JPS58186750A - 静電潜像現像用現像剤 - Google Patents

静電潜像現像用現像剤

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JPS58186750A
JPS58186750A JP57068946A JP6894682A JPS58186750A JP S58186750 A JPS58186750 A JP S58186750A JP 57068946 A JP57068946 A JP 57068946A JP 6894682 A JP6894682 A JP 6894682A JP S58186750 A JPS58186750 A JP S58186750A
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三橋 康夫
Masashi Kiuchi
木内 正志
Masaki Uchiyama
内山 正喜
Shigeo Kato
加藤 茂雄
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/097Plasticisers; Charge controlling agents
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真、静電記録、静電印刷、磁気記録等に
於ける潜像を現像するだめの現像剤に関する。
従来、電子写真法としては米国特許第2,297,69
1号明細書等、多数の方法が知られているが、一般には
光導電性物質を利用し、種々の手段により感光体上に電
気的潜像を形成し・次いで現像粉(以下トナーと称す)
を有する現像剤を用いて現像し、必要に応じて紙等の転
写材にトナー画像を転写した後、加熱、圧力あるいは溶
剤蒸気などにより定着し複写物を得るものである・まだ
トナー画像を転写する工程を有する場合には、通常感光
体上の残余のトナーを除去するだめの工程が設けられる
(1) 電気的潜像をトナーを用いてoT視化する現像方法は、
例えば米国特許第2.874.065号明細書に記載さ
れている磁気ブラシ法、同2.618,552号明細書
に記載されているカスケード現像法及び同2.221.
776号明細書に記載されている粉末雲法、米国特許第
4909.258号明則書に記載されている導電性の磁
性トナーを用いる方法、特公昭41−9475号公報等
に記載されている種々の絶縁性の磁性トナーを用いる方
法などが知られている。
これらの現像法に適用するトナーとしては、従来、天然
あるいは合成樹脂中に染料、顔料を分散させた微粉末が
使用されている。例えば、ポリスチレンなどの結着樹脂
中に着色剤を分散させたものを1〜60μ程度に微粉砕
した粒子がトナーとして用いられている。磁性トナーと
してはマグネタイトなどの磁性体粒子を含有せしめたも
のが用いられている。いわゆる二成分系現像剤を用いる
方式の場合には、トナーは通常ガラスピーズ、鉄粉など
のキャリアー粒子と(2) 混合されて用いらnる。
この様な乾式現像用トナーに用いられる電荷制御剤とし
ては、例えば一般にアミン化合物、第4級アンモニウム
化合物および有機染料がある。通常の電荷制御剤は、ベ
ンジルジメチル−ヘキサデシルアンモニウムクロライド
、デシル−トリメチルアンモニウムクロライド、ニグロ
シン塩基、ニグロシンヒドロクロライド、サフラニンγ
及びクリスタルバイオl/シト等である。
特ニニグロシン塩基及ヒ、ニグロシンヒドロクロライド
はしばしば電荷制御剤として用いられている。これらは
、通常、熱可塑性樹脂に添加され、加熱溶融分散し、こ
れを微粉砕して、必要に応じて適当な粒径に調整され使
用される。
しかしながら、これらの電荷制御剤としての染料は、構
造が複雑で性質が一定していなく、安定性に乏しい。ま
た、熱混練時の分解、機械的衝撃、摩擦、温湿度条件の
変化、などにより分解又は変質し、荷電制御性が、低下
する現象を生ずることがあった。従って、これらの染料
(3) を荷電制御剤として含有したトナーを複写機に用い現像
すると、複写回数の増大に従い、染料が分解あるいは変
質し、耐久中にトナーの劣化を引き起こし易かった。
又、荷電制御性の染料は、親水性のものが多く、これら
の樹脂中への分散不良のだめに、溶融混線後粉砕した際
には、染料がトナー表面−露出する。高湿条件下での該
トナーの使用の際には、これら、染料が親水性であるが
ために良質な画像が得られないという欠点を有している
この様に、従来の荷電制御性を有する染料をトナーに用
いた際には、トナー粒子間に於いて、あるいは、トナー
