JPS5818369Y2 - 固体撮像装置 - Google Patents
固体撮像装置Info
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- JPS5818369Y2 JPS5818369Y2 JP1977138747U JP13874777U JPS5818369Y2 JP S5818369 Y2 JPS5818369 Y2 JP S5818369Y2 JP 1977138747 U JP1977138747 U JP 1977138747U JP 13874777 U JP13874777 U JP 13874777U JP S5818369 Y2 JPS5818369 Y2 JP S5818369Y2
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Links
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Landscapes
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は固体撮像装置の改良に係わり、特に固体撮像素
子をパッケージ内に気密封装することにより、長寿命化
、信頼性の向上をはかろうとするものである。
子をパッケージ内に気密封装することにより、長寿命化
、信頼性の向上をはかろうとするものである。
一般に電荷結合素子やフォトダイオードアレイ等から成
る固体撮像素子はその寿命の延長、信頼性の向上のため
に外界雰囲気から遮断して保護することが必要不可欠で
あることは周知である。
る固体撮像素子はその寿命の延長、信頼性の向上のため
に外界雰囲気から遮断して保護することが必要不可欠で
あることは周知である。
一方固体撮像素子は外部からの光情報を検知するもので
あるから、光情報が素子の受光部に正確に付与されなげ
ればならない。
あるから、光情報が素子の受光部に正確に付与されなげ
ればならない。
このような条件により、固体撮像素子をパッケージ内に
封装して成る従来の固体撮像装置は第1図、第2図のよ
うに構成されている。
封装して成る従来の固体撮像装置は第1図、第2図のよ
うに構成されている。
第1図において1はセラミックス等で成形されたパッケ
ージ基体、2は固体撮像素子、3は素子と外部回路とを
電気的に結合する導電性ピン、4は固体撮像素子の受光
面に光情報を伝えるための透明平板で一般にはガラス板
が用いられる。
ージ基体、2は固体撮像素子、3は素子と外部回路とを
電気的に結合する導電性ピン、4は固体撮像素子の受光
面に光情報を伝えるための透明平板で一般にはガラス板
が用いられる。
パッケージ基体1と透明平板4とで囲まれて成るパッケ
ージ内には不活性ガス等が満たされ、固体撮像素子2と
外気とを遮断している。
ージ内には不活性ガス等が満たされ、固体撮像素子2と
外気とを遮断している。
一方固体撮像素子は高温に加熱されると破壊してし1う
ためパッケージ基体1と透明平板4との接着に際しては
、完全な気密封着が難しく有機接着剤5等が使用されて
いる。
ためパッケージ基体1と透明平板4との接着に際しては
、完全な気密封着が難しく有機接着剤5等が使用されて
いる。
このため密封性が悪く厳正な信頼性試験は適用できない
。
。
特に有機接着剤はわずかながら水分を透過させる本質的
欠点を有しており、又その他金属等に超音波を加えてガ
ラス板に浸透させる接着法等においても歩留りは極めて
悪い。
欠点を有しており、又その他金属等に超音波を加えてガ
ラス板に浸透させる接着法等においても歩留りは極めて
悪い。
第2図の従来例は固体撮像素子の受光部以外へ光が漏れ
るのを防ぐために、スリット付遮光体6を設げたもので
ある。
るのを防ぐために、スリット付遮光体6を設げたもので
ある。
前記同様1はセラミックス等によるパッケージ基体、2
は固体撮像素子、3は導電性ピン、4は受光用透明平板
である。
は固体撮像素子、3は導電性ピン、4は受光用透明平板
である。
この場合スリット付遮光体6としては加工が簡単な合成
樹脂等が多く使われる。
樹脂等が多く使われる。
このような各構成部材を有機接着剤で接着すると、4と
6との接合部゛8.6と1との接合部7は、その密封性
と機械的および熱的強度とが極端に悪く商品としての信
頼性に乏しいという欠点がある。
6との接合部゛8.6と1との接合部7は、その密封性
と機械的および熱的強度とが極端に悪く商品としての信
頼性に乏しいという欠点がある。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたものであって、受
光用透明平板に何らの歪を与えないようにし、かつ固体
