JP2002316911A - 化粧用粉末モズクとその製造方法及びこれを用いた化粧用パック、シャンプー、リンス、石鹸 - Google Patents

化粧用粉末モズクとその製造方法及びこれを用いた化粧用パック、シャンプー、リンス、石鹸

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JP2002316911A
JP2002316911A JP2001119167A JP2001119167A JP2002316911A JP 2002316911 A JP2002316911 A JP 2002316911A JP 2001119167 A JP2001119167 A JP 2001119167A JP 2001119167 A JP2001119167 A JP 2001119167A JP 2002316911 A JP2002316911 A JP 2002316911A
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powder
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Kuniyasu Okamura
邦康 岡村
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Seiko Engineering KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モズクが持つ薬効・美容効果を発揮する粉末
モズクと、この粉末モズクを水等の液体と混練してペー
スト状とした化粧用パックやシャンプー、リンス、石鹸
を提供する。 【解決手段】 生モズク1を乾燥手段19により含水率
5〜7%程度まで乾燥後、粉砕手段30により10〜5
0μm程度の粒度にした粉末モズク40Bを形成し、こ
の粉末モズクを水等の適宜液体Wに溶かして適度の粘り
を持つ流動体Rとし、この流動体Rを人体の肌表面Hに
直接塗布させられるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モズク原藻体を乾
燥・粉砕した粉末モズクの薬効・美容効果を有効に活用
した粉末モズクとその製造方法及びこれを用いた化粧用
パック、シャンプー、リンス、石鹸に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モズクの主要な加工食品は、加工
した生モズクに三杯酢を入れて食する食物である。ま
た、最近では、半乾燥させたモズクにより、「三杯酢」
以外の「モズク佃煮」「モズク松前漬け」「モズクキム
チ」「天ぷらの具」「みそ汁の具」「雑炊」等の食材に
使用されている。更に、最近は、これらモズクに対する
食品以外の用途範囲の拡大・活用が望まれている。
【0003】その1つに、特開平7−17850号公報
の「浴用組成物」に見るように、テングサ、スセンダマ
ス等の紅色、褐色及び緑色の紅藻類、藍藻類、緑藻類、
褐藻類に属する昆布属、ヒバマタ属のものを、乾燥した
海藻粉末(10〜70メッシュ通過のもの)としたもの
がある。この海藻粉末は、天然のヨード、臭素、ヒ素及
び多糖類、アミノ酸、ビタミンミネラル物質糖を含有
し、これらの成分が皮膚内に浸透し潤いやしっとり感を
与えるものとして注目されている。
【0004】また、特開平7−330576号公報の
「化粧用パック材」に見るように、海藻類を予め水洗い
して自然乾燥したものを粉砕機に掛けて微粉末とし、こ
の微粉末と石灰岩の粉末材との配合材料に適量のバイン
ダー、香料、保湿材等を入れ,ミネラルを含む水により
混練ペースト状とし、絞出し容器に充填してなるものが
ある。この化粧用パック材により、パック材に含まれた
多種のミネラル、ヨードその他の成分が肌に吸収されて
栄養となり、且つ、肌を柔らかく滑らかに清潔に保ち、
且つ、肌に対し適度な潤い、粘度、艶を与えて、あれ
