JPS58183560A - 紙堆積体を分捌するための方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、紙堆積体の縁部内に外棚刀を差込むことによ
シこの紙堆積体を多数の紙層に分捌しかつこの外棚刀で
分捌された紙層を移送する方法に関する。

更に本発明は、紙堆積体のための収容部、紙堆積体内に
運動可能な外棚刃および外棚刀の紙堆積体内への差込み
深を変えるための調節機構とを備えた外棚装置および外
棚刀によって分捌された紙層のための移送装置とによυ
紙堆積体を多数の紙層に分捌するための装置に関する。

本発明は、本出願人のドイツ連邦共和国特許出願公開公
報箱２８４９９４９号によって公知になっている公知技
術から出発する。この発明の出発点となっている点は、
分捌されるべき紙堆積体の高さがこの堆積体内での紙葉
の数が一定であるにも拘らず或程度変動すると云う問題
点にある。この現象は、特に紙厚さが異ることに帰因す
る。この異った紙厚さを考慮して、以前は確実な作業を
達すると云う理由から、外棚工程を理論的に必要である
よりも多数回行わなければならなかった。この附加的な
分揃工程は上記の発明にあっては、移送を行う前の最後
の外棚層を僅かな寸法だけ降下させ、このようにして如
何なる場合にあっても外棚刀が最後の紙層上を移動する
ようにして節減された。

このドイツ連邦共和国特許出願公開公報箱２８４９９４
９号によシ提案された構成は実地にあって多くの作業ケ
ースでその実績が認められた。しかし、この構成は、紙
堆積体を可能な限シ正確に分捌しようとする場合、即ち
個々の紙層が紙葉の数の点でその差ができる限シ僅かで
あることが保証される必要がある場合は使用できない。

しかもこの特許公開公報筒２８４９９４９号による構成
の場合、分捌された紙堆積体の最後の層が他の紙層と多
少異なる。しばしば成る製品にあっては許容できない程
度の違いの紙葉数を有することは避けられない。

本発明の根底をなす課題は、同じ紙葉数でしかも異った
堆積高さを持つ紙堆積体を同じが、もしくは少くともほ
ぼ同じな紙葉数の紙層に分捌する方法を提供することで
ある。

この課題は本発明によシ以下のようにして解決される。

即ち、外棚刀を紙堆積体内に始めて差込む以前にこの紙
堆積体の厚みを測定すること、この厚みが基準厚と異な
る際自動的に相当する制御信号を発生させること、およ
びこの制御信号に依存して外棚刀の紙堆積体内への差込
み深さを調節することによって解決される。このやシ方
により、たとえ高さが異った紙堆積体でも極めて一様に
分捌することが保証される。

差込み深さを変えるため、紙堆積体を制御信号に依存し
て外棚刀の運動面に対して垂直に運動させることを提案
する。紙堆積体の厚みを機械的に走査するのが有利であ
る。なぜなら、機械的な走査部材によりその測定毎に等
しい圧力を紙堆積体に及ぼすことができ、これに伴い正
確な測定結果を期待できるからである。

特に上記の方法を実施するのに適している冒頭に記載の
装置の特徴とするところは、評価兼制御機構を介して調
節機構と結合されている外棚されるべき紙堆積体の厚み
を検出するための測定装置を備えていることである。こ
の測定装置が外棚装置の手前に設けられており、これに
より外棚されるべき紙堆積体のための差込み深さが調節
でき、一方当該紙堆積体が測定装置から収容部に送られ
るようにするのが有利である。

測定装置が堆積体上に一定の圧力を及ぼす走査部材を備
えている場合、全く正確な測定結果を得ることができる
。相前後して供給されて来る紙堆積体を測定するため、
この走査部材は紙堆積体を持上げるための調節部材と結
合されている。紙堆積体のための収容部が外棚刀が差込
まれる縁部領域内でこの紙堆積体を保持するトングを備
えているのが、紙堆積体の外棚の正確さを期するのに合
目的である。外棚刀の紙堆積体内への差込み高さを調節
するため、トングの下方のジョーが外棚刀の運動面に対
して垂直方向に運動可能である。トングの下方ジョーの
ために外棚刀の運動に対して同期して作動される駆動部
が設けられておシ、この駆動部が外棚刀を紙堆積体内に
差込んだ後ジョーを外棚刀から離れるように運動させ、
紙層の送りが終った後外棚工程のための作業位置にこの
ジョーが戻シ運動されるように形成されいる際、外棚刀
を差込んだ後極めて容易に押込ませることが可能であ）
、この場合ジョーの作業位置は評価兼制御機構と結合し
ている駆動部によって調節可能であるストッパによって
定まる。

