JPS58185695A - 大豆等から油を抽出する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は大豆等から油を絞り出す装置Ｋｌｌするもので
ある。

従来の油を絞り出す方法、装置としては下記のようなも
のが存在するが、次のような欠点を有する。

〈イ〉　ジヤツキで絞り出す方法 オイルジヤツキで加圧して絞り出す方法は、装置は簡単
に製造できるが、前処層重を要し加うるに効率所用電力
に対搾油量、及び含油量の絶対量に対する重油量（匈止
り）Ｋよる影響が大きい。

〈口〉　ベンジン抽出法 大豆等管ベンジンに投入し油分を融出した後ベンジンを
蒸発させる方法であるが、蒸留後には油だけではなく色
素、その他の挾雑物が残留するため更にその排除を行な
わなければならず規模が大きく多工程を畳する。

ぐ・〉　スクリューと外筒との間隙で絞り出す方法。

装置は簡単であるが大豆等の水分が多いと抽出材料が泥
状となり作動がＦｉＡＩ＆となる。

また運転中に−Ｈ停止ｔ１！１ＩＩＩ筒内の温度が降る
と高圧化し丸材料が強固に硬化してしオい再運転が不可
能となぁ。

本発明は上記のような欠点を改善すｂえめになされたも
ので、比較的小規模の装置によって効率よく油を絞り出
すことのできる方法を提供することを目的とすゐ。

次に実施例について説明する。

燵発明の原理〉（第２〜４図） 大豆郷の材質内で最小単位の単位細胞（第２Ｈ（ｂ））
＃′ｉ各々が外から油膜（、）で包まれて保護され断熱
されている。

そこで個々の細胞を膨張させてみると周囲の油膜は伸張
の限界にお員て破断し、（第３図）細胞の外で水滴状に
独立し六油滴（第４図（ａ’ｌｋ形成することになる。

との油滴だけを細胞群から分離して堆り出してやれば効
率よく油分を得られることになる。

〈工程〉 〈イ〉　大豆等の供給 ホッパ（１）Ｋ投入し丸大豆等を２本の回転ベルト（２
）間に少量ずつ連続的に投入する。

２本のベルト（２）の移動速度は同一でＦｉ准く、ベル
）（２）ｉｊ吸油性のよいフェルト等で製造する。

〈口〉　膨張 各ベルト（２）の両側に高周波電極（３）を相対して位
置せしめる。

この電１ｍ　（３）によって２本のベルト（２）をはさ
んで高周波を与える。

高周波によってベルト（２）間に挾まれ九大豆郷の細胞
は材質内に発生した誘電損に依って発熱し膨張する。

この膨張がある限度に達すると周囲を包んでいえ油膜は
砿烈してその持つ表面張力によって第２図に示すように
油滴（ａ′）を形成する。

くノ）打撃 次にベルト（２）の両側に設けえ超音波電極（４）Ｋよ
や、２本のベルト（２）間に挾まれ丸大豆等に超音波を
与える。

この超音波によって油滴群が相互に高速で衝突しあう。

この時、液体の油滴であっても高速で智夷しあう九め固
体間の衝突と同一の衝撃を受ける。

その結果周辺の油滴から順次に外側に排除されることに
なり大豆等の表面に油分のみがＫじみ出して来る。

ぐウ　吸着、絞り出し ベルト（２）がプーリ（５）により両側から加圧されて
いることから、大豆等の表面ＫＫじみ出し九油分はベル
）　（２）　Ｋ吸着される。

このベルト（２）を他のローラ（６）で加圧する等の何
らかの方法によって圧縮するととにより油分を受皿（７
）に絞り出すことができる。

ベルト（２）間からはほぼ完全に脱脂した大豆等のかず
（８）が排出される。

ぐ）他の実施例 電電は２８類を上下に設置するだけでなく。

高周波電極、超音波電極を交互に複数組づつ配−置する
ことも可能である。

′を走上下の高周波電極と超音波電極とを各々櫛の肯状
に形成し、櫛の歯を相互にかみ合せておくとベルトの上
下の距離を短めることかできる。

を九以上は大豆から油を取り出す場合について説明した
が、他に油分の含有率の大意い植物の種子も勿論同様に
扱うことかで龜る。

例えばひまわり、つばき、落下生、綿、あんず、ひま、
オリーブ、くるみ、ぬか、なたね、などである。

な九ねＯように粒子径の小さいものはベルトの凹凸内に
場没してしまう可能性があるので、へらなどくよるベル
ト表面からのかき落としを要する場合がある。

本尭明は上記したようになるから次のような効果を期待
することができる。

〈イ〉　外部から機械的に加圧するのではなく、油分自
体を内部からにじみ出させるものであるからきわめて効
率よく油分を得ることができる。

〈口〉　従来の装置のように内部に存在する水分の割合
によって油抽出の効率に影響を受けることがない。

〈ノ）作業が連続的であり、高周波、超音波の周波数を
最適な４のに選択するだけで常に最爽の状態で油抽出を
行うことができる。

ぐウ　はぼ完全に脱脂しであるから、その絞９かすは純
タンパク質物であり酵素の発生をさせ中すく食品材料と
して利用価値が高い。

ぐ☆　いきなり直接種子から油を取り出すことができ、
他の方法のような事前のつぶし工程、蒸し工程、加圧に
よる変形工程などを必要としない。

【図面の簡単な説明】

第１図二本発明の方法に使用する装置の一実施の説明図 第２〜４図二種子の細胞から油膜が独立する原理の説明
図 ２：ベルト、３：高周波電極、４：超音波電極特許出願
人　　小　見　正　芳 同　　　　岡　本　登志晃 同　　　　　　　猪　　島　　リ　　ッ同　　　　　　
宮　　沢　秀　　明 鳴り・・；ｉ、 ｊ〜゛理に≧埋１　　ム　リ　胡　壬　１　“）−６６
１〜

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 大豆等の植物の細胞に％ まず高周波を与えて細胞を膨張させ、 細胞周囲の油膜を破断させた後、 超音波を与えて、 油分を細胞群内から排出して行なう、 大豆等から油を抽出する方法