とキャリヤー間、トナーとスリーブのごときトナー担持
体間に於いて、トナー粒子表面に発生電荷量にバラツキ
を生じ、現像カブリ、トナー飛散、キャリヤー汚染等の
障害が発生し易かった。
又、従来の多くのトナーは高湿条件下に於いては、トナ
ーの自由流動性が低下しトナー画像の転写効率が著しく
低下して、使用に耐えない(4) ものであった。
上記の如き従来のトナーにまつわる種々の欠陥を克服す
るために本出願人は先に特願昭55−1549!18号
において、湿式法により合成されたケイ酸微粉体であっ
て、蒸留水中に4重量%分散した際の閑値が6〜11で
あるケイ酸微粉体を含有することを特徴とする現像剤を
提案した。しかしながら、この現像剤を用いても、長期
間高温高湿中に保存すると、トリボ電荷量が著しく減少
し、又、自由流動性が紙上して複写品質が著しく劣るこ
とが分った。
本発明の目的は上述の欠陥を克服した優れた物理的及び
化学的特性を有する現像剤を提供することにある。
すなわち本発明は、400°0以上の温度で(好ましく
は450°0〜1500°C1特に好ましくは500°
0〜1000℃)の温度で熱処理された、湿式法により
合成されたケイ酸微粉体を含有することを特徴とする現
像剤を提供するものである。
(5) 本発明に用いられるケイ酸微粉体を湿式法で製造する方
法は、従来公知である種々の方法が通用できる。たとえ
ば、ケイ酸ナトリウムの酸による分解、一般反応式で示
せば(以下反応式は略す)、 Ha20・X5102+HOl十H20→5iO3−n
H20+NaClその他、ケイ酸ナトリウムのアンモニ
ア塩類またはアルカリ塩類による分解、ケイ酸ナトリウ
ムよジアルカリ土類金属ケイ酸塩を生成せしめた後、酸
で分解しケイ酸とする方法、ケイ酸ナトリウム溶液をイ
オン交換樹脂によシケイ酸とする方法、天然ケイ酸また
はケイ酸塩を利用する方法などがある。
ここでいうケイ酸微粉体には、無水二酸化ケイ素(シリ
カ)、その他、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸ナトリウム
、ケイ酸カリウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸亜鉛な
どのケイ酸塩をいずれも適用できる。
これらのケイ酸微粉体を400℃以上の温度で熱処理し
たものが本発明に使用するケイ酸微(6) 粉体であるが、熱処理は例えば電気炉中に湿式法で合成
されたケイ酸微粉体を入れ400℃以上の温度で適当な
時間例えば10分〜10時間放置して行なえば良い。現
像剤の特性を著しく低下させないものならば、熱処理法
に特に制限はなくいずれの方法も適用できる。本発明に
おいて400°0以上の温度で熱処理された湿式法によ
シ合成されたケイ酸微粉体を含有する現像剤は、トナー
粒子間、またはトナーとキャリヤー間、−成分現像の場
合のトナーとスリーブの如きトナー担持体との間の摩擦
帯電量が安定でかつ均一であり、カプリ、トナー飛散、
トナーの凝集がなく、耐久コピ一枚数の多い現像剤であ
り、また温度、湿度の変化に影響を受けない安定した画
像を再現する現像剤特に超高湿時においても転写効率の
大きい現像剤であって、さらに長期間高温高湿中に保存
してもトリボ電荷量の減少がきわめて少なく、複写品質
が殆んど低下しない現像剤である。
これは以下の理由によると思われる。すなわ(7) ち湿式法により合成されたケイ酸微粉体を用いているこ
と及び湿式法により合成さ扛たケイ酸微粉体は多孔性で
表面に多数の毛管を有しているが、400℃以上の温度
で熱処理することによってシラノール基どうしの縮合が
起こり、その結果前記毛管がかなシ消滅して表面が安定
化するためと思わ扛る。400℃未満で熱処理すると、
加熱時には吸着水が除かれてケイ酸微粉体の含水量が減
少するが、常温に戻すと再び水分を吸収して含水量が熱
処理する前と同量になる。しかしながら400 ’O以
上で熱処理すると、ケイ酸微粉体粒子の表面の水酸基が
縮合して水分を放出するので、常温に戻しても含水量は
熱処理前に比べて著しく少ないものとなる。
本発明において熱処理の時間は処理温度、ケイ酸微粉体
の粒径その他の特性により異なるが、およそ1分〜10
時間の範囲であって、熱処理の結果吸湿量がおよそ5重
量パーセント以内(特に好ましくは6重量パーセント以
内)となることを目安にして決定すれば良い。吸湿量は
(8) およそ20℃において約1週間チオ硫酸ソーダの液底体
を有する飽和水溶液上に、すなわち湿度78%中に放置
した熱処理されたケイ酸微粉体を熱天秤によシ2℃/分
の温度上昇で常温から400℃まで加熱減量曲線を測定
