JPS58191968A - ヘモグロビンA↓1↓cの分離方法 - Google Patents
ヘモグロビンA↓1↓cの分離方法Info
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- JPS58191968A JPS58191968A JP58066868A JP6686883A JPS58191968A JP S58191968 A JPS58191968 A JP S58191968A JP 58066868 A JP58066868 A JP 58066868A JP 6686883 A JP6686883 A JP 6686883A JP S58191968 A JPS58191968 A JP S58191968A
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/72—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving blood pigments, e.g. haemoglobin, bilirubin or other porphyrins; involving occult blood
- G01N33/721—Haemoglobin
- G01N33/723—Glycosylated haemoglobin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、糖尿病に悩む患者や糖尿病の診断に関して、
長期の血液中のグルコースレベルの監視に関するもので
ある。詳しくは、本発明は、人の血液中に存在するグリ
コジル化ヘモグロビン成分からヘモグロビンAICを単
離する方法に関するものである。
長期の血液中のグルコースレベルの監視に関するもので
ある。詳しくは、本発明は、人の血液中に存在するグリ
コジル化ヘモグロビン成分からヘモグロビンAICを単
離する方法に関するものである。
ヘモグロビンAs (HbAt) 、即ち成人のヘモグ
ロビン(lIbA ’)のグリコジル化体の量が正常人
の血液中より糖尿病患者の血液中に多いことが知られて
いた。ヘモグロビンAIはそれ自体数種の成分がらなり
、そのうちの主な成分はHb^la、 lIbA1b
及びHbA、cとして同定されている。これらの3つの
成分はクロマトグラフのカラムを道って比較的速<f6
mするため、ファーストヘモグロビンとして、知うして
いる。一番多く存在するファーストヘモグロビンは1I
bA1cであり、これは血液中のグルコースレベルの最
も信頼できる指標であることも知られている。また、H
bAlcの前駆体が、グルコース分子とヘモグロビン分
子との間の結合がアルジ13− ミン結合である不安定な付加物(以下シッフ塩基という
)であることも知られている。グルコースとヘモグロビ
ンAとからのHbAlcの生成反応速度がこれらの出発
原料への解離速度と同様に高いため、シッフ塩基のレベ
ルは、意義ある糖尿分析において定量することが要求さ
れる長期のグルコースレベルよりむしろ血液中のグルコ
ースレベルの短期の変動を表している。このため、シッ
フ塩基を除去しないで行う分析は、患者のグルコース制
御能力の指標としては、劣っている。
ロビン(lIbA ’)のグリコジル化体の量が正常人
の血液中より糖尿病患者の血液中に多いことが知られて
いた。ヘモグロビンAIはそれ自体数種の成分がらなり
、そのうちの主な成分はHb^la、 lIbA1b
及びHbA、cとして同定されている。これらの3つの
成分はクロマトグラフのカラムを道って比較的速<f6
mするため、ファーストヘモグロビンとして、知うして
いる。一番多く存在するファーストヘモグロビンは1I
bA1cであり、これは血液中のグルコースレベルの最
も信頼できる指標であることも知られている。また、H
bAlcの前駆体が、グルコース分子とヘモグロビン分
子との間の結合がアルジ13− ミン結合である不安定な付加物(以下シッフ塩基という
)であることも知られている。グルコースとヘモグロビ
ンAとからのHbAlcの生成反応速度がこれらの出発
原料への解離速度と同様に高いため、シッフ塩基のレベ
ルは、意義ある糖尿分析において定量することが要求さ
れる長期のグルコースレベルよりむしろ血液中のグルコ
ースレベルの短期の変動を表している。このため、シッ
フ塩基を除去しないで行う分析は、患者のグルコース制
御能力の指標としては、劣っている。
従って、グリコジル化ヘモグロビンを分析する場合、長
期のグルコースの制御の正確で信頼できる指標を得るた
めには、シッフ塩基前駆体及び他のグリコジル化ヘモグ
ロビンの両方がら1IbAlcを分離することが望まし
い。グリコジル化ヘモグロビン及びその糖尿病との関連
についての一般的礒Mはバーン(Bunn)ら番こよっ
てサイエンス(Science)、200.21〜27
頁(197B)に提供されている。イオン交換樹脂の使
用は、チョウ(Chou)らによってタリフ。ケミ (
CIin、 Chew。
期のグルコースの制御の正確で信頼できる指標を得るた
めには、シッフ塩基前駆体及び他のグリコジル化ヘモグ
ロビンの両方がら1IbAlcを分離することが望まし
い。グリコジル化ヘモグロビン及びその糖尿病との関連
についての一般的礒Mはバーン(Bunn)ら番こよっ
てサイエンス(Science)、200.21〜27
頁(197B)に提供されている。イオン交換樹脂の使
用は、チョウ(Chou)らによってタリフ。ケミ (
CIin、 Chew。
14−
)、24αl、1708〜1710頁(1978)に、
及びアーキューフ(^cuff )の一連の米国特許:
第4.142,855号、第4,142,856号、第
4,142,857号及び第4.142.858号(す
べて1978年3月6日に特許)、第4,168,14
7号(1979年9月18日に特許)及び第4.238
.196号(1980年12月9日に特許)に記載され
ている。
及びアーキューフ(^cuff )の一連の米国特許:
第4.142,855号、第4,142,856号、第
4,142,857号及び第4.142.858号(す
べて1978年3月6日に特許)、第4,168,14
7号(1979年9月18日に特許)及び第4.238
.196号(1980年12月9日に特許)に記載され
ている。
シッフ塩基付加物を除去する従来の方法は赤血球の塩類
培養(saline 1ncubation )及び溶
血物の透析を包含する。前者は、ゴールドスティン(G
oldstein )らによってダイアビーティーズ(
Diabetes) 、29.623〜62B頁(19
80)に、スヘンセン(Svendsen)らによって
ダイアベトロシア(Diabetologia) 、1
9.130〜136頁(1980)に、及びチツウ(C
hou)らによってタリフ。ケミ (CIin、 Ch
ew、 ) 、24Ql、 1708〜1710頁(1
97B)に記載されている。後者は、ゴールドスティン
(Goldatein )らによってサブラ(supr
a )に、及びウィッドネス(Widness )らに
よってジェイ、ラブ、タリノ。
培養(saline 1ncubation )及び溶
血物の透析を包含する。前者は、ゴールドスティン(G
oldstein )らによってダイアビーティーズ(
Diabetes) 、29.623〜62B頁(19
80)に、スヘンセン(Svendsen)らによって
ダイアベトロシア(Diabetologia) 、1
9.130〜136頁(1980)に、及びチツウ(C
hou)らによってタリフ。ケミ (CIin、 Ch
ew、 ) 、24Ql、 1708〜1710頁(1
