JPS58184116A - 透光性物体表面の欠陥検査方法 - Google Patents

透光性物体表面の欠陥検査方法

Info

Publication number
JPS58184116A
JPS58184116A JP6758182A JP6758182A JPS58184116A JP S58184116 A JPS58184116 A JP S58184116A JP 6758182 A JP6758182 A JP 6758182A JP 6758182 A JP6758182 A JP 6758182A JP S58184116 A JPS58184116 A JP S58184116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
microscope
stage
bright
reflected light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6758182A
Other languages
English (en)
Inventor
Taketoshi Yonezawa
米澤 武敏
Shigeru Kondo
茂 近藤
Minoru Katsuyama
実 勝山
Masayuki Shibano
正行 芝野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6758182A priority Critical patent/JPS58184116A/ja
Publication of JPS58184116A publication Critical patent/JPS58184116A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/24Base structure
    • G02B21/241Devices for focusing

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は透光性物体、特に厚さ数ミリメートル以下の板
状もしくはフィルム状の透光性物体の表面に存在する傷
、異物等の欠陥を検査する方法に関するものである。
近年、エレクトロニクスの分野において、光技術に関連
した製品の開発が進み、例えば透明円盤を担体とし、そ
の表面に記録材料を配して光ビームによって信号の記録
し再生等を行うものが出現している。その様な技術にお
いては、信号の最小記録単位の大きさは1μm以下であ
り、透明円盤表面に傷、異物等があって記録材料が欠落
した場合には、信号が欠落することとなり、はなはだ好
ましくない。
他の例としては、LSI技術で形成された二次元のイメ
ージセンサに対して、ガラス板表面にモザイク状あるい
はストライプ状のカラーフィルタを形成したものを位置
決め接着して、カラーカメラの受像素子とするものがあ
や、この場合には画の構成単位は10μm角程度であっ
て、ガラス板表面に傷、異物等が存在した場合には画質
が著しズ劣化する。
透明円盤やガラス板の表面の傷、異物等の欠陥を検査す
る方法として各種の方法が提案されているが、最も簡便
でかつ有効な方法は、暗視野照明による顕微境観察であ
る。
暗視野照明による観察方法を第1図ないし第3図に基づ
いて説明する0暗視野照明で観察するのは、はとんど鏡
面に近い様な、表面粗さの非常に小さな物体1等の表面
であり、その表面に存在する欠陥、たとえば異物2等を
検出しようとするもので′ある・傷等についても全く同
じであり、以下は異物の場合について説明する0物体1
の表面と適当な角度を成した平行光線4を照射すると物
体1の表面で反射した光は、物体1の表面が鏡面に近い
為にほぼ正反射し、反射光4aは顕微鏡対物レンズ3に
は入射しないか、もしくは入射光が接眼レンズに到達し
ない。すなわち、物体1の表面が一様な鏡面であれば顕
微鏡で観察される視野は暗黒であり、暗視野照明と云わ
れるゆえんである。
この時、物体1の表面と平行光4とはそういう条件を満
足する適当な角度を成している。
ところが物体1の表面に異物2が存在すると、照明光4
は異物2によって散乱反射し、その反射光6の一部は対
物レンズ3を通して結像され、観察視野では暗黒の中の
輝点とし”ギ認識される。照明光4が一方向からのみで
あると、照明光4と平行な向きの欠陥はその全体が輝い
ては見えないことがあり、他の方向からの平行光4bを
同時に照射することが望ましい。より望ましくは対物レ
ンズの四方から照明光を照射するのが有効である。
最近は顕微鏡にテレビカメラを接続し、パターン認識等
の技術を用いて測定・検査の自動化をはかることが多い
が、第1図の状態を接眼レンズ部に装着したテレビカメ
ラで見たテレビ画面を第4図に示す。既述の様に全体が
ほぼ暗黒であってその中に異物が輝点10となってあら
れれる。そのため異物の識別は極めて容易であり、これ
をディジタル処理してコンピュータで処理することも容
易である7、 第4図のテレビ画面におけるビデオ信号のうち、輝点を
よぎる水平走査信号の輝度レベルを第6図に示す。第1
図の様な状態では背景の暗黒に対応する黒レベルに対し
て輝点10に対応する白レベルは十分に高いため、白レ
ベルと黒レベルの間に8、イア、6.□オI旨、イ1.
ア47,2イ、)することは容易であり、かつ安定性も
高い。
次に、透光性の物体の表面を観察する場合について述べ
る。
第2図は通常の顕微鏡ステージ7の上に透光性物体6を
載置した状態であるが、平行光4によって照明された透
光性物体6の表面において異物2によって散乱された反
射光6を観察することにより、異物2は第1図の場合と
同様に検出される。しかし、透光性物体6を通過しステ
ージ70表面に達した平行光4bは第1図とは異なる現
象を呈する。
一般に顕微鏡ステージ7の表面は黒色処理された梨地状
の面等で構成される無反射面となっているが、完全な無
反射面を実現することは不可能であるため、若干の反射
光が対物レンズ3に入射してくる。これを前述のテレビ
カメラで撮像したビデオ信号の状態は第6図の様になる
。すなわち輝点に対応する白レベルは第6図と同じであ
るが、暗黒に対応する黒レベルが第6図よりも高くなっ
ており、白黒のレベル差が小さくなっている。この □
様な状態ではテレビ画像をディジタル処理する場合のス
ライスレベルの設定が微妙になり、照明状態のわずかの
変化によっても信号処理が不可能になってしまう。
次に従来採用されていた方法を第3図に示す。