肌、あぶら性肌の全ての肌に適用するものとしている。
そして、特開平8−217631号公報の「粉末状パッ
ク化粧料」についても、海水乾燥物(海藻粉末)と水溶
性アルギン酸塩類を配合したもので、使用の際に、肌に
つっぱり感や刺激性がなく、使用後の肌のしっとり感に
優れた効果をもたらすものとしている。
【0005】しかし、上記特開平7−330576号公
報の「化粧用パック材」や特開平8−217631号公
報の「粉末状パック化粧料」は、何れも優れた薬効・美
容効果がある乾燥モズクを、その原料にしていない。そ
の理由は、生モズクや半乾燥モズクをジューサー等で粉
砕すると、強いネバリが生じて団子状となってしまい、
均一な粉砕が困難であること。そこで、適度の粘度とす
るために、液体を入れてジューサー等で粉砕するとき、
均一な粉砕物とするには長時間の粉砕作業を必要とす
る。という問題がある。このため、モズクを原料とする
「化粧用パック」や「シャンプー」「石鹸」等の商品化
が断念されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
モズク製品が持つ問題に鑑みてなされたものであって、
その目的は、モズクが持つ薬効・美容効果を発揮する粉
末モズクと、この粉末モズクを水等の液体と混練してペ
ースト状とした化粧用パックや粉末モズク入りシャンプ
ー、粉末モズク入りリンス、粉末モズク入り石鹸を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明の請求項1に係る化粧用粉末モズクの製造方法は、
生モズクを乾燥手段により含水率5〜7%に乾燥後、粉
砕手段により粒度10〜50μmに粉砕したことを特徴
とするものである。
【0008】また、本発明の請求項2に係る化粧用粉末
モズクは、生モズクを原料とし、含水率5〜7%に乾燥
され、粒度10〜50μmに粉砕されたものであること
を特徴とするものである。
【0009】また、本発明の請求項3に係る粉末モズク
を用いた化粧用パックは、生モズクを原料とし、含水率
5〜7%に乾燥され、粒度10〜50μmに粉砕された
粉末モズクを水等の液体に溶かして適度の粘りを持つ流
動体とし、この流動体を直接または皮膜固化剤と混練さ
せ、またはパックシートに塗布させ、人体の肌表面に適
用させられるようにしたことを特徴とするものである。
【0010】また、本発明の請求項4に係る粉末モズク
を用いたシャンプーは、生モズクを原料とし、含水率5
〜7%に乾燥され、粒度10〜50μmに粉砕された粉
末モズクを水等の液体に溶かして適度の粘りを持つ流動
体とし、この流動体を洗髪料に配合させてなることを特
徴とするものである。
【0011】また、本発明の請求項5に係る粉末モズク
を用いたリンスは、生モズクを原料とし、含水率5〜7
%に乾燥され、粒度10〜50μmに粉砕された粉末モ
ズクを水等の液体に溶かして適度の粘りを持つ流動体と
し、この流動体をリンス剤に配合させてなることを特徴
とするものである。
【0012】また、本発明の請求項6に係る粉末モズク
を用いた石鹸は、生モズクを原料とし、含水率5〜7%
に乾燥され、粒度10〜50μmに粉砕された粉末モズ
クを水等の液体に溶かして適度の粘りを持つ流動体と
し、この流動体を石鹸原料に配合させてなることを特徴
とするものである。
【0013】また、本発明の請求項7に係る化粧用粉末
モズクは、生モズクを原料とし、含水率5〜7%に乾燥
され、粒度10〜50μmに粉砕された粉末モズクに、
緑茶、杜仲茶の粉末の中から選ばれる物質のうち少なく
とも一種類以上を配合したことを特徴とするものであ
る。
【0014】
【作用】請求項1、2記載の化粧用粉末モズク及びその
製造方法によれば、生モズクを乾燥手段により含水率5
〜7%程度まで乾燥後、粉砕手段により10〜50μm
の粒度まで粉砕することにより効率良く製造できる。ま
た、上記粉末モズクは、水等の液体に溶かすと、溶けや
すく、固形分が感じられないものであり、モズクの成分