97B)に記載されている。後者は、ゴールドスティン
(Goldatein )らによってサブラ(supr
a )に、及びウィッドネス(Widness )らに
よってジェイ、ラブ、タリノ。
メト、 (J、 Lab、 Cl1n、 Wed
、) 、95(31,386〜394頁(1980)
に記載されている。
、) 、95(31,386〜394頁(1980)
に記載されている。
予めシッフ塩基を除去しないでのHbAICの正確な分
析は、酸加水分解、次いでチオバルビッル酸での処理を
行う比色法によって達成されている。
析は、酸加水分解、次いでチオバルビッル酸での処理を
行う比色法によって達成されている。
これはスベンセン(Svendsen)らによってサプ
ラ(supra )に記載されている。
ラ(supra )に記載されている。
本発明は、塩類による洗浄、溶血物の透析及び複雑な分
析法を必要としない、ヘモグロビンAICをそのシッフ
塩基前駆体から及び他のグリコジル化ヘモクロビンから
分離する、ヘモグロビンAICの分離方法を提供するも
のである0本発明の分離方法は、カチオン交換体に連続
的に通す2つの異なる溶離緩衝溶液の使用を含む。本発
明の分離方法によれば、迅速且つ容5に分離することが
でき、短期の変動や妨害物質のない、人の血液中の長期
のグルコースレベルのより正確で信頼できる定量を提供
することができる。
析法を必要としない、ヘモグロビンAICをそのシッフ
塩基前駆体から及び他のグリコジル化ヘモクロビンから
分離する、ヘモグロビンAICの分離方法を提供するも
のである0本発明の分離方法は、カチオン交換体に連続
的に通す2つの異なる溶離緩衝溶液の使用を含む。本発
明の分離方法によれば、迅速且つ容5に分離することが
でき、短期の変動や妨害物質のない、人の血液中の長期
のグルコースレベルのより正確で信頼できる定量を提供
することができる。
本発明は、下記の(a)、世)、(C1、(dl及び+
e)の工程からなる、人の血液のサンプル中のヘモグロ
ビンAICを他のグリコジル化及び非グリコジル化ヘモ
グロビン及びヘモグロビンAICの前駆体のシッフ塩基
から分離する、ヘモグロビンAICの分離方法である。
e)の工程からなる、人の血液のサンプル中のヘモグロ
ビンAICを他のグリコジル化及び非グリコジル化ヘモ
グロビン及びヘモグロビンAICの前駆体のシッフ塩基
から分離する、ヘモグロビンAICの分離方法である。
Tal 上記サンプルに含有される赤血球を分解し、
溶血物を形成する。
溶血物を形成する。
(b) 上記溶血物を弱カチオン交換体に含浸する。
(C) 上記交換体に、アルカリ金属のイオンが約0
゜02Mから約0.05 Mの濃度で溶解している第1
溶離vi街溶液を通し、上記シッフ塩基前駆体をグルコ
ースとヘモグロビンAに解離し且つ上記ヘモグロビンA
1上記ヘモグロビンAIC及び上記他の亦グリコジル化
ヘモグロビンより上記グルコース及び上記他のグリコジ
ル化ヘモグロビンを優先的に溶離する。
゜02Mから約0.05 Mの濃度で溶解している第1
溶離vi街溶液を通し、上記シッフ塩基前駆体をグルコ
ースとヘモグロビンAに解離し且つ上記ヘモグロビンA
1上記ヘモグロビンAIC及び上記他の亦グリコジル化
ヘモグロビンより上記グルコース及び上記他のグリコジ
ル化ヘモグロビンを優先的に溶離する。
+d) 上記交換体に、アルカリ金属のイオンが約0
゜06Mから約0.11Mの濃度で熔解している第2熔
離緩街溶液を通し、上記ヘモグロビンA及び上記他の非
グリコジル化ヘモグロビンより上記ヘモグロビンAIC
を優先的に溶離する。
゜06Mから約0.11Mの濃度で熔解している第2熔
離緩街溶液を通し、上記ヘモグロビンA及び上記他の非
グリコジル化ヘモグロビンより上記ヘモグロビンAIC
を優先的に溶離する。
=17−
to> 工程(d)における溶出液を回収する。
第1及び第2溶離緩衝溶液の容量は、溶血物中に初めか
ら存在するHbAICの全部を実質的に含有し且つ他の
グリコジル化及び非グリコジル化ヘモグロビン成分の何
れも実質的に含有していない第2溶出液が得られるよう
に、通常の実験をすることによって調整することができ
る。第2f4出液のHb^1c含量は従来の分析法によ
って容易に定量することができる。
ら存在するHbAICの全部を実質的に含有し且つ他の
グリコジル化及び非グリコジル化ヘモグロビン成分の何
れも実質的に含有していない第2溶出液が得られるよう
に、通常の実験をすることによって調整することができ
る。第2f4出液のHb^1c含量は従来の分析法によ
って容易に定量することができる。
以下に本発明の分離方法を工程順に詳述する。
赤血球の分解は、完全な血液のサンプル、または赤血球
の全部若しくは実質的に全部を含有する一部の血液のサ
ンプルに溶血法を通用することによって達成することが
できる。上記サンプルの大部分から赤血球を分離するの
に遠心分離を用いることができるが、遠心分離を用いな
くとも最終分析の精度に悪影響を与えずに分解を容易に
達成することができる。従って、完全な血液のサンプル
に溶血法を通用するのが最も便利であろう。
の全部若しくは実質的に全部を含有する一部の血液のサ
ンプルに溶血法を通用することによって達成することが
できる。上記サンプルの大部分から赤血球を分離するの
に遠心分離を用いることができるが、遠心分離を用いな
くとも最終分析の精度に悪影響を与えずに分解を容易に
達成することができる。従って、完全な血液のサンプル
に溶血法を通用するのが最も便利であろう。
溶血法は、赤血球の内容物質を外部の流体へ流−18=
出させるのに十分に赤血球の膜を破壊する方法で十分で
ある。この方法には、従来の溶血法も包含される。好ま
しい方法は、清浄液の添加、次いでこの混合物を略室温
で少なくとも約1o分間培養することを含む。
ある。この方法には、従来の溶血法も包含される。好ま
しい方法は、清浄液の添加、次いでこの混合物を略室温
で少なくとも約1o分間培養することを含む。
溶血したら、溶血物を弱カチオン交換体に含浸する。カ
チオン交換体は、従来のように配置したものを使用する
ことができるが、好ましくは、液体が通過できる固定ベ
ッドのように鉛直カラム内に配置する。溶血物とカチオ
ン交換体の粒子との間の充分な相互作用を達成し且つ2
回の溶離の間中、イオン交換及び成分の分離のための充
分な機会を与えるには、溶血物の容量は、カチオン交換
体ベッドの容量より幾分少なめにするのが最適である。
チオン交換体は、従来のように配置したものを使用する
ことができるが、好ましくは、液体が通過できる固定ベ
ッドのように鉛直カラム内に配置する。溶血物とカチオ
ン交換体の粒子との間の充分な相互作用を達成し且つ2
回の溶離の間中、イオン交換及び成分の分離のための充
分な機会を与えるには、溶血物の容量は、カチオン交換
体ベッドの容量より幾分少なめにするのが最適である。
典型的には、サンプルは、カチオン交換体ベッドの占有
領域にのみ浸透し、溶離工程の間にさらに一層の相互作
用のためにベッドの残部を通過する。
領域にのみ浸透し、溶離工程の間にさらに一層の相互作
用のためにベッドの残部を通過する。
本発明においては、種々のカチオン交換体を用いること
ができるが1.好ましくは、弱酸性の弱カチオン交換体
を用いるのがよい。弱酸性を与える活性基の例としては
、カルボン酸、メチルカルボン酸及びリン酸の基が挙げ
られる。樹脂マトリックスの例としては、ポリスチレン
、ポリビニル化合物、セルロース及びアガロースの他に
アクリル樹脂、メタクリル樹脂及びフェノール樹脂を挙
げることができる。好ましいカチオン交換体は、メタク
リル酸とジビニルベンゼンとの共重合体である。
ができるが1.好ましくは、弱酸性の弱カチオン交換体