これは顕微鏡ステージ7に空胴9を設け、透光性物体6
をその上に載置したものである。異物2による散乱光5
は第1図ないし第2図の場合と同様に観察され、透光性
物体6を通過した光4bは第2図の場合のように反射光
となってビデオ信号の黒レベルを高くすることは無い。
したがってビデオ信号については第1図の場合と同様に
第6図の状態が得られる。しかし、透光性物体6をステ
ージ7に載置している周辺部では、第2図と同様の状態
となり、透光性物体6の表面全体を完全に観察すること
はできない。別に対策として空胴9と同様の効果を生じ
るものとして、透光性物体6をガラス板等の透光性物体
上に載置する方法があるが、透光性物体6の直下が空胴
もしくはガラス板の場合には種々の不都合を生じる。
まず透光性物体6がフレキシブルな材料である場合には
これを保持するために、基準面となる載置面が必要であ
り、空胴は好ましくない。また、透光性物体6が大きな
平面を有するものの場合にも、自重によるたわみ等を防
止するために剛性の高い載置面が必要となる0 次に、顕微鏡観察においてはピント合せが重要な作業と
なるが、暗視野照明では一般にピント合せが通常の明視
野照明に比べて難しい。それは、暗視野照明では焦点深
度が深く感じられるために最適ピント位置の判断が困難
なことと、欠陥が存在しない場合には全視野が暗黒状態
となってビン\ ト合せが不可能になることによるものである。
そのために、一般には照明系を切換えて、明視野でピン
ト合せをした後に暗視野照明にもどすようにしている。
明視野で透光性物体の観察面にピントを合せる際にもそ
の下が空胴もしくは透明状態であると、照準となるもの
が無いと極めて作業性が悪い、透光性物体表面の欠陥が
その照準となるが、欠陥密度が低い場合にはピント合せ
に多くの労力を必要とする。さらに 7.1性物体が7
4−ム等の薄い材料の場合には表面と裏面を間違ってピ
ント合せする危険性もある。
すなわち、載置面は明視野照明では明瞭に観察可能な表
面であることが望ましい。
次に本発明による観察方法を第7図で説明する。
透光性物体6は金属等の不透明材質のステージ1oに載
置される。ステージ10の表面は研削加工、研摩加工等
によって表面粗さが1μm以下、望ましくは0.3μm
以下の鏡面に仕上げられている。暗視野照明の状態にお
いては、異物2によって散乱された反射光によって、異
物2は第1図の場合と同様に輝点として観察される。透
光性物体6の表面に入射し、これを通過した光線4bは
ステージ1oの表面で反射し反射光4Cとなる。ステー
ジ1oの表面はほぼ鏡面に近い面であり、入射光4Cの
ほとんどは正反射し、散乱するものは極くわずかである
。反射光4Cは第1図における反射光4aと同様に接眼
部のテレビカメラには到達しない。テレビカメラで撮像
したビデオ信号の状態を第8図に示す11111i 白レベルは第1図と同様であるが、黒レベルについては
、ステージ10の表面状態によって異なるが、完全鏡面
でない限り若干の散乱反射は避けられないため第6図よ
りはやや高いレベルとなる。
しかしステージ1oの表面粗さを0.3μm以下程度に
しておくと、第9図のステージの表面粗さと輝度の相関
図に示す如く実質的には鏡面と見なすことができ、白レ
ベルと黒レベルのレベル差は十分に確保さJする。従っ
てディジタル化および画像処理も安定になされる。
ピント合せの時には、照明系を明視野とし、ステージ1
oの表面にピントを合せる。ステージ1゜の表面は積面
状態であり、明るい視野が得られるとともに、適度に研
削・研摩加工の傷が存在するためピント合せもやり易い
。その後透光性物体6の厚みに相当する距離だけステー
ジ10を下降もしくは対物レンズ−3を上昇させること
により、透光性物体6の表面にピントを合せることがで
きる。
以上、本発明によれば、厚さ1000程度のアクリル基
板、0.5m程度のガラス基板、あるいは20μm程度
のプラスチックフィルムの表面欠陥を観察するに際し、
明視野照明状態での迅速なピント合せが可能になるとと
もに、暗視野照明状態でのテレビカメラで撮像した像の
白黒のコントラスト(レベル差)も十分にとれ、安定し
た信号処理が可能となった。     ゛
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図はそれぞれ従来の透光性物
体表面の欠陥検査方法による検査装置の要部側面図、第
4図は同検査装置による観察像の1例を示す図、第6図
および第6図はそれぞれ第1図および第2図に示す検査
装置による検出映像出力を示す図、′第7図は本発明の
欠陥検出方法による検査装置の1実施例を示要部側面図
、第8図は同装置による検出映像出力を示す図、第9図
はステージの表面粗さと検出映像出力の輝度との関係を
示す図である。 2・・・・・・異物、3・・・・・・対物レンズ、4・
・・・・・照明光、6・・・・・・反射光、6・・・・
・・透光性物体、1o・・・・・・ステージ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名−第
2図 第3図 ・第4図 JI!5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 検査すべき透光性物体表面に対し、平行光線を前記透光
    性物体表面と適宜の角度を持って照射し、前記透光性物
    体表面の傷、異物等の欠陥によって散乱した反射光を顕
    微鏡で観察するに際し、前記透光性物体を不透明材質よ
    りなる平滑な面に載置することを特徴とする透光性物体
    表面の欠陥検査方法。
JP6758182A 1982-04-21 1982-04-21 透光性物体表面の欠陥検査方法 Pending JPS58184116A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6758182A JPS58184116A (ja) 1982-04-21 1982-04-21 透光性物体表面の欠陥検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6758182A JPS58184116A (ja) 1982-04-21 1982-04-21 透光性物体表面の欠陥検査方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58184116A true JPS58184116A (ja) 1983-10-27