によって適度の粘りが出てペースト状の流動体となる。
また、水等の液体の量の加減により柔らかな液状からや
や固めの泥状までその粘度調節が自由に行える。従っ
て、化粧用パック、シャンプー、リンス、石鹸等の製品
に適用することが可能である。
【0015】請求項3記載の粉末モズクを用いた化粧用
パックによると、粉末モズクは、含水率5〜7%まで乾
燥後、10〜50μmの粒度まで粉砕されている。そし
て、上記粉末モズクを、水等の適宜液体に溶かして適度
の粘りを持つペースト状の流動体とすることができる。
水加減により、柔らかな液状からやや固めの泥状までそ
の粘度調節が自由に行える。これにより、この流動体を
直接または皮膜固化剤と混練させて、人体の肌表面に指
で直接塗布させられる。また、上記流動体をパックシー
トに塗布させ、肌表面に貼着させられる。
【0016】上記化粧用パックにより、パックの粉末モ
ズクに含まれたモズクに多く含まれるアルギン酸、フコ
イダン等の多糖類その他の成分が肌に吸収されて栄養と
なり、且つ、肌を柔らかく滑らかに清潔に保ち、且つ、
肌に対し適度な潤い、粘性、艶を与えて、あれ肌、あぶ
ら性肌のすべての肌に適用して薬効・美容効果を発揮す
る。
【0017】請求項4記載の粉末モズクを用いたシャン
プーによると、生モズクを含水率5〜7%まで乾燥し、
10〜50μmの粒度とした粉末モズクを水等の適宜液
体に溶かして流動体とし、この流動体を洗髪料に配合さ
せている。
【0018】上記シャンプーの粉末モズクに含まれたア
ルギン酸、フコイダン等の多糖類その他の成分が頭皮や
髪に吸収されて栄養となり、且つ、髪を柔らかく滑らか
に清潔に保ち、且つ、頭皮や髪に対し適度な潤い、艶を
与えて、薬効・美容効果を発揮する。
【0019】請求項5記載の粉末モズクを用いたリンス
によると、生モズクを含水率5〜7%まで乾燥し、10
〜50μmの粒度とした粉末モズクを水等の適宜液体に
溶かして流動体とし、この流動体をリンス剤に配合させ
ている。
【0020】上記リンスの粉末モズクに含まれたアルギ
ン酸、フコイダン等の多糖類その他の成分が頭皮や髪に
吸収されて栄養となり、且つ、髪を柔らかく滑らかに清
潔に保ち、且つ、頭皮や髪に対し適度な潤い、艶を与え
て、薬効・美容効果を発揮する。
【0021】請求項6記載の粉末モズクを用いた石鹸に
よると、生モズクの含水率5〜7%まで乾燥し、10〜
50μmの粒度とした粉末モズクを水等の適宜液体に溶
かして流動体とし、この流動体を石鹸原料に配合させて
いる。
【0022】上記石鹸の粉末モズクに含まれたアルギン
酸、フコイダン等の多糖類その他の成分が手や顔等に吸
収されて栄養となり、且つ、手を柔らかく滑らかに清潔
に保ち、且つ、手に対し適度な潤い、粘度、艶を与え
て、薬効・美容効果を発揮する。
【0023】請求項7記載の化粧用粉末モズクは、上記
粉末モズクに、緑茶、杜仲茶の粉末の中から選ばれる物
質のうち少なくとも一種類以上を配合したものである。
これらはいずれも水等の液体に溶かすと、適度の粘りを
持つペースト状の流動体となる。また、水等の液体の量
の加減により柔らかな液状からやや固めの泥状までその
粘度調節が自由に行える。従って、粉末モズクと緑茶、
杜仲茶の粉末との複合粉末を化粧用パック、シャンプ
ー、石鹸等の製品に適用することが可能である。
【0024】上記化粧用粉末モズクを使用した製品は、
粉末モズクに含まれたモズクに多く含まれるアルギン
酸、フコイダン等の多糖類その他の成分が肌に吸収され
て栄養となり、且つ、肌を柔らかく滑らかに清潔に保
ち、且つ、肌に対し適度な潤い、粘性、艶を与えて、あ
れ肌、あぶら性肌のすべての肌に適用して薬効・美容効
果を発揮する。また、緑茶、杜仲茶の粉末に含まれたカ
テキン等の成分は抗菌・殺菌効果を有するとともに、ビ
タミンC、E、B等を有し、すべての肌や髪に適用して
薬効・美容効果を発揮する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の化