を用いるのがよい。弱酸性を与える活性基の例としては
、カルボン酸、メチルカルボン酸及びリン酸の基が挙げ
られる。樹脂マトリックスの例としては、ポリスチレン
、ポリビニル化合物、セルロース及びアガロースの他に
アクリル樹脂、メタクリル樹脂及びフェノール樹脂を挙
げることができる。好ましいカチオン交換体は、メタク
リル酸とジビニルベンゼンとの共重合体である。
上記樹脂の粒子サイズは特に制限されるものではなく、
使用するカラムのタイプに応じて変化させる。溶離緩衝
溶液の重力による流下によって操作する鉛直カラムにお
いては、100〜400メソシユ〔ニー、ニス、シブ
シリーズ(U、S、 5ieve 5ereis )
) 、好ましくは2oo〜4ooメソシユの粒子サイズ
のものを使用するのが最も都合がよい。
使用するカラムのタイプに応じて変化させる。溶離緩衝
溶液の重力による流下によって操作する鉛直カラムにお
いては、100〜400メソシユ〔ニー、ニス、シブ
シリーズ(U、S、 5ieve 5ereis )
) 、好ましくは2oo〜4ooメソシユの粒子サイズ
のものを使用するのが最も都合がよい。
カチオン交換体としてメタクリル酸とジビニルベンゼン
の共重合体を使用する場合、カチオン交換体の活性点の
約30%から約50%、好ましくは、約35%から約4
5%がアルカリ金属のイオンで、残りが水素イオンで占
有されていることが好ましい、ここで、アルカリ金属と
は、周期律表の第1a属の金属を示すものである。好ま
しいアルカリ金属は原子量がカリウムと同じか若しくは
それ未満のものである。これらのうち、ナトリウムとカ
リウムが特に好ましく、そしてナトリウムが最も好まし
い、イオンの割合の調整は都合よく達成される。この調
整は溶血物の含浸前に行っておく必要がある。
の共重合体を使用する場合、カチオン交換体の活性点の
約30%から約50%、好ましくは、約35%から約4
5%がアルカリ金属のイオンで、残りが水素イオンで占
有されていることが好ましい、ここで、アルカリ金属と
は、周期律表の第1a属の金属を示すものである。好ま
しいアルカリ金属は原子量がカリウムと同じか若しくは
それ未満のものである。これらのうち、ナトリウムとカ
リウムが特に好ましく、そしてナトリウムが最も好まし
い、イオンの割合の調整は都合よく達成される。この調
整は溶血物の含浸前に行っておく必要がある。
イオン交換体に溶血物を含浸したら、2つの溶離@衝溶
液の内の第1番目のものく第1溶離緩衝溶液)を上記交
換体に通す。著しい塩効果を引き起こさずに、上記イオ
ン交換体の活性点において後者の濃度でアルカリ金属カ
チオンと両立し、所望の範囲内にpHレベルを保持でき
、且つ血液のサンプルを劣化させない、従来のアニオシ
緩衝溶液を用いることができる。溶離緩衝溶液の最も臨
界的特徴は、そのアルカリ金属のイオンの含量である。
液の内の第1番目のものく第1溶離緩衝溶液)を上記交
換体に通す。著しい塩効果を引き起こさずに、上記イオ
ン交換体の活性点において後者の濃度でアルカリ金属カ
チオンと両立し、所望の範囲内にpHレベルを保持でき
、且つ血液のサンプルを劣化させない、従来のアニオシ
緩衝溶液を用いることができる。溶離緩衝溶液の最も臨
界的特徴は、そのアルカリ金属のイオンの含量である。
上記交換体の場合と同様、原子量がカリウム21−
と同じか若しくはそれ未満のアルカリ金属が好ましく、
それらのうち特にナトリウムとカリウムが好ましく、そ
してナトリウムが最も好ましい、所望の分離を達成する
のに適当なアルカリカチオンの濃度範囲は使用する特定
のアルカリカチオンに依存するが、適当な濃度は通常的
0.02Mから約0.05M、好ましくは0.03Mが
ら0.04M(7)範囲内である。
それらのうち特にナトリウムとカリウムが好ましく、そ
してナトリウムが最も好ましい、所望の分離を達成する
のに適当なアルカリカチオンの濃度範囲は使用する特定
のアルカリカチオンに依存するが、適当な濃度は通常的
0.02Mから約0.05M、好ましくは0.03Mが
ら0.04M(7)範囲内である。
第1溶離緩衝溶液のpHは、過剰の酸度によるヘモグロ
ビンの加水分解を避け、所望の分離を達成する観点から
決iする。これらの観点を考慮すると、第1熔離緩衝溶
液のpHは通常的5.0から約7゜5、好ましくは約6
.5から約7.0の範囲内である。
ビンの加水分解を避け、所望の分離を達成する観点から
決iする。これらの観点を考慮すると、第1熔離緩衝溶
液のpHは通常的5.0から約7゜5、好ましくは約6
.5から約7.0の範囲内である。
pHがこの範囲内にある、従来の緩衝溶液系を用いるこ
とができる。この例としては、生化学緩衝溶液、双性イ
オンのvi街温溶液びホスフェート緩衝溶液が挙げられ
る。好ましい緩衝溶液は、−塩基性及び二塩基性の、カ
リウム及びナトリウムホスフェートである。ナトリウム
ホスフェートが特に好ましい。
とができる。この例としては、生化学緩衝溶液、双性イ
オンのvi街温溶液びホスフェート緩衝溶液が挙げられ
る。好ましい緩衝溶液は、−塩基性及び二塩基性の、カ
リウム及びナトリウムホスフェートである。ナトリウム
ホスフェートが特に好ましい。
22−
この工程の温度条件は、イオン交換の工程の場合と同様
である。適当な操作温度は、カラムの交換体の容量、交
換体の粒子サイズ及びアルカリ金属の含量、表面積及び
他の同様な変化に依存するが、通常の実験を行うことに
よって容易に決定することができる。温度を約14℃か
ら約35℃、好ましくは約17℃から約30℃、更に好
ましく奢 は約20℃から約28℃の範囲内で操作することが最も
都合がよいであろう。
である。適当な操作温度は、カラムの交換体の容量、交
換体の粒子サイズ及びアルカリ金属の含量、表面積及び
他の同様な変化に依存するが、通常の実験を行うことに
よって容易に決定することができる。温度を約14℃か
ら約35℃、好ましくは約17℃から約30℃、更に好
ましく奢 は約20℃から約28℃の範囲内で操作することが最も
都合がよいであろう。
交換体ベッドを通る第1溶離緩衝溶液の容量及び流速は
、最適な分離を与えるように選択される。
、最適な分離を与えるように選択される。
第1溶離緩tit溶液の最適な容量及び最適な流速は通
常の実験を行うことによって容易に決定することができ
る。
常の実験を行うことによって容易に決定することができ
る。
種々の従来の安定剤、特にナトリウムアゾ化物及び/又
はエチレンジアミンテトラ酢酸を従来の使用量で第1溶
離緩街溶液に含有させることができる。
はエチレンジアミンテトラ酢酸を従来の使用量で第1溶
離緩街溶液に含有させることができる。
1回目の溶離が終了したら、第1溶出液を取って置き、
第2熔離緩衝溶液を樹脂に通し第2f4出液を集める。
第2熔離緩衝溶液を樹脂に通し第2f4出液を集める。
第2溶出液は第1溶出液とは分離しておく、第2溶離緩
街溶液はアルカリ金属のイオンの濃度が高い以外は第1
溶離緩衝溶液と同様である。第2溶離媛衝溶液における
アルカリ金属のイオンの濃度は、使用するアルカリ金属
に依存するが、約0.06Mから約0.11M、好まし
くは約0.07Mから約0.09 Mの範囲である。再
び、周期律表の第1a属の金属のイオンを用いることが
でき、それらのうち原子量がカリウムと同じが若しくは
それ未満のものが好ましく、特にナトリウムとカリウム
が好ましく、そしてナトリウムが最も好ましい。樹脂(
交換体)及び2つの溶m緩衝溶液で用いられるアルカリ
金属のイオンは同じ種類のものが好ましい。
街溶液はアルカリ金属のイオンの濃度が高い以外は第1
溶離緩衝溶液と同様である。第2溶離媛衝溶液における
アルカリ金属のイオンの濃度は、使用するアルカリ金属
に依存するが、約0.06Mから約0.11M、好まし
