JPS58190846A - 合わせガラスの製法 - Google Patents

合わせガラスの製法

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Publication number
JPS58190846A
JPS58190846A JP7257282A JP7257282A JPS58190846A JP S58190846 A JPS58190846 A JP S58190846A JP 7257282 A JP7257282 A JP 7257282A JP 7257282 A JP7257282 A JP 7257282A JP S58190846 A JPS58190846 A JP S58190846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
laminated glass
glass plate
interlayer
interlayer film
Prior art date
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Pending
Application number
JP7257282A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kurita
栗田 康二
Eiji Hirano
平野 英治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS58190846A publication Critical patent/JPS58190846A/ja
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  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は合わせガラスの製法に関するものである。
ポリビニルブチラール(以下にPVBという。)中間膜
をガラス板の間に挾みオートクレーブに入れて圧着して
製造した合わせガラスは、破損した場合に破片が飛散し
ない安全ガラスとして自動車などに広く使用されている
。また、合わせガラスの応用としてPVB中間膜と共に
、TiO□/Ag/Ti○2. TiO□又はT iO
2とコロイド状P(1(又はAu)等の熱線反射膜を挿
入したものやSn O2やIn2O3等の電導性被膜を
挿入したものも実用に供されている。
しかしながら、PVB中間膜は、水分及び湿分に耐性が
低く、長期間の使用により吸水して発泡し、商品価値を
低下したり、接着力が失なわれ剥離したシする。合わせ
ガラスを60℃、95チ関係湿度で14日間及び48日
間保持した場合のPVB中間膜の水分量のガラス端部よ
りの距離による変化を実験前の値と共に第1図にグラフ
として示す。第1図から明らかなように、PVB中間膜
の水分は実験日数と共に増加し、その増加量はガラス端
部が最も多く、端部より30朋程度の距離まで増加して
いる。実際に合わせガラスを長期間使用し、PVB中間
膜に発泡を生ずるのは、ガラス板端縁よploM以内の
範囲であるので、自動車のフロントガラスの様に嵌め込
まれて使用する場合は、合わせガラスの周縁を覆うモー
ルによって隠蔽されて問題とならない。しかしながら、
合わせガラスをこのようにして使用する個所においても
、最近モール幅が極端に狭いもの、又はモールを使用し
ない自動車も市販されはじめているので、PVB中間膜
の発泡が問題化する懸念がある。特に、自動車の側窓に
合わせガラス全使用する場合には、上辺、側辺側には何
等保護フレームを取付けることなく、その部分の合せガ
ラスの端面のPVB中間膜が露出した状態の1まで使用
されるので、合わせガラスの端面部分に泡が発生すると
問題がある。また、熱線反射合わせガラスにあっては、
熱線反射膜のAg 、 Au、 Cu、 AI等も湿気
に対する耐久性が低いだめ、PVB中間膜から入った湿
気により変質を起す原因となる。
この為には、PVB中間膜の防湿の処理を施す必要があ
るが、合わせガラスの商品価値全低下することなく、ま
た、合わせガラスの使用に不便を来さないようにする必
要がある。また、合わせガラスの製造において、オート
クレーブ中での本圧着に先立って、予備圧着(以下、予
備圧着、予備液ik含めて予備圧着とよぶ)工程でガラ
ス板間を脱気して予備的に接着しておくことが必要であ
るが、PVB中間膜の防湿処理もこの予備圧着に支障を
来すものであってはならない。