し、その減少量を吸湿量として求める。
本発明のケイ酸微粉体の粒径は、平均の一次粒径として
、0.01〜2μの範囲内である事が望ましい。また、
これらのケイ酸微粉体の適用量は現像剤重量に対して、
0.01〜20%の時に効果を発揮し、特に好ましくは
0.1〜3%添加した際に優れた安定性を有する帯電性
並びに流動特性を示す。添加形態について好ましい態様
を述べれば、トナー重量に対して0.01〜3重量%の
ケイ酸微粉体がトナー粒子表面に付着している状態にあ
るのが良い。
本発明に用いられる湿式法で合成された市販のケイ酸微
粉体としては、例えば以下のような商品名で市販されて
いるものがある。
カープレックス  塩野義製薬 (9) ニップシール   日本シリカ トクシール、ファインシール m山v−sビタシール 
   多木製肥 ジルトン、シルネツクス 水沢化学 スターシル    神島化学 ヒメジール    愛媛薬品 サイロイド    富士デビソン化学 H1−1311(ハイシール)   Pittsbur
ghPlateGlassOo。
(ピッツバーグプレートグラス) Durosil(ドウロシー/l/)  ?1ills
toff−Geselischaft Marquar
tUltrasil (ウルトラシール)(フユールス
トツフ・ゲゼールシャフトマルクオルト) Manoal:1(−rノシー/L/)   Hard
man and  Ho1dan(ハードマン アンド
 ホールデン) Hoegch(ヘツシ5.)     Ohamisc
he F’abrik Hoesch K −G(ヒエ
ミツシエファブリークヘツシュ)all−8tone(
シル−スト−y)   8toner  Rubb@r
  Co。
(ストーナー ラバー)   ′ Na1co(すAzコ)     Na1co Ohe
m Co。
(ナルコ ケミカル) (10) Q、uso  (クツ)        Ph1lad
elphia  Quartz Co。
(フィラデルフィア クォーツ) Santocell(サン)v+/)    Mona
anto−chemical  Oo+(モンサンドケ
ミカル) Imail(イムシル)     工11ino土s 
 Minerals  Co。
(イソノイス ミネラル) OalciumSilikat    Ohemisc
heFabrikHoeschK−G(カルレウム シ
リカート)(ヒエミツシエ 7ア71ノークヘツシエ)
Oalsil(カルシv)       Fiillt
off−Gesellacbaft Marquart
(フユールストツ7−1”W−Aシャフト マをフォル
ト)Fortafil(7オWイル)    工mpe
rial  Chemical■ndustries 
  LtJ (インベリフンレケミカルインタメトリーズ)Micr
ocal(ミクロ力A/)     J086ph G
rosfield & 5ons、 X、+tl。
(シヱセフ クロヌフィールドアンドブンズ)Mano
sil(−vノシーA/)     Hardman 
 and  Ho1.den(ハードマン アンド ホ
ー/L7/)Vu:11c asil(7’Aカジール
)    Farbanfabiken Bryer、
 A、 −G 。
(7〃ハしてGθ→ンノ仁ヤー) Tufknit(タフニット)   Durham  
Ohemi、caIB、Ltd。
(ドウルハム ケミカルズ) 01) シルモス     白石工業 スターレックス   神島化学 フリコシル    多木製肥 これらは、平均の一次粒径として、0.01〜2μの範
囲に調製されて用いる事ができる。
本発明においては、前述した様に、400 ’0以上の
温度で熱処理された湿式法で合成されたケイ酸微粉体が
用いられ効果を発揮するがそのような湿式法ケイ酸微粉
体の中で特に、該ケイ酸微粉体が85%以上5102を
含有するものが特に望ましい・ 本発明に用いるケイ酸微粉体の原料となる湿式法で合成
されたケイ酸微粉体としては、該ケイ酸微粉体を水中に
4重量%分散した際の声値が6〜11(さらに好ましく
は7〜9)であることが好ましい。これは、ケイ酸微粉
体を合成する際に用いられる原料あるいは合成工程中に
用いられる処理剤中に含まれる多種元素に影響されるも
のと思われ、アルカリ金属元素の混入が好ましい効果を
あげていると考えられる。そ(12) の中でもナトリウムイオンが適当量混入したものは特に
有効な効果を与える事が実験より明らかになった。トナ
ーを正に安定に帯電させるだめには上記のpHの条件を
満足し、かつ適当量のナトリウムイオンを含有したケイ
