JPS5818444Y2 - 漏電しゃ断器 - Google Patents

漏電しゃ断器

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Publication number
JPS5818444Y2
JPS5818444Y2 JP1980101879U JP10187980U JPS5818444Y2 JP S5818444 Y2 JPS5818444 Y2 JP S5818444Y2 JP 1980101879 U JP1980101879 U JP 1980101879U JP 10187980 U JP10187980 U JP 10187980U JP S5818444 Y2 JPS5818444 Y2 JP S5818444Y2
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JP
Japan
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diode bridge
thyristor
amplifier
cathode
output
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980101879U
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English (en)
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JPS5652438U (ja
Inventor
貞夫 川本
洋次 南
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 第1図は一般的な漏電しゃ断器動作原理ブロック図で、
動作原理は次の様になる。
即ち不平衡電流により零相変流器3の二次巻線3aに二
次出力電圧が誘起し、それが増幅部4で増幅され、スイ
ッチング部5が動作することにより、引外し電磁石6が
働きしゃ断部1の接点1a1bが開き電路2をしゃ断す
る。
従来サイリスタをスイッチング部5に使用した漏電しゃ
断器ではこの変流器3、増幅器4、スイッチング部5、
引外し電磁石6にて成る漏電検出部7の電源は第1図c
、d点に接続しなければならなかった。
その理由は、接点1a、lbが開き、電路をしゃ断する
と共に漏電検出部7の電源もしゃ断する必要があった。
即ち第2図に示す従来の回路構成ではサイリスタSCR
のしゃ断状態ではアノード・カソード間には第4図に示
す両波整流波形が印加されている。
増幅器4にて不平衡電流によりサイリスタSCRにトリ
ガ信号が印加され、サイリスタSCRが導通状態となる
しかしサイリスタSCRは、両波整流電圧が印加されて
おり、トリガ信号が除去された後もサイリスタSCRの
アノード、カソード間印加電圧値のOV時間が極小であ
るため、トリガ信号が除去した後もサイリスタSCRは
自己保持されている。
従来サイリスタSCRを使用した漏電しゃ断器では漏電
検出部7の電源をしゃ断し、サイリスタSCRの自己保
持を解く必要があり、漏電検出部7の電源はしゃ断器の
負荷側第1図c、d点に接続されていた。
このため漏電しゃ断器は第1図に示すa、l)点は電源
側、c、d点が負荷側になる様に接続しなければならな
かった。
またこの点を改良するためサイリスタSCRをダイオー
ドブリッジBの入力側に設は増幅器4の信号が除去され
た後は確実にしゃ断される様にサイリスタSCRのアノ
ード、カソード間に交流電圧を印加することも考えられ
るが、増幅器4には電路2,2からダイオードブリッジ
Bを介して電源供給されるのでサイリスタSCRのカソ
ードにの電位と増幅器4の出力電圧の基準電位とが相違
するため直接両者4、SCRを接続出来ない問題があっ
た。
本考案は上記の様な点に鑑みて威したものであり、第3
図は本考案に係る回路図であって、第1図の電路2,2
に設けた接点1a、lbを引外す引外し電磁石6を介し
て電路2,2にダイオードブリッジBの一対の入力Ba
、Bbを接続し、このダイオードブリッジBの正極出力
Bc及び゛負極出力Bdに第1図の電路2,2に流れる
不平衡電流を検出する零相変流器3の2次出力を増幅す
る増幅器4の電源人力4 a 、4 bを接続し、この
増幅器4の出力4CにサイリスタSCRのゲートGを接
続し且つこのサイリスタSCRのカソードKをダイオー
ドブリッジBの負極出力Bdに接続し而もサイリスタS
CRのアノードAをダイオードブリッジBの入力Ba
、Bbの一方に接続している。
尚、ダイオードブリッジは入力Ba、Bbの他方より正
極出力Bcに向って順方向のダイオードB1と入力Ba
、Bbより正極出力Bcに向って順方向のダイオードB
2と負極出力Bdより入力Ba、Bbの一方に向って順
方向のダイオードB3と負極出力Bdより入力Ba 、
Bbの他方に向って順方向のダイオードB4とで構成
される。
而して動作状態を説明すると、増幅器4より不平衡電流
に応答してサイリスタSCRのゲートGとカソードにと
の間にトリガ信号を出力すると、サイリスタSCRが導
通状態となり、ダイオードブリッジBの人力Ba、Bb
の一方一すイリスタSCRのアノードA、カソードに一
ダイオードフ゛リッジBの負極出力Bd−ダイオードB
4−ダイオードブリッジBの入力Ba、Bbの他方−引
外し電磁石6と電流が流れて引外し電磁石6が働もと共
に半サイクル後には、引外し電磁石6−ダイオードブリ
ッジBの入力Ba、Bbの他方−ダイオードB□−ダイ
オードブリッジBの正極出力Bc−増幅器4−ダイオー
ドブリッジBの負極出力Bd−ダイオードB3−ダイオ
