JPS58191680A

JPS58191680A - 自動２輪車用シヤフトドライブ装置

Info

Publication number: JPS58191680A
Application number: JP7347782A
Authority: JP
Inventors: 高橋　宏豪
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1982-05-04
Filing date: 1982-05-04
Publication date: 1983-11-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、自動２輪車用のシャフトＰライプ装置に関す
る。

従来この種装置として、前後の車輪を有する車体の中間
部に搭載するエンジンの出方軸を、これに連るプロペラ
シャフトと該シャフト上のカム式のトルクダンパとを介
して後車輪に連る入力軸に連結し、該トルクダンパで減
速時等におけるトルク変動を吸収するようにしたものは
知られる。。

これを更に詳述するに、該トルクダンパは、ダンノ臂カ
ムとこれにばねで圧接されるリフタとを備え、該リフタ
をプロペラシャフトに軸方向に摺動自在に係合させて、
該ダンノぞカムにおいて入力軸に連結し、該ダンパカム
と該す７タとの相対回転によ１１７タの該ばねに抗した
軸方向への退勤でトルク変動を吸収すべく構成されるが
、このものでは例えば急減速によシ過大なトルク変動を
生ずると、該リフタの急激な退勤を生じ、これをトリガ
として該リフタの自励振動分生じ、これに伴い第５図に
ｂ線で示す如きトルクの振動変化を生じて乗心地を悪く
する不都合を伴う。

本発明は、かかる不都合を解消した装置を提供すること
をその目的とするもので、前後の車輪を有する車体の中
間部に搭載するエンジンの出力軸を、これに連るプロペ
ラシャフトと該シャフト上のカム式のトルクダンパとを
介して後車輪に連る入力軸に連結するものにおいて、該
シャフト上に該トルクダンパのリフタの軸方向への進退
勤作を緩衝する油圧ダンパを備えることを特徴とする。

次いで本発明を図示の実施例に付説明する。

図面で（１）は自動２輪車の車体を示し、該車体（１）
は１図に明示するように前後の車輪ｆ２）　（３）と中
間部のエンジン（４）とを備え、該エンジン（４）の出
力軸（５）を、第２図に明示する如く後車輪（３）を支
持するリヤフォーク（６）内をのびる該出力軸（５）に
連るプロペラシャフト（力と該シャフト（７）上のカム
式のトルクダンパ（８）とを介して該後単輪（３）に連
る入力軸（９）に連結するものとし、該入力＃１（９）
は該後車輪（３）のホイールハブ（３ａ）にドリブンフ
シンジ（３ｂ）を介して連結されるベベルギア００）と
咬合うビニオンαυから一体に前方にのひるピニオンシ
ャフトで構成されるものとした。

該トルクダンパξ（８）は、後側のダンノぐカム（８ａ
）とこれにはね（８ｂ）で圧接される前側のりフタ（８
ｃ）とで構成されるもので、該リフタ（８ｃ）を該プロ
ペラシャフト（７）Ｋ軸方向に摺動自在にスプライン係
合させると共に、該ダンノゼカム（８ａ）をその後端部
において該入力軸（９）に接手αつを介して連結し、か
くてトルク変動に伴う該ダンパカム（８ａ）と該リフタ
（８ｃ）との相対回転によれば、該り７り（８ｃ）が第
３図に点線で示ス如く該ダンパカム（８ａ）に押されて
該ばね（８ｂ）に抗して軸方向前方に退勤され、これに
よシトルク変動が吸収されるようにした。

以上は上記した従来装置のものと特に異らないが、本発
明によれば該プロペラシャフト（７）上に該リフタ（８
ｃ）の軸方向の進退勤作を緩衝する油圧ダンパ０増を設
けた。

該油圧タゝンパ０階は、上記トルクダンパ（８）と別置
にして設けることも可能であるが、図示のものでは両ダ
ンノ月８）α階の一体化を図るべく以下の如く構成した
。

即ち、プロペラシャフト（７）Ｋ、該トルクダンパ々（
８）の外周にのびてこれを油密に被包するアウタケース
α香を取付け、核リフタ（８ｃ）に軸方向に貫通するオ
リフィス孔αつを形成すると共に、該リフタ（８ｃ）を
例えば外周のピストンリングθ６）を介して該ケース（
１４に摺接させてこれを油圧ダンノ９０．ｌｌｌのピス
トンとして兼用する型式に構成するものとした。