酸を使用するのが特に良く、上記声値を与える好ましい
ナトリウム含有量はN a20に換算して0.01〜1
0%である。これは、トナーに添加されたケイ酸微粉体
の表面近傍における5102格子中に混入したナトリウ
ムイオンあるいは、ケイ酸微粉体表面に付着したナトリ
ウムイオンが、該微粉体内部あるいは表面の若干の吸着
水分との相互作用により、安定な電荷を形成するのに効
果があるためと考えられる。
すなわち、本発明に用いられる湿式法で合成されたケイ
酸微粉体のうち、水分散系のpHが6〜11の範囲であ
り、特に、該ケイ酸微粉体中に、ナトリウムをIJ a
20に換算して0.01〜10%(%に好ましい水分散
系のpHを保つのに必要なす) IJウムの含有量は、
0.1〜2゜0%)含有(13) するケイ酸微粉体を用いるの−が好ましい。
次に本発明に用いられる湿式法で合成されたケイ酸微粉
体のうち特に好ましい該微粉体の例をあげる。もちろん
、この例により、本発明の請求の範囲が限定されるもの
ではない。
表  1 (14) (表1のつづき) (1!19 また、これらの湿式法で合成されたケイ酸微粉体の表面
を有機物処理して用いてもよい。
本発明に用いるトナーの結着樹脂としては、ポリスチレ
ン、ポリP−クロルスチレン、ポリビニルトルエンなど
のスチレン及びその置換体の単重合体;スチレン−P−
クロルスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合
体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビ
ニルナフタリン共管「合体、スチレン−アクリル酸メチ
ル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、ス
チレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリ
ル酸オクチル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル
共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、ス
チレン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−αク
ロルメタクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロ
ニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共
重合体、スチレゾービニルエチルエーテル共重合体、ス
チレン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタ
ジェン共(16) 重合体、スチレン−インブレン共重合体、スチレン−ア
クリロニトリル−インデン共重合体、スチレン−マレイ
ン酸共重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体
などのスチレン系共重合体;ポリメチルメタクリレート
、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢
酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステ
ル、ポリウレタン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビ
ニルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロ
ジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は脂環
族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン
、パラフィン、ワックスなどが単独或いは混合して使用
できる。
トナーに用いる着色材料としては、従来公知のカーボン
ブラック、鉄黒などが使用でき、本発明に用いるケイ酸
微粉体と併用すれば、前述の荷電制御剤も含めて従来公
知の荷電制御剤を好ましく使用する事ができる。
また本発明のトナーを磁性トナーとして用い(17) るだめに、磁性粉を含有せしめても良い。このような磁
性粉としては、磁場の中に置かれて磁化される物質が用
いられ、鉄、コバルト、ニッケルなどの強磁性金属の粉
末もしくはマグネタイト、γ−へマタイト、フェライト
などの合金や化合物がある。この磁性粉の含有量はトナ
ー重量に対して15〜70重t%である。
