JPS58189211A - スピロオルソエステル基を有する改質共重合体 - Google Patents

スピロオルソエステル基を有する改質共重合体

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JPS58189211A
JPS58189211A JP7130782A JP7130782A JPS58189211A JP S58189211 A JPS58189211 A JP S58189211A JP 7130782 A JP7130782 A JP 7130782A JP 7130782 A JP7130782 A JP 7130782A JP S58189211 A JPS58189211 A JP S58189211A
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ethylenically unsaturated
alkyl
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Kiyokazu Mizutani
水谷 清和
Hitoshi Kato
仁 加藤
Yoshihisa Ogasawara
小笠原 誉久
Takeshi Endo
剛 遠藤
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Toagosei Co Ltd
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Toagosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエチレン性不飽和化合物の改質共重合体に関す
る。
一般に、エチレン性不飽和化合物等の単量体が単独軍合
及び共重合時にかなり大きい体積収縮を起すことは周知
であり、例えばエチレン、アクリロニトリル、メタクリ
ル酸メチル及びスチレンの重合時の体積収縮率はそれぞ
れ660チ、61.0%、21.2チ及び14.5係で
ある1、重合時の体積収縮か太きいと、例えば成形材料
として使用した場合に寸法精度がでないとか、注型材料
として利用した場合には鋳込み品に収縮による歪がかか
るとか、型との接着力の低下や隙間が生じるなどの問題
がある。また、塗料として使用した場合、内部歪による
塗板との密着性の低下やそりの原因になり、接着剤とし
て使用した場合にも、内部歪による接着力の低下やそり
、変形などの使用上の問題を生ずる。
更に、通常の架橋性重合体が架橋硬化する際に収縮する
ことも公知である。従ってエポキシ樹脂のようにエポキ
シ基の開環による架橋硬化時における収縮率が小さいも
のは、塗料、接着剤、寸法精度を要する成形品、鋳込み
品等として広く利用されている。エポキシ樹脂の収縮率
は架橋剤の榴類、硬化時間及び温度により多少異なるが
、1〜数多程度である(高分子、27巻2月号、197
8年、第108〜111頁参照)。
このように単量体の重合時又は重合体の架橋時に実質的
に収縮しないか望ましくは膨張を伴なう物質は、歪のな
い複合羽村、接着剤、注型材料等精巧な機器の製作材料
として現在きわめて重要視され、探究されている。
そこで本発明者等はかかる非収縮性の重合体を開発する
ために鋭意研究を重ねた結果、従来公知のエチレン性不
飽和化合物に(メタ)アクリロイルオキシ基含有スピロ
オルソエステル化合物をラジカル共重合させることによ
って該エチレン性不飽和化合物にスピロオルソエステル
基を導入すると、得られる共重合体は該オルソエステル
基の開環による架橋時に実質的に収縮を起さないことを
知見して本発明を完成するに至った。
なお本願間11111書に、おいて、(メタ)アクリロ
イルオキシとはアクリロイルオキシまたはメタクリロイ
ルオキシを意味するものとする。
か(シーC本発明は、次式〔I〕 : 比 CH2−CH(1) 1 (式中、Rは水素原子またはメチル基を表わし、lは3
〜5の整数を表わし、Aは少なくとも1梅のエチレン性
不飽穎・化合物から構成される単量体単位を表わすし、
X及びyは各単量体単位のモル分率を表わす)で示され
る構造単位からなるスピロオルソエステル基を有するエ
チレン性不飽和化合物の改質共重合体を提供する。
本発明による式(1)の構造単位からなる共重合体は、
1種又は2種以上のエチレン性不飽相単量体と次式(■
): (式中、Rは水素原子またはメチル基を表わし、)は6
〜5の整数を表わす)の化合物少なくとも1種とのラジ
カル共重合によって製造できる。
本発明に係る式(I)の化合物(以下化合物(II)と
いう)は下式(Ill)で示される2−ヒドロキシメチ
ル−1,4,6−)リオキサスビロ〔4゜m〕アルカン
(ここでmは4.5または乙の整数である)とアクリル
酸クロライドまたはメタクリル酸クロライド(以下(メ
タ)アクリル酸クロライドという)の脱塩化水素反応に
よって製造され得る。
(式中、lは6〜5の整数を表わし、m−1と同義語で
ある) 上記式(lII)で表わされる化合物(以下化合物(I
ll)という)は、具体的には2−ヒドロキシメチル−