くは約0.07Mから約0.09 Mの範囲である。再
び、周期律表の第1a属の金属のイオンを用いることが
でき、それらのうち原子量がカリウムと同じが若しくは
それ未満のものが好ましく、特にナトリウムとカリウム
が好ましく、そしてナトリウムが最も好ましい。樹脂(
交換体)及び2つの溶m緩衝溶液で用いられるアルカリ
金属のイオンは同じ種類のものが好ましい。
第2溶離緩衛溶液のpHは、第1溶離緩衝溶液の場合と
同様な観点から決定する。但し、好ましくは、第2溶離
緩衝溶液のpHは、nbal(、の等電点より約tpn
下からHb^1cの略等電点までの範囲内である。更に
好ましくは、HbAl(Hの等電点より約0゜5pH下
から1IbA1cの略等電点までの範囲内である。
同様な観点から決定する。但し、好ましくは、第2溶離
緩衝溶液のpHは、nbal(、の等電点より約tpn
下からHb^1cの略等電点までの範囲内である。更に
好ましくは、HbAl(Hの等電点より約0゜5pH下
から1IbA1cの略等電点までの範囲内である。
第2溶離緩街溶液の溶離工程の温度条件は前述した第1
熔離緩衝溶液の場合と同じである。
熔離緩衝溶液の場合と同じである。
同様に、第2熔離緩街溶液の容量は、1回目の溶離後樹
脂に保持されているHbAIQの全部を実質的に分離し
、非グリコジル化ヘモグロビンの全部を実質的に残すの
に十分な量である。第1f4離緩衝溶液の場合と同様、
第2溶離m衝溶液の適当な容量及び流速は通常の実験を
行うことによって容易に決定することができる。
脂に保持されているHbAIQの全部を実質的に分離し
、非グリコジル化ヘモグロビンの全部を実質的に残すの
に十分な量である。第1f4離緩衝溶液の場合と同様、
第2溶離m衝溶液の適当な容量及び流速は通常の実験を
行うことによって容易に決定することができる。
必要に応じ、本発明で用いられる溶液(i劇物、溶離@
衝熔液など)に、隣位のジオールへの親和力を有し、グ
ルコース成分に結合する化学物質を含有させることによ
って、不安定なグルコース錯体をHbAICから効率良
く分離することができる。
衝熔液など)に、隣位のジオールへの親和力を有し、グ
ルコース成分に結合する化学物質を含有させることによ
って、不安定なグルコース錯体をHbAICから効率良
く分離することができる。
溶離緩衝溶液に可溶で且つグルコース成分への親和力以
外は反応不活性な化学物質が用いることができる。
外は反応不活性な化学物質が用いることができる。
好ましい化学物質はホウ酸及び低級アルキルボロニック
酸類のような、ジヒドロキシボリル化合物である。
酸類のような、ジヒドロキシボリル化合物である。
25−
分離を促進させるために、上記化学物質を、本発明で用
いられる溶液・−溶血物、溶離mSi液又はこれらの結
合物などに熔解する。溶血物中に存在するジヒドロキシ
ボリル化合物に関して、塩基を添加することによってp
Hを約4.5から約6.5、好ましくは約5.0から約
6.0の範囲内に保持することが好ましい。存在するジ
ヒドロキシボリル化合物の適当な量は、要求させる程度
即ち、樹脂自体の分離効率に依存する。使用する場合、
ジヒドロキシボリル化合物の濃度は、溶血物又は2つの
溶離緩衝溶液のいずれにおいても通常約0.OIMから
約1.00Mの範囲内である。溶血試薬として清浄液を
用いる場合は、溶血物に対して約0.1 Mから約1.
0 Mの範囲内のジヒドロキシボリル化合物の量を清浄
液に含有させると良い、溶離緩衝溶液において、ジヒド
ロキシボリル化合物の量は、通常約0.OIMから約0
.10 M、好ましくは約0゜01Mから約0.03M
の範囲内である。
いられる溶液・−溶血物、溶離mSi液又はこれらの結
合物などに熔解する。溶血物中に存在するジヒドロキシ
ボリル化合物に関して、塩基を添加することによってp
Hを約4.5から約6.5、好ましくは約5.0から約
6.0の範囲内に保持することが好ましい。存在するジ
ヒドロキシボリル化合物の適当な量は、要求させる程度
即ち、樹脂自体の分離効率に依存する。使用する場合、
ジヒドロキシボリル化合物の濃度は、溶血物又は2つの
溶離緩衝溶液のいずれにおいても通常約0.OIMから
約1.00Mの範囲内である。溶血試薬として清浄液を
用いる場合は、溶血物に対して約0.1 Mから約1.
0 Mの範囲内のジヒドロキシボリル化合物の量を清浄
液に含有させると良い、溶離緩衝溶液において、ジヒド
ロキシボリル化合物の量は、通常約0.OIMから約0
.10 M、好ましくは約0゜01Mから約0.03M
の範囲内である。
2回目の溶離が終了すると、得られる第2溶出液は、最
初のサンプルに存在する。bAl(、の全部を26一 実質的に含有し、他のヘモグロビン成分のいずれも実質
的に含有していない、第2溶出液は、そのHb^1c含
量を公知の従来法、特に生化学的方法(biochem
ical techniques)及び光電光度法−、
(spectrophotoeeetric tech
niques )によって分析することができる。
初のサンプルに存在する。bAl(、の全部を26一 実質的に含有し、他のヘモグロビン成分のいずれも実質
的に含有していない、第2溶出液は、そのHb^1c含
量を公知の従来法、特に生化学的方法(biochem
ical techniques)及び光電光度法−、
(spectrophotoeeetric tech
niques )によって分析することができる。
以下に本発明の実施例を示し本発明を更に詳説するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
この実施例は、完全な人の血液のサンプルにおいて、シ
ッフ塩基結合したグルコースをヘモグロビンから除去す
ること及びobAl(、を他のヘモグロビンのフラクシ
ョンから分離することについて、本発明の2緩Sf4液
法の効果を示すものである。
ッフ塩基結合したグルコースをヘモグロビンから除去す
ること及びobAl(、を他のヘモグロビンのフラクシ
ョンから分離することについて、本発明の2緩Sf4液
法の効果を示すものである。
この実験において、シッフ塩基の形成は、完全な血液の
サンプルを、これにいくつかの異なる量のグルコースを
加え、30℃で6時間培養することによって行った。シ
ッフ塩基の除去の程度は、従来法の塩類洗浄法(sal
ine washing techniques )A
、従来法によるシッフ塩基の除去 グルコース処理した完全な血液の各サンプルからそれぞ
れ500μlとり、これらを生理的含塩溶液101で3
回洗浄した。各洗浄後、これらを遠心分離し、検温した
。2回目の慢瀉後、生理的含塩溶液10−■を加え、混
合物を37℃で4V4時間培養した。3回目の検温後、
生理的含塩溶液200μ!加え、セルに充填した。
サンプルを、これにいくつかの異なる量のグルコースを
加え、30℃で6時間培養することによって行った。シ
ッフ塩基の除去の程度は、従来法の塩類洗浄法(sal
ine washing techniques )A
、従来法によるシッフ塩基の除去 グルコース処理した完全な血液の各サンプルからそれぞ
れ500μlとり、これらを生理的含塩溶液101で3
回洗浄した。各洗浄後、これらを遠心分離し、検温した
。2回目の慢瀉後、生理的含塩溶液10−■を加え、混
合物を37℃で4V4時間培養した。3回目の検温後、
生理的含塩溶液200μ!加え、セルに充填した。
B、溶血
洗浄サンプル及び非洗浄サンプルの両方を、十分に混合
した各サンプル10oIII!に商標名トリトンX −
100(Triton χ−100、ローム アンド
ハース カンパニー、ペンシルバニア州フィラデルフ
ィア)を持つポリオキシエチレンエーテル界面活性剤の
