JP2017088518A - マッサージ方法及びマッサージ用セット - Google Patents

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【課題】従来の水性ゲルを用いたマッサージ方法よりも人体に対して優れた効能を発揮するマッサージ方法及びマッサージ用キットを提供することにある。【解決手段】水に接触することで水素を発生する粉体と、水溶性高分子を含む水性ゲルとの混合物をマッサージ料として用いることを特徴とする、マッサージ方法。【選択図】なし

Description

本発明は水素を発生する粉体と水性ゲルとの混合物をマッサージ料として用いることを特徴とするマッサージ方法及び前記粉体と前記水性ゲルを含むマッサージ用キットに関する。
従来、マッサージ料としてはマッサージオイルが広く用いられてきた。しかし、マッサージオイルは肌に吸収されやすいことから、施術が進むにつれて被施術者の肌上における摩擦が大きくなってくると言う問題があった。このように肌上に摩擦が生じることを防ぐために、オイルを追加しながら施術を続ける必要があるが、施術中にオイル量が変化する状況下で一定の力で施術を行うには熟練した技術が必要であった。
また、マッサージオイルによる施術で用いたタオル等は通常の洗濯機、乾燥機にかけると腐食や発火の原因となりうることが知られていた。
このような問題を解決する手段として、水性ゲルからなるマッサージ料を用いたマッサージ方法が提案されている。水性ゲルを用いたマッサージ方法によれば、マッサージ料が肌に吸収されることは無く、施術中にマッサージ料を追加する必要はほとんどない。
また、施術に用いたタオル等は通常の洗濯機、乾燥機にかけることができる。
例えばポリアクリル酸、カルボキシビニルポリマーなどの水溶性高分子を含む水性ゲル状組成物からなるマッサージ料が開示されている(特許文献1)。
ところで、昨今水素を含有ないしは発生する健康食品、化粧料等が注目を集めている。
例えば、特許文献2には、水素発生性シリカ粒子及び水素化マグネシウムを含有することを特徴とする水素発生性組成物並びに当該組成物を含む浴用組成物が開示されている。
特開2004−339110号公報 特開2014−205635号公報
本発明の解決しようとする課題は、優れた健康増進効果ないしは疾患改善効果を発揮するマッサージ方法及びマッサージ用キットを提供することにある。
上記課題を解決する本発明は、水に接触することで水素を発生する粉体と、水溶性高分子を含む水性ゲルとの混合物をマッサージ料として用いることを特徴とする、マッサージ方法である。
本発明のマッサージ方法においては、肌上で粉体から発生した水素によって優れた健康増進効果ないしは疾患改善効果を得ることができる。
本発明の好ましい形態では、前記水溶性高分子が水溶性多糖類である。
水溶性多糖類を用いることによって、マッサージ料の感触を向上することができる。
本発明の好ましい形態では、前記水溶性多糖類がフノランである。
フノランによるゲルは独特の粘り気を有し潤滑性に優れているため、マッサージ料の感触を向上することができる。
本発明の好ましい形態では、前記粉体が多孔質粉体に水素を焼結させた水素化多孔質粉体である。
水素化多孔質粉体は長時間に渡って水素の発生を継続することができる。そのため、施術後に肌上に残ったマッサージ料から発生する水素によって、発明の効果を長時間に渡って持続させることが可能である。
本発明の好ましい形態では、前記水素化多孔質粉体が水素化サンゴ粉末である。
水素化サンゴ粉末を用いることでマッサージ料の水素発生の持続力をより向上させることができる。
また、本発明は水に接触することで水素を発生する粉体と、水溶性高分子を含む水性ゲルと、を含むことを特徴とする、マッサージ用セットにも関する。
本発明のマッサージ用キットより調製したマッサージ料によって施術を行うことで、肌上で水素を発生させることができ、優れた健康増進効果ないしは疾患改善効果を得ることができる。
本発明の好ましい形態では、前記水溶性高分子が水溶性多糖類である。
水溶性多糖類を用いることによって、マッサージ料の感触を向上することができる。
本発明の好ましい形態では、前記水溶性多糖類がフノランである。
フノランによるゲルは独特の粘り気を有し潤滑性に優れているため、調製したマッサージ料の感触を向上することができる。
本発明の好ましい形態では、前記粉体が水素化多孔質粉体である。
本発明のマッサージ用キットにより調製したマッサージ料による施術後に肌上に残ったマッサージ料から発生する水素によって、発明の効果を長時間に渡って持続させることが可能である。
本発明によれば人体に対して優れた効能を発揮するマッサージ方法及びマッサージ用キットを提供することができる。
また、本発明の好ましい形態によれば、効能の持続性を向上させることができる。
以下、本発明の構成についてさらに詳細に説明を加える。
(1)水に接触することで水素を発生する粉体