1,4,6,−)リオキサスピロ(4,4)ノナン、2
−ヒドロキシメチル−1,4,6−トリオキサスピロ(
4,5)デカンおよび2−ヒドロキシメチル−1,4,
6−)リオキサスピロ(4,,5)ウンデカンである。
化合物(Ill)はr−ブチロラクトン、δ−バレロラ
クトンおよびε−カプロラクトンから選ばれるラクトン
類とグリシドールとの反応によって製造され得る。この
反応を示すと以下のごとくである。     0 1 (式中lは式(111)と同義語である)上記の反応は
、例えばグリシドール1モルに対して好ましくはラクト
ン類1モル以上好ましくは12〜5モルのラクトン過剰
で反応させるのが適当であり、これらを例えば塩化メF
e413等のごときルイス酸を使用して反応させる。一
般に反応温度に特に制限はないが0゜〜60°Cで行な
う。
望ましい製造方法の1例は、ラクトン類とラクトン類に
対し1〜10重量倍量の溶媒とを反応器に仕込み、液温
を所定温度に維持しつつ、通常、ラクトン類の0.05
〜10重量%の触媒を添加し、続いてグリシドールを単
独でまたは適当な溶媒の溶液として滴下する方法である
反応の進行程度は反応液を例えばガスクロマトグラフま
たは液体クロマトグラフで分析することによって容易に
知ることかできる。反応終了は反応液にアルカリ等を加
えて触媒を失活させる。反応液からの化合物(Ill)
の分離取得は、かえば反応液を氷水により冷却しなから
、これにアルカリ水溶液例えば補水酸化ナトリウム水溶
液を添加し、攪拌混合後水相と有機層に分液する。有機
層中の未反応ラクトンがほぼ零になるまで同操作を繰り
返した後、有機層を水洗し、次に硫酸マグネシウム等に
する。
化合物(LIDと(メタ)アクリル酸クロライドとより
本発明に係る化合物(1[)を製造する反応式は以下の
通りである。
R5 □□□□シ ’−97− (式中Rは水素原子またはメチル基を表わし、lは6〜
5の整数を表わす。) 上記の反応は、適当な有機溶媒、例えばジオキサン、塩
化メチレン中で、(メタ)アクリル酸クロライドに対し
て等モル以上の第3級アミン、例えばトリエチルアミン
、ピリジンの存在下に約0 ’O〜100℃の温度にお
いて、化合物(1)に(メタ)アクリル酸クロライドを
滴下する事により行ない得る。
反応の進行程度は反応液を例えばガスクロマトグラフま
たは液体クロマトグラフで分析することによって容易に
知ることができる。
反応液からの化合物(II)の分離取得は、例えば生成
した塩化水素の第6級アミン塩を濾過し、重合防止剤例
えばP−メトキシフェノール等の存在下または非存在下
に溶媒を留去後、減圧蒸留することによって行う。また
濾液にアルカリ水溶液、例えば水酸化ナトリウム水溶液
を添加し残存する(メタ)アクリル酸クロライドを反応
させた後、水層と有機層を分液0 する。その有機層を水で洗浄し、次に硫酸マグネシウム
等で脱水した後、重合防止剤の存在下または非存在下に
溶媒を留去し、残渣を減圧蒸留することによっても行な
い得る。
本発明における単量体単位Aを誘導し得るエチレン性不
飽和化合物としては、ビニル系単量体とラジカル共重合
し得る公知の化合物のほとんどすべてが使用でき、その
具体例としては下記の化合物が挙げられる。
アクリル酸及びメタクリル酸のエステル、例えばアクリ
ル酸及びメタクル酸のメチル、エチル、プロピル、ブチ
ル、ベンジル、フェニルシクロヘキシル、フェノキシエ
チル、アセトキシエチル、ヒドロキシエチル、2−エチ
ルヘキシル、エステル等;スチレン及びスチレン誘導化
例エバジビニルベンゼン、 o −、m−又ハル−クロ
ルスチレン、m−又はp−クロルメチルスチレン、α−
メチルスチレン、、p−メトキシスチレy、p−ジメチ
ルアミノスチレン、p−シアノスチレン、p−ニトロス
チレン、α−アセトキシスチレン等;1−ビニルナフタ
リン、2−ビニルナフタリン、4−10ロー1−ヒ=ル
ナフタリン;1−ビニルアントラセン、2−ビニルアン
トラセン、9−ビニルアントラセン;エチレン、1.2
−ジクロルエチレン、イソブチレン、フタジエン、イソ
プレン、クロロブレン;塩化ビニル、酢酸ビニル、塩化
ビニリデン、塩化アリル、酢酸アリル;エチルビニルケ
トン、ヒニレンカーボネート、インプロビルビニルケト
ン;N−ビニルピロリドン、2−ビニルピリジン、5−
メチル−2−ビニルピリジン;アクリロニトリル、メタ
クリロニトリル;ケイ皮酸ビニル、ケイ皮酸ニトリル;
安息香酸ビニル、安息香酸アリル;並びに不飽和カルボ
ン酸の無水物及びエステル、例えばマレイン酸、イタコ
ン酸、シトラコン酸等の無水物及びエステル及びフマル
酸のエステル。
使用され得る好ましいエチレン性不飽和化合物は、次式
: (式中、R1は水素又はアルキル基であり、R2は−C
N、−COOR3,−0COR,4,フェニル、ナフチ
ル、アントリルあるいは置換基としてアルキル、ハロゲ
ン又はハロアルキルを有する芳香族基であり、R2は置
換又は非置換のアルキル、シクロアルキル又はアリール
基であり、R4はアルキル基である)で示される化合物
である。
エチレン性不飽和化合物と化合物(n)とのラジカル共