Family

ID=13349029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6758182A Pending JPS58184116A (ja) 1982-04-21 1982-04-21 透光性物体表面の欠陥検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58184116A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6265546U (ja) * 1985-10-14 1987-04-23
JPH01161138A (ja) * 1987-12-16 1989-06-23 Toray Ind Inc 異物検査方法
JP2007225553A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ポッティング材検査装置、ポッティング材欠陥検査方法、及び太陽電池パネルの製造方法
JP2012202714A (ja) * 2011-03-23 2012-10-22 Bridgestone Corp 透明シート材の外観検査用治具、及びこれを用いた透明シート材の外観検査方法
JP2014044967A (ja) * 2013-12-11 2014-03-13 Hitachi High-Technologies Corp 走査電子顕微鏡および試料ホルダ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6265546U (ja) * 1985-10-14 1987-04-23
JPH01161138A (ja) * 1987-12-16 1989-06-23 Toray Ind Inc 異物検査方法
JP2007225553A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ポッティング材検査装置、ポッティング材欠陥検査方法、及び太陽電池パネルの製造方法
JP2012202714A (ja) * 2011-03-23 2012-10-22 Bridgestone Corp 透明シート材の外観検査用治具、及びこれを用いた透明シート材の外観検査方法
JP2014044967A (ja) * 2013-12-11 2014-03-13 Hitachi High-Technologies Corp 走査電子顕微鏡および試料ホルダ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5790247A (en) Technique for determining defect positions in three dimensions in a transparent structure
JP4246438B2 (ja) レンズ検査
US8040502B2 (en) Optical inspection of flat media using direct image technology
KR100202215B1 (ko) 광학부품 특히 눈을 위한 광학부품의 검사방법 및 장치와 청정하고 투명한 검사 물체의 조명장치
US4681442A (en) Method for surface testing
WO1997013140A9 (en) Technique for determining defect positions in three dimensions in a transparent structure
JP2003139523A (ja) 表面欠陥検出方法および表面欠陥検出装置
JPH06294749A (ja) 板ガラスの欠点検査方法
JPS58184116A (ja) 透光性物体表面の欠陥検査方法
JPH0787208B2 (ja) 面板欠陥検出光学装置
JPH0587739A (ja) 透明体欠陥検査装置
JPS63165738A (ja) 透明基板用欠陥検査装置
JP2005274173A (ja) ウエハー基板、液晶ディスプレイ用透明ガラス等の被検査物の表面上の異物・表面検査方法およびその装置
CN110044932B (zh) 一种曲面玻璃表面和内部缺陷的检测方法
JP2004257776A (ja) 光透過体検査装置
JPH09218162A (ja) 表面欠陥検査装置
JPH0972722A (ja) 基板外観検査装置
JPH0599639A (ja) 平面状物の緩やかな凹凸検査装置
JPH07225198A (ja) ガラス基板のライン検査方法
JP3034390B2 (ja) 透明板の内部欠陥検査方法及びそのための試料台
JP2559470B2 (ja) 外観検査方法
JPH085573A (ja) ワーク表面の検査装置と検査方法
JPH05307007A (ja) 表面検査方法
KR101103347B1 (ko) 평판 유리 표면 이물질 검사 장치
JPH07113756A (ja) ビューファインダー用カラーフイルターの欠陥検査方法