JPH0959120A - 塩マッサージ材 - Google Patents

塩マッサージ材

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JPH0959120A
JPH0959120A JP7238928A JP23892895A JPH0959120A JP H0959120 A JPH0959120 A JP H0959120A JP 7238928 A JP7238928 A JP 7238928A JP 23892895 A JP23892895 A JP 23892895A JP H0959120 A JPH0959120 A JP H0959120A
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JP
Japan
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salt
pulverized
amount
particle size
total
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Pending
Application number
JP7238928A
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English (en)
Inventor
Takashi Okada
孝 岡田
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KAKOUZURU KK
Original Assignee
KAKOUZURU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】天然の素材のみを使い、刺激が強すぎることな
く、美容と健康により適し、ワンタッチ容器が使える塩
マッサージ材を提供する。 【構成】平均粒径100μ以下に微粉化した食塩を全体
の50±15W%を占める主材料とし、これに乾燥状態
において平均粒径80μ以下に微粉化した海草類及び卵
白を全体の30±15W%混合し、更に必要に応じコウ
イカ甲羅及び/又はアロエの平均粒径80μ以下の微粉
末を全体の20±15W%混合する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は皮膚の美容・健康等の
ために用いられる塩マッサージ材ないしスキンケア材、
ボデイソープ材等として利用される。 【0002】 【従来の技術】美容ないし健康のために食塩の粒を体に
塗り付けてマッサージするいわゆる塩マッサージはかっ
て雑誌等にも掲載され、一般に広く知られるものとなっ
たが、実際に使用するにあたり、より効果的で使い易い
ものが求められ、塩の他に各種の材料を複合的に配合さ
せたものが既にいくつか市販されている。 【0003】それ等の主なものを挙げれば、塩粒にバイ
ンダー的な増粘材料を加え、或いは起泡剤を加えてクリ
ームないしペースト状とし、身体に塗着しやすいような
性状にしたり、高麗人参、或いは植物の種子類の醗酵抽
出液などを加え、塩塗りに伴う使用感の向上や、失われ
る水分又は栄養分の補給を狙ったものなどが見受けられ
る。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】このような在来の塩マ
ッサージ材は、単なる塩に比べ塗り易さや使用感などに
おいて若干の改善の兆しはあるものの、依然として刺激
が強すぎたり塗りにくいなど甚だ不満足な状態に留まっ
ており、特に最近、普及しはじめたボデイソープ用のワ
ンタッチ定量押出容器などが使えないため、広口容器の
回しキャップを外して中身を取り出す他なく、浴室では
甚だ面倒で、キャップが紛失したり、材料中に水等が侵
入してこれを変質させやすい等の憂いがあった。本発明
はかかる問題点を解決することを課題とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】食塩、望ましくは天然の
各種ミネラル成分を保持・含有する天然塩を平均粒径1
00μ以下、望ましくは20〜30μ程度に微粉化し
て、これを全体の50±15W%を占める主材料とし、
これに乾燥状態において平均粒径80μ以下、望ましく
は20〜30μ程度に微粉化したワカメなどの海草類及
び卵白の粉末を全体の30±15W%程度、混合する。
これに水を加えクリーム状にしたものも本発明に含ま
れ、その場合の配合数値は固形分換算を意味することと
する。 【0006】なお、より望ましくは更に、コウイカの甲
羅及び/又はアロエを乾燥状態における平均粒径80μ
以下、望ましくは20〜30μ程度の微粉末にして、全
体の20±15W%(これも水を含む場合は固形分換
算)相当を混合する。 【0007】ここにおける「コウイカ」とは、寿司のネ
タなどに使われる雷イカ或いはモンゴウイカとも呼ばれ
るものであって、背に甲羅状体を有しているものであ
り、従来はその甲羅は廃棄されていたが、本発明者らに
よってこれを微粉化することにより思わぬ新用途を見出
すことになった。 【0008】アロエは植物体全部でも中身のジェリー状
体のみでもよいが、これを乾燥状態にした上で微粉化す
る。これはコウイカ甲羅粉末とは全く異種の素材に属す
るものの、その作用・効果においてかなり類似している
ことが判明したものであり、両者のいずれを加えてもよ
いが、両方とも混合するのが一層望ましい。 【0009】なお、前記の「海草類」にはワカメをはじ
めとしてコンブ、根コンブ、その他人体に有害でない事
実上ほとんどの海草が該当するが、実際にはフノリ、ヒ
ジキなどのように微粉化が技術上難しかったり、収集・
分別等が甚だ困難でコスト高につくものなどは不適とい
うことになる。 【0010】又、前記の「卵白」は、茹でない生の水溶
性のものを乾燥・粉砕した食品添加用の市販の卵白粉末
を更に特殊な装置を用いて微粉化したものである。 【0011】 【作用】本発明において主材料である食塩は100μ以
下、他の材料も80μ以下の粒径からなる微粉体となっ
ており、特に後者は一層細かく、顕微鏡的には塩粒の回
りを囲むようにそれらが分布する。かかる材料を水と共
に練ると、食塩粒の回りの海草及び卵白の微粒子は速や
かに水分を吸収して、海草類に特有のフコイダン、ラミ
ナラン、アルギン酸、フノラン等の粘質多糖類は粘質体
となると同時に、卵白は溶けて特有の起泡材と化し、一
切の合成化学混和剤を用いることなく理想的なクリーム
状を呈するようになる。しかも食塩との親和性は甚だ良
好で、その特性を損なうことがない。 【0012】一方、海草エキスが皮膚の美容・健康によ
いということが近時認められ、それを混入した化粧品も
出回りつつあるが、本発明のように海草の全材料を使用
して成分の相乗効果やコスト低下の実現を可能ならしめ
たのは、このような微粉化と食塩との組み合わせによる
ものであり、又、食塩は塩マッサージとしての働きのみ
でなく、これ等天然の有機材料の防腐・保存の働きをも
兼ねることになる。 【0013】従って、これまでの塗りにくい塩マッサー
ジ材のイメージを一新して、チューブ入り、或いは最近
ボデイソープ用として急速に採用されつつある(スプレ
ー容器状の)定量押出容器入りの形態を初めてとること
が可能となって、甚だ使用し易いと同時に、塩の浸透圧
による有害物吸出作用とその後の有益成分補充作用を最
も自然な形で実現させることになる。 【0014】様々な実施体験によれば、前記のような粒
度及び成分配合率のときにおいてその効果が顕著であ
り、美容のみでなく皮膚疾患やヘアケア方面においても
甚だ好評であった。 【0015】更にコウイカ甲羅の微粉、或いはアロエの
乾燥微粉を加えると、その効果は一層向上したが、その
相乗効果のメカニズムについては今後の研究に委ねると
しても、いずれも天然の材料であるため、単一成分の化
学物質とは異なり、実際に試作・試用してみて初めてそ
の材料の相性や効果が判明したものである。 【0016】 【実施例】海水の全ミネラルが保存された天然塩を52
W%、乾燥ワカメ14W%、乾燥卵白14W%、コウイ
カ甲羅14%、乾燥アロエ6%をいずれも平均粒径35
μに微粉化して混合物とし、これに等量よりやや少なめ
の水を加えてクリーム状の適正軟度に混練し、これを容
量500ccの定量押出容器に詰めて製品化する。 【0017】 【発明の効果】本発明によれば、天然の素材のみを用い
ているにもかかわらず塩マッサージのイメージを一新し
て甚だ使い易く、ワンタッチ容器の使用が可能となると
同時に腐敗・変質することなく全材料の特性を最も効果
的に引き出すことができ、水による洗い流しも甚だ容易
である等、多大な効果がある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】平均粒径100μ以下に微粉化した食塩を
    固形分全体の50±15W%を占める主材料とし、これ
    に乾燥状態において平均粒径80μ以下に微粉化した海
    草類及び卵白の粉末を固形分全体の30±15W%混合
    したことを特徴とする塩マッサージ材。 【請求項2】更にコウイカ甲羅及び/又はアロエの乾燥
    状態における平均粒径80μ以下の微粉末を固形分全体
    の20±15W%混合した 【請求項1】に記載の塩マッサージ材。
JP7238928A 1995-08-14 1995-08-14 塩マッサージ材 Pending JPH0959120A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009114067A (ja) * 2007-10-14 2009-05-28 Telephony Direct Co Ltd ソルト含有化粧料,その製造方法,及びそれを用いたパック剤
JP2011079780A (ja) * 2009-10-08 2011-04-21 Nippon Menaade Keshohin Kk 粉体化粧料
JP2011162519A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Nippon Menaade Keshohin Kk 粉体化粧料
JP2017088518A (ja) * 2015-11-05 2017-05-25 Cts株式会社 マッサージ方法及びマッサージ用セット

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JP2011162519A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Nippon Menaade Keshohin Kk 粉体化粧料
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