ードブリッジBの入力Ba、Bbの一方と電流(この電
流は数mA以下で引外し電磁石6を動作させるレベルで
はない)が流れ、ダイオードB3の電圧降下によりサイ
リスタSCRは逆バイアスされ、サイリスタSCRは確
実にしゃ断状態になる。
第5図にサイリスタSCRのしゃ断状態におけるアノー
ドA、カソードに間に印加される電圧波形を示す。
VlはダイオードB3による電圧降下の電圧である。
かように本考案は、電路2,2にダイオードブリッジB
の一対の入力Ba 、 Bbを接続し、このダイオード
ブリッジBの正極及び負極の出力Be 、Bdに前記電
路2,2に流れる不平衡電流を検出する零相変流器3の
2次出力を増幅する増幅器4の電源人力4 a 、4
bを接続し、さらにこの増幅器4の出力4Cにサイリス
タSCRのゲートGを接続し且つこのサイリスタSCR
のカソードKを前記ダイオードブリッジBの負極の出力
Bdに接続し而もこのサイリスタSCRのアノードAを
前記ダイオードブリッジBの人力Ba、Bbの一方に接
続し、このサイリスタSCRのアノードA、カソードK
に前記電路2,2に対して直列に前記電路2,2に設け
た接点la、lbを引外す引外し電磁石6を接続したの
で、サイリスタSCRは導通状態で半波整流電圧とダイ
オードブリッジを構成するダイオードの電圧降下による
逆バイアスとが交互にアノードA、カソードに間に印加
されるから、増幅器4のトリガ信号が除去された後は確
実にしゃ断状態に出来、従って漏電検出部7の電源をし
ゃ断部1の電源側a、l)点、負荷側c、d点のいずれ
に接続しても問題がなく逆接続が可能となると共に従来
の如きサイリスタSCRをダイオードブリッジBの入力
側に設けた場合に生ずるサイリスタSCRと増幅器4と
の接続の問題はサイリスタSCRのカソードKをダイオ
ードブリッジBの負極出力Bdに接続しであるので解決
出来、もって電路2,2よりダイオードブリッジBを介
して増幅器4に電源供給しつつ増幅器4とサイリスタS
CRとを直接接続が出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は漏電しゃ断器の原理回路図、第2図は従来
の回路、第3図は本考案の回路図、第4図は第2図の電
圧波形、第5図は第3図の電圧波形である。 1・・・・・・しゃ断部、la、lb・・・・・・接点
、2・・・・・・電路、3・・・・・・引外し電磁石、
4・・・・・・増幅器、4 a 、4 b・・・・・・
電源入力、4C・・・・・・出力、5・・・・・・スイ
ッチング部、6・・・・・・引外し電磁石、7・・・・
・・検出部、SCR・・・・・・サイリスタ、A・・・
・・・アノード、G・・・・・・ゲート、K・・・・・
・カソード、B・・・・・・ダイオードブリッジ、Ba
、Bb・・・・・・人力、BC・・・・・・正極出力、
Bd・・・・・・負極出力。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電路にダイオードブリッジの一対の入力を接続し、この
    ダイオードブリッジの正極及び負極出力に前記電路に流
    れる不平衡電流を検出する零相変流器の2次出力を増幅
    する増幅器の電源入力を接続し、さらにこの増幅器の出
    力にサイリスタのゲートを接続し且つこのサイリスタの
    カソードを前記ダイオードブリッジの負極出力に接続し
    而もこのサイリスタのアノードを前記ダイオードブリッ
    ジの入力の一方に接続し、このサイリスタのアノード、
    カソードに前記電路に対して直列に前記電路に設けた接
    点を引外す引外し電磁石を接続したことを特徴とする漏
    電しゃ断器。
JP1980101879U 1980-07-17 1980-07-17 漏電しゃ断器 Expired JPS5818444Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980101879U JPS5818444Y2 (ja) 1980-07-17 1980-07-17 漏電しゃ断器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980101879U JPS5818444Y2 (ja) 1980-07-17 1980-07-17 漏電しゃ断器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5652438U JPS5652438U (ja) 1981-05-09
JPS5818444Y2 true JPS5818444Y2 (ja) 1983-04-14

Family

ID=29334622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980101879U Expired JPS5818444Y2 (ja) 1980-07-17 1980-07-17 漏電しゃ断器

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS475326U (ja) * 1971-02-12 1972-09-16
JPS4864728U (ja) * 1971-11-22 1973-08-16
JPS5338815Y2 (ja) * 1972-10-30 1978-09-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5652438U (ja) 1981-05-09

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