JPH07157410A - マッサージ用クリーム - Google Patents
マッサージ用クリームInfo
- Publication number
- JPH07157410A JPH07157410A JP5343783A JP34378393A JPH07157410A JP H07157410 A JPH07157410 A JP H07157410A JP 5343783 A JP5343783 A JP 5343783A JP 34378393 A JP34378393 A JP 34378393A JP H07157410 A JPH07157410 A JP H07157410A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cream
- salt
- massaging
- skin
- paste
- Prior art date
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- Pending
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- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】いわゆる塩マッサージにおいて材料が塗布しに
くかったり刺激が強すぎて肌を傷めやすい等の難点を克
服すると同時に、人体に無害・有益な天然素材のみを用
いて健康的かつ使用感の良好な製品を提供することを目
的とする。 【構成】微小粒状の食塩とその1/5〜1/100重量
部の高麗人参とを主成分としてこれに必要に応じた適宜
混和材を加え、これ等を植物種子類の醗酵抽出液で混練
してクリームもしくはペースト状にする。
くかったり刺激が強すぎて肌を傷めやすい等の難点を克
服すると同時に、人体に無害・有益な天然素材のみを用
いて健康的かつ使用感の良好な製品を提供することを目
的とする。 【構成】微小粒状の食塩とその1/5〜1/100重量
部の高麗人参とを主成分としてこれに必要に応じた適宜
混和材を加え、これ等を植物種子類の醗酵抽出液で混練
してクリームもしくはペースト状にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は全身または顔等のスキ
ンケアないしマッサージ用として使用されるクリーム類
に関する。
ンケアないしマッサージ用として使用されるクリーム類
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より美容又は健康のために食塩(塩
化ナトリウム)の粒を人体の皮膚に塗り付けるようにし
てマッサージする方法が知られていて最近は書籍等にも
紹介され、更に本発明者の提案により食塩粒を高麗人参
等と共にクリームないしペースト状に仕上げた製品も某
メーカーより既に製品化されている。しかしながらこれ
等はいずれも食塩を主成分とする諸材料を単に水で練っ
ただけのものであった。
化ナトリウム)の粒を人体の皮膚に塗り付けるようにし
てマッサージする方法が知られていて最近は書籍等にも
紹介され、更に本発明者の提案により食塩粒を高麗人参
等と共にクリームないしペースト状に仕上げた製品も某
メーカーより既に製品化されている。しかしながらこれ
等はいずれも食塩を主成分とする諸材料を単に水で練っ
ただけのものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】塩粒を単独で皮膚に塗
り付ける場合は勿論のこと、これを諸材料と共に水でペ
ースト状にした在来製品は、いずれも塩粒のマッサージ
効果や滲透圧による老廃物吸出効果は期待できるもの
の、かなり刺激が強すぎ、逆に肌を傷めやすい等の問題
点があった。本発明はかかる問題点を解決することを課
題とする。
り付ける場合は勿論のこと、これを諸材料と共に水でペ
ースト状にした在来製品は、いずれも塩粒のマッサージ
効果や滲透圧による老廃物吸出効果は期待できるもの
の、かなり刺激が強すぎ、逆に肌を傷めやすい等の問題
点があった。本発明はかかる問題点を解決することを課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明者らは様々な試みの結果、次のような配合によ
り効果が一層高まると同時に刺激を和らげかつ皮膚を強
化して損傷を防ぐ作用が生じることを見出すことができ
た。
に本発明者らは様々な試みの結果、次のような配合によ
り効果が一層高まると同時に刺激を和らげかつ皮膚を強
化して損傷を防ぐ作用が生じることを見出すことができ
た。
【0005】すなわち微小粒状の食塩(主に粒径1mm
以下の塩化ナトリウム結晶粒等)とその1/5〜1/1
00重量部の高麗人参(生人参の擦潰し、又は粉末物)
とを主成としてこれに必要に応じた適宜混和材を加え、
これ等を植物種子類の醗酵抽出液で混練してクリームも
しくはペースト状に仕上げて製品化するものである。
以下の塩化ナトリウム結晶粒等)とその1/5〜1/1
00重量部の高麗人参(生人参の擦潰し、又は粉末物)
とを主成としてこれに必要に応じた適宜混和材を加え、
これ等を植物種子類の醗酵抽出液で混練してクリームも
しくはペースト状に仕上げて製品化するものである。
【0006】ここで言う「植物種子類の醗酵抽出液」と
は、桃・アンズ等の種子や胡桃等の木の実等を主原料と
し、必要に応じ卵殻等を加え、これを麹菌等と共に重合
