることとなる。保合部材構成要素２９がス
プロケットシ゛５と案内板２７との間を移動する途中、
保合部材横ｈ！、！１！累２９の一側縁は屈曲部３４に
当接しており、屈曲部６５が案内板２７の保合面２７ａ
に保合すると保合部材構成要素２８の自由端部が持ち上
げられるために保合部材構成要素２９は屈曲部３４から
離間する〇被結束物Ｂが緊締結束されて被結束物Ｂの結
束が終了した後に結束腕４を起立側させると、保合部材
構成要素２９と屈曲部３４との間に隙間があるためには
、係合部材構成要素２９は、跳ね上げられなから案内板
２７からスプロケット２５）と向かって移動されること
となり一無端部材２４は、結束腕４の起立励時において
は、第１図中、矢印Ｃ方向と反対方向へ運動しないこと
となり、結束腕４の起立励時においては、テープリール
１２への運動伝達が断たわることとなる。

この実施例によりば、テープ巻き戻し機構２２に加えて
揺動アーム１４を設けて、結束テープ１６に緊張力を与
えるように構成しているので、被結束物Ｂの緊締結束が
従来に較べて一層確爽に行なえることとなる。

第４図は本発明に係る結束装置の第２の実施例を示すも
ので、被結束物Ｂに巻回された結束テープ１６の両巻回
端部が圧差された以降においては、結束テープ１３のテ
ープ巻き戻し方向の緊張力が緩和されるようにするため
、揺動アーム１４の反時計方向の運動伝達を断って、こ
の揺動アーム１４を時計方向に復帰させると共ｉこ、テ
ープ引き出し方向の回転伝達を有意義に行なうようにす
るため、無端部材２４としてのチェーンを両スプロケッ
トに掛は渡すように構、成したものである。

以下前記実施例と同一の構成要素については、前６２実
施例Ｉこ付した符号と同一符号を付してその畦細な説明
を省略し、異なる点についてのみ説明することとする。

揺動アーム１４には係合ビン６６が突設されている。こ
の保合ビン６６は起立板６の一側面に当接されており、
揺動アーム１４は、その時計方向の回動規１ｈ１１がな
さｔｌている。連結板１５は、結束腕４に設けられてい
る軸５７を支点にして揺動するようにされている。連結
板１５の先端部ｌこは保合部３８が形成されている。′
直立板２６には係合ピン３９が突設され、連結板１５に
は係合面４０を有する膨出部４１が形成されている。連
結板１５の先端部Ｃごは一係合ビン３６を案内する案内
面４２が形成されている。直立板２６には軸４５が設け
られ−この軸４３にスプロケ・ソト４４が支持されて、
スプロケット４４とスズロケット２５との間に無端部材
２４としてのチェーンが掛は渡されている。この実施例
による場合、結束腕４の起立的においては、コスト低減
のため一方向クラッチを省略して、テープを引き出す除
電には結束テープの反時計方向の回転がスズロケット２
５に伝達されるようになっているが、無端部材２４がな
めらかに回転することとなっているので、結束テープの
引き出しをスムーズｌこ行なうことができる。また、結
束腕４の傾倒動中圧着前においては、結束腕４の回動が
無端部材２４と連結板１５とを介して、テープリール１
２と揺動アーム１４とに伝達され、結果テープ１３がテ
ープ巻き戻し方向に巻かれると共に緊張力が与えられ、
かつ、圧潰直後においては、係合ピン３９が係合面４゜
に当接して連結板１５の係合部５８と係合ピン５６との
係合が解除さ７］るので、揺動アーム１４はスジ１１ン
グ１８の作用により反時計方向に回動し、保合ピン６６
か起立物６の一側面に当接してその回動を停止する。こ
の揺動アーム１４の反時計方向の回動により、緊張力を
与えられた結束テープはたるむこととなり、このたるみ
により圧着ＴｔＥ後以降においては、緊張力の増大によ
って結束テープの切断端部がテープ保持装置ｉ１９から
はずれることが防止される。なお、係合ピン５６と係合
部６８とが解除状態にあっては、連結板１５の案内面４
２が保合ビン３６に当接することとなるので、結束腕４
を起立させたときζこは、保合部６８と係合ピン３６と
はスムーズに係合することとなる。

以上実施例について説明したが、本発明はこれに限らず
、たとえば、無端部材として平ベルトを使用し、この半
ベルトを握持して運動させる構成のもの、無端部材とし
てロープを使用する構成ものをも含むものである。なお
、無端部材２４としてのチェーンは、斜め下方に設ける
構成とすることもできる。

本発明は以上説明したようｌこ構成したので、構成が簡
単で、かつ、確実に作動するテープ巻き戻し機構を備え
た結束装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る結束装置の要部を詳細に示した全
体図。 第２図〜第６図は本発明に係る結束装置の要部を示す拡
大図。 第４図は本発明に係る結束装置の第２の実施例を示す拡
大図。 ４・・・結束腕 １２・・・テープリール １３・・・結束テープ ２２・・・テープ巻き戻し機構 ２５・・・保合部材 ２４・・・無端部材 ２５・・・スジロケ１２．ト ２７・・・案内板 ２８・２９・・・係合部材構成要素 ３２・・保合部 特許出願人　　二千パン株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１結束腕とテープリールとの間に、結束腕の起倒動
   に関連し７て前記テープリールをテープ巻き戻し方向に
   回転させるテープ巻き戻し機構が設けられている結束装
   置において、 前記テープ巻き戻し機構を、結束腕とテープリールとの
   間に掛は渡された無端部材と、前記結束腕の傾倒動に関
   連し前記無端部材基こ保合して該無端部材を前記結束テ
   ープが巻き戻される方向に回動させる保合部材とで構成
   したことを特徴とする結束装！。