水溶液0.33%(容量百分率)からなる溶血試薬50
0μlを加え、この混合物を攪拌し、少なくとも5分間
放置することによって分解した。各溶血物20μlを次
の工程で得られる溶離したサンプルと比較するため取っ
て置いた。
した各サンプル10oIII!に商標名トリトンX −
100(Triton χ−100、ローム アンド
ハース カンパニー、ペンシルバニア州フィラデルフ
ィア)を持つポリオキシエチレンエーテル界面活性剤の
水溶液0.33%(容量百分率)からなる溶血試薬50
0μlを加え、この混合物を攪拌し、少なくとも5分間
放置することによって分解した。各溶血物20μlを次
の工程で得られる溶離したサンプルと比較するため取っ
て置いた。
c、 nb^1cの分離
一連のイオン交換樹脂カラムを次の遺り準備した。
カリフォルニア州りンチモンドのバイオ−ランド ラボ
ラトリーズから入手できる、メタクリル酸とジビニルベ
ンゼンとの共重合体からなる弱酸性の樹脂であるバイオ
ーレンクス70 (Bio−Rex70)イ5オン交換
樹脂を、樹脂の活性点における水素イオンとナトリウム
イオンとの割合が55:45になるようにリン酸で調整
した。プラスチック樹脂カラムは、その長さが約12c
mで容量が約12m1で底部付近にフリ7トを有するも
のを用いた。
ラトリーズから入手できる、メタクリル酸とジビニルベ
ンゼンとの共重合体からなる弱酸性の樹脂であるバイオ
ーレンクス70 (Bio−Rex70)イ5オン交換
樹脂を、樹脂の活性点における水素イオンとナトリウム
イオンとの割合が55:45になるようにリン酸で調整
した。プラスチック樹脂カラムは、その長さが約12c
mで容量が約12m1で底部付近にフリ7トを有するも
のを用いた。
このカラムに、予め調整した上記樹脂1.0g(3゜0
1)を充填した。このカラムを振とうして均一な懸濁液
にした。振とう後直ちにカラムの頂部のキンヤブを取外
し、底部の端を切取り、カラムから排出容器に流出でき
るようにした。
1)を充填した。このカラムを振とうして均一な懸濁液
にした。振とう後直ちにカラムの頂部のキンヤブを取外
し、底部の端を切取り、カラムから排出容器に流出でき
るようにした。
カラムから流出できるようにしたら、溶血物100μl
を樹脂ベンドの頂部の中心にピペットで移した。それか
ら、ベッドを5〜7分間放置した。
を樹脂ベンドの頂部の中心にピペットで移した。それか
ら、ベッドを5〜7分間放置した。
29−
次いで、第1溶離緩衡溶液をカラムに通した。
この第1溶離緩街溶液は、pllが6.7でナトリウム
イオン濃度が37seq /L (2)0.023M−
ホスフェート緩衝溶液を含有していた。この溶液を全部
で5.0ml用い、最初の11をカラムの頂部に1適ず
つ加え、残りをカラムの壁を伝わらせて流入した。そし
て、その溶出液を捨てた。
イオン濃度が37seq /L (2)0.023M−
ホスフェート緩衝溶液を含有していた。この溶液を全部
で5.0ml用い、最初の11をカラムの頂部に1適ず
つ加え、残りをカラムの壁を伝わらせて流入した。そし
て、その溶出液を捨てた。
第り溶離緩衝溶液をカラムから完全に流出させたら、第
2溶離緩街溶液をカラムに通した、この第2溶離緩衝溶
液は、puが6.7でナトリウムイオン濃度が74+w
eq /L (710,05M−*スフニー )緩衝溶
液を含有していた。この溶液を、全部で10.0ml使
用した以外は第1溶離iiffifg液と同様にして樹
脂ベッドに加え流出させた。
2溶離緩街溶液をカラムに通した、この第2溶離緩衝溶
液は、puが6.7でナトリウムイオン濃度が74+w
eq /L (710,05M−*スフニー )緩衝溶
液を含有していた。この溶液を、全部で10.0ml使
用した以外は第1溶離iiffifg液と同様にして樹
脂ベッドに加え流出させた。
第2溶離緩衝溶液をカラムから完全に流出させたら、そ
の溶出液を十分に混合して10mmの光路を有するキュ
ベントに移し、その吸光度を、ブランクとして第2溶離
緩衝溶液を0とした、415rvでの実験用光電光度針
(spectrophotomet@r )で読みとっ
た。
の溶出液を十分に混合して10mmの光路を有するキュ
ベントに移し、その吸光度を、ブランクとして第2溶離
緩衝溶液を0とした、415rvでの実験用光電光度針
(spectrophotomet@r )で読みとっ
た。
=30−
第2溶出液中のヘモグロビン含量を最初のサンプル中に
存在するヘモグロビン全量に対するパーセントで示すた
めに、同様の吸光度測定を、前に取って置いた溶血物(
前記の溶血の項Bの末文を参照)について第2溶離緩衝
溶液で希釈後行った。
存在するヘモグロビン全量に対するパーセントで示すた
めに、同様の吸光度測定を、前に取って置いた溶血物(
前記の溶血の項Bの末文を参照)について第2溶離緩衝
溶液で希釈後行った。
溶出液中の上記のヘモグロビンのパーセントは、次式に
よって決定した。
よって決定した。
これは、obam(、のレベルを最初のサンプル中のヘ
モグロビン全量に対するパーセントでLL7いる。洗浄
及び非洗浄溶血物の両方をこの方法によって溶離した。
モグロビン全量に対するパーセントでLL7いる。洗浄
及び非洗浄溶血物の両方をこの方法によって溶離した。
D、 HbAla、 Ib、 ICの分離最初のサン
プル中に存在するシッフ塩基の全量を定量するために、
従来法の単−緩衝溶液溶離法を用いた。この緩衝溶液の
イオン強度及び交換体の水素イオン対ナトリウムイオン
の割合のために、ファーストヘモグロビン(Hb八へa
+ IIbAlb及びHbA、C)の全部がシッフ塩
基付加物を含有する溶ナトリウムイオンに対する水素イ
オンの割合がわずかに低い、同じイオン交換樹脂を用い
、瀉血物を前と同じ方法で樹脂ベッドに置いた。
プル中に存在するシッフ塩基の全量を定量するために、
従来法の単−緩衝溶液溶離法を用いた。この緩衝溶液の
イオン強度及び交換体の水素イオン対ナトリウムイオン
の割合のために、ファーストヘモグロビン(Hb八へa
+ IIbAlb及びHbA、C)の全部がシッフ塩
基付加物を含有する溶ナトリウムイオンに対する水素イ
オンの割合がわずかに低い、同じイオン交換樹脂を用い
、瀉血物を前と同じ方法で樹脂ベッドに置いた。
溶離緩衝溶液は、piが6.7でナトリウムイオン濃度
が74meq /Lの0.05M−ホスフェート緩衝溶
液からなっていた。この溶離緩衝溶液を全部で4.0−
1用いた。
が74meq /Lの0.05M−ホスフェート緩衝溶
液からなっていた。この溶離緩衝溶液を全部で4.0−
1用いた。
前と同様、洗浄及び非洗浄の赤血球の両方から溶血物を
この方法で溶離した。溶出液の分析は、3つの?アース
トヘモグロビンとシッフ塩基付加物との合計量を与えた
。
この方法で溶離した。溶出液の分析は、3つの?アース
トヘモグロビンとシッフ塩基付加物との合計量を与えた
。
溶血前に洗浄したサンプルからの溶出液に対する、溶血
前に非洗浄のサンプルからの溶出液の比較は、最初のサ
ンプル中のシッフ塩基の全量を示していた。
前に非洗浄のサンプルからの溶出液の比較は、最初のサ
ンプル中のシッフ塩基の全量を示していた。
これらの分析の結果を下記の表1.1に示す。
この表から明らかなように、グルコース処理の増加に伴
うHbAlcの増加はHbAlの増加よりはるかに少な
い。これは、本発明の2Ia街溶液法が血液中の長期グ
ルコース含量のより一層信頼できる指標であることを示
している。
うHbAlcの増加はHbAlの増加よりはるかに少な
い。これは、本発明の2Ia街溶液法が血液中の長期グ
ルコース含量のより一層信頼できる指標であることを示
している。
表−1−土
2緩衝溶液法対1緩衝溶液法により
0 5.20 5.07 8.24 7.