粧用粉末モズクと、これを用いた化粧用パックやシャン
プー、リンス、石鹸等の実施形態を説明する。図1は、
化粧用粉末モズクの製造装置100の全体を示し、図2
は、化粧用粉末モズクの乾燥装置19の全体図を示して
いる。更に、図3〜図7は、化粧用粉末モズクと、これ
を用いた化粧用パックやシャンプー、リンス、石鹸等の
断面図を示している。
【0026】先ず、図1と図2を参照して粉末モズクの
製造装置を説明する。収穫したモズク原藻体1は、籠2
等に入れて水切り収容されている。上記モズク原藻体1
は含水率約93%程度であり、このモズク原藻体1を洗
浄・選別手段10に投入して洗浄・選別される。上記洗
浄・選別後のモズク原藻体1は、これに付着した水分を
遠心脱水式等の適宜脱水手段17により水切りされる。
【0027】脱水されたモズク原藻体1は、乾燥手段1
9により、モズク品温を30〜60℃の範囲内に維持さ
せながら、含水率5〜7%になるまで乾燥される。上記
乾燥手段19は、コンベアCによりモズク原藻体1を移
動させ、含水率の高い乾燥前期には電磁波乾燥器Mと熱
風乾燥器Oとの併用による電磁熱風乾燥とし、含水率の
低い乾燥後期には熱風乾燥器Oによる乾燥方式としてい
る。
【0028】上記乾燥手段19は、左端部「入口」から
右端部「出口」にわたってコンベアCが敷設されてい
る。このコンベアCは、樹脂製のメッシュコンベアであ
って、機台Fの底部左右に配置した複数のプーリP間に
巻き掛けられ、エンドレスとなっている。上記コンベア
Cの左端部に、モズク原藻体1を定量ずつ送り込んで移
動させ、連続乾燥させる。その構成は、含水率の高い乾
燥前期には、コンベアCの底部に配置したフードF1に
送風機F2とヒータHからなる熱風乾燥器Oを備えてい
る。
【0029】また、このコンベアCの上部に配置したフ
ードF3の天部に、4つの電磁波乾燥器Mを備えてい
る。そして、フードF3内に4つの電磁波発信部mを備
え、この上部に乾燥熱気を排出する排気ダクトD1を備
えている。電磁波発信部mの周囲はフードF3により覆
われているが気密にする必要はない。この電磁波乾燥時
において、熱風乾燥器Oからの熱風がコンベアCのモズ
クを通過して電磁波乾燥器Mの電磁波発信部mの所へも
到達する。これで、乾燥前期には、電磁波乾燥器Mと熱
風乾燥器Oとの併用による電磁熱風乾燥とし、乾燥熱気
が排気ダクトD1から外気へ排出される。
【0030】そして、上記乾燥手段19の後段には、2
つの熱風乾燥器OにおけるヒータH1,H2と、この2
つの押込ファンF4と、コンベアCの上部に配置した2
つのフードF5を備えている。上記ヒータH1,H2で
加熱された乾燥熱気はコンベアCのモズクに向けて下向
きに吹き付けられる。そして、モズク原藻体1の隙間を
通過した乾燥熱気は、フードF6の底部に取付けた1つ
の排気ダクトD2から排気される構成になっている。上
記連続乾燥手段19の右端部「出口」には、含水率5〜
7%に乾燥されたモズク原藻体1Aが搬出される。
【0031】上記乾燥手段19において、乾燥前期では
品温が30〜60℃の範囲内に維持するように、熱風乾
燥器Oからの熱風が4台の電磁波乾燥器Mの電磁波発信
部mの所へも到達する。そして、乾燥後期には、2つ熱
風乾燥器OにおけるヒータH1,H2からの熱風が60
℃を越えないように、発熱量が抑制されている。更に、
含水率5〜7%となるように、コンベアCの送り速度が
制御されている。上記乾燥時のモズク原藻体1の品温が
30℃以下では乾燥されないし、60℃を越えるとモズ
ク原藻体1が煮えてしまうから、品温は30〜60℃の
範囲内に維持することが肝要である。
【0032】上記構成からなる粉末モズクの製造装置1
00による粉末モズクの製造方法を説明する。収穫した
モズク原藻体1は籠2等に入れて水切り収容されてい
る。上記モズク原藻体1は含水率約93%程度であり、
このモズク原藻体1を洗浄・選別手段10に投入して洗
浄・選別される。上記洗浄・選別後のモズク原藻体1