さらに本発明のトナーは必要に応じて鉄粉。
ガラスピーズ、ニッケル粉、フェライト粉などのキャリ
アー粒子と混合されて、電気的潜像の現像剤として用い
られる。
本発明の現像剤は種々の現像方法に適用されうる。例え
ば、磁気ブラシ現像方法、カスケード現像方法、米国特
許第5.909.258号明細書に記載された導電性磁
性トナーを用いる方法、特開昭55−31136号公報
に記載された高抵抗磁性トナーを用いる方法、特開昭5
4−42141号公報、同55−18656号公報。
同54−45027号公報などに記載された方法、ファ
ーブラシ現像方法、パウダークラウド(18) 法、インプレッション現像法などがあるが、本発明の現
像剤が最も好ましく使用できる現像方法は次の方法であ
る。すなわち、静電像を表面に保持する静電像保持体と
、絶縁性現像剤を表面に担持する現像剤担持体とを現像
部において一定の間隙を設けて配置し、400“0で熱
処理された湿式法により合成されたケイ酸微粉体を含有
する現像剤を現像剤担持体上に前記間隙よシも薄い厚さ
に担持させ、該現像剤を現像部において前記静電像保持
体に転移させ現像する方法である。
この方法について具体的に説明する。第1図にこの方法
による現像工程の1実施形態が断面図で示される。同図
において静電像保持体1は矢印方向に動く。現像剤担体
である非磁性円筒2は、現像部において静電像保持体表
面と同方向に進むように回転する。非磁性円筒2内部に
は、多極永久磁石3が回転しないように配されている。
現像剤容器4から送られる一成分系絶縁性磁性現像剤6
を非磁性円筒面上に塗布し、(19) かつ円筒面とトナー粒子との摩擦によって、トナー粒子
に静電像電荷と逆極性の荷電を与える。
さらに鉄製のドクターブレード5を円筒表面に近接して
(間隔50μ〜500μ)、多極永久磁石6の一つの磁
極(図示ではS極)位置に対向して配置することによシ
、トナ一層の厚さを薄く(30μ〜30.0μ)且つ均
一に規制する◇この円筒2の回転速度を調節することに
ょシ、現像剤層の表層速度及び好ましくは内部速度が靜
1!像保持面の速度と実質的に等速、もしくはそれに近
い速度となるようにする。ドクターブレード5として鉄
のかわりに永久磁石を用いて対向磁極を形成してもよい
。また、現像部において現像剤担体と靜−を像保持面と
の間で交流バイアスを印加してもよい。この交流バイア
スはfは200〜4000H2、vppが500〜30
007であれば良い。
以上の如く、この現像工程においては一成分磁性現像剤
を現像剤担体上に安定に保持させる為に、多極永久磁石
3を内包する非磁性円筒2G20) を用いた。また、現像剤層を薄く均一に、形成する為に
、円筒2表面に近接して磁性体薄板もしくは永久磁石に
よるドクターブレード5を配置した。このように磁性体
のドクターブレードを用いると、現像剤担体に内包され
た永久磁石の磁極との間に対向磁極が形成され、ドクタ
ーブレードと現像剤担体間でトナー粒子鎖を強制的に立
ち上がらせるととによシ、現像剤担体上の他の部分、例
えば静電像面に相対する現像部分の現像剤層を薄く規制
するのに有利である。さらにそのような強制的運動を現
像剤に与えることにより現像剤層はよね均一になり、よ
って非磁性体ドクターブレードでは実現できなかった薄
く且つ均一なトナ一層形成が達せられる。しかもドクタ
ーブレードとスリーブとの間隙を広めに設定できるから
トナー粒子の破壊や凝集を防止する効果もある。現像部
分におけるトナー粒子の転移に際し、静電像の吸引作用
あるいは交流バイアスの作用によって静電像側に転移す
る。ここで絶縁性現像剤が磁性を持たない場合(21) には、ドクターブレードは磁性体である必要はなく、又
スリーブ内部に磁石を有する必要もない。
以上本発明の基本的な構成と特色について述べたが以下
実施例にもとづいて具体的に本発明の方法について説明
する。しかしながら、これによって本発明の実施の態様
ががんら限定されるものではない。
〔実施例 1〕 から作成したトナー100重量部に、シリカ(商品名、
ニップシールER,日本シリカニ業)を800°0で1
時間熱処理して生成したケイ酸微粉体1.0重量部を添
加し現像剤とした。
一方opo感光体に−6にVのコロナ放電を行ない全面
一様に帯電した後、原画像照射を行ない静電潜像を形成
した◎現像剤担持体は外径5゜龍のステンレス製円筒ス
リーブとした。スリー(22) ブ表面磁束密度700ガウス、穂切りブレード−スリー
ブ表面間距離0025xxである。このスリーブ回転マ
グネット固定(スリーブ周速はドラムのそれと同じで回
転方向は逆)型現像器を前記感光ドラム表面−スリーブ