撮像素子を破壊しない程度の温度にてパッケージの完全
な気密封着を可能にしようとするものである。
光用透明平板に何らの歪を与えないようにし、かつ固体
撮像素子を破壊しない程度の温度にてパッケージの完全
な気密封着を可能にしようとするものである。
本考案の基本となる手法は、ガラス等の透明平板に受光
部の側囲壁となる金属枠を低融点ガラスを介してあらか
じめ接合し、捷たセラミックス等からなるパッケージ基
体にあらかじめ上記金属枠と接合するメタライズ部を形
成しておくことによリ、透明平板をその金属枠を介して
メタライズ部に蟲接し、金属対金属による気密封着を可
能にしてパッケージを構成しようとするものである。
部の側囲壁となる金属枠を低融点ガラスを介してあらか
じめ接合し、捷たセラミックス等からなるパッケージ基
体にあらかじめ上記金属枠と接合するメタライズ部を形
成しておくことによリ、透明平板をその金属枠を介して
メタライズ部に蟲接し、金属対金属による気密封着を可
能にしてパッケージを構成しようとするものである。
第3図は本考案の一実施例を、容易に理解できるように
各部材を分離して示したものであモ14は受光用透明平
板で、−例として硼珪酸ガラスを用いている。
各部材を分離して示したものであモ14は受光用透明平
板で、−例として硼珪酸ガラスを用いている。
15は金属枠で、−例としてKOV(コバール)を用い
ている。
ている。
16はセラミックスから成るパッケージ基体11上に形
成したメタライズ部であり、−例としてタングステンを
用いている。
成したメタライズ部であり、−例としてタングステンを
用いている。
12は固体撮像素子、13は導電性ピンである。
このような部材から成る固体撮像装置をその構成手順に
従って説明すると、1ず固体撮像素子12を含まない状
態でパッケージ基体11、メタライズ部16、ピンコネ
クタ13を一体としてパッケージ本体を構成する。
従って説明すると、1ず固体撮像素子12を含まない状
態でパッケージ基体11、メタライズ部16、ピンコネ
クタ13を一体としてパッケージ本体を構成する。
この工程は従来技術による。次に固体撮像素子12を金
シリコン又は有機接着剤によりパッケージ基体11のス
テージ部に接着し、適当な配線を施こす。
シリコン又は有機接着剤によりパッケージ基体11のス
テージ部に接着し、適当な配線を施こす。
この場合金属枠15は必ずしも1種1枚とは限らず、異
種複数枚であってもよい。
種複数枚であってもよい。
透明平板14に金属枠15を接合するハンダガラスとし
ては平板14の歪を小さくするためになるべく低融点の
ものが望筐しい。
ては平板14の歪を小さくするためになるべく低融点の
ものが望筐しい。
加熱手段としては赤外線照射等が用いられる。
このようにして構成された受光部囲壁の金属枠15と固
体撮像素子12を支持したパッケージ基体のメタライズ
部16とを不活性ガス雰囲気、例えばN2ガス中で金属
対金属接合することにより、完全な気密封着が達成でき
る。
体撮像素子12を支持したパッケージ基体のメタライズ
部16とを不活性ガス雰囲気、例えばN2ガス中で金属
対金属接合することにより、完全な気密封着が達成でき
る。
この金属対金属接合法としては、固体撮像素子を破壊し
ない程度の加熱で行ない得るものがいくつかあるが、本
例では金属枠15とメタライズ部16とをあらかじめ金
めつきしておき、金すず半田によってN2ガス中で接合
を行なった。
ない程度の加熱で行ない得るものがいくつかあるが、本
例では金属枠15とメタライズ部16とをあらかじめ金
めつきしておき、金すず半田によってN2ガス中で接合
を行なった。
上述のように本考案によれば、ガラス等で形成された受
光用透明平板をパッケージ基体に金属対金属接合によっ
て気密封着することにより、従来パッケージ基体に直接
封着する際には避けられない高温加熱工程による固体撮
像素子の破壊を防いで良好な気密封着を達成することが
できる。
光用透明平板をパッケージ基体に金属対金属接合によっ
て気密封着することにより、従来パッケージ基体に直接
封着する際には避けられない高温加熱工程による固体撮
像素子の破壊を防いで良好な気密封着を達成することが
できる。
このように金属対金属接合によって構成された本考案の
固体撮像装置においては、水分の漏洩浸入が全くないば
かりでなく、熱的強度および機械的強度試験でも良好な
特性を維持し、その信頼性は従来技術によるものに比し
て格段の差が認められた。
固体撮像装置においては、水分の漏洩浸入が全くないば
かりでなく、熱的強度および機械的強度試験でも良好な
特性を維持し、その信頼性は従来技術によるものに比し
て格段の差が認められた。
又上記実施例で示したガラス平板と金属枠とを低融点半
田ガラスで接合することにより、ガラス受光部には何ら