は、これに付着した水分を遠心脱水式等の脱水手段17
により、水切りされる。このモズク原藻体1は、連続乾
燥手段19における連続乾燥工程において、コンベアC
によりモズク原藻体1を移動させ、含水率の高い乾燥前
期には電磁波乾燥器Mと熱風乾燥器Oとの併用による電
磁熱風乾燥とし、更に含水率を下げる場合、含水率の低
い乾燥後期には熱風乾燥器Oにより乾燥される。
【0033】これで、表面に付着した「ぬめり」はモズ
ク内部の水分の放出を阻害するが、これを剥がさないよ
うに乾燥すべく、モズク内部の水分乾燥を積極的に電磁
波加熱で推進する。この時、モズクの表面から多量の水
蒸気が出るとともに、品温が60℃以上に上昇するた
め、モズク表面に温風を吹き付けて熱風乾燥させる。こ
の時の熱風乾燥による蒸発潜熱でモズク表面の温度上昇
を60℃以下に抑えられる。これで、含水率80〜90
%の生乾燥モズクとして乾燥される。そして、更に水分
が減少すると、電磁波乾燥が低減するとともに、モズク
の透気性が良くなる。更に、含水率を下げるために、乾
燥後期には、熱風乾燥だけとして仕上げ乾燥させる。こ
れにより、モズク原藻体1はモズク品温を30〜60℃
範囲内に維持させながら、モズク表面付近の水分を急速
に減少させ含水率5〜7%の乾燥モズクとして完成させ
る。
【0034】次に、上記乾燥手段19から直接に検品手
段29に送られ、ここで目視検品が行われる。この後、
乾燥モズク40は、粉砕機30にかけられ、その粒度が
10〜50μmの粉末モズク40Bとなるまで粉砕加工
される。上記粉砕機30は、各種の公知手段が採用でき
るが、前粉砕工程で、乾燥モズク40を細かい切断片4
0Aに粉砕切断し、後工程で切断片を磨り潰して微細な
粉状の粉末モズ40Bとする。
【0035】続いて、上記粉末モズクの製造装置100
により、製造された粉末モズク40Bと、これを用いた
化粧用パックやシャンプー、リンス、石鹸等の実施形態
について説明する。
【0036】先ず、図3に示すように、上記粉末モズク
40Bは、その含水率5〜7%まで乾燥しており、10
〜50μmの粒度まで粉砕されている。このため、上記
粉末モズクは、水等の適宜液体Wに溶かすと、沈降する
ことなく溶け込ませることができ、製品も固形分が感じ
られないものとなる。しかも、モズクの成分によって適
度の粘りを持つペースト状の流動体Rとなる。また、水
加減により柔らかな液状からやや固めの泥状までその粘
度調節が自由に行える。従って、上記粉末モズク40B
を化粧用パック、シャンプー、リンス、石鹸等の製品に
適用することが可能となった。
【0037】また、本発明は粉末モズク40Bを用いた
化粧用パック50として使用することもできる。図4
(a)に示すように、粉末モズク40Bを、水等の適宜
液体Wに溶かして適度の粘りを持つペースト状の流動体
Rとし、上記流動体Rを人体の肌表面Hに指で直接塗布
させる。ペースト状の流動体Rは水加減により、柔らか
な液状からやや固めの泥状までその粘度調節が自由に行
える。
【0038】また、図4(b)に示すように、上記流動
体RをパックシートSに塗布させ、肌表面Hに貼着させ
られるようにしても良い。このパックシートを、顔、
腕,足等全身に被せることでパックが簡単に行える。パ
ック後は、パックシートSを剥すだけで容易にパックが
肌から除去される。
【0039】更に、図4(c)に示すように、上記流動
体Rを皮膜固化剤HMと混練させ、この流動体を人体の
肌表面Hに直接塗布させられる。混練されてペースト状
のパック流動体は、顔、腕,足等全身へ塗布さることで
パックが容易に行え、パック後は、皮膜固化剤HMが硬
化してシート状に固まり、パックシートを剥す要領で容
易に肌から除去される。
【0040】また、本発明はシャンプーやリンスや石鹸
として使用することもできる。図5は、粉末モズク40
Bを用いたシャンプー60を示す。この製法は、粉末モ
ズク40Bを水等の液体Wに溶かして適度の粘りを持つ
流動体Rとし、この流動体Rを洗髪料Kに配合させてな