以下に添付図面に図示した実施例につき本発明を詳説す
る。

紙堆積体１を移送するため、互いに間隔をもって設けら
れた条片２から形成されたコンベヤベルトが設けられて
おり、このコンベヤベルトは紙堆積体１の部分のための
収容部５の止め当接部としての段差部３を備えている。

紙堆積体１を外棚刀６がこの紙堆積体１内に差込まれる
縁部領域内で保持するためのトング４はローラ７と８の
様式の第一のジョーと第二のジョーを備えている。ロー
ラ７は固定した軸９を中心にして揺動するレバー１１に
、そしてローラ８はロッド１２に沿って上下動可能な案
内部分１３に回転可能に支承されている。

ロッド１２は担持体１４に固定されておシ、押えばね１
６け担持体１４と案内部分１３に支持されている。した
がって案内部分は常にローラ７の方向に押圧されている
。案内ロッド１３は案内縁１７を備えている。したがっ
て案内部分１５は紙堆積体１がトンガ４内に摺動した際
上方へと押上げられる。アングル材の形に形成されたレ
バー１１は押えばね１８により偏心輪１９の様式の調節
可能なストッパに対して押付けられる。この偏心輪の軸
２０はモータ１５の様式の駆動部と結合されている。レ
バー１１は制御ローラ２１を担持しており、この制御ロ
ーラは制御カム２２の様式の駆動部と協動する。

制御カム２２は制御ローラ２１を解放するカム部分２２
ａと制御カム２１を案内するカム部分２２ｂとを備えて
いる。制御カム２２は軸２３上に固定されており、この
軸２３は１：２の減速比の歯車対２４と駆動軸２５とを
介して図示していない機械主駆動部によって駆動可能で
ある。

外棚刀６はスライダ２６に固定されていて、このスライ
ダは案内ロッド２７と２８に活って２方向矢印２９の方
向で往復動可能である。このスライダ２６には制御ジョ
ー３１が支承されており、この制御ジョーは外棚刀６と
共にトング３２を形成している。即ちトング５２を備え
たスライダ２６は外棚された紙層のための排送コンベヤ
５３を形成している。トングを備えたこのようなスライ
ダの技術的な細部は例えばドイツ連邦共和国特許出願公
告公報２２２５０６！１号に示されておシ、かつ説明さ
れている。この場合もちろんこの公報に示されている装
置ではトングの上方ジョーは制御可能であり、この点□
は本願発明と何等異るところがない。

スライダ２６とこれに固定されている外棚刀６は制御カ
ム２２と同期して駆動される。この制御カム内で軸２５
上に偏心ピン３６を備えた円板３４が固定されており、
この偏心ビンはクランクロッド３７を介してレバー３８
に作用する。このレバーはスライダ２６に枢着されてい
る連結ロッド３９と結合されている。レバー３８け軸受
４１に揺動可能に保持されている。

担持体１４に支承されていてかつ２方向矢印４２の方向
で揺動可能な支持レバー４３は外棚刀６と協働する。こ
の支持レバー４３け公知様式でスライダ２６および外棚
刀６と同期して同様に軸２５と結合されている図示して
いない制御カムを介して制御可能であシ、彎曲されてい
てフォーク状に形成されている多数の櫛歯４３ａを備え
ている。これらの櫛歯のために外棚刀６内には相応して
切欠き４４が設けられている。

段差部３の上方には分捌されるべき紙堆積体１の厚みを
検出するための測定装置５１が設けられている。この測
定装置５１はラム５２として形成されていてかつ保持体
５５内で２方向矢印５４の方向で運動可能な走査部材を
備えている。この走査部材は押圧ばね５７によ多段差部
３上に存在している紙堆積体１に対して押付けられる。

ラム５２における当接部５８は下降運動を制限する。ラ
ム５２は保持体５３に固定された測定値記録体５９と結
合されておシ、この測定値記録体はダイヤルゲージのよ
うに構成されておシ、その軸６１は電位差計６１と結合
されている。

保持体５３は空気圧によシ作動される調節部材６３によ
シ案内部６２に清って２方向矢印６４の方向で運動可能
に支承されている。案内部６２はストッパ６６を備えて
おり、このストッパに保持体５３が作業位置で押付けら
れる。

測定値記録体５９は評価兼制御機構６７を介して調節機
構６８と結合されている。この場合この調節機構はステ
ップモータ１５、偏心輪１９およびレバー１１によって
形成されている。