表面間圧@0.25韮に設定し、スリーブに:1200
H,1200Vの交流及び−150vの直流バイアスを
印加したO この現像器に前記現像剤を適用して、前記潜像を現像し
次いで転写紙の背面よ#)−7KVの直流コロナを照射
しつつ粉像を転写し、複写画像を得た。定着は市販の普
通紙複写機(商品名。
IP−5500,キャノン族)の定着器を用いて行なっ
た。
鮮明でカプリのない画像が得られた。50,000枚の
耐久テストを行なったが、画像濃度の低下は殆んどなく
良好な結果が得られた。さらにこの現像剤を高温超高湿
!15℃90%RHの環境に1ケ月間保存した後に画出
しを行なったが、保存前と比較して遜色のない画像が得
られた。
(23) 〔実施例 2〜9〕 ケイ酸微粉体の熱処理温度をそれぞれ430℃、 48
0”0 、500 ’0 、600°0,700’0゜
900′0.1000℃、1200℃と代えることを除
いては実施例1とほぼ同様に行なったところ良好な結果
が得られた。
〔実施例 10〕 スチレン−ブチルメタクリレート共重合体 100重量
部カーボンブラック       6 〃ニグロシン 
        2 〃 上記材料をブレンダーでよく混合した後150℃に熱し
た2本ロールで混練した。混練物を自然放冷後、カッタ
ーミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉砕機
を用いて粉砕し、さらに風力分級機を用いて分級して粒
径5〜20μのトナーを得た。
このトナー100重量部に対し、シリカ(商品名、ハイ
シール253.ピッツバーグプレートグラス社)を80
0°0で5時間熱処理して生成したケイ酸微粉体0.8
重量部を添加し混合した(24) もの10重量部にキャリアー鉄粉(250〜400メツ
シユ)90重量部を加え現像剤を得た。
この現像剤を用いてOPO感光体上の潜像を磁気ブラシ
法で現像し、生成する粉像を−7KVの直流コロナで転
写紙に転写し、熱ロール定着でした。鮮明な画像が得ら
れた。高温超高湿(35℃90%RH)に1ケ月間保存
したが、その後においても保存前に比べ画像濃度の低下
は殆んど彦く鮮明な画像が得られた。
〔実施例 11〕 スチレン−ブチルアクリレート共重合体  100重量
部マグネタイト         50 //含金染料
           6 “ポリエチレン     
    2 〃から作成したトナーに実施例1で用いた
ケイ酸微粉体0.6重量パーセント添加し現像剤とした
Oこの現像剤を市販の普通紙複写機(商品名。
NI’201.キャノン族)に適用し、画出ししだOカ
ブリのない鮮明な画像が得られた。
〔比較例 1〕 (2つ ケイ酸微粉体を用いないことを除いては実施例1と同様
に行なったが貧弱な画像しか得られなかった@ 〔比較例 2〕 熱処理をしていないケイ酸微粉体を用いることを除いて
は実施例1と同様に行なった。鮮明でカブリのない画像
が得られだが、高温超高湿(55℃90%RH)に1ケ
月保存後に画出しをしたところ、貧弱な画像しか得られ
なかった〇各実施例及び比較例の評価を表2に示す。
(26) (27) なお凝集度は細用ミクロメリティクス社製パウダーテス
ターを用いて測定した。数値の小さいものほど自由流動
性が良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明現像剤を適用できる現像工程の一実施
形態を示す断面図。 1・・・静電像保持体 2・・・非磁性円筒 5・・・ドクターブレード 6・・・現像剤 出願人 キャノン株式会社 (28)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 400℃以上の温度で熱処理された湿式法により合成さ
    れたケイ酸微粉体を含有する現像剤。
JP57068946A 1982-04-24 1982-04-24 静電潜像現像用現像剤 Granted JPS58186750A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007306664A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Rohm Co Ltd 過電圧保護回路ならびにそれを用いた充電装置および電子機器
JPWO2015147208A1 (ja) * 2014-03-27 2017-04-13 日本ゼオン株式会社 静電荷像現像用トナー

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