るものである。
【0041】また、図6は、粉末モズク40Bを用いた
リンス70を示す。この製法は、粉末モズク40Bを水
等の液体Wに溶かして適度の粘りを持つ流動体Rとし、
この流動体Rをリンス剤Lに配合させてなるものであ
る。
【0042】更に、図7は、粉末モズク入り石鹸80を
示している。この製法は、粉末モズク40Bを水等の液
体Wに溶かして流動体Rとし、この流動体Rを石鹸原料
81と混練させてなるものある。
【0043】上記粉末モズクを用いた化粧用パック50
によると、パックの粉末モズクに含まれたモズクに多く
含まれるアルギン酸、フコイダン等の多糖類その他の成
分が肌に吸収されて栄養となり、且つ、肌を柔らかく滑
らかに清潔に保ち、且つ、肌に対し適度な潤い、粘性、
艶を与えて、あれ肌、あぶら性肌のすべての肌に適用し
て薬効・美容効果を発揮する。また、上記粉末モズクを
用いたシャンプー60、リンス70、石鹸80による
と、粉末モズクに含まれたアルギン酸、フコイダン等の
多糖類その他の成分が、頭皮や髪、手等に吸収されて栄
養となり、且つ、これらを柔らかく滑らかに清潔に保
ち、且つ、適度な潤い、艶を与えて、モズクが持つ薬効
・美容効果を発揮する。
【0044】本発明の粉末モズクの製造方法と粉末モズ
ク40B及びこれを用いた化粧用パック50,51,5
3やシャンプー60、リンス70、石鹸80は、上記実
施形態のものに限定されない。例えば、粉末モズク40
Bに緑茶の粉末90、杜仲茶の粉末91の中から選ばれ
る物質のうち少なくとも一種類以上を配合したものを使
用してもよい。
【0045】緑茶の粉末90は、図8に示すように、通
常の製造方法で製造された緑茶を原材料とし、このもの
を乾燥機により含水率5〜7%まで乾燥させ、これを粗
砕機、微砕機により10〜50μmの粒度まで粉砕した
ものである。また、杜仲茶の粉末91は、図9に示すよ
うに、杜仲の生葉1を裁断2し、これを蒸煮・殺青3
し、粗揉4、揉捻5、中揉6、精揉7、乾燥8の各工程
を行い、緑色杜仲茶10を得る。そして、このものを、
乾燥機11により含水率5〜7%まで乾燥させ、これを
粗砕機12、微砕機13により10〜50μmの粒度ま
で粉砕したものである。
【0046】粉末モズク40Bに緑茶の粉末90、杜仲
茶の粉末91のいずれか一方又は双方を配合したものを
化粧用粉末モズクとして使用する。これらはいずれも水
等の液体に溶かすと、適度の粘りを持つペースト状の流
動体となる。また、水等の液体の量の加減により柔らか
な液状からやや固めの泥状までその粘度調節が自由に行
える。従って、粉末モズクと緑茶、杜仲茶の粉末との複
合粉末を化粧用パック、シャンプー、石鹸等の製品に適
用することが可能である。
【0047】上記化粧用粉末モズクを使用した製品は、
粉末モズク40Bに含まれたモズクに多く含まれるアル
ギン酸、フコイダン等の多糖類その他の成分が肌に吸収
されて栄養となり、且つ、肌を柔らかく滑らかに清潔に
保ち、且つ、肌に対し適度な潤い、粘性、艶を与えて、
あれ肌、あぶら性肌のすべての肌に適用して薬効・美容
効果を発揮する。また、緑茶の粉末90、杜仲茶の粉末
91に含まれたカテキン等の成分は抗菌・殺菌効果を有
するとともに、ビタミンC、E、B等を有し、すべての
肌や頭皮・髪等に適用して薬効・美容効果を発揮する。
【0048】本発明は上記の実施形態に限定されず、発
明の要旨内での設計変更が可能である。例えば、粉末モ
ズクに添加する水は他の液体でもよく、また、他の混練
物や混練する方法についても、各種の手段・方法に変更
してもよい。これによるときも、上記各実施形態と同一
の作用・効果が発揮される。また、乾燥手段は、実施形
態の乾燥装置に限らず、ドラムドライ法やアルコール脱
水法等のように適宜の乾燥手段が採用できる。更に、粉
砕手段も適宜公知の粉砕機が採用できる。
【0049】
【発明の効果】請求項1、2記載の化粧用粉末モズク及
びその製造方法によると、生モズクを効率良く製造でき