重合は、通常のラジカル重合手段、例えば紫外線、赤外
線、熱、電子線又はマイクロ波により行なうことができ
る。
紫外線ラジカル重合では、通常光開始剤が用いられる。
好適に利用できる光開始剤としては、アセトフェノン。
2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、2
.2−ジェトキシアセトフェノン、4′−イソプロビル
−2−ヒドロキシ−2−メチルグロピオフエノン、2−
ヒドロキシ−2−メチルグロピオフエノン、4.4’−
ヒス(ジエチルアミン)ベンゾフェノン、ベンゾフェノ
ン、メチル−(Q−ベンソイル)−べ/シェード、1−
フェニル−1,2−7’ロパンジオンー2−(0−エト
キシカルボニル)−オキシム、1−フェニル−1,2−
フロパンジオン−2−(0−べ/ソイル)−オキシム、
ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエ
チルエーテル、ペンゾインイソグロビルエーテル、ベン
ゾインイソブチルエーテル、ベンゾインオクチルエーテ
ル、ベンジル又はシア1℃等のカルボニル化合物;メチ
ルアントラキノン、クロロアントラキノン、クロロチオ
キサントン、2−メチルチオキサントン又は2−i−グ
ロビルテオキサントン等のアントラキノン又はキサント
ン誘導体;ジフェニルスルフィド、ジフェニルジスルフ
ィド又はジチオカーバメート等の硫黄化合物;α−クロ
ロメチルナフタレン、アントラセン等がある。
赤外線、熱、マイクロ波による重合に際しては、分解に
よってラジカルを生成し得るものであればいずれのラジ
カル開始剤の使用も可能である。例えば、ジーtert
−プチルノぐ−オキシド、2.5−ジメチル−2,5−
ジ(tert−ブチルパーオキシ)ヘキサン、  te
rt −7’チルハイドロノ(−オキシド、  ter
t−ブチル)く−オキシベンゾエート等の有機過酸化物
;2,2’−アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化合
物;過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム等の過酸塩が
使用できる。
電子線などの電離性放射線による重合は通常無触媒系で
行なわれる。
一般に触媒を用いる場合その使用量は、一般には嘔量体
の合計量に基づきQ、01〜10wt%、好ましくは0
.1〜5wt%の範囲である。
ラジカル重合は、紫外線あるいは電離性放射線の照射に
よる場合は常温でも進むか、その他の場合は、加温ない
し加熱状部、で円滑に進行する。
重合方式としては、塊状、溶液、懸濁及び乳化重合のい
ずれも採用できるが、溶液重合方式が好都合である。溶
剤を用いる場合、例えばジオキサン等のエーテル類、シ
クロヘキサン等の脂環式炭化水素、トルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素、ジクロルエチレン等のハロゲン化
アルカン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン等のケトン類及びメチルセロソルブ、エチルセロソル
ブ等のセロソルブ類が一般に使用される。
生成された共重合体は、これを例えば塩化メチレン、ジ
オキサン、ジメチルホルムアミド等の生成重合体が可溶
である溶剤中に溶解した浴液を、例えばn−ヘキサン、
メタノール等の沈殿用溶剤中に攪拌下簡加して共重合体
を沈殿させる操作を何回か反復することによって分離精
製できる。
本発明の改質共重合体において、式(n)のスビロオル
ンエステル化合物から誘導される単1体単位は、式(1
)の共重合体中に1モルチ程度存在すれば、架橋時の体
積収縮か実質的に改良され得るが、式(1)における単
量体単位の望ましいモル比y/(x十y)は2/100
〜95/100であり、両年量体はこの範囲内となる任
意の割合で、存在し得る。
本発明に係る共重合体の分子量は、ラジカル重合によっ
て得られる通常の共重合体と同様にi、 o o o〜
1千万の重量平均分子量を有する。
本発明の共重合体は分子中に体積膨張性のスピロオルソ
エステル基を有するため、架橋硬化時に実質的に体積変
化がないという特性を示し、また架橋により耐熱性、耐
溶剤性等の物性が改良される。か(して、本発明の共重
合体は前述した体積収縮に伴なう欠点が解消され、ボイ
ドな生じない密着性の良い塗料、内部歪を生じない接着
剤、寸法精度が要求される抜合材や注型し、形成された
塗膜を適当な架橋手段により硬化させて優れた塗膜を得
ることかでき、また金型中に注入後に架橋させて改良さ
れた成型品を得ることができる。
本発明の共重合体はカチオン重合機構に従って架橋を起
し、スピロオルソエステル基(式中、沼は6〜5の整数
を表わす)の開環重合反応により架橋重合体となる。
この架橋は通常カチオン重合触媒を用いて開始される。
この目的に使用されるカチオン重合触媒としては、例え
ばBF、 、 FeC−8,、5nC−e、 。
5bC−63,SbF、 、 TiC石。などのルイス