醗酵させたのち抽出して得られるものを指し、カルシウ
ム等各種ミネラルがイオン化された形で豊富に溶解・含
有しているものである。
は、桃・アンズ等の種子や胡桃等の木の実等を主原料と
し、必要に応じ卵殻等を加え、これを麹菌等と共に重合
醗酵させたのち抽出して得られるものを指し、カルシウ
ム等各種ミネラルがイオン化された形で豊富に溶解・含
有しているものである。
【0007】「適宜混和材」は、いずれも少量であるが
例えばインドガムの如き植物性ガム、ムース菓子等に使
われる起泡剤(SP)、ビタミンC(天然アスコルビン
酸)、セルロース粉末、セリサイト、海草エキス、蜂
蜜、レシチン、パール粉末等が、本発明の材料組合わせ
において良好な製品形態に仕上がることが判明してお
り、これ等のうち少なくともいずれか1つ以上を使用す
ることが望ましい。但し上記以外のものを用いてもよい
ことは勿論である。
例えばインドガムの如き植物性ガム、ムース菓子等に使
われる起泡剤(SP)、ビタミンC(天然アスコルビン
酸)、セルロース粉末、セリサイト、海草エキス、蜂
蜜、レシチン、パール粉末等が、本発明の材料組合わせ
において良好な製品形態に仕上がることが判明してお
り、これ等のうち少なくともいずれか1つ以上を使用す
ることが望ましい。但し上記以外のものを用いてもよい
ことは勿論である。
【0008】
【作用】本発明に用いられる食塩は、周知のとおり固形
粒が皮膚に独特の刺激や清浄化及びマッサージ効果を与
えると同時に、その濃厚水溶液の滲透圧により有害成分
や老廃物等を水分とともに吸い出す働きがあるとされる
が、同時に人体の美容・健康に必要な有効成分を補給す
ることが望ましく、高麗人参を生で擦り潰したものは食
塩との親和性も良く有効成分の抽出補給には甚だ好適で
あり、爽快な使用感を与えるものである。
粒が皮膚に独特の刺激や清浄化及びマッサージ効果を与
えると同時に、その濃厚水溶液の滲透圧により有害成分
や老廃物等を水分とともに吸い出す働きがあるとされる
が、同時に人体の美容・健康に必要な有効成分を補給す
ることが望ましく、高麗人参を生で擦り潰したものは食
塩との親和性も良く有効成分の抽出補給には甚だ好適で
あり、爽快な使用感を与えるものである。
【0009】又、適宜混和剤として用いる前記諸材料
は、粒状で塗りにくく零れやすい塩粒を使いやすいクリ
ーム又はペースト状にすることが主な役割であるが、そ
の中でビタミンCはその還元作用により有害な過酸化物
等の生成を抑えると同時に、皮膚に最適な微酸性にPH
調整する独特の役割をもっている。
は、粒状で塗りにくく零れやすい塩粒を使いやすいクリ
ーム又はペースト状にすることが主な役割であるが、そ
の中でビタミンCはその還元作用により有害な過酸化物
等の生成を抑えると同時に、皮膚に最適な微酸性にPH
調整する独特の役割をもっている。
【0010】ここにおいて本発明に使用される「植物種
子類の醗酵抽出液」は次のような作用を発揮する。すな
わちそれに豊富に含まれる水溶性イオン化ミネラルは、
先ず材料そのものをクリームないしペースト状のゲル状
態に保つ働きを強化するから、「適宜混和剤」の使用量
を節減させ、或いはより使用しやすい形態の製品にする
ことができる。
子類の醗酵抽出液」は次のような作用を発揮する。すな
わちそれに豊富に含まれる水溶性イオン化ミネラルは、
先ず材料そのものをクリームないしペースト状のゲル状
態に保つ働きを強化するから、「適宜混和剤」の使用量
を節減させ、或いはより使用しやすい形態の製品にする
ことができる。
【0011】次にそのイオン化ミネラルは、これを中心
に水分子を集合させ整列化させるために水分子がきわめ
て小さくなり、ミネラルそのものも皮膚細胞のイオンチ
ャンネルを出入りできる形態のものになっているから、
塩によって吸い出された水分を再補充し必要なミネラル
等を細胞内に取り入れてこれを強化するのに大いに役立
つ。従って結果として塩マッサージの強すぎる刺激が緩
和され、その長所のみが発揮されて、甚だ使用感が良好
になると同時に、皮膚組織が損傷に陥ることなく有益な
養分を取り入れて一層健康的になるものと推定される。
に水分子を集合させ整列化させるために水分子がきわめ
て小さくなり、ミネラルそのものも皮膚細胞のイオンチ
ャンネルを出入りできる形態のものになっているから、
塩によって吸い出された水分を再補充し必要なミネラル
等を細胞内に取り入れてこれを強化するのに大いに役立
つ。従って結果として塩マッサージの強すぎる刺激が緩
和され、その長所のみが発揮されて、甚だ使用感が良好
になると同時に、皮膚組織が損傷に陥ることなく有益な
養分を取り入れて一層健康的になるものと推定される。
【0012】更に、使用する諸材料は全て天然もしくは
生のものであっても、食塩のもつ防腐作用を該醗酵抽出
液のミネラルイオンによる抗菌作用が相補い強化するこ
とにより一切の防腐剤を用いることなく長期保存に耐え
るものにできるから、甚だ人体にやさしい自然指向の製
品にすることができる。
生のものであっても、食塩のもつ防腐作用を該醗酵抽出
液のミネラルイオンによる抗菌作用が相補い強化するこ
とにより一切の防腐剤を用いることなく長期保存に耐え
るものにできるから、甚だ人体にやさしい自然指向の製
品にすることができる。
【0013】
【実施例】粒径約0.2mmの食塩300重量部と生高
麗人参擦潰物30重量部とインドガム1重量部及びビタ
ミンC1重量部を植物種子類醗酵抽出液(商品名イオシ
ード、サンテクK.K製)で適正軟度に混練し、広口容