る。また、上記粉末モズクは、水等の液体に溶かすと、
溶けやすく、固形分が感じられないものであり、モズク
の成分によって適度の粘りが出てペースト状の流動体と
なり、また、水等の液体の量の加減により柔らかな液状
からやや固めの泥状までその粘度調節が自由に行える。
従って、化粧用パック、シャンプー、リンス、石鹸等の
製品に適用するのに適したものとなる。
【0050】請求項3記載の粉末モズクを用いた化粧用
パックによると、粉末モズクは、含水率5〜7%まで乾
燥後、10〜50μmの粒度まで粉砕されている。そし
て、上記粉末モズクを、水等の適宜液体に溶かして適度
の粘りを持つペースト状の流動体とすることができる。
水加減により、柔らかな液状からやや固めの泥状までそ
の粘度調節が自由に行える。これにより、この流動体を
直接または皮膜固化剤と混練させて、人体の肌表面に指
で直接塗布させられる。また、上記流動体をパックシー
トに塗布させ、肌表面に貼着させられる。
【0051】上記化粧用パックにより、パックの粉末モ
ズクに含まれたモズクに多く含まれるアルギン酸、フコ
イダン等の多糖類その他の成分が肌に吸収されて栄養と
なり、且つ、肌を柔らかく滑らかに清潔に保ち、且つ、
肌に対し適度な潤い、粘性、艶を与えて、あれ肌、あぶ
ら性肌のすべての肌に適用して薬効・美容効果を発揮で
きる。
【0052】請求項4〜6のシャンプー、リンス、石鹸
によると、生モズクを含水率5〜7%まで乾燥し、10
〜50μmの粒度とした粉末モズクを水等の適宜液体に
溶かして流動体とし、この流動体を洗髪料等に配合させ
ている。
【0053】上記シャンプー等の粉末モズクに含まれた
アルギン酸、フコイダン等の多糖類その他の成分が頭皮
や髪に吸収されて栄養となり、且つ、髪を柔らかく滑ら
かに清潔に保ち、且つ、頭皮や髪に対し適度な潤い、艶
を与えて、薬効・美容効果を発揮する。
【0054】請求項7記載の化粧用粉末モズクは、上記
粉末モズクに、緑茶、杜仲茶の粉末の中から選ばれる物
質のうち少なくとも一種類以上を配合したものである。
これらはいずれも水等の液体に溶かすと、適度の粘りを
持つペースト状の流動体となる。また、水等の液体の量
の加減により柔らかな液状からやや固めの泥状までその
粘度調節が自由に行える。従って、粉末モズクと緑茶、
杜仲茶の粉末との複合粉末を化粧用パック、シャンプ
ー、石鹸等の製品に適用することができる。
【0055】そして、上記化粧用粉末モズクを使用した
製品は、粉末モズクに含まれたモズクに多く含まれるア
ルギン酸、フコイダン等の多糖類その他の成分が肌に吸
収されて栄養となり、且つ、肌を柔らかく滑らかに清潔
に保ち、且つ、肌に対し適度な潤い、粘性、艶を与え
て、あれ肌、あぶら性肌のすべての肌に適用して薬効・
美容効果を発揮する。また、緑茶、杜仲茶の粉末に含ま
れたカテキン等の成分は抗菌・殺菌効果を有するととも
に、ビタミンC、E、B等を有し、すべての肌や髪に適
用して薬効・美容効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、粉末モズクの製造装
置のシステム図である。
【図2】本発明の実施形態を示し、連続乾燥手段の側断
面図である。
【図3】本発明の粉末モズクを水で混練した断面図であ
る。
【図4】本発明の粉末モズクを用いた化粧パックの使用
中の断面図である。
【図5】本発明の粉末モズク入りシャンプーの断面図で
ある。
【図6】本発明の粉末モズク入りリンスの断面図であ
る。
【図7】本発明の粉末モズク入り石鹸の説明図である。
【図8】本発明の緑茶の粉末の製造し方法の説明図であ
る。
【図9】本発明の杜仲茶の粉末の製造し方法の説明図で
ある。