酸;BIi’、 0Bt2. BFs−アニリンコンプ
レックス等のごときルイス酸と0.S、Nなどを有する
化合物との配位化合物ニルイス酸のオキソニウム塩、ジ
アゾニウム塩、カルボニウム塩、 ハC1)7ン化合物
、混合ハロゲン化合物または過ハロゲン酸誘導体などが
あげられる。
触媒の使用量は一般に架橋すべき共重合体に基づきo、
ooi〜10wt%の範囲が好適である。
重合温度に関する制限は特にないが、通常常温〜200
°Cで行なわれる。
また架橋は電子線、紫外線等の放射線の照射によっても
行なうことができる。紫外線照射の場合には、カチオン
重合触媒として、例えば族ハロニウム塩; H3O 1+11 φ−N−CH2−C−φ−BP4等の周期律表第VaH
3 族元素の芳香族オニウム塩; VIa族元素の芳香族オニウム塩; 9 1a−Va族元素のジカルボニル錯化合物が使用され得
る。
この場合の触媒の使用量は一般に架橋すべき共重合体に
基づき0.001〜10wt%の範囲が好適である。
次に本発明を実施例及び参考例により更に説明する。
以下の実施例、参考例において、生成共重合体の比重は
次の方法により測定した。試料をジクロロエタンなどの
溶剤に溶解し、その溶液を基体に塗布し、室温で徐々に
溶剤を蒸発させた後減圧乾燥するかまたは赤外吸収スペ
クトル測定用錠剤成型器でプレスして共重合体の薄膜と
した。密度勾配管法B型直読式比重測定装置(柴山科学
器械製作所)を使用し、炭酸カリウム水溶液で作成した
密度勾配管に、炭酸カリウ0 ム水溶液中で脱気した上記薄膜の小片を投入して測定し
た。
また生成共重合体の平均分子量は高速液体クロマトグラ
フ(HLC)分析からポリスチレン換算重量平均分子量
として計算した。その測定条件は次の通りである。
装 置;東洋曹達工業■製 HLC−801Aカラム;
TSKゲル−〇MH2本 溶離液;テトラヒドロフラン 参考例 1゜ 攪拌機、コンデンサー、温度計および滴下ロートを備え
た四フロ11フラスコにトリエチルアミン101g(1
モル)、ジオキサン300rILtおよび2−ヒドロキ
シメチル−1,4,6−)リオキサスビロ(4,6)ウ
ンデカン18.8 g(0,1モル)を仕込み、滴下ロ
ートにメタクリル酸クロライ)”20.99 (0,2
モル)およびジオキサン40+mを仕込んだ。釜液を氷
水で10°Cに冷却後釜液を攪拌しなから、メタクリル
酸クロライド溶液を約1時間かけて滴下した。さらに室
温で1時間攪拌後50℃で5時間攪拌し、−夜装置した
生成した沈澱を濾紙で濾過し、8%NaOH水溶液10
0ゴを濾液に加えて攪拌後、有機層と水層を分離した。
次に有機層に塩化メチレン50m/!を加え水100−
で2回水洗後、有機層を硫酸マグネシウムで脱水した。
脱溶媒後残渣にトリ(n−オクチル)アミン0.49お
よびp−メトキシフェノール0.059を添加した後、
減圧蒸留し、沸点113〜115℃70.6 mm1(
9においてメタクリロイルオキシメチル−1,4,6−
トリオキサスピロ(4,6)ウンデカン96g(収率3
8%)を得た。
その物性値は下記の通りである。
O沸点;113〜115℃70.6 mm H9・I 
R(赤外吸収スペクトル); 1722cin’  (COO) 1637α−’  (C=C) 1164(7)−’ 、 1067crn’ 、 10
12国−1゜957crn’ ・NMR(核磁気共鳴スペクトル)(CI)(J?3中
);δ(ppm) ; 5.4〜6.2(2H、CH2
=C)。
3.5〜4.7(7,H,3CH2−0,CH−0)。
2.1〜2.6 (2H,−9−CH2) 。
1.9〜2.1 (3H,−CH5)。
14〜1.9 (6H,CH2−CH2−CH2)0質
量スペクトル(QC−MS); 親ビーク; m / e = 25 にこで使用した2
−ヒドロキンメチル−1,4,、l5−)リオキサスピ
ロ(4,6)ウンデカンは以下のように合成した。
攪拌機、コンデンサー、温度計及び滴下ロートを備えた
四つ口21フラスコに、ε−カプロラクトン2859(
2,5モル)、塩化メチレン100〇−及びトリエチル
アミン0.7−を仕込み、滴下ロートにグリシドール7
4.19(1モル)及び塩化メチレン150 mlを仕
込んだ。缶液な氷水で10℃に冷却後、BF30Et2
を1.5′耐添加した。缶液を攪拌しながら約2時間か
けてグリシドール溶液を滴下した。さらに5時間攪拌し
た。なお反応の間缶液は水で冷却し、約10°Cに保持
した。次にトリエチルアミン3ゴを加え触媒を失活させ
た。次に反応液を氷水で冷却し攪拌しながら10%Na
OH水溶液100〇−を徐々に加え、60分攪拌した後
、アルカリ水溶液層と有機層を分離した。この有機層を
500−の水で洗浄し遠心分離により分離する操作を2
回行なった後、硫酸マグネシウムで脱水した。
次にトリ(n−オクチル)アミン0.2gを添加抜脱溶
剤を行ない、さらに減圧蒸留し沸点95”010.7m
mH9において、2−とドロキシメチル−1,4,6−
)リオキサスビロ[:4.6 )ウンデカン16.59
(収率11チ)を得た。
その物性値は下記の通りである。
0沸点;95°O/ 0.7 mmH9−比重; 1.