器に収めて製品とする。本製品の使用感は、上記「イオ
シード」を加えない場合に比べて不快な刺激や痛みが消
失して爽快感のみ残留し、皮膚の事後経過もより良好で
あった。なお、本発明はかかる例に限定されるものでな
いことは勿論であり、例えば生人参に替えて粉末状のも
のを用いてもよい。
麗人参擦潰物30重量部とインドガム1重量部及びビタ
ミンC1重量部を植物種子類醗酵抽出液(商品名イオシ
ード、サンテクK.K製)で適正軟度に混練し、広口容
器に収めて製品とする。本製品の使用感は、上記「イオ
シード」を加えない場合に比べて不快な刺激や痛みが消
失して爽快感のみ残留し、皮膚の事後経過もより良好で
あった。なお、本発明はかかる例に限定されるものでな
いことは勿論であり、例えば生人参に替えて粉末状のも
のを用いてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、塩マ
ッサージ用材料を提供するにあたり、無駄を節減した天
然原料のみを用いて塗布と保存に適した良好なクリーム
状の製品形態にできると同時に、塩の吸出し効果のみで
なく必要な水分や栄養分等を再補給して細胞をより健康
的に強化させる働きが相乗的に増大するから、各材料の
長所のみが生かされて、結果として不快な刺激を和らげ
ることができ、使用感と事後経過の甚だ良いものにでき
る効果がある。
ッサージ用材料を提供するにあたり、無駄を節減した天
然原料のみを用いて塗布と保存に適した良好なクリーム
状の製品形態にできると同時に、塩の吸出し効果のみで
なく必要な水分や栄養分等を再補給して細胞をより健康
的に強化させる働きが相乗的に増大するから、各材料の
長所のみが生かされて、結果として不快な刺激を和らげ
ることができ、使用感と事後経過の甚だ良いものにでき
る効果がある。
Claims (2)
- 【請求項1】微小粒状の食塩とその1/5〜1/100
重量部の高麗人参とを主成分としてこれに必要に応じた
適宜混和材を加え、これ等を植物種子類の醗酵抽出液で
混練してクリームもしくはペースト状に仕上げたことを
特徴とするマッサージ用クリーム。 - 【請求項2】適宜混和材として植物性ガム、起泡剤、ビ
タミンC、セルローズ粉末、セリサイト、海草エキス、
蜂蜜、レシチン、パール粉末の少なくともいずれかを用
いる「請求項1」に記載のマッサージ用クリーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5343783A JPH07157410A (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | マッサージ用クリーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5343783A JPH07157410A (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | マッサージ用クリーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07157410A true JPH07157410A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=18364211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5343783A Pending JPH07157410A (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | マッサージ用クリーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07157410A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003113039A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-18 | Lion Corp | 発熱性組成物及び皮膚外用剤組成物 |
KR20030094957A (ko) * | 2002-06-11 | 2003-12-18 | 유재춘 | 크림형태의 피부 세정제 조성물 및 그의 제조방법 |
JP2004315435A (ja) * | 2003-04-16 | 2004-11-11 | Arkray Inc | 皮膚マッサージ用組成物 |
-
1993
- 1993-12-06 JP JP5343783A patent/JPH07157410A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003113039A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-18 | Lion Corp | 発熱性組成物及び皮膚外用剤組成物 |
KR20030094957A (ko) * | 2002-06-11 | 2003-12-18 | 유재춘 | 크림형태의 피부 세정제 조성물 및 그의 제조방법 |
JP2004315435A (ja) * | 2003-04-16 | 2004-11-11 | Arkray Inc | 皮膚マッサージ用組成物 |
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