【符号の説明】 1 モズク原藻体 1A モズク原藻体 10 洗浄・選別手段 17 脱水手段 19 乾燥手段 20 定量・充填手段 29 検品手段 30 粉砕機 40 乾燥モズク 40A 切断片 40B 粉末モズク 50,51,53 化粧用パック 60 粉末モズク入りシャンプー 70 粉末モズク入りリンス 80 粉末モズク入り石鹸 81 石鹸原料 90 緑茶の粉末 91 杜仲茶の粉末 100 粉末モズクの製造装置 C コンベア F4 押込ファン H1,H2 ヒータ H 肌表面 M 電磁波乾燥器 HM 皮膜固化剤 K 洗髪料 L リンス剤 O 熱風乾燥器 R 流動体 S パックシート W 水(液体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/50 A61K 7/50 C11D 3/382 C11D 3/382 9/38 9/38

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生モズクを乾燥手段により含水率5〜7
    %に乾燥後、粉砕手段により粒度10〜50μmに粉砕
    したことを特徴とする化粧用粉末モズクの製造方法。
  2. 【請求項2】 生モズクを原料とし、含水率5〜7%に
    乾燥され、粒度10〜50μmに粉砕されたものである
    ことを特徴とする化粧用粉末モズク。
  3. 【請求項3】 生モズクを原料とし、含水率5〜7%に
    乾燥され、粒度10〜50μmに粉砕された粉末モズク
    を水等の液体に溶かして適度の粘りを持つ流動体とし、
    この流動体を直接または皮膜固化剤と混練させ、または
    パックシートに塗布させたことを特徴とする粉末モズク
    を用いた化粧用パック。
  4. 【請求項4】 生モズクを原料とし、含水率5〜7%に
    乾燥され、粒度10〜50μmに粉砕された粉末モズク
    を水等の液体に溶かして適度の粘りを持つ流動体とし、
    この流動体をシャンプー剤に配合させてなることを特徴
    とする粉末モズクを用いたシャンプー。
  5. 【請求項5】 生モズクを原料とし、含水率5〜7%に
    乾燥され、粒度10〜50μmに粉砕された粉末モズク
    を水等の液体に溶かして適度の粘りを持つ流動体とし、
    この流動体をリンス剤に配合させてなることを特徴とす
    る粉末モズクを用いたリンス。
  6. 【請求項6】 生モズクを原料とし、含水率5〜7%に
    乾燥され、粒度10〜50μmに粉砕された粉末モズク
    を水等の液体に溶かして適度の粘りを持つ流動体とし、
    この流動体を石鹸原料に配合させてなることを特徴とす
    る粉末モズクを用いた石鹸。
  7. 【請求項7】 生モズクを原料とし、含水率5〜7%に
    乾燥され、粒度10〜50μmに粉砕された粉末モズク
    に、含水率5〜7%に乾燥され、粒度10〜50μmに
    粉砕された緑茶、杜仲茶の粉末の中から選ばれる物質の
    うち少なくとも一種類以上を配合したことを特徴とする
    化粧用粉末モズク。
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JP2005075769A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Eiyo Kogaku Kenkyusho:Kk 化粧用パック剤
JP2005145989A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Hamashoku:Kk 乾燥モズクの粉末より、フコイダンを抽出する濃縮液の製造方法
WO2014192388A1 (ja) * 2013-05-28 2014-12-04 日立造船株式会社 抗菌性組成物およびその製造方法
RU2731182C1 (ru) * 2019-11-15 2020-08-31 Владимир Николаевич Школьный Парфюмерно-косметическое сухое изделие однократного применения

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