尚、第２図示のものでは該アウタケース（Ｉ４）をその
後端部において前側のナイロン製その他のガイドリング
０７）と後側のゴム製その他のシールリング（ｌυとを
介してダンパカム（８ａ）の外周面に油密に嵌合支承さ
せ、更に該ケースθ（イ）内のオイルで前記した接手Ｏ
ａの潤滑が与えられるよう該接手０りを油密に被包する
外周のアウタカッ々αω内と該ケースα局内とを連通路
（イ）を介して連通させたが、これに限るものではなく
例えば第４図示の如く、接手〇つとしてダンノ々カム（
８ａ）の後端部外周に係合される型式のものを用い、ア
ウタケース（１４）をその後端部において該接手αつの
外周面に上記の如くガイドリング（１７）とシールリン
グα印とを介して嵌合支承させ、この嵌合支承部の手前
に該ケースθ荀とダンパカム（８ａ）との間に介在させ
てリフタ（８ｃ）の進退勤作に伴う油圧変化の該支承部
への直接の作用を断つ減衰用オイルシール０υを設け、
該支承部の耐久性を向上させるようにしても良い。

尚、第４図示のものではアウタケースα養内の油を減衰
用オイルシール０υの手前側から連通路−を介して接手
αりの内周空間に導くようにし、更に該クースα荀の外
周に、リアフォーク（６）に形成した通気孔（社）から
の外気を流す通気路Ｑ騰を形成して、該ケースα局内の
油の空冷作用が与えられるようにした。

次いでその作動を説明するに、トルク変動によればリフ
タ（８ｃ）が上記の如く軸方向に進退動作されるもので
これは上記した従来式のものも同様であるが、本発明に
よれば油圧ダンノぞα＄の緩衝作用即ちオリフィス孔ａ
つを介して油の流通による該リフタ（８ｃ）の運動エネ
ルギーの吸収作用が得られるため、急減速に伴う大きな
トルク変動によるも該リフタ（８ｃ）の自励振動を生ず
ることが無く、かくてトルク変動は第５図にａ線で示す
如く振動変化を生ずることなく円滑に吸収される。

この様に本発明によるときは、油圧ダンパをカム式のト
ルクダンパぞに組合わせるもので、該トルクダンパのり
フタの自励振動の発生を防止して、トルク変動を円滑に
吸収出来、上記した従来式のものにおける不都合を確実
に解消し得る効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置を搭載する自動２輪車の側面図、第
２図は本発明装置の１例の要部の截断乎面図、第３図は
トルクダンパの作動を説明する線図、第４図は他の実施
例の要部の裁断平面図、第５図は特性線図でおる。（１）・・・車体　　　　　　（２）・・・前車輪（３
）・・・後車輪　　　　　（４）・・・エンジン（５）
・・・出力軸　　　　　（７）・・・プロペラシャフト
（８）・・・トルクダンＡ　　　（８Ｃ）・・・リフタ
（９）・・・入力軸　　　　　α騰・・・油圧ダンパ（
１４）・・・アウタケース　　αつ・・・オリフィス孔
特許出願人　　本田技研工業株式会社外２名

Claims

【特許請求の範囲】１、　前後の車輪を有する車体の中間部に搭載すルエン
ジンの出力軸を、これに連るプロペラシャフトと該シャ
フト上のカム式のトルクダンパクとを介して後廖輪に連
る入力軸に連結するものにおいて、該シャフト上に該ト
ルクダン／（’のりフタの軸方向への進退動作を緩衝す
る油圧ダンノぐを備えることを特徴とする自動２輪車用
シャフトドライブ装置。２、　該油圧ダンノぐは、該プロペラシャフトに該トル
クダンパでの外周にのびてこれを？ｌｔｌに被包するア
ウタケースを取付け、該リフタに軸方向に貫通するオリ
フィス孔を形成すると共ニ、該リフタを該ケースに摺接
させテコれを該油圧ダンノぞのピストンとして兼用する
型式に構成さ？＋、ることを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の自動２輪車用シャフトドライブ装置。