歪みも現われず、良好な透光性を得ることができた。
田ガラスで接合することにより、ガラス受光部には何ら
歪みも現われず、良好な透光性を得ることができた。
第4図に示す実施例では受光用透明平板14と固体撮像
素子12との間に配置される遮光板17を金属枠15と
一体に形成したものである。
素子12との間に配置される遮光板17を金属枠15と
一体に形成したものである。
この場合金属板よりプレス加工により遮光板を一体に連
設して形成した金属枠を用意すればよく、パッケージの
構成法は上記の実施例と同様である。
設して形成した金属枠を用意すればよく、パッケージの
構成法は上記の実施例と同様である。
第5図に示す他の実施例では受光用透明平板14と固体
撮像素子12との間に金属枠15とは独立して遮光板1
8をパッケージ基体11に設けて成るものである。
撮像素子12との間に金属枠15とは独立して遮光板1
8をパッケージ基体11に設けて成るものである。
これら両実施例のように固体撮像素子の受光部以外への
光漏れを防ぐ遮光板を設けるときは、読み出される電気
信号のも長比を大幅に改善できるので、金属対金属接合
によって得られる特性の改善と相俟って品質を著しく向
上させることができる0
光漏れを防ぐ遮光板を設けるときは、読み出される電気
信号のも長比を大幅に改善できるので、金属対金属接合
によって得られる特性の改善と相俟って品質を著しく向
上させることができる0
第1図および第2図は従来の固体撮像装置の断面図、第
3図は本考案の固体撮像装置の断面図、第4図および第
5図は遮光板を設けた場合の実施例の断面図である。 1.11・・・・・・パッケージ基体、2,12・・・
・・・固体撮像素子、3,13・・・・・・導電性ピン
、4,14・・・・・・透明平板、5,7,8・・・・
・・有機接着剤、6・・・・・・スリット付き遮光体、
15・・・・・・金属枠、16・・・・・・メタライズ
部、17,18・・・・・・遮光板。
3図は本考案の固体撮像装置の断面図、第4図および第
5図は遮光板を設けた場合の実施例の断面図である。 1.11・・・・・・パッケージ基体、2,12・・・
・・・固体撮像素子、3,13・・・・・・導電性ピン
、4,14・・・・・・透明平板、5,7,8・・・・
・・有機接着剤、6・・・・・・スリット付き遮光体、
15・・・・・・金属枠、16・・・・・・メタライズ
部、17,18・・・・・・遮光板。
Claims (2)
- (1)固体撮像素子を支持しかつメタライズ部を有する
パッケージ基体と、低融点ガラス付げされた金属枠を介
して上記メタライズ部に気密封着された透明平板とによ
りパッケージが構成されることを特徴とする固体撮像装
置。 - (2)金属枠が固体撮像素子以外に光が入らないように
形成されたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項記載の固体撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977138747U JPS5818369Y2 (ja) | 1977-10-18 | 1977-10-18 | 固体撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977138747U JPS5818369Y2 (ja) | 1977-10-18 | 1977-10-18 | 固体撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5465675U JPS5465675U (ja) | 1979-05-10 |
JPS5818369Y2 true JPS5818369Y2 (ja) | 1983-04-14 |
Family
ID=29112205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977138747U Expired JPS5818369Y2 (ja) | 1977-10-18 | 1977-10-18 | 固体撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5818369Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-10-18 JP JP1977138747U patent/JPS5818369Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5465675U (ja) | 1979-05-10 |
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