本発明の目的は、予備圧着時にガラス板間の十分な脱気
が可能であり、長期間の使用によってポリビニルブチラ
ール中間膜等の合せ用プラスチック中間膜が吸湿発泡し
、商品価値を低下することのない合わせガラスの製法を
提供するにある。
本発明による合わせガラスの製法は、無機又は有機のガ
ラス板の間に合せ用プラスチック中間膜を挾み、予備圧
着後本圧着する合わせガラスの製法において、該合わせ
ガラスを形成するガラス板の一辺側(合わせガラスを自
動車側窓に装着する場合には下辺側)を除く他辺の周縁
より短い寸法の合せ用プラスチック中間膜を一方のガラ
ス板に載せ、該膜で〜われていないガラス板の一辺側を
除く周縁部に不透湿性シール材を設けて、他方のガラス
板を載せた後、予備圧着し、更に所要の温度圧力下で圧
着することを特徴とする合わせガラスや製法である。
本発明の方法を実施するには、合わせガラスを形成する
ガラス板の、−辺側を除く残りの辺の周縁より短い寸法
、例えはl Orrvn−10ctn程度短い寸法に合
せ用プラスチック中間膜を切断し、これを一方のガラス
板の上に、−辺側全開けることなく載置し、上辺部及び
側辺側に平均に合せ用プラスチック中間膜全載置しない
領域を作る。例えば、自動車の側面窓に本発明によ(5
) る合せガラスを適用する場合には、合わせガラスを自動
車側窓に装着した場合の、該合わせガラス全形成するガ
ラス板の、下辺側を除く全周縁より約10馴〜10cr
n短い寸法に合せ用プラスチック中間膜を切断し、これ
を一方のガラス板の上に、下辺側を開けることなく載置
し、上辺部及び側辺側に平均に合せ用プラスチック中間
膜全載置しない領域を作る。なお、PVB中間膜等の合
せ用プラスチック中間膜は、使用迄に出来る丈吸湿しな
いように処置を講じておくことは勿論である合せ用プラ
スチック中間膜の膜厚としては0.30 wvn〜3M
程度のものが多く使用される。
本発明の方法においては、次に、前記合せ用プラスチッ
ク中間膜を載置しないガラス板の周縁部に不透湿性シー
ル材を塗布する。シール材としては水及び湿分を含むガ
スに対して不透過性であることが重要であり、又ガラス
板との良好な接着性を有し、更にガラス板の振動等に追
随する低温たわみ性を有するものが適当である。
(6) 例えば、不透湿性のシール材としては、ブチルゴム系シ
ール材、ポリイソブチレン系シール材。
ポリサルファイド系シール材、ポリウレタン系シール材
、シリコーン系シール材等が挙げられる。このシール材
の施工は、専用のアプリケータを使用して行うか、紐状
としであるシール材全治具全使用してガラス板の周縁部
に置くようにして行う。シール材は、必ずしもガラス板
の合せ用プラスチック中間膜全載置していない周縁部の
幅全部に設ける必要はなく、予備圧着時に押圧されて広
がる様に狭い幅で適用してもよい。適用するシール材の
幅、高さは合せ用プラスチック中間膜の厚さ、ガラス板
周縁部での合セ用フラスチック中間膜の設けられていな
い部分の幅に応じて適宜法められる。
次に、゛もう一方のガラス板全載置して予備圧着を行う
。予備圧着工程では、従来一般の方法、例えは、複数枚
のガラス板と合せ用プラスチック中間膜との積層体をゴ
ム袋の中に入れて、このゴム袋内k 700 mmHy
以下、例えは200 trvnHf〜650mHrに減
圧した後、100℃以下、例えは常温〜90℃に加熱し
て予備圧着する方法、同しく積層体の周縁部に脱気用ガ
スケツトラ嵌めて、このガスケット全同上の様に減圧し
て、必要に応じて更に加熱して予備圧着する方法のほか
に、二重の減圧室を有する減圧装置の内側の減圧室(例
えば減圧袋)に積層体を入れ、外側の減圧室をはじめに
脱気した後、内側の減圧室を脱気し、次いで外側の減圧
室の減圧を解除して大気圧で圧着するという二重真空圧
着方法なども利用することができる。
ガラス板間の一辺ill ’に除く残りの辺の周縁部は
シール材で囲まれ、2枚のガラス板て圧着されることに
より、前記周縁部がシール材で塞がれるが、−辺側の周
縁はシール材で囲まれていないので、気泡はその一辺側
より排出され、2枚のガラス板は合せ用プラスチック中
間膜及びシール材を挾んで密着させられる。
次に、従来と同様に所要の温度及び圧力下で圧着する。
例えは、積層体全オートクレーブの中に入れて、約60
℃〜150℃の温匿下、2 kq/ctrl 〜20 
ky/caの圧力下で本圧着し、合ワせガラスとする。
本発明の方法により、合わせガラスは以上の如くして製
造される。本発明の方法による合わせガラス全m1図に
よる従来の合わせガラスと同様な条件(60℃、95%