161/25’0 、IR; 3450c!n−’(0−H)、 1240crn’、1133crn ’、1072cy
−’、1037crn’、960tm  ’ 、NMR(CDCl3中); δ(ppm) ;3.4〜4.5 (7H13CH2−
0、CH−0)\ 1.9〜2.1(2H1−C−CH2)/ 1.4〜1.9 (6H,CH,CH2−CH2)0質
量スペクトル(QC−MS); 親ピーク;m/e=188 参考例 2゜ 攪拌機、コンデンサー、温度計および滴下ロートを備え
た四つ口200−フラスコにトリエチルアミン17.2
9 ([1,17モル)ジオキサン50−および2−ヒ
ドロキシメチル−1,4,6−トリオキサスピロ(4,
4)ノナン2.79 (0,017モル)を仕込み、滴
下ロートにアクリル酸りロジイド4.69(0,051
モル)およびジオキサン15II+7!を仕込んだ。缶
液を氷水で10°Cに冷却後、缶液を攪拌しながらアク
IJ )し酸クロライド溶液を約1時間かけて滴下した
。室温で1時間攪拌後、50°Cで5時間攪拌し、−夜
装置した。
生成した沈澱を濾紙で濾過し、8%NaOH水溶液60
−を濾液に加えて攪拌後、有機層と水層を分液した。次
に有機層に、塩化メチレン30tRtを加え、水30−
で2回水洗後、有機層を硫酸マグネシウムで脱水後、脱
溶媒し、生成物1.99を得た。
つぎの分離条件下に分取用液体クロマトグラフを用いて
、反応生成物から2−アクリロイルオキシメチル1.4
.6− )リオキサスビロ(4,4:]ノナンを分取し
た。
分離条件; 装置;東洋曹達工業■製 HLC−807カラム; T
SKゲルG−3000HG+G−2000HG溶離液;
クロロホルム 流速;4+++7!/分 化合物の物性は下記の通りである。
Q形状 ;液体 、11も; 1730z −’ (COO) 1632cm −’、1407z  ’、807crn
” (C=C)952cm  ’ ・NMR(CDCla中);(少量の不純物を含む。)
δ(ppm) ; 5.7〜6.6 (31−1、CH
2=CH−)、66〜4.7(71−1、3CH2−0
,CJ−()  、18〜2.5(4H1CH2−CH
2)、66〜5.6 (o、si’4、−)、0.8〜
1.8(IH,−−)、 0質輩スベクトン(GC−MS); 親ビーク; m / e = 214 ここで使用した2−ヒドロキシメチル−1,4゜6−ト
リオキサスピロ(4,4)ノナンは以下のようにして合
成した。
攪拌機、コンデンサー、温度計及び滴下ロートを備えた
4つ口21フラスコに、r−ゾチロラクトン215.2
9(2,5モル)及び塩化メチレン1000−を仕込み
、滴下ロートにクリシト−ルア4.19(1モル)及び
塩化メチレン150m1を仕込んだ。缶液を氷水でIO
’0に冷却後、BF30Et2を1.5−添加した。缶
液を攪拌しなから約1.5時間かけて、グリシドール溶
液を滴下した。滴下後さらに5時間攪拌した。
なお反応の間缶液は水で冷却し、約10′0に保持した
。次にトリエチルアミン5 mlを加え、触媒を失活さ
せた。次に反応液を氷水で冷却し、攪拌しなかも10 
]Na O)i水溶液10100Oを徐々に加え、添加
完了後30分間攪拌した後、アルカリ水溶液層と有機層
を分離した。この有機層を5DOtntの水で洗浄した
。次に硫酸マグネシウムで脱水した後、脱溶剤をした。
その残渣に) リ(n−オクチル)アミン0.29を添
加した後、減圧蒸留し、沸点86°O/ 0.7 mm
 H9において、2−ヒドロキシメチル−1,4,6−
トリオキサスピロ(4,4)ノナン11.9g(収率Z
4%)を得た。
その物性値は下記の通りである。
0沸点;83℃/ Q、 7 mmH90比重; 1.