この評価兼制御機構６７は比較位置６９を備えており、
この比較位置に測定記録体５９と基準値発生装置７１か
ら信号が供給されかっこの比較位置は制御可能な記憶装
置７２と結合されている。この記憶装置は、これが機械
制御部から操作される走査部材７３により制御信号を与
えられた時常に比較位置６９から信号を収受する。

その際記憶装置はその都度の出力信号を次の信号が発生
されるまでステップモータ１５を制御する制御ユニット
７４に与える。

上記の外棚装置の作動態様は以下の通シである。

上記の例の場合、分捌されるべき紙堆積体１は次の加工
に適している紙層のための一回分の外棚工程が達せられ
るような高さで示されているにすぎない（しかし、ドイ
ツ連邦共和国特許出願公開公報第２８４９９４９　号に
図示されている実施形によりより高い紙堆積体１のため
に多数回の外棚工程も実施可能である。） 紙堆積体１が段差部３から収受部５内に送シ込まれる直
前に、制御可能な記憶装置２７がクロックパルス発生装
置７３から制御信号を与えられる。これによυ記憶装置
は比較位置６９から与えられる紙堆積体１の基準値と万
−異なる高さに相応する信号を収受する。この信号を記
憶装置７２は制御ユニット７４に与え、この制御ユニッ
トはこの信号に相応してステップモータ１５を制御する
。

測定された紙堆積体１の高さが基準値発生器７１から与
えられる基準値に一致している場合、ステップモータ１
５は制御信号を収受しない。

即ち、偏心体１９け図示１の位置に留まったままである
。紙堆積体１の高さが所定の高さよシ低い場合、ステッ
プモータ１５け偏心輪１９を時計の針と反対方向に旋回
させ、これにょジローラフは紙堆積体１の高さ差の半分
の値に相応して持上げられる。測定された紙堆積体１が
所定の高さよシ高い場合は、偏心輪１９はステップモー
タ１５によシ相応して反対方向に回転される。引続いて
調節部材６３は図示していない□機械制御部により作動
される。即ち、保持体５３・は上方へと運動させられる
。この場合、当接部５８は保持体５３に当接し、更に保
持体５３の上昇運動が続けられた場合ラム５２は紙堆積
体１から持上げられる。ここで、紙堆積体１は図示して
いない手前に設けられる送如機構によ如トング４内に押
込まれる。この場合紙堆積体は案内部分１３の案内縁１
７に活って滑動し、押えばね１６の作用に抗してこの案
内部分を押上げる。紙堆積体１が条片２の段差部３を通
過すると、この紙堆積体１は静止し、その先行する縁部
の領域内でローラ７と８−このうちローラ８は押えばね
１６の作用下にある一間で固持される。同時に、新しい
紙堆積体１が段差部３に達し、その後調節部材６３によ
シ保持体５３が再び下降される。これによりラム５２は
紙堆積体１上に載り、押えばね５７によシ一定の力でこ
の紙堆積体上に押付けられる。

ジョー３１が下方へと傾到爆れるとスライダ２６は外棚
刀６と共にトング４の方向に移動させられ、したがって
外棚刀６はその鋭端で紙堆積体１内に浸入する。外棚刀
６が紙堆積体１内に浸入した直後、制御ローラ２１は制
御カム２２上に走載し、この制御カムはカム部分２２ａ
と２２ｂ間の移行範囲でレバー１１を時計の針方向に揺
動させる。これによって、トング４のローラ７はその作
業位置から出て下方へと降下する。即ち、トング４は開
く。したがって外棚刀６はほんのちょっと更に紙堆積体
１内に浸入する。外棚刀６がこのように紙堆積体１内に
更にほんのちょっと浸入すると共に支持レバー４５もト
ング４の方向で揺動され、この場合この支持レバーの支
持櫛歯４３ａは外棚刀６の相応する切欠き４４内に浸入
する。支持櫛歯４３ａは外棚刀６によって分捌された紙
堆積体１の上方手部分を担持する。したがってジョー３
１が閉じた後これと外棚刀６によって形成されたトング
３２が外棚刀６によって分捌された下方の紙層を掴み、
スライダ３６が戻シ運動することにより排送される。外
棚刀６がトング４から抜出た後レバー４３は揺動して戻
る。これによりトング４内に留まっている紙層はローラ
７上に落下し、ローラ７はそれでも降下した位置に保持
される。なぜならレバー１１のローラ２１け次の作業周
期の終期まで制御カム２２のカム部分２２ｂ上を転動し
ているからである。下方の紙層が排送された後、ジョー
３１は再び開き、スライダ２６は外棚刀６と共に新めて
トング４の方向に運動させられる。ローラ７が、既に述
べたように、依然としてその下降位置に保持されている
ので、外棚刀６がトング４内に留まっている紙層を越え
て滑動することが保証される。