関係湿度)で暴露試験を行った場合の、シール材全塗布
した辺側の端部からの距離とPVB中間膜の水分値の関
係をグラフで示す。シール材全塗布してない辺側のPV
B中間膜の水分値は第1図における従来の合わせガラス
と同様であるので図示してない。第2図から明らかなよ
うに、60℃95%関係湿度のような苛酷な条件におい
ても、シール材を塗布しである側のPVB中間膜の水分
増加はすくない。従って、長期間使用しても発泡剥離等
の問題は起らない。但し、シール材を塗布してない辺側
は従来の合わせガラスと同じであるので発泡剥離の恐れ
がある。しかしながら、自動車の側窓に本発明によシ製
造された合せガ(9) ラスを適用する場合には、側窓に装着される合わせガラ
スの下辺側は常にドアのボディ内に入り込んで外部より
露見されない。しかも常に露見されない幅は概ね50w
nもあるので、仮りに下辺側に発泡等が起っても露見さ
れる部まで及ぶことはなく、商品価値を低下することは
ない。
本発明の方法は、上記した様に自動車の側窓に適用され
る合わせガラスに限らず、合わせガラスの一辺が隠れて
、その辺に発泡が生じても構わないが、他の辺は充分な
耐湿性が要求される各棟台わせガラス全製造するのに適
用することができる。
なお、自動車のフロントガラス、リアガラス等では周端
縁部に、通常点セラと称される黒色セラミックス塗料全
塗布して、周縁部の雑物の隠蔽を計ると共に、意匠的効
果をねらっているものが多いが、本発明の方法に使用す
る不透湿性シール材の好適な例のポリイソブチレンを主
体とするシール材は薄黒色を呈しているので、前述の黒
セラに代って意匠的効果をあけること(10) ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の合わせガラスの一例及び本発
明の方法による合わせガラスの実施例の高温高湿暴露試
験によるポリビニルブチラール中間膜の水分値の変化を
示す線図である。 但し、第2図における端部よりの距離はシール材を塗布
しである端部よりの距離である。 (1υ 254−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  無機又は有機のガラス板の間に合せ用プラス
    チック中間膜を挾み、予備圧着後本圧着する合わせガラ
    スの製法において、該合わせガラスを形成するガラス板
    の一辺側を除く他辺の周縁より短い寸法の合せ用プラス
    チック中間膜を一方のガラス板に載せ、該膜で覆われて
    いないガラス板の一辺側を除く他辺の周縁部に不透湿性
    シール材を設け、他方のガラス板を載せた後、予備圧着
    し、更に所要の温度圧力下で本圧着することを%徴とす
    る合わせガラスの製法。
  2. (2)合せ用プラスチック中間膜がポリビニールブチラ
    ール中間膜であること全特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の合せガラスの製法。
JP7257282A 1982-05-01 1982-05-01 合わせガラスの製法 Pending JPS58190846A (ja)

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JP7257282A JPS58190846A (ja) 1982-05-01 1982-05-01 合わせガラスの製法

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JPS58190846A true JPS58190846A (ja) 1983-11-07

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ID=13493218

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015180593A (ja) * 2010-09-01 2015-10-15 積水化学工業株式会社 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015180593A (ja) * 2010-09-01 2015-10-15 積水化学工業株式会社 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス

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