196 (25°C) 、IR; 5450cm  ’  (0−H)、 133に方 −1、1247z  −皿、   113
2m    ’、I G 42cm −’、 9546
n ’oNMR(CDC13中); δ(ppm):3.4〜4.6(7H15CHrOlC
H−0)、 1、8〜2.5(4H,C−CH2− CH2) 実施例 1゜ メチルメタクリレート0.299<2.9ミリモル)、
2−メタクリロイルオキシメチル−1,4゜6−トリオ
キサスピロ(4,6)ウンデカン040g(16ミリモ
ル)、t4−ジオキサン69−および重合開始剤として
アゾビスイソブチロニトリル141n9(重合性成分の
2モル%)を混合し、封管中で70°Cにおいて17時
間反応させた。
この反応液を濃縮し、これをメタノール20〇−中へ攪
拌しながら滴下し、生じた沈澱物を濾取した。次に沈澱
物を1.4−ジオキサン2−で溶解し、メタノールで沈
澱精製する操作を繰り返した後、減圧で乾燥した結果、
収率59%で白色粉末状の重合物を得た。
得られた重合物の赤外吸収スペクトル(IiL)分析(
第1図参照)により、スビロオルンエステル基に特徴的
な1070c1n−’、958tmAの吸収が認められ
た。またこの重合物における共重合比率は、核磁気共鳴
スペクトル(NMR)分析(第6図参照)により、メチ
ルメタクリレート8乙 キシメチル−1. 4. 6 − トリオキサスピロ(
 4. 6)ウンデカン17モルチであった。
この比率は、δ=3.4〜4。9 p p m ( C
 0 0 C H3、スピロオルソエステル化合物の3
CH2−0、CH−0)とδ=0.6〜2.8ppmH
3 ■ (−CH2−C−1C 0 0 − C H2 )のピ
ークの積分値から計算して求めた。
この共電体の構造は次式で表わされる。
CH3     CH。
1 CH2−CH 1 (ここでy/(x+y)=o.17である。)HLC分
析により求めた重量平均分子量は5 1、 0 0 0
であった。また25°Cにおける比重は1. 2 2 
5であった。
実施例 2 アクリロニトリル0.15g(2.8ミリモル)、2−
メタクリロイルオキシメチル−1. 4. 6−トリオ
キサスピロ(4. 6 )ウンデカン0.409(1.
6ミリモル)、1.4−ジオキサン5.5−および重合
開始剤としてアソビスイソプチロニトリル14■(重合
性成分の2モル%)を混合し、封管中で実施例1と同様
に重合及び沈澱精製を行ない収率68チで淡黄色固体を
得た。
得られた重合物のIR,分析(第2図参照)にヨリ、ス
ピロオルソエステル基に特徴的な1068cIn−1,
957cm−’の吸収および2240ctn ’にニト
リルの吸収が認められた。この重合物における共重合比
率は、元素分析値(窒素含量5. 4 %)より、アク
リロニトリル55七ルチに対し2−メタクリロイルオキ
シメチル−1. 4. 6 − )リオキサスビロ(4
. 6 )ウンデカフ45七ルチであった。
この共重合体の構造は次式で表わされる。
CH3 CH2−CH 1 (ここでy/ ( x十y ) =0.4 5である。
)この共重合物のHLC分析によるM量平均分子量14
,000であり、また25°Cにおける比重は1. 2
 2 3であった。
実施例 3 酢酸ビニル0.25ノ(2.9ミリモル)、2−メタク
リロイルオキシメチル−1. 4. 6 − ) IJ
オキサスピロ(4.6)ウンデカン0、4 0 9 (
 1. 6ミリモル)、1.4−ジオキサン6、 5 
m/!及び重合開始剤としてアゾビスインブテロニ) 
IJル14■(重合性成分の2モルチ)を混合し、封管
中で実施例1と同様に重合及び沈澱精製を行ない収率5
4チで白色粉末状の重合物を得た、得られた重合物のI
R,分析(第6図参照)により、スピロオルソエステル
基に特徴的な1070crn ’、958tYn’  
の吸収か認められた。この1合物における共重合比率は
N M R分析により、酢酸ビニル30七ルチに対して
2−メタクリロイルオキシメチル−1. 4. 6 −
 )リオキサスピロ(4. 6 )ウンデカン70モル
チであった。この比率は4.6〜5.3ppm(酢酸ビ
ニルのCH−00C)とδ=3.3 〜4.15 pp
m ( スピロオルソエステルの3CI−(2−0、C
H−0)のピークの積分値から計算して求めた。
この共重合体の構造は次式で表わされる。
CH3 ■ HrCH 1 (ここでy/(x+y)=o、7oである。)HLC分
析により求めた重量平均分子量は2ス000であった。
また25℃における比重は1.226であった。
実施例 4゜ スチレン0.509(2,9ミリモル)、2〜メタクリ
ロイルオキシメチル−1,4,6−ドリオキサスピロ(
4,6)ウンデカン0.40 g(1,6ミリモル)、
1.4−ジオキサン7.0m/および重合開始剤として
アゾビスイソブチロニトリル14ダ(重合性成分の2モ
ルチ)を混合し、封管中で実施例1と同様に重合および
沈澱精製を行ない収率46q6で白色粉末状の重合物を
得た。
得られた重合物のIR分析(第4図参照)によりスピロ
オルソエステル基に特徴的な1070z  ’960c