水に接触することで水素を発生する粉体(以下、水素発生粉体という)としては、水と化学反応することにより分解して水素を放出する物質であってもよい。このような物質は、たとえば水素化金属粒子、水素発生性のセラミック(陶器)、水素発生性の動植物由来の石灰質、ガラス、マグネシウム、アルミニウム、カーボンなどの単体およびその誘導体、シリカ誘導体、シリコーン誘導体、ゲルマニウム、ケイ酸・ケイ酸アルミニウム等、また焼成カルシウム、ゼオライト、無水ケイ酸、カーボンチューブなどに圧力などをかけて水素を埋蔵させたものなどが挙げられる。
これらの内、セラミック(陶器)、動植物由来の石灰質、シリカ誘導体、ゼオライト、カーボンチューブなど多孔質体に、常法に従って圧力などをかけて水素を埋蔵又は焼結させた水素化多孔質粉体が好ましく例示できる。
水素化多孔質粉体は水素の発生を長時間に渡り維持することができる。そのため、水素化多孔質粉体を用いることで発明の効果の持続性を向上させることができる。
水素化多孔質粉体のうち、サンゴ粉末に水素を焼結させた水素化サンゴ粉末が好ましく例示できる。水素化サンゴ粉末は特許4404657号公報に記載の方法により製造することもでき、また、市販のものを使用することもできる。
水素化サンゴ粉末は殊更に活性酸素等の還元作用に優れ、水素化サンゴ粉末を用いることにより、より発明の効果を向上させることができる。
(2)水性ゲル
本発明において水性ゲルは少なくとも水と水溶性高分子を含む。水溶性高分子としては特に限定されず合成高分子と天然高分子の何れをも用いることができる。
例えば、ゼラチンやガゼイン多糖類のような天然高分子や、デキストリン、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の天然高分子の変性物、ビニルアルコール系重合体、アクリル酸系重合体、アクリル酸ナトリウム系重合体、ビニルピロリドン系重合体、アクリルアミド系重合体、N−ビニルアセトアミド系重合体、N−モノ又はジアルキルアクリルアミド系重合体などの合成高分子などを例示することができる。
水溶性高分子は1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明において好ましくは水溶性多糖類を用いることができる。水溶性多糖類としては、ヒアルロン酸及びその塩、コンドロイチン硫酸及びその塩、シロキクラゲ多糖体、水溶性ヘミセルロース、アラビアガム、トラガントガム、カラギーナン、キサンタンガム、グワーガム、タラガム、フノラン、寒天、ファーセレラン、タマリンド種子多糖、カラヤガム、トロロアオイ、ペクチン、アルギン酸ナトリウム、プルラン、ジェランガム、ローカストビーンガム、各種澱粉等、カルボキシメチルセルロース(CMC)、メチルセルロース(MC)、エチルセルロース(EC)、ヒドロキシメチルセルロース(HMC)、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、ヒドロキシエチルメチルセルロース(HEMC)、ヒドロキシエチルエチルセルロース(HEEC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ヒドロキシプロピルエチルセルロース(HPEC)、ヒドロキシエチルヒドロキシプロピルセルロース(HEHPC)、スルホエチルセルロース、ジヒドロキシプロピルセルロース(DHPC)、アルギン酸プロピレングリコールエステル、及び可溶性澱粉に代表される加工澱粉等が例示できる。
これら水溶性多糖類の内、硫酸化多糖類が好ましく例示でき、その中でもフノランが特に好ましく例示できる。フノランとしては海藻から例えば特許3114048号公報に記載の方法により抽出したものを用いることが好ましい。海藻由来のフノランを含む水性ゲルとしては、市販のものも使用することができる。
水性ゲルにおける水溶性高分子の含有量は特に限定されず、水性ゲルがマッサージ料として用いるのに十分な潤滑性を有する程度に適宜調整することができる。
また、水性ゲルには通常化粧料に含有することができる種々の有効成分を発明の効果を損なわない程度に加えることができる。このような有効成分としては、例えば、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール等の保湿剤;エタノール等の低級アルコール;ブチルヒドロキシトルエン、トコフェロール、フィチン等の酸化防止剤;安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸、パラオキシ安息香酸アルキルエステル、ヘキサクロロフェン等の抗菌剤;パラアミノ安息香酸(以下「PABA」と略記)、PABAモノグリセリンエステル、N,N−ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N−ジエトキシPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAメチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAブチルエステル、N,N−ジメチルPABA2−エチルヘキシルエステル等の安息香酸系紫外線吸収剤;ホモメンチル−N−アセチルアントラニレート等のアントラニル酸系紫外線吸収剤;アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノールフェニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線吸収剤;オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメート、オクチル−p−メトキシシンナメート(2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート)、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シクロヘキシル−p−メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメート等のケイ皮酸系紫外線吸収剤;〔3−ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリル−1−メチルプロピル〕−3,4,5−トリメトキシシンナメート、〔3−ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリル−3−メチルプロピル〕−3,4,5−トリメトキシシンナメート、〔3−ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリルプロピル〕−3,4,5−トリメトキシシンナメート、〔3−ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリルブチル〕−3,4,5−トリメトキシシンナメート、〔3−トリス(トリメチルシロキシ)シリルブチル〕−3,4,5−トリメトキシシンナメート、〔3−トリス(トリメチルシロキシ)シリルブチル〕−3,4,5−トリメトキシシンナメート、〔3−トリス(トリメチルシロキシ)シリル−1−メチルプロピル〕−3,4−ジメトキシシンナメート等のシリコーン系ケイ皮酸紫外線吸収剤;2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−フェニルベンゾフェノン、2−エチルヘキシル−4’−フェニル−ベンゾフェノン−2−カルボキシレート、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤;3−(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファー、3−ベンジリデン−d,l−カンファー、ウロカニン酸エチルエステル、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール、2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ジベンザラジン、ジアニソイルメタン、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン、5−(3,3’ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オン等の紫外線吸収剤;アシルサルコシン酸(例えばラウロイルサルコシンナトリウム)、グルタチオン、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸等の有機酸;ビタミンAおよびその誘導体、ビタミンB6塩酸塩、ビタミンB6トリパルミテート、ビタミンB6ジオクタノエート、ビタミンB2およびその誘導体、ビタミンB12、ビタミンB15およびその誘導体等のビタミンB類、α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のビタミン類;γ−オリザノール、アラントイン、グリチルリチン酸(塩)、グリチルレチン酸およびその誘導体、トラネキサム酸およびその誘導体〔トラネキサム酸誘導体としては、トラネキサム酸の二量体(例えば、塩酸トランス−4−(トランス−アミノメチルシクロヘキサンカルボニル)アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸、等)、トラネキサム酸とハイドロキノンのエステル体(例えば、トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸4’−ヒドロキシフェニルエステル、等)、トラネキサム酸とゲンチシン酸のエステル体(例えば、2−(トランス−4−アミノメチルシクロヘキシルカルボニルオキシ)−5−ヒドロキシ安息香酸およびその塩、等)、トラネキサム酸のアミド体(例えば、トランス−4−アミノメチルシコロヘキサンカルボン酸メチルアミドおよびその塩、トランス−4−(P−メトキシビンゾイル)アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸およびその塩、トランス−4−グアニジノメチルシクロヘキサンカルボン酸およびその塩、等)〕、ヒノキチオール、ビサボロール、ユーカルプトーン、チモール、イノシトール、サイコサポニン、ニンジンサポニン、ヘチマサポニン、ムクロジサポニン等のサポニン類、パントテニルエチルエーテル、エチニルエストラジオール、トラネキサム酸、アルブチン、セファランチン、プラセンタエキス等の各種薬剤;ヒオウギ、ダイズ、ボタン、ゲンチアナ、フユボダイジュ花、エイジツ、ヒキオコシ、甘草、アルゲ、ギシギシ、クララ、コウホネ、オレンジ、セージ、ノコギリソウ、ゼニアオイ、センブリ、タイム、トウキ、トウヒ、バーチ、スギナ、ヘチマ、マロニエ、ユキノシタ、アルニカ、ユリ、ヨモギ、シャクヤク、アロエ、クチナシ、サワラ等の植物の抽出物;色素;多孔質および/または吸水性の粉末(例えば、トウモロコシやバレイショ等から得られるスターチ類、無水ケイ酸、タルク、カオリン、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、アルギン酸カルシウム等の粉末);中和剤;防腐剤;香料;顔料等が挙げられる。
(3)マッサージ料
本発明においてマッサージ料は、水素発生粉体と水性ゲルとの混合物である。
マッサージ料における水素発生粉体の含有量は、好ましくは1〜1000mg/ml、より好ましくは10〜100mg/mlとすることができる。
マッサージ料は全身の施術を行う場合には、一回の施術で10〜100ml、より好ましくは20〜50mlのマッサージ料を使用することが好ましい。
(4)マッサージ方法
上述のマッサージ料を用いた具体的な施術の方法は特に限定されない。
本発明のマッサージ方法による施術によれば、施術中に肌上で発生した水素によって、種々の健康増進効果ないしは疾患改善効果を得ることができる。
具体的には、本発明によれば、発汗効果、温熱効果、冷え性改善効果、ニキビ、虫刺され、傷などの赤みの改善効果、コリの改善効果、肌質の改善効果、疲労回復効果、日焼け後の乾燥肌の改善効果、肌のシミ、くすみ、日焼け等の改善効果、むくみの改善効果、眠気の改善効果、皮膚の柔軟化効果、便秘の改善効果から選ばれる1種以上の効果を得ることができる。
(5)マッサージ用キット
本発明は上述の水素発生粉体と水性ゲルを含むマッサージ用キットにも関する。本発明のキットにおいては、水素発生粉体と水性ゲルは使用時以外において接触しないように個別包装されていることが好ましい。すなわち、使用時において水素発生粉体と水性ゲルをそれぞれの包装又は容器から取り出し、混合して調製したマッサージ料を用いて施術を行う形態とすることが好ましい。
水素発生粉体として(A)水素化サンゴ粉末、水性ゲルとして(B)海藻マッサージジェルを用いてマッサージを行った。すなわち、上記(A)と(B)の混合物からなるマッサージ料を肌上に塗布し、(B)中の水と反応した(A)から水素が発生している状態で施術を行った。
なお、マッサージ料の調製はスプーンすりきり2杯(約2g)の(A)を、20〜40mlの(B)に混合することにより調製した。また、(B)は表1に示す成分を含む。
施術は述べ18人の被験者に対して行った。施術後、表2の左欄に示す合計17項目について評価をしてもらった。それぞれの評価項目について通常状態よりも増進ないしは改善効果が得られたとの評価をした被験者の合計数を表2の右欄に示す。
表2に示す通り、本発明のマッサージ方法は、種々の健康増進効果ないしは疾患改善効果を発揮することが確認された。
本発明はマッサージサロンにおけるマッサージの施術方法に応用することができる。

Claims (9)

  1. 水に接触することで水素を発生する粉体と、水溶性高分子を含む水性ゲルとの混合物をマッサージ料として用いることを特徴とする、マッサージ方法。
  2. 前記水溶性高分子が水溶性多糖類であることを特徴とする、請求項1に記載のマッサージ方法。
  3. 前記水溶性多糖類がフノランであることを特徴とする、請求項2に記載のマッサージ方法。
  4. 前記粉体が水素化多孔質粉体であることを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載のマッサージ方法。
  5. 前記水素化多孔質粉体が水素化サンゴ粉末であることを特徴とする、請求項4に記載のマッサージ方法。
  6. 水に接触することで水素を発生する粉体と、水溶性高分子を含む水性ゲルと、を含むことを特徴とする、マッサージ用セット。
  7. 前記水溶性高分子が水溶性多糖類であることを特徴とする、請求項6に記載のマッサージ用セット。
  8. 前記水溶性多糖類がフノランであることを特徴とする、請求項7に記載のマッサージ用セット。
  9. 前記粉体が水素化多孔質粉体であることを特徴とする、請求項6〜8の何れか一項に記載のマッサージ用セット。

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