58250 5.38 5,06 9.25
7.4B500 5.34 5.20 1
0.33 7.69750 5.56 5.
09 11.38 7.7?1000 5.8
5 4.93 11.96 7.63本最初の血液
のサンプル中のヘモグロビンの全量に対するパーセント E、 2緩街溶液法によって除去されたシッフ塩基の
全量のパーセント 2vi街溶液法によって除去されたシッフ塩基の=33
− 量を血液のサンプル中に最初に存在する全量に対するパ
ーセントとして算出するため、上記の測定値を次式に挿
入した。
58250 5.38 5,06 9.25
7.4B500 5.34 5.20 1
0.33 7.69750 5.56 5.
09 11.38 7.7?1000 5.8
5 4.93 11.96 7.63本最初の血液
のサンプル中のヘモグロビンの全量に対するパーセント E、 2緩街溶液法によって除去されたシッフ塩基の
全量のパーセント 2vi街溶液法によって除去されたシッフ塩基の=33
− 量を血液のサンプル中に最初に存在する全量に対するパ
ーセントとして算出するため、上記の測定値を次式に挿
入した。
上式中、%は、最初のサンプル中のヘモグロビンの全量
に対するパーセントを示し、nbAlはl緩衝溶液法の
溶出液に含有されているヘモグロビンを示し、1lbA
lcは2緩衝溶液法の第2溶出液に含有されているヘモ
グロビンを示す。
に対するパーセントを示し、nbAlはl緩衝溶液法の
溶出液に含有されているヘモグロビンを示し、1lbA
lcは2緩衝溶液法の第2溶出液に含有されているヘモ
グロビンを示す。
その結果を下記の表1.2に示す、この表から明らかな
ように、すべての場合において殆どのシ゛ツフ塩基が除
去されていたことが判る。
ように、すべての場合において殆どのシ゛ツフ塩基が除
去されていたことが判る。
34−
、表−1,2゜
0 70.6
250 73、 3
500 92.2
750 80、 1
1000 67、 1実施例2
この実施例は、瀉血物中及び第1溶離緩衝溶液中のボレ
ートイオンの含有の効果を示すものである。
ートイオンの含有の効果を示すものである。
4人の糖尿病患者ではない人の完全な血液のサンプルを
それぞれ2つずつのサンプルに分けた。
それぞれ2つずつのサンプルに分けた。
それぞれ2つのサンプルのうちの1つをグlレコース9
00a+g/diを加え37℃で5時間培養した。
00a+g/diを加え37℃で5時間培養した。
これらのサンプルはシッフ塩基含有サンプJしとして用
いた。残りのサンプルは、分析時間まで4℃で保存した
。これら残りのサンプルはシッフ塩基を含有しないサン
プルとして用いた(サンプルは正常人から得たものであ
り、又18日間経過していたので、これらのサンプル中
のシッフ塩基の実際の量は無視できるものであった)。
いた。残りのサンプルは、分析時間まで4℃で保存した
。これら残りのサンプルはシッフ塩基を含有しないサン
プルとして用いた(サンプルは正常人から得たものであ
り、又18日間経過していたので、これらのサンプル中
のシッフ塩基の実際の量は無視できるものであった)。
培養及び非培養サンプルの両方を、分解し、上記実施例
1の項Cにおいて記載した方法と同じ方法により、イオ
ン交換カラム及び2つの緩衝溶液系で分離した。溶血試
薬及び第1溶離緩街溶液中のボレートイオンの量を次表
に示す通りに種々変えて、4つの異なった実験を各サン
プルについて行った。
1の項Cにおいて記載した方法と同じ方法により、イオ
ン交換カラム及び2つの緩衝溶液系で分離した。溶血試
薬及び第1溶離緩街溶液中のボレートイオンの量を次表
に示す通りに種々変えて、4つの異なった実験を各サン
プルについて行った。
表−」し−1
A 0.6M (pH5,00)
0.023M8 0.6M (pH5,00)
−CO,077M D O
,023ガ他の点では試薬は同様であったニトリトンX
−100を0.33%(容量百分率)含有する溶血試薬
を500μβ用いinnが6.7でナトリウムイオン濃
度が39seq /lの0.025M−ホスフェート緩
衝溶液を含有する第1溶離緩衝溶液を4.(1+1用い
;及び、pHが6.7でナトリウムイオン濃度が87s
eq /LのO,06M−ホスフェート緩衝溶液を含有
する第2溶離緩衝溶液を10.0ml用いた。
0.023M8 0.6M (pH5,00)
−CO,077M D O
,023ガ他の点では試薬は同様であったニトリトンX
−100を0.33%(容量百分率)含有する溶血試薬
を500μβ用いinnが6.7でナトリウムイオン濃
度が39seq /lの0.025M−ホスフェート緩
衝溶液を含有する第1溶離緩衝溶液を4.(1+1用い
;及び、pHが6.7でナトリウムイオン濃度が87s
eq /LのO,06M−ホスフェート緩衝溶液を含有
する第2溶離緩衝溶液を10.0ml用いた。
11bAI、及び1IbA 1bのフラクシヨンからl
1bAtcを嵌通に分離するために、各実験において、
実施例1で用いた55 : 45 (H” :Na”
)の割合をほん37− の少し修正した樹脂ベッドを用いた。これらの割合は、
リン酸で種々の程度に処理したベッドのカラムからの第
1及び第2溶出液を分析することによって選択した。各
実験における最終の割合は、55 : 45〜60 :
40の範囲内にある。
1bAtcを嵌通に分離するために、各実験において、
実施例1で用いた55 : 45 (H” :Na”
)の割合をほん37− の少し修正した樹脂ベッドを用いた。これらの割合は、
リン酸で種々の程度に処理したベッドのカラムからの第
1及び第2溶出液を分析することによって選択した。各
実験における最終の割合は、55 : 45〜60 :
40の範囲内にある。
HbAICのパーセントを、上記の実施例1に記載した
方法により第2溶出液を分析することによって各実験ご
とに測定した。その結果を、試験したサンプルごとに表
2.2に示す、また、除去されたシッフ塩基のパーセン
トも表2.2に示す、このパーセントは、pHが6.7
でナトリウムイオン濃度が74■eq/Lの0.05
M−ホスフェート緩衝溶液4.0mlを用いる単−緩衝
溶液溶離法を存在するシッフ塩基の全量の指標として用
い、実施例1で用いた1算方法と同じ1算方法によって
算出した。この表から明らかなように、シッフ塩基の除
去が、より高濃度のボレートを用いることによってかな
り促進され、溶血試薬へのボレートの使用が特に効果的
であることが判る。
方法により第2溶出液を分析することによって各実験ご
とに測定した。その結果を、試験したサンプルごとに表
2.2に示す、また、除去されたシッフ塩基のパーセン
トも表2.2に示す、このパーセントは、pHが6.7
でナトリウムイオン濃度が74■eq/Lの0.05
M−ホスフェート緩衝溶液4.0mlを用いる単−緩衝
溶液溶離法を存在するシッフ塩基の全量の指標として用
い、実施例1で用いた1算方法と同じ1算方法によって
算出した。この表から明らかなように、シッフ塩基の除
去が、より高濃度のボレートを用いることによってかな
り促進され、溶血試薬へのボレートの使用が特に効果的
であることが判る。
38−
表−」−一影
A 1 5.12 5.1
6 0.2 99.62 4.75
5.013 5.84
5.534 4.44 4.46B
1 4.97 5.07
−0.8 1002 4.83
5.043 5.86 5.5
34 4.49 4.32(次頁に続
く) (表 2.2の続き) C15,175,8012,47B、02 5.