m  ’の吸収が認められた。またこの重合物における
共重合比率はN M R分析によりスチレン61モルチ
に対して2−メタクリロイルオキシメチル−1,4,6
−1−リオキサスピロ(4,6,:]ウンデカン39モ
ルチであった。この比率は、δ=6.5〜7.2 pp
m(φ−H)とδ=3.0〜4.6ppm(スピロオル
ソエステル化合物の3C)12−0、CH−0)のピー
クの積分値から計算して求めた。
この共重合体の構造は次式で表わされる。
CH3 CH2−CH 1 (ここでy/(x+y)〜0.39である。)HLC分
析により求めた重量半均分子量は15.000であった
。また25°0における比重は1162であった。
実施例 5 2−ビニルナフタレン0.489 (5,1ミリモ/l
/)、2−メタクリロイルオキシメチル−1,4゜6−
ドリオキサスピロ(4,6)ウンデカン0.40ノ(1
,6ミリモル)、1,4−ジオキサン8.8−および重
合開始剤15#f(重合性成分の2モル′9りを混合し
、封管中で実施例1と同様に重合・  1 および沈澱精製を行ない収率50チで淡黄色粉末状の重
合物を得た。
得られた重合物の■几分析(第5図参J4@)によりス
ピロオルソエステル基に特徴的な1126m−1,10
69儒−’、958の−1のピークか認められた。また
この重合物における共重合比率はNMR分析により、2
−ビニルナフタレフ6タル−1, 4. 6−ドリオキ
サスピロ(4. 6 〕 ウンデカンは61モルチであ
った。この比率はδ=6.3〜8、Oppm(ナツタL
/7のH)とδ=2.9〜4、6ppm(スピロオルソ
エステル化合物の3CH2−0、CH−0)のピークの
積分値から計算して求めた。
この共重合体の構造は次式で表わされる。
CH3 (ここでy/ ( x十y ) 〜0.3 1であった
。)HLC分析により求めた重量平均分子量はz500
であった。また25°Cにおける比重は1、18であっ
た。
実施例 6゜ スチレン0.389(8,0ミリモル)、2−アクリロ
イルオキシメチル−1,4,6−1−リオキサスピロ(
4,4)ノナンo、 04 g(0,2ミリモル)およ
び重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル1.2
711&(重合性成分の01モル%)を混合し、封管中
で実施例1と同様に反応させた。
反応物を塩化メチレンに溶解させ、メタノール中へ攪拌
しながら滴下し沈澱物を濾取した。さらに同様な沈澱精
製をくり返して収率90%で白色固体を得た。
得られた重合物のIR分析によりスピロオルソエステル
化合物による1756cm−’、1050cm−’の吸
収が認められた。またこの重合物における共重合比率は
NM)’を分析によりスチレン98モルチに対して2−
アクリロイルオキシメチル−1、4,6−)リオキサス
ピロ(4,4:lノナン2%であった。この比率はδ=
6.5〜7.2ppm(φ−■)とδ=6.0〜4.6
ppm(スピロオルソエステル化合物の3CH,、−0
、CH−0)のピークの積分値から計算して求めた。
この共重合体の構造は次式で表わされる。
(ここでy/ (x+y ) =0.02である。)H
LC分析より求めた重量平均分子量は660、000で
あった。
参考例 6゜ 実施例1で得た共重合物1oo〃ipを1.1−ジクロ
ロエタン2m7!に溶かし、BP、OEt22m9を添
加した。この混合物を50°Cで16時間反応させて淡
黄色の固体を得た。
この反応物は架橋しており塩化メチレンに溶げなかった
。この架橋重合物のIR分析により、スピロオルソエス
テル基の1132z’、1072crn ’、958筋
−1の筋状1ほとんど消えていた。またこの架橋重合物
の25°0における比重は1.227であり、共重合物
の架橋による体積収縮はわずか0.2チであった。
参考例 4゜ 実施例2で得た共重合物100■を1.1−ジクロロエ
タン2mlに溶かし、BF30Et22ダyを添加し、
参考例3と同様に反応させて淡黄色の固体を得た。
この反応物は架橋しており塩化メチレンに溶けなかった
。この架橋重合物のIR分析により、スピロオルソエス
テル基の1130tm −’、1068crn ’、9
57cm  ’  の吸収がほとんど消えていた。また
この架橋重合物の25℃における比重は1.221であ
り、共重合物の架橋により、0.2%の体積膨張が認め
られた。
参考例 5゜ 実施例3で得た共重合物100■を1.1−ジクロロエ
タン2dK溶かし、BF30Et22ダを添加し参考例
3と同様に反応させて淡黄色の固体を得た。
この反応物は架橋しており塩化メチレンに溶けなかった
。この架橋重合物のIR分析(第7図参照)により、ス
ピロオルソエステル基の1130crn ”、1070
crn−’、958α−1の吸収はほとんど消えていた
。またこの架橋重合物の25゛0における比重は1.2
25であり、共車台瞼の架橋により、12%の体積膨張
が認められた。
参考例 6゜ 実施例4で得た共重合物100ダを1.1−ジクロロエ
タン2ゴに溶かし、BF30Et!2ダを添加し参考例