外棚刀６はローラ８を介して案内部分１３を幾分上方へ
と押付け、再びトング４内に、ジョー３１が閉じること
によシトフグ４内に留まっている紙層が捉えられ、スラ
イダ２６が戻シ運動することによシ同様に排送される程
度にトング４内に入込む。同時に、予め再び測定工程が
開始された後、新しい紙堆積体１がトング４内に押込ま
れる。レバー１１に設けられている制御ローラ２１がカ
ム部分２２ｔｌから再びカム部分２２ａに達する。これ
によシレバー１１は押えばね１８の作用下に時計の針方
向とは反対方向で旋回されてその作業位置に戻され、こ
の作業位置でレバーはその間に場合によっては再び調節
されている偏心輪１９に当接する。ここで所定の作業相
が繰返される。

紙堆積体１を２つの外棚層よシ以上の外棚層に分捌しよ
うとする場合は、制御カム２２をドイツ連邦共和国特許
出願公開公報２８４９９４９号の第２図に図示されてい
るように形成すればよく、機械作動周期に相応する減速
比で駆動すればよい。

ステップモータ１５をコンピュータを介してその都度測
定された堆積体高さに依存して、異った厚みの層が分捌
されるように制御することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は紙堆積体を分捌するための装置の本発明による装
置の重要な構造部分の概略図。 □　図中符号は １　・・・紙堆積体 ５１・・・測定装置 ６７・・・制御機構 ６８・・・調節装置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　紙堆積体の縁部内に外棚刀を差込むことによ如この
   紙堆積体を多数の紙層に分捌しかつこの外棚刀で分捌さ
   れた紙層を移送する方法において、外棚刀を初めて紙堆
   積体内に差込む以前に紙堆積体の厚みを測定すること、
   および基準値と異る厚みが生じた際自動的に相応する制
   御信号を発生させること、およびこの制御信号に依存し
   て外棚刀の紙堆積体内への差込み深さを調節することを
   特徴とする、上記方法。 ２　紙堆積体を制御信号に依存して外棚刀の運動面に対
   して垂直方向で運動させる、前記特許請求の範囲第１項
   に記載の方法。 ３、　紙堆積体の厚みを機械的に走査する、前記特許請
   求の範囲第１項或いは第２項に記載の方法。 ４、　紙堆積体のための収容部、紙堆積体内へ運動可能
   な外棚刀および外棚刀の紙堆積体内への差込み深さを変
   えるための調節機構とを備えた外棚装置および外棚力に
   よって分捌された紙層のための送り装置とを有する前記
   特許請求の範囲第１項に記載の紙堆積体を多数の紙層に
   分捌するための方法を実施するための装置において、分
   捌されるべき紙堆積体（１）の厚みを検出するための測
   定装置（５１）が設けられており、この測定装置が評価
   兼制御機構（６７）を介して調節機構（６８）と結合さ
   れていることを特徴とする、上記装置。 ５、　測定装置（５１）が外棚装置の手前に設けられて
   いる、前記特許請求の範囲第４項に記載の装置。 ＆　測定装置（５１）が紙堆積体（１）に一定の圧力を
   作用させる走査部材（５２）を備えている、前記特許請
   求の範囲第４項或いは第５項に記載の装置。 ′７．　　走査部材（５２）が紙堆積体（１）を持上げ
   るための調節部材（６３）と結合されている、前記特許
   請求の範囲第６項に記載の装置。 ａ　紙堆積体（１）のための収受部（５）が外棚刀（６
   ）が差込まれる縁部の領域内で紙堆積体を保持するトン
   グ（４）を備えている、前記特許請求の範囲第４項に記
   載の装置。 ρ　トング（４）の下方のジョー（７）が外棚刀（６）
   の運動面に対して垂直方向で運動可能である、前記特許
   請求の範囲第８項に記載の装置。 １０、トング（４）の下方のジョー（７）のための、外
   棚刀（６）の運動に同期して作動される駆動部（２２）
   が設けられておシ、この駆動部が外棚刀（６）が紙堆積
   体（１）内に差込まれた後ジョー（７）を外棚刀（６）
   から離れるように運動させ、紙層が排送された後ジョー
   （７）を外棚工程のための作業位置に戻（り運動させる
   ように構成されており、この場合ジョー（７）の作業位
   置が評価兼制御機構（６７）と結合されている駆動部（
   １５）によって調節可能な当接部（１９）によって定ま
   るように構成されている、前記特許請求の範囲第９項に
   記載の装置。