06 5.80 3 5.70 6.26 4 4.65 5.26 D I 5.17 6.04 16
.5 70.82 5.25 6.07 3 5.62 6.51 4 4.68 5.52 特許出願人 バイオ−ラッド ラボラトリーズ インコーポレイテッド
6 0.2 99.62 4.75
5.013 5.84
5.534 4.44 4.46B
1 4.97 5.07
−0.8 1002 4.83
5.043 5.86 5.5
34 4.49 4.32(次頁に続
く) (表 2.2の続き) C15,175,8012,47B、02 5.
06 5.80 3 5.70 6.26 4 4.65 5.26 D I 5.17 6.04 16
.5 70.82 5.25 6.07 3 5.62 6.51 4 4.68 5.52 特許出願人 バイオ−ラッド ラボラトリーズ インコーポレイテッド
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)下記の(a)、(b)、(C)、(d)及び(e
lの工程からなる、人の血液のサンプル中のヘモグロビ
ンAxcを他のグリコジル化及び非グリコジル化ヘモグ
ロビン及びヘモグロビン、Atcの前駆体のシッフ塩基
から分離する、ヘモグロビンAICの分離方法。 Ta) 上記サンプルに含有される赤血球を分解し、
溶血物を形成する。 (bl 上記溶血物を弱カチオン交換体に含浸する。 (C) 上記交換体に、アルカリ金属のイオンが約0
゜02Mから約0.05Mの濃度で熔解している第1熔
離緩ff+溶液を通し、上記シッフ塩基前駆体をグルコ
ースとヘモグロビンAに解離し且つ上記ヘモグロビンA
、上記ヘモグロビンAlc及び上記他の非グリコジル化
ヘモグロビンより上記グルコース及び上記他のグリコジ
ル化ヘモグロビンを優先的に溶離する。 (d) 上記交換体に、アルカリ金属のイオンが約0
゜06Mから約0.11Mの濃度で溶解している第2溶
離緩衝溶液を通し、上記ヘモグロビンA及び上記他の非
グリコジル化ヘモグロビンより上記ヘモグロビンAIC
を優先的に溶離する。 (e) 工程(d)における溶出液を回収する。 (2)上記交換体長′び上記第1及び第2熔離緩衡溶液
中の上記アルカリ金属のイオンが同じ種類である、特許
請求の範囲第(11項記載のヘモグロビンAICの分離
方法。 (3)上記交換体及び上記第1及び第2溶離vi街溶液
中の上記アルカリ金属のイオンが同じ種類で且つその原
子量がカリウムの原子量と同じかそれ未満である゛、特
許請求の範囲第(11項記載のヘモグロビンAICの分
離方法。 (4)上記交換体及び上記第1及び第2溶離緩術溶液中
め上記アルカリ金属のイオンが同じ種類で且つナトリウ
ム及びカリウムからなる群から選択される、特許請求の
範囲第(11項記載のヘモグロビンAICの分離方法。 (5)上記交換体及び上記第1及び第2溶離緩衝溶液中
の上記アルカリ金属のイオンがナトリウムイオンである
、特許請求の範囲第(1)項記載のヘモグロビンAIG
の分離方法。 (6)上記交換体がメタクリル酸とジビニルベンゼンと
の共重合体であり、且つ上記交換体の活性点の約30%
から約50%がアルカリ金属のイオンで占有されている
、特許請求の範囲第(1)項記載のヘモグロビンAIC
の分離方法。 (7)上記第1熔離緩街溶液中のアルカリ金属のイオン
の濃度が約0.03 Mから約0.04Mである、特許
請求の範囲第(1)項記載のヘモグロビンAICの分離
方法。 (8)上記第2f4離緩衝溶液中のアルカリ金属のイオ
ンの濃度が約0.07Mから約0.09 Mである、特
許請求の範囲第(11項記載のヘモグロビンAICの分
離方法。 (9)上記交換体がメタクリル酸とジビニルベンゼンと
の共重合体であり、及び、上記交換体の活性点の約30
%から約50%がアルカリ金属のイオンで占有され、上
記第1溶離緩街溶液中のアルカリ金属のイオンの濃度が
約0.03 Mから約0.04Mで、上記第2溶離緩衝
溶液中のアルカリ金属のイオンの濃度が約0.07 M
から約0.09Mであり、且つ、上記アルカリ金属のイ
オンのすべてがナトリウムイオンである、特許請求の範
囲第(1)項記載のヘモグロビンAICの分離方法。 0Illl上記第1及び第2溶離a街溶液がホスフェー
ト緩衝溶液である、特許請求の範囲第(5)項、第(6
)項、第(7)項、第(8)項又は第(9)項何れかに
記載のヘモグロビンAICの分離方法。 (11)上記第1溶離緩衡溶液のpH及び第2溶離i衝
溶液のpHがそれぞれ約6.3から約7.3の範囲内で
ある、特許請求の範囲第(5)項、第(6)項、第(7
)項、第(8)項又は第(9)項何れかに記載のヘモグ
ロビンAICの分離方法。 (12)上記交換体が約100メツシユから約400メ
ソシユの範囲内の粒子サイズの、メタクリル酸の重合体
である、特許請求の範囲第+11項記載のヘモグロビン
AICの分離方法。 (13)上記交換体が約200メツシユから約400メ
ツシユの範囲内の粒子サイズの、メタクリル酸とジビニ
ルベンゼンとの共重合体である、特許請求の範囲第(1
)項記載のヘモグロビンAleの分離方法。 (14)上記工程(C)及び電d)が約14℃から約3
5℃の温度で実施される、特許請求の範囲第(])項記
載のヘモグロビンAICの分離方法。 (15)上記工程(C)及びfd)が約17℃から約3
0℃の温度で実施される、特許請求の範囲第(1)項記
載のヘモグロビンAICの分離方法。 (16)上記アルカリ金属のイオンのすべてがナトリウ
ムイオンであり、上記第1及び第2溶離緩衝溶液がそれ
ぞれ約6.3から約7.3の範囲内のpHのホスフェー
ト緩衝溶液であり、上記交換体が、その活性点の約35
%から約40%が上記ナトリウムイオンで占有されてい
る、メタクリル酸とジビニルベンゼンとの共重合体であ
り、上記第1溶離緩ifr溶液中の上記ナトリウムイオ
ンの濃度が約0.03Mから約0.04Mで、上記第2
溶離緩衝溶5− 液中の上記ナトリウムイオンの濃度が約0.07Mから
約0.09Mであり、及び、上記工程(C1及び(d)
が約20℃から約28℃の温度で実施される、特許請求
の範囲第Tl)項記載のヘモグロビンAICの分離方法
。 (17)上記工程(alが上記サンプルに清浄液を加え
この混合物を少なくとも約10分間略室温で培養するこ
とによって達成される、特許請求の範囲第+1)項記載
のヘモグロビンAICの分離方法。 (IB)上記工程世)前の上記溶血物、上記工程(C)
前の上記第1溶離lit街溶液、及び上記工程(d)前
の上記第2熔離緩衝溶液からなる群から選択される少な
くとも一つに、ジヒドロキシボリル化合物の有効量が存
在する、特許請求の範囲第(11項記載のヘモグロビン
AICの分離方法。 (19)上記工程(8)が上記サンプルを清浄液と化合
させることによって達成され、且つジヒドロキシボリル
化合物が上記工程(a)前の上記清浄液、上記工程IC
)前の第1溶離緩衡溶液又は上記工程(d)前の第2溶
離緩(fi温溶液約0.OIMから約1.00M6− の濃度で添加されている、特許請求の範囲第(1)項記