6と同様に反応させて淡黄色の固体を得た。
この反応物は架橋しており塩化メチレンに溶けなかった
。この架橋重合物のIR分析によりスピロオルソエステ
ル基の1070crn−息、960cm  ’の吸収が
ほとんど消えていた。この架橋重合物の25℃における
比重は1.159であり、共重合物の架橋により0.2
チの体積膨張が認められた。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は相当する実施例1〜実施例5で得られ
たスピロオルソエステル基含有共重合物の赤外吸収スペ
クトル図であり、第6図は実施例1で得た共重合物の核
磁気共鳴スペクトル図であり、第7図は参考例5で得ら
れた架橋重合物の赤外吸収スペクトル図である。 特許出願人 東亜合成化学工業株式会社 手  続  補  正  書 昭和57年8り/7日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第71307号 2、発明の名称 スビロオルンエステル基ヲ有する改質共重合体3、補正
をする者 事件との関係   特許出願人 住所  東京都港区西新橋1丁目14番1号名称(30
3)  東亜合成化学工業株式会社代表取締役 小 森
   隆 4 補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 (1)明細書第11頁12行〜13行の[フェニルシク
ロヘキシルJkrフエニノヘ シクロヘキシル1と補正
する。 (2)明細書第11頁下から7〜6行の「2−エチルヘ
キシル、エステル’JJlrJ 2−エチルヘキシルエ
ステル等」と補正する。 (3)明細書第22頁3行の「゛四フロ」ヲ「四つ口」
と補正する。 (4)明細書第28頁1行の1質量スベクトン」を「質
量スペクトル」と補正する。 以上 □

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 次式(I): ■ CH2−−CH(1) 1 0 \/ C1、 八 (式中、Rは水素原子またはメチル基を表わし、lは3
    〜5の整数を表わし、Aは少なくとも1種のエチレン性
    不飽和化合物から構成される単量体単位を表わし、X及
    びyは各単量体単位のモル分率を表わす)で示される構
    造単位からなるスピロオルソエステル基を有するエチレ
    ン性不飽和化合物の改質共重合体。 2、  Aが次式: (式中、 R,+1水素又はアルキル基であり、R2は
    CN、  COORx、  0COR4,フェニル、ナ
    フチル、アントリルあるいは置換基としてアルキル、ハ
    ロゲン又は゛・ロアルキルを有する芳香族基であり、几
    3は置換又は非置換のアルキル、シクロアルキル又は−
    Iリール基であり、R4はアルキル基である)で示され
    るエチレン性不飽4j1化合物の1m又は21!以上か
    ら構成される単量体単位である特許請求の範囲第1項記
    載の共重合体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH069612A (ja) * 1992-06-01 1994-01-18 General Electric Co <Ge> エチレン性不飽和でグラフト可能なオルトエステルの製造法
NL1002427C2 (nl) * 1996-02-23 1997-08-26 Akzo Nobel Nv Bekledingssamenstelling omvattende een bicyclo- of spiroorthoester functionele verbinding.

Cited By (6)

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WO1997031073A1 (en) * 1996-02-23 1997-08-28 Akzo Nobel N.V. Coating composition comprising a bicyclo- or spiro-orthoester-functional compound
US6297329B1 (en) 1996-02-23 2001-10-02 Akzo Nobel Nv Coating composition comprising a bicyclo- or spiro-orthoester functional compound
US6593479B2 (en) 1996-02-23 2003-07-15 Akzo Nobel N.V. Coating composition comprising a bicyclo- or spiro-orthoester functional compound
CN1128851C (zh) * 1996-02-23 2003-11-26 阿克佐诺贝尔公司 含有双环或螺环原酸酯官能化合物的涂料组合物

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