載のヘモグロビンAICの分離方法。 (20)上記工程(alが上記サンプルを清浄液と化合
させることによって達成され、且つジヒドロキシボリル
化合物が上記工程fal前の上記清浄液に約0.1Mか
ら約1.0 Mの濃度で添加されている、特許請求の範
囲第(1)項記載のヘモグロビンAICの分離方法。 (21)上記工程(alが上記サンプルを清浄液と化合
させることによって達成され、且つジヒドロキシボリル
化合物が上記工程(a)前の」二記清浄液に約0.1M
から約1.0 Mの濃度で添加され、且つ、上記溶血物
のpHが約4.5から約6.5の範囲内に保持されてい
る、特許請求の範囲第(1)項記載のヘモグロビンAI
Cの分離方法。 (22)上記工程(a)が上記サンプルを清浄液と化合
させることによって達成され、且つジヒドロキシボリル
化合物が上記工程fal前の上記清浄液に約0、1 M
から約1.0Mの濃度で添加され、且つ、上記溶血物の
pHが約5.5に保持されている、特許請求の範囲第(
11項記載のヘモグロビンAICの分離方法。 (23)ジヒドロキシボリル化合物が上記工程fC1前
の上記第1溶離緩衝溶液に約0. OI Mから約0゜
10Mの濃度で添加されている、特許請求の範囲第(1
1項記載のヘモグロビンAICの分離方法。 (24)上記工程ta)が上記サンプルを清浄液と化合
させることによって達成され、且つジヒドロキシボリル
化合物が、上記工程(al前の上記清浄液に約0.1
Mから約1.0 Mの濃度で、及び、上記工程(C1前
の上記第1溶離緩衝溶液に約0.01Mから約0.10
Mの濃度でそれぞれ添加されている、特許請求の範囲第
(11項記載のヘモグロビンAICの分離方法。 (25)上記工程(a)が上記サンプルを清浄液と化合
させることによって達成され、且つジヒドロキシボリル
化合物が上記工程(a)前の上記清浄液に約0.1Mか
ら約1.0 Mの濃度で添加され、且つ、上記溶血物の
pHが約4.5から約6.5の範囲内に保持され、更に
ジヒドロキシボリル化合物が上記第1溶離緩街溶液に約
0.OIMから約0.10 Mの濃度で添加されている
、特許請求の範囲第(11項記載のヘモグロビンAIC
の分離方法。 (26)上記工程(alが上記サンプルを清浄液と化合
させることによって達成され、且つジヒドロキシボリル
化合物が上記工程fal前の上記清浄液に約0.1Mか
ら約1.0 Mの濃度で添加され、且つ、上記溶血物の
pl(が約5.5に保持され、更にジヒドロキシボリル
化合物が上記第1fg離緩衝溶液に約0゜01Mから約
0.10Mの濃度で添加されている、特許請求の範囲第
(11項記載のヘモグロビンAICの分離方法。 (27)上記ジヒドロキシボリル化合物がホウ酸及び低
級アルキルボロニック酸類からなる群から選択される、
特許請求の範囲第(18)項、第(19)項、第(20
)項、第(21)項、第(22)項、第(23)項、第
(24)項、第(25)項又は第(26)項の何れかに
記載のヘモグロビンAICの分離方法。 (28)上記ジヒドロキシボリル化合物がホウ酸である
、特許請求の範囲第(18)項、第(19)項9− 1第(20)項、第(21)項、第(22)項、第(2
3)項、第(24)項、第(25)項又は第(26)項
の何れかに記載のヘモグロビンAICの分離方法。 (29)下記の(al、(bl、(C1、(dl及び(
e)の工程からなる、ヘモグロビンAIC,他のグリコ
ジル化及び非グリコジル化ヘモグロビン及びヘモグロビ
ンAICの前駆体のシッフ塩基を含有する人の血液のサ
ンプル中のヘモグロビンAICの定量方法。 (al 上記サンプルに含有される赤血球を分解し、
溶血物を形成する。 (bl 活性点の約30%から約50%がアルカリ金
属のイオンで占有されている、メタクリル酸とジビニル
ベンゼンとの共重合体から本質的になるカチオン交換体
に、上記溶血物を含浸する。 (C) 上記交換体に、アルカリ金属のイオンが約0
゜02Mから約0.05Mの濃度で溶解している第1熔
離1s街溶液を通し、上記シッフ塩基前駆体をグルコー
スとヘモグロビンAに解離し且つ上記ヘモグロビンA1
上記ヘモグロビンAIC及び上記他の非グリコジル化ヘ
モグロビンより上記グルコース10− 及び上記他のグリコジル化ヘモグロビンを優先的に溶離
する。 (d) 上記交換体に、アルカリ金属のイオンが約0
゜06Mから約0.11Mの濃度で溶解している第2熔
離緩街溶液を通し、上記ヘモグロビンA及び上記他の非
グリコジル化ヘモグロビンより上記ヘモグロビンAIC
を優先的に溶離する。 Tel ヘモグロビンAICに関して上記工程(dl
における溶出液を分析する。 (30) Tel、(bl、TC)、(d)の工程がそ
れぞれ下記の(a)、(bl、(C)、(d)の工程か
らなる、特許請求の範囲第(29)項記載のヘモグロビ
ンAICの定量方法。 (a) 上記サンプルに、ポリオキシエチレンエーテ
ル界面活性剤から本質的になる清浄液を加え、更にpt
+が約5.5に調整された約0.1Mから約1.0 M
の濃度のホウ酸を含有させることによって上記サンプル
に含有される赤血球を分解し、溶血物を形成する。 (bl 粒子サイズが約100メツシユから約400
メツシユの範囲内にあり且つ活性点の約30%から約5
0%がナトリウムイオンで残りが水素イオンで占有され
ている、メタクリル酸とジビニルベンゼンとの共重合体
から本質的になるカチオン交換体に、上記溶血物を含浸
する。 (C) 上記交換体に、ナトリウムイオンが約0.0
3Mから約0.04Mの濃度で溶解し且つ約0.01M
から約0.03Mの濃度のホウ酸を含有している、pl
+が約6.5から約7.0の範囲内の第1ホスフエート
溶離緩衝溶液を通し、上記シッフ塩基前駆体をグルコー
スとヘモグロビンAに解離し且つ上記ヘモグロビンA、
上記ヘモグロビンAle及び上記他の非グリコジル化ヘ
モグロビンより上記グルコース及び上記他のグリコジル
化ヘモグロビンを優先的に溶離する。 +dl 上記交換体に、ナトリウムイオンが約0.0
7Mから約0.09Mの濃度で溶解している、pnが約
6.5から約7.0の範囲内の第2ホスフエート溶離緩
衝溶液を通し、上記ヘモグロビンA及び上記他の非グリ
コジル化ヘモグロビンより上記ヘモグロビンAICを優
先的に溶離する。
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- 1983-04-06 DE DE3312380A patent/DE3312380C2/de not_active Expired
- 1983-04-15 JP JP58066868A patent/JPS58191968A/ja active Pending
- 1983-04-20 GB GB08310652A patent/GB2118